わが家に小さなかいじゅうさんがきた
全身毛に覆われて
細くながーいしっぽなんかつけちゃって
いっちょまえに走り回っている
ひとしきり飛んで、跳ねて、転んで
ひとしきり食べて、飲んで、 ...
ひとりぼっちの
さびしい こどもが
みあげる
一番星。
父さんかしら
母さんかしら
ピカピカ と 光り
その輝く 光りが、
瞳のなかから
こころの奥へ ...
水と二酸化炭素でできている
炭酸水は僕と同じだ
塩も砂糖もない
味気ないところも同じだ
シュワシュワするところが
刺激と感じるか
爽快と感じるかは
相手による
いずれ
気 ...
白い金平糖を
ざりり と噛み砕いて
君の骨と置き換える
さらさら 粉になった君は
私の細胞の一部になって
いつまでも 囁いていて
私の名前を
死ぬまで ずっと ...
はなくそに
私がくっついている
はなくそが
前にすすむと
私も一緒にすすむ
私のはなくそは
私が作った
はなくそが
こんにちは
しているとき
そのまま
風に吹か ...
どうぞよろしく
この空をただしさが覆いつくし
こまかい罪のすみずみまでがあかるくされ
わたしは死ぬ あなたも死ぬ
ねずみも くまも うさぎたちも 間違いなく死んでいく
さいごにはみずうみ ...
絵の教室で聞いた話。とある農家から出た木の仏像があって、手に入れた絵描きがアトリエで作業の合間に眺めて過ごしていた。ある日、いつものように画布と格闘していると、いきなり真っ二つに仏像が割れた。頭の先か ...
西武だったビルを背に
錆かけたブロンズ弦を掻き鳴らす
白い腕ばかりが気になって
歌なんかまともに聞いてやいないけど
クラーク先生に忠実な彼の愚直さに
譜面台にぶら下がった「日本一周」の文字に ...
しろやぎさんから
メールが送信された
あおやぎさんたら
読まずにゴミ箱に捨てた
仕方がないので
メールを入れた
「おめでとうございます!
あなたに25億円が当たりました!」
( ...
いつの間にか落ち込んで、本棚の隅に引っかかっていた文庫本を見
つけた。手に取って頁の目地に溜まった埃を払う。
金沢市片町1-1-23 07**−61−7950
古い住所のその ...
夏は嫌いだ。
だから死ぬなら、突き抜けた青い空がどこまでも続く夏の日がいい。
死に方はなんだっていい。じぶんで自ら命を絶とうが、誰かに命を奪われようが。
だけど、死ぬ場所は室内がいい。
窓に四 ...
知らない魚と出会いたいだけだ
魚に知らないと言われたいだけだ
名前などいらないというわけだ
欲しいのは忘れられる権利
ふるさとをなくしたところで
さて今日はいい天気だ
言葉を持たないどこか ...
地下鉄のホームの端には観音開きのドアがあり、さらに地下の映画館に続いている。古い時代には小劇場であったらしく、今は喫煙所になっているあたりにはかつて営業していた食堂の名残が認められる。観劇の前にそこで ...
和歌はわからない
詩は知らない
俳句は苦しい
1.蝉の脱け殻
階段を登っていると、カサリ と音がした
足もとに目をやると、蝉の脱け殻が潰れていた
私はそれが、崩れてしまわないように、
そっと、ポケットに仕舞った
2.虫籠 ...
子どもは
社会をうつす鏡である
子どもをみれば
家庭がわかる
学校がわかる
社会がわかる
子どもは
家庭の中で
学校の中で
社会の中で
教え育てられたものである
よおて
ぐちばかり
ゆうて
ねても
いびきかくと
「ウルサイ」
いきて
さびしいと
ゆうて
いまも
まいあさ
しんで
しんで
しんで
しんで
...
いつの世にも
悪法に泣く庶民がいる
遠い昔の 生類憐れみの令
そのお犬様は
今はリサイクル
リサイクル リサイクル リサイクル
リサイクル様のお通りだ
税金 ...
このごみの分別に、どれだけの手間と時間を費やしているのだろうか。
よごれをおとし、かさばるのでつぶしたりきったり、置く場所にも苦労
する。自治体は条例により強制的に分別させる。開封調査など ...
詩が書けなくなったせいで
何も書きたくなくなった
詩の一編は
米一粒にもならない
空から落ちてくる無数の水滴
温かい空気は冷たい方に移動して
電気の溜まった天空に稲妻が走る
...
朽ちない白い 小さな花と
朽ちゆく赤い 大きな花と
今夜は何の夢を見ようかと
腐りゆく水に 足を浸しながら
ぽつり ぽつりと 言葉を落として
顔を上げると
月はなく ...
昔々ある山の麓に、綺麗な水を湛えた大きな湖がありました。
水際には雪のように真っ白な小さな花が咲き乱れ、いつも、きらきらと揺れながら、囁くように唄っていました。
いまは昼。 のちに夜。
...
お月さま踊り場に降臨
満月にわっとおどろく
月と一緒に夜の音を聴く
月語も話せるメイドさん
あの日の風船が月まで届く
月夜は君のなかにある
久し振りに見た友は
額の正面の髪の毛を白い塊にして
少し垂れ下がった目尻には
細かい皺を溜めていた
よう !!
お互いが働き盛りたっだ頃に
道を分かった友は
なんと逞しく生きて来 ...
人の子に似た声の機械が
荒れ野に山と積まれていて
自分以外を呼びつづけている
舌先に燈る火のなかで
ひとりの鹿が会釈する
目を閉じた笑み 風の音
水のにおい
...
便器の渦から助けた蜘蛛に
自己満足という名をつけて
窓も餌も無い場所に張られた巣を
ぼんやりと眺め泣いている左目
ちよこは
「東京には海がない」
と言いながら
大坂なおみに対抗して
江戸前寿司を40巻食った
東京なのか
大阪なのか
ただでさえ
何言ってんのか分からないのに
いい加減
はっき ...
青いレモン
レモン 雨
...
透明な箱が
横たわっていて
埋めることも
奏でることも
触れることも
できない宇宙に
立ち向かうけれど
思い出や
CDの曲や
未来の夢さえも
空白の時間を
必要と ...
疲れ過ぎた旅人 詩さくの森へ ようこそ
樹海のしらべは 虫の競演 ささやく小鳥 つぶやく木陰
小川のせせらぎは 感じる者に寄り添って 曲を創り奏でる
静かなる 七変化の湖は 甘く、辛く ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
かいじゅうさん
ラムネ
自由詩
0
18/9/17 12:29
一番星
八木ヒロマサ
自由詩
0
18/9/17 12:21
炭酸水
イオン
自由詩
0
18/9/17 12:02
金平糖の空想
赤椿
自由詩
1
18/9/17 1:54
はなくそ
次代作吾
自由詩
0
18/9/17 1:11
どうぞよろしく
はるな
自由詩
3
18/9/16 20:26
仏像
春日線香
自由詩
1
18/9/16 20:10
買物公園をただよう天使は戦車を待っている
R
自由詩
3*
18/9/16 19:13
ツノラー「バカ貝」
花形新次
自由詩
0+
18/9/16 19:04
片町書店へ / 悪戯電話をして
beebee
自由詩
11*
18/9/16 18:40
ぼくの終わる日
言狐
自由詩
3
18/9/16 18:18
原理
やまうちあつ...
自由詩
1
18/9/16 17:14
劇場にて
春日線香
自由詩
0
18/9/16 17:08
僕は文学オンチ
zenyam...
自由詩
1
18/9/16 14:46
夏の忘れ物
長崎螢太
自由詩
5*
18/9/16 11:51
子どもは鏡
zenyam...
自由詩
0
18/9/16 10:26
よおて
犬絵
自由詩
3
18/9/16 9:13
悪法に泣く庶民
st
自由詩
1
18/9/16 8:58
ごみ・プラスチック製容器包装の闇
〃
散文(批評...
1
18/9/16 5:33
俺の心に
こたきひろし
自由詩
3
18/9/16 1:00
うつらうつら
赤椿
自由詩
3
18/9/16 0:50
金平糖草と野うさぎ
愛心
自由詩
6
18/9/16 0:50
月夜ソング
水宮うみ
川柳
2*
18/9/15 20:56
友人と再会して / その日の記録として
beebee
自由詩
3*
18/9/15 20:26
なまえ ひとり
木立 悟
自由詩
3
18/9/15 20:21
ノート(空白)
〃
自由詩
4
18/9/15 20:19
ツノラー「愛しのちよこ」
花形新次
自由詩
1
18/9/15 20:01
これは絵画です
仁与
自由詩
1
18/9/15 17:02
空白
ミナト 螢
自由詩
1
18/9/15 14:51
かぎりない 羨望の詩らべ 安らぎの園へ
むっちゃん
自由詩
8*
18/9/15 14:03
1123
1124
1125
1126
1127
1128
1129
1130
1131
1132
1133
1134
1135
1136
1137
1138
1139
1140
1141
1142
1143
1144
1145
1146
1147
1148
1149
1150
1151
1152
1153
1154
1155
1156
1157
1158
1159
1160
1161
1162
1163
加筆訂正:
四季彩の風と空
/
むっちゃん
[18/9/16 8:51]
ご指導により、修正しましたが、まだまだ足らない様です。
四季彩の風と空
/
むっちゃん
[18/9/16 8:51]
ご指導により、修正しましたが、まだまだ足らない様です。
金平糖草と野うさぎ
/
愛心
[18/9/16 6:34]
ツノル様のコメントを受け、修正。9/16
4.08sec.