○「三無会長」
仕事なし、子育てなし、介護なし
で健康!なんだから
自治会長ぐらいやりなさいよ!
とまわりの目が言っている
俺もいよいよ地域に恩返しする時が
来たようだ

○「記録なし ...
あなたを腕に抱いて、
わたしの背丈ほどの桜の若木の前に立った。
背丈ほどでも、小さな花が四、五輪咲いていた。
あなたにとっては、生まれて初めて見る桜。
なんでも触って確かめたい年頃だから、
...
毎年この時期になると
どこも役員決めで大変だ
ほんとうにやる気がない時は
重苦しい空気に耐えながら
目を上げないで
ただ同じ言葉を繰り返す
「ほかの方にお願いします」と
でも、いつもそう ...
今年も咲いた
家の裏にある公園の桜。

去年と違うのは
手の中で微笑む父の遺影。

ぶわっと強く吹いた風に
花びらが舞い踊れば
「綺麗な景色だ。」と
喜んでいるかのようだ。
   コロコロと 車道ころがる花びらに

         ためいきひとつ 駆け足の春
いたわってあげたい

今一番弱っているから

今年もあざやかに咲かせてくれた

これから 緑の葉をたくさん広げて

来年に備える

さくらが引き込まれる美しさをもつのは

...
耳の奥の海の青さ
朝のまま蝶よ渡れ
俄かに結びまた解ける
気まぐれな踊り手たちの
死の求婚を袖にしながら
ただ風を漕ぎ あの島の
今は盲いた娘の白髪を
露こぼす花となり飾れ
高まる日差 ...
君が世界のすべてではないけれど、それでも君が好きです。
きっと世界にとってはとびきり特別ではないこの恋を、とびきり特別に思わせてくれる君が好きです。
「蒼天」


はげしく病みつかれた後に

安静の机上に

灰皿は戻らなかった

こころさびしく

月明かりにうっとりと酔う心地

朝、白く霞んでいる頬に

背かないように ...
惜しみなく埋める
余白に乾杯 

赤とか白とか 
少し墨のついた
筆を垂らした文字とか
 
幾何学模様から流れる
音符のような階段の先に
咲く未来 

それが
来年と言う名 ...
黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ
黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ
黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒いまんこ 黒い ...
1円が足りないレジの点検でもう5回目の切腹である たこ焼きにキャベツを入れる優しさで祖父の言葉を訳し伝える 節分の打ち上げで酔い潰れてた鬼を背負って帰る雪道 今朝も鶯が
美しい声で「ホーホーケキョ!」
と盛んに鳴いている
新緑の木漏れ日の中から
聞こえてくる「ホーホーケキョ!」
の声を聴いていると
ワイフの小言も忘れて
思わずうっとりする
...
いそいで
いそいで
すずめが走る

いそいで
いそいで
すずめが走る

てまり公園には
誰もいない

誰もいないあいだ
独り占め

いそいで
いそいで
すずめが走る
...
タンポポの花が二つ
そっと寄り添って
仲のよい日光浴をしている
少し離れたところでは
慌てん坊のタンポポ
一人綿帽子

風に揺れて
いついつ舞い上がる
興味深げに
カラスノエンドウ ...
あなたはだあれ?

はなももです

しっかり咲いて
とてもきれい

あなたは?

すももです

すっかりと
花ひとつなくて
おばあさんみたい

ほほと笑いながら
たくさ ...
小高い丘に
鉄塔が立っている

周辺の家々に
電気を送る為なのだろうが
今はもう使われていない

住む人も絶えた
この地域には
もういらなくなった

このあたりに
ポツリポツリ ...
要らなくなったものが沢山有るんだ
沢山有りすぎて言葉に出来ないよ

身についた垢みたいに洗い流せれば良いけれど
棄ててしまうには惜しいものばかり
だからみんな引きずるようにして生きているのさ ...
それは不完全な割り箸であった

何処かの外国で作られた物だろうか

緩やかに少し曲がっていて

きれいに割る事が出来なかった

不完全な私にピッタリだと

曲がったその割り箸で、苦 ...
マーブリングで描かれた永遠の模様

始まりはいつも、そんな曖昧さで、語る事を許さない

抽象的な静物画 又は、静物を見て取る抽象画

暫くは何を見たのか分からない

断片的に、光! ...
――ペルー・リマにて――

ミラフローレスの夏の朝は
パッションフルーツジュースの
なめらかな甘い黄の香りがする

1月の夏は
どんよりした曇天の下で
眠りのように紫立った
ライラッ ...
あなたは真っ白な豆腐みたい
自分のふるえでこわれそう
なのにだれにでも染まってしまう

味がないわけではないのに
だまって同化しちゃうんだね
どんなに小さくなってもなくなりはしないのに
...
ヅラかどうか
確証がない
どうすれば真実を
突き止められるのか?

そう考える人間が
奴のクルーザーに火をつけて
ヅラに燃え移るのを
回避するために
奴が自ら脱ぎ捨てるのを待つという ...
海月の吐息に呼応して、樹皮が呼吸をし続ける。
鮮やかな浴槽で、寝息を立てて死んでいる。
 
褐色の両腕を伸ばせば光は遠し、
水底に眠らば、浴槽に僕ひとつ。
小さな魂は
小さなことで悩み
大きな魂は
大きなことで悩む
小さなことで、と言われても
俺の魂は容量も小さいので
苦しさは変わらない
春が流れていく

みなもに降り立った
無数のひとひらたちは
いたづらに未来を占ったりしない
何にも誰にも逆らわずに
やがて
その先でひとつになる

裏もなく表もなく
命は等しく終わ ...
臭いがきつくてたまらない
とワイフがいうので
無臭のトイレットペーパーを
買いに行った
ところが「香りつき」と書いてあるものばかりだった
やっと下の方にそうでなさそうな
トイレットペーパー ...
いつもの僕の 窓辺には
小さな壁が 舞っている
知ってることだけ 捕まえた
子供の顔で 生きている

羽虫を一匹 食べてると
大きな蝶が 飛んできた
子供の顔の 壁たちは
一瞬わら ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ああ!自治会長ホカチャン自由詩2+*18/4/5 16:26
北野つづみ自由詩918/4/5 11:56
役員の断りかたホカチャン自由詩118/4/5 8:30
回想梓ゆい自由詩2*18/4/5 3:10
3月末の満開さくらさがらみずは短歌1*18/4/5 1:34
葉桜佐白光自由詩218/4/5 0:36
蝶の便りただのみきや自由詩5*18/4/4 19:56
君が好き水宮うみ自由詩1*18/4/4 19:48
蒼天渚鳥自由詩2*18/4/4 18:47
金魚の悩み藤鈴呼自由詩018/4/4 18:32
現代詩のオマンジュ (訳あり転載)OMEGA自由詩1*18/4/4 16:35
1円が足りないレジの点検でもう5回目の切腹である北大路京介短歌118/4/4 13:11
たこ焼きにキャベツを入れる優しさで祖父の言葉を訳し伝える短歌218/4/4 13:11
節分の打ち上げで酔い潰れてた鬼を背負って帰る雪道短歌018/4/4 13:11
鶯嬢ホカチャン自由詩218/4/4 12:30
てまり公園腰国改修自由詩2*18/4/4 12:28
タンポポ自由詩1*18/4/4 12:02
大きな春の公園にて自由詩1*18/4/4 11:51
鉄塔まーつん自由詩5*18/4/4 11:25
棄てたいものなんてこたきひろし自由詩118/4/4 6:54
それは不完全な割り箸であった暁い夕日自由詩2*18/4/4 2:39
僕が見る夢自由詩2*18/4/4 1:04
ミラフローレスの夏の朝Giovan...自由詩3*18/4/3 21:50
お豆腐の君朧月自由詩218/4/3 21:09
燃える若大将花形新次自由詩118/4/3 20:10
浴室古具をふね自由詩018/4/3 20:01
悩みホカチャン自由詩118/4/3 16:28
a piece of springそらの珊瑚自由詩15*18/4/3 15:04
香りつきトイレットペーパーホカチャン自由詩018/4/3 14:47
星と僕は他人だ竜門勇気自由詩1*18/4/3 14:02

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