落ち葉を踏むと
くしゃみをするから
肺が潰れて
壊れてしまうね
折り重なった
体をかばい合い
伝染病のように
死んでいく
同じ顔をした
違う命に
秋という音が
渡される時
...
もういいよ善とか悪とか正義とか公園のベンチでビスケットを食べよう
味気ない今だとしても生きてれば星の綺麗な夜にも会えるさ
入力の速い彼女はいつだってタンタカタンと短歌を ...
あの頃棲んでいた借家には夜な夜な鼠が現れた。
一匹だったけど煩くて仕方ないから薬局でネズミホイホイを買ってきた。
俺は「ゲゲゲの鬼太郎」の中で鬼太郎よりもねずみ男が好きだった。
彼は世俗の象 ...
その光、その色
ジェラシーに似てる
太陽の末路
心にも沈める
海があったら
こんなにも熱く
燃えたりはしない
鍵穴から
ねじ込んだ想いを
君は受け取って
くれなかったね
あれ ...
側溝に流した葉っぱ
ボクと枝分かれした航路を川の方へゆらゆらと
側溝に流した今日
ボクと枝分かれした時を昨日の方へゆらゆらと
側溝に流した葉っぱ
ボクと枝分かれして青い海へとたどり着 ...
ぼくにもキミにも二つの人格があってさ
二重人格とかそんなんじゃなくて
星のゆりかごに揺られながら
人は二つの人格をそこで宿すんだ
ぼくにもキミにも二つの人格があってさ
二重人格とかそんな ...
500円コインで販売している未来の事
3分先の未来情報
競馬場で入手できれば
紙吹雪の中で、ほくそ笑む自分を見る
1億円で販売している未来の事
10年先の ...
星の死がいつまでもうつくしいってのは
人間のかんかくで勝手にいっているだけで
おなじ星同士からみたら
けっきょくねえグロテスクきわまりないだろう
人間はいろんな色やひかりに
わりあいなんでも ...
おぼろげな夢のなかで
おまえは踊りはじめた
おざなりなワルツのプロローグ
おぼつかないステップの羅列
金属のような月明かりが
照らす板張りの床のうえで
同じリズムが何度も、何度 ...
笑うのにも
エネルギーがいる
口角を上げるのにも
努力と練習が必要
気が付くと
みんな同じ表情をしている
泣くこともなく
頑張りを見せることもなく
日々を受け止めて
言い ...
君が、ひどくカッコ悪いおじさんになってたらいい、って思う
あの頃の面影もなく太ってハゲちゃったりなんかして、肌もガサガサで…
そんな風なこと考えてちょっと愉快になって笑ってしまうあたしは嫌な女 ...
どれだけ愛に幻滅しても
どれほど裏切られて
傷ついたとしても、
あなたが
あなた自身の
愛のすべてを誇れるように
抱きしめられるように
心の根底に決して消えない
愛が、だれにもある
...
滲んで光る月の下
背中にある声は優しくて
瞳を閉じて闇の中
あなたの胸に落ちてゆきたい
鉢植かってすぐ枯らす
屋台の金魚すくっては死なせるみたいなりぼん型につくられて売ってある帯の醜さ!
提灯の影のいちばんうすいとこめがけて投げたみずふうせん
いつまでもごむのにおいが掌にのこっ ...
カジノ反対ってさ
嫌なら行かなきゃ良いだけだろ
一週間に一度は行くのが
義務だってんなら
俺も大反対だけどさ
必死に反対すんのが
いまいち分からない
ダービーの日に
府中でデモして ...
後悔したときは、
後悔に苦しむ
自分を許してあげましょう
だれかを憎んで
腹が立つときは、
仲良くなりたいなと願って
許しましょう
自分自身が許せないときは、
自分が自分を愛し ...
立っている
風のないブランコの上で
身体に巻き付けた鎖の鎧
もう抱きしめたり出来なくなった
誰かの抜け殻に熱を上げて
錆びた鎖には映らなかった
思い出の日々を揺らし始める
砂時計 ...
熱風が吹く夏の午後
僕は木陰に座っていた
何一つ考えることなく
ただ予感がヴィジョンを結ぶまで
草木が揺れ
積乱雲が流れ
風景は異郷と化し
一日も百年も等しくなって
裸の少女が夢見 ...
紙に描いた仮定の人物の横顔
その輪郭線は自分の顔だと主張して
パズルのようにピッタリ向かい合う
二つの概念
対義ゆえに二人ひとりの正面画のよう
口付けを交わし続ける恋人たちのよう
その愛は ...
氷が溶けて鳴る
その音に瞼をひらいた
汗をかいたグラスにジンのなごり
君の香りを撹拌する空調
目覚めぬそのまぶたを震わす夢に
嫉妬しながら氷をつかむ
さあ グラスにもう一杯の媚薬
蜥蜴み ...
○「弱肉強食」
強いものが
弱いものを食うのではなく
悪いやつが
やさしいものを食う
○「人間関係」
悪意はすぐ伝わるが
善意はなかなか伝わらない
○「大型店」
広い駐車場に ...
壊れるから注意
壊れたから注意
壊したから注意
壊されたから注意
ワレモノ注意
我のモノ注意
心を壊そうとモノを壊す
壊れた心がモノを壊す
ワレモノ注意
我のモノ注意
...
無意味に星が光ってる
無音の中に光ってる
無意味に地球がぐるぐる回る
特に変わらず回ってる
だから無駄にブルブル言わせて走る
無駄にでかい声でしゃべってる
にいちゃんねえちゃん ...
瓦礫
ぬくぬくの
肌のにおいの子守唄
あきらめにぬるい血が満ちてゆく
とっくに腐ったぬるい血が
ビニール袋に穴開いて
ぴゅーぴゅーこぼれる腐った血
ずっと
ただ、謝 ...
完全にすりつぶせ
火種完全にすりつぶせ
もう燃えたりしないように
全部壊せ
変わらず際限無く水銀が蛇口から出るから
※
これはもう毒ですらない
ゴミ
臭いだけのゴミ の ...
悩んだとき
季節を感じたいとき
独りになりたいとき
晴れでも雨でも散歩したくなる
心が静かになっていく
周りは騒がしくても
心は静かになっていて
雑音が入ってこない
緑の多 ...
硬い雲達に負けないように
灰色の煙突はまっすぐと立つ
足元でうるさい虫どもの声も気にせず
頭の上を滑る飛行機にも動じない
空がただ高くなるたびに
煙突はぐんぐんのびた
空が夕焼け色にな ...
朝日が眩しくて
日曜なのにこころに突風が吹き
目がさめた
痛むあたまが夜を恋しがる
愛を欲しがらない若者を演じきったのは
ほんものの歌を歌いたいからだ
こころを破った本を棄 ...
東京オリンピックのときも
この猛暑だったらって
熱中(症)甲子園の朝日やNHKが
如何にも心配している体で
ニュース流してたけどよ
高校生が灼熱地獄の中
タマ投げさせられる
拷問ショーに ...
卒寿を 過ぎると
想いが 拡散されるのか
暮しの 翳が いつの間にか
ぼやけてくる
エヤコンの温 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空の穴
ミナト 螢
自由詩
2
18/7/22 11:35
いつの日かこの短歌たちを読み返す僕が笑ってくれますように
水宮うみ
短歌
2*
18/7/22 10:36
その頃棲んでいた借家には
こたきひろし
自由詩
1
18/7/22 9:01
タイヨウのうた
ミナト 螢
自由詩
2
18/7/22 8:43
側溝の旅
山下ヤモリ
自由詩
1
18/7/22 8:41
傍観者
〃
自由詩
2
18/7/22 7:28
未来販売機
佐白光
自由詩
4*
18/7/22 2:23
硬派
万願寺
自由詩
3
18/7/22 1:02
ソリチュードのもつれ
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
18/7/21 23:41
うたたね
猫の耳
自由詩
3
18/7/21 23:10
夕暮れと夜の境目に
Yu-
自由詩
2
18/7/21 22:56
愛
八木ヒロマサ
自由詩
1
18/7/21 22:38
月夜
巳 砂
自由詩
1
18/7/21 21:13
おまつり
はるな
自由詩
2
18/7/21 21:06
反対しているのはきっとパチンコ屋に違いない
花形新次
自由詩
1+*
18/7/21 18:30
許してあげましょう
八木ヒロマサ
自由詩
1
18/7/21 16:46
鎖
ミナト 螢
自由詩
1
18/7/21 15:34
贈り物
ひだかたけし
自由詩
5*
18/7/21 14:21
アントニムな気持ち
ただのみきや
自由詩
5*
18/7/21 11:58
夏の夜の夢
朝雪
自由詩
3
18/7/21 11:12
独り言58集
zenyam...
自由詩
1
18/7/21 10:07
ワレモノ注意
イオン
自由詩
0*
18/7/21 8:36
無題
◇レキ
自由詩
1*
18/7/21 8:02
瓦礫
〃
自由詩
2*
18/7/21 7:26
瓦礫 2
〃
自由詩
0
18/7/21 7:07
独りきりの散歩
夏川ゆう
自由詩
5
18/7/21 5:35
焼却センター
藤山 誠
自由詩
2*
18/7/21 0:27
朝日のあたる部屋
秋葉竹
自由詩
5
18/7/20 22:31
熱中(症)甲子園
花形新次
自由詩
2
18/7/20 19:27
喪失の唄
信天翁
自由詩
2
18/7/20 13:40
1112
1113
1114
1115
1116
1117
1118
1119
1120
1121
1122
1123
1124
1125
1126
1127
1128
1129
1130
1131
1132
1133
1134
1135
1136
1137
1138
1139
1140
1141
1142
1143
1144
1145
1146
1147
1148
1149
1150
1151
1152
3.62sec.