荒れ狂う海を見た
防波堤は決壊し
穏やかな海に遊んだ
日がな一日泳いで泳いで
甘やかな海を味わった
夕げに貝をほじくり食べ
律動絶えない海を聴いた
夜の浜辺に蟹を追い
太陽を溶 ...
花は 遠くで眺める方が 愛おしいか
されど 芳しきを 感じなければ 意味もなし
なんて 呟きながら 眺める 夕暮れに
尚一層 美しく 咲き乱れるのでしょうね
★,。・::・°☆。・ ...
林檎の木からは
そこに巣食う虫どもを
怯えさせる匂いしかしない
空気も甘酸っぱいまま凍りついた
林檎園の丘の上に転がるように
あたしの脱け殻は
星の下で眠るんだ
陽だまりの ...
名も歳も 無く
鋭く 無垢な筆勢で
通り過ぎる ものみな
書きとめる 少年
姉妹に 恋をした
密かな 罪を燻らせ
拙い 経験を統べ
生き死にに 眼を馳せる
葉と石を 神とし
...
街の灯が消えるころに
俺たちは跳躍を繰り返した
皮を剥ぐような風が
駆け抜ける午前三時
記憶のなかのサウンドのハイハットが
氷の割れる音に聞こえるような気温だった
あたためて
それは ...
裏切りはいつももう
すでに進行していて
素知らぬふりしていたひとも
あばかれるとすっとぼけてる
星空の瞬きって
その距離と俺の距離って
なんのものまね
す ...
不死の女を殺した。長年の願望であった傘で殺してやった。
女がいつも帰りに渡る陸橋の踊り場で殺してやった。
赤いスカートが風で翻った瞬間、傘の先端を女自体にぶっさして、
ぐいぐい差し入れて ...
ドアを開くと
幾十年も変わらぬ空気の
Piano Bar Lyon
カウンターに腰を下ろした僕は
ピンク色のグラスを傾ける
ピアノの周囲には
いくつかのアコーディオン達が
寂れた ...
しらふの星が目障りな夜のことです。
漆のように艶々とした海を生きる人魚の
三オクターブ上へ鰊は鱗をバラ撒き
チャコールグレーの砂を照らしたそうですよ。
それ以来、
チラチラチラチラ
光るの ...
ここは文学シティ。どんな気持ちも許される街。
悲しい人は、好きなだけ泣いていいよ。楽しい人は、好きなだけ笑っていいよ。
ここに神様はいないから、僕らは僕らを律しない。
もし君が日常に戻りたくなっ ...
(つづき)
すっかり暗くなる前にコンビニで麺弁当買い、食べる。店員さんは女子高校生っぽく、隠喩で汚くてごめんなさいって言ったら、隠喩ででも綺麗ですって言ってくれた。美しさとは意志なのだ、と思う。
...
(つづき)
岡崎市本宿町で宿後の、昔ながらの街並み、通り。庭木めちゃくちゃ美しく管理されていた。絶望一周回り、カラカラに乾いた青空で、なんか独り言とか大きくなり、「わぉ!美しい庭だ!」とか人んちの真 ...
詩
自分らしさな一張羅着て
(なるべく上品に)鼻毛ごっそりひきぬく感じ
残響
僕の狭い視界の中に
世のしわぶきがこだまする
ほんの残響の気配に
必死に耳を傾け ...
腕時計をつけたまま眠る
決まった時間にお腹が減るように
またぼくは金色のボタンを握りしめて
祈るように 悪い子
沈むように
きゅるりきゅるり
ぽぽぽ
...
カンニングペーパーに
君の名前を書いた
ずっとすべきだっただろ
思い出せない最後のカケラ
腐った野菜の山
君が僕に抱いた印象
窓の奥に星がいっぱい
見ろよあれが次の街だ
青色だ ...
歌手中島美嘉は一体どうしたんだろう。以前のように高音部は出ないし、声自体に張りも艶もない。。ちゃんとvoicetrainingはしているのか?それとも声帯に理由があるのだろうか?歌唱力があれほどは ...
これからあと
いったいいくつの箱を開ければよいのか
ぐったり濡れた僕に箱は届く
僕は開ける
そしてまた箱がある
僕は開ける
また箱がある
僕は開ける
箱がある
僕は開ける
...
受け入れることに鈍感になっている
流されることに鈍感になっている
生きるとは妥協の連続で
ない選択肢を繰り返し
結局そうなってるんだから
まぁ仕方ない
〇も×もない
そこに意味は ...
私が喫茶店の一隅に座ると
非人称の意識が渦を巻き始めた
)眼前のアイスコーヒーはシャリシャリ音を立てて波打ち
)ガラス張りの向こうは見事な晴天で
)遠くで笑う老人の顔はとても幸せそうだ
...
暇な奴ほど
悪いことをする
まともに働いていたら
悪いことなんか出来ない
する暇がない
虐待の親なんか
その典型だ
仕事もしないで
日がな一日家にいるから
子供が鬱陶しくなって
...
砂浜に辿り着くと私は
必ず目を閉じる
波の音を聞く為に
どんなに凪いだ海にも必ずある
怒りを鎮め
後悔を慰めてくれる波音
共に訪れた人にも
私は勧めて目を閉じた
どう?と聞いた ...
植木鉢の
{ルビ萎=しお}れたシクラメンに
水をそそぐ
日中は出かけ、帰宅すると
幾本もの首すじはすっと伸びて
赤紫の蕾がひとつ 顔をあげていた
先週、親しい伯父が病に倒れ
ふい ...
自分を開示し、されているのは、人間ではない。
個としての生が開示している意識でありえている限りにおいてではある
けれども、それが自分でありえているということである。。
人間とは概念であり、実 ...
2016.7.18.
無意識のトリップ 感覚のトランス
入口は僕 出口は君
貸し切りのロケットだ 空間はベッドだ
別々の服も 別々の靴もいらない
脱ぎ捨てて 投げ捨てて
Happy ...
目覚めの一杯、その珈琲は
欠伸より先に注がれて
眩惑が晴れたのちに
細胞膜へと浸透してゆく
窓際の古い毛布を染める東雲を背に
明けの明星は針であるかのように
在りし日の純白に突き刺さる
...
お試しでOK
気軽に感じてくれない?
問いかけるクリエイティブ
問いかけるパフォーマンス
問いかけるイマジネーション
想像してみれば
創造してみれば
勝ち負けじゃ語れない次元 ...
人は見る夜陰に身委ね夢を見る漆黒の中に色とりどりの
金魚がうちにきたとき、はやく死なないかなとおもった。
かならず金魚は死ぬので(わたしよりはやく、それはほとんど確かに訪れる)、早いほうが良いようにおもえたし、単純に生きてるものが、夫と娘と自分以 ...
歳をとり 赤子に返るように
人はどこかへかえりたがっている
帰ることの出来ない何時かへ
還ることの出来ない何処かへ
それならいっそやり直そう
最初から作り直してしまおう
混ざりすぎた絵 ...
東京の風がつよい
霞がかった青空だ
むりやり既視感を
呼び起こさなくても
子供のころ学校で
教室の窓にうつる
運動場や町並みだ
あのころの細胞は死滅してて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふるさとの海
ひだかたけし
自由詩
11
19/1/31 15:44
しゃくなげ
藤鈴呼
自由詩
0
19/1/31 11:59
雪の歌《改》
秋葉竹
自由詩
6
19/1/31 4:22
少年
ルラ
自由詩
2*
19/1/31 0:47
この夜はあの夜
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
19/1/31 0:05
素知らぬふり
ペペロ
自由詩
3
19/1/30 22:45
不死の女
ナンモナイデ...
散文(批評...
3*
19/1/30 20:50
Lyonにて
服部 剛
自由詩
0
19/1/30 20:49
糸の追憶
R
自由詩
0
19/1/30 20:21
文学シティ
水宮うみ
自由詩
1*
19/1/30 20:08
ある日のえんばー4
若乱
散文(批評...
1*
19/1/30 19:35
ある日のえんばー3
〃
散文(批評...
0
19/1/30 19:00
かもしれない…
〃
自由詩
0
19/1/30 18:30
よいこのにっき
tidepo...
自由詩
2
19/1/30 17:15
冷たさを運ぶペリカン
竜門勇気
自由詩
1*
19/1/30 12:05
雪の華
ツノル
散文(批評...
1*
19/1/30 2:38
箱を開ける
はるな
自由詩
2
19/1/30 1:34
妥協に関するあんたのテーマ
砂漠枯
自由詩
0
19/1/29 22:50
今日もまたこの世界が
ひだかたけし
自由詩
5*
19/1/29 22:39
悪い奴ほど働かない
花形新次
自由詩
1
19/1/29 22:25
海の音
しょだまさし
自由詩
3
19/1/29 22:11
花の分身
服部 剛
自由詩
1
19/1/29 22:02
概念を反省す
ナンモナイデ...
自由詩
2*
19/1/29 21:31
運命さえも
余韻
自由詩
0
19/1/29 20:55
故郷
中原 那由多
自由詩
2
19/1/29 20:40
OK Name your price GO
komase...
自由詩
0*
19/1/29 19:55
夜のキャンバス
紫
短歌
1
19/1/29 18:58
メモ
はるな
散文(批評...
2
19/1/29 18:48
touch
たいら
自由詩
1
19/1/29 16:14
東京の風
ペペロ
自由詩
6
19/1/29 14:06
1117
1118
1119
1120
1121
1122
1123
1124
1125
1126
1127
1128
1129
1130
1131
1132
1133
1134
1135
1136
1137
1138
1139
1140
1141
1142
1143
1144
1145
1146
1147
1148
1149
1150
1151
1152
1153
1154
1155
1156
1157
3.56sec.