五反田駅構内で
アジアの青年三人の、ひとりは呟いた
――JR
僕は足を止めて、質問した
――JR?
続いてほほ笑み、尋ねた
――ユア、チャイナ?
彼らは不揃いに小さく、頷く
――グ ...
生物図鑑には載らないその蝶に惹かれる。
なぜ?
どんなところに?
保証されている
一見!「結び」「縛り」という不自由!!
しかしだ…保証されている…
一見!!拘束という ...
東京ターミナル駅
中央通路は人の川
流れに逆らい行くには
大きいエネルギーが必要になる
マグロもカツオも海流には逆らわない
時には流れにあがなってみたい
...
太陽の横顔
あんたがあんまり眩しいから
はらはら散りだす俺はまるで
サクラブラックホール
赤茶けた佇まい
白の爆発、生きものたちの銀河、
けばけばしい緑
...
ちょっとぐらい
ズルをしたって なぐさメデル
自分をそれ以外も なぐさメデル
だって誰も なぐさメデルしないから
鳥にも花にも なぐさメデル
雨にも傘にも なぐさメデル
...
ねぇ、明日、君がいなくなったら
世界はどうかわるんだい?
ぼくは、今、白い頁をにらみながら
ない答えを考えている
夜明けの先に
まっている、明日。
薄氷をちりばめたアパートの屋 ...
グッバイ
雲間から差し込む光が
ガラガラと大気を破壊しながら
明けて壊れてゆく
今はの極で
これまで積み上げてきたものは
皮膜のように薄くて硬質な
コンタクトレンズ
の
ように睫 ...
サイパン島にも近年、大型の台風が
来るそうである。旧日本軍の墓守を
されている方がいて、このままだと
島の地形も変わり、洞窟なども破壊
され遺骨などを守れなくなるとtv
のインタヴューで ...
大抵の命は虫けらと同じで
何の意味も価値もない
今すぐ無くなったって
まあ、長くて2週間
それ以上経ったら
思い返すことはない、絶対に
知り合いですらそうだから
見ず知らずのキモ ...
自衛隊を掌握し
国会を占拠したい
憲法改正して
天皇主権と
核保有を成し遂げ
先ずは北京とワシントンに
一発ずつお見舞いしてやりたい
「えっ?ちょうせんはんと・・・
なんでっしゃろ ...
長い階段をゆっくりと
転がり落ちていく乳母車には
誰も乗っていません
あなたたちが見たくないと
目をそむけたから
あの子は最初から
いなかったことにされました
だから
母の悲しみも ...
手のひらの 孤独を光にかざすとき
君はアラベスクの 中心にいる
表情という「ことば」の 固有の複雑さ というのは
空のように標準語でありながら
流れる無限の 雲模様に訛った 文学に見える。
曖昧という顎ヒゲを剃って
鉄塔のように嘲笑ふ
...
人生はね
スーパーボールだよ
スーパーボール。
蹴り飛ばされたら
あっちへ飛んで
跳ね ...
建て売りは買わず家族で設計し理想の家を形にしたい
居座った秋雨前線消えた後一気に秋が進んで寒い
本屋行き一冊の本光って見え今すぐ買えと言われてる気分
笑い合い家族みんなで過ごす時間夫 ...
静寂のなか温められた器から
咲いたジャスミンの香りが
夜の輪をまわしていく
ぼくらは天球儀のなかにいて
ジャスミンが咲き誇り、てまねく
月よ、おいで、星よ、おいで
憂いに喉を腫らし ...
聞き取りにくい小さな呟きだったが、それは明らかに残り少ないわたしの寿命を確信させるには充分な囁きだった。
娘の笑い声に眼を覚ました。今日という日が何年の何日なのか、わたしの記憶のなかでは平成の ...
愛せ 手紙 を
愛せ 物語 を
氣が利く電話 を
具體的なジャングル を
現實の衣服 を
公式の蹟地 を
汁棒 を
成人兒童 を
設置藝術 を
臟 ...
爆弾で
3人の子供が死んだ
6人の貧しい家族が
3人の寂しい家族になった
娘は
飛行機の音を怖がる
私は枕もとに
銃を置いて寝るようになった・・・
何十年も
戦争が続いている
...
生涯休暇中の自称詩人にとっては
長期連休など関係ない
普段通り
17時以降半額になる
スーパーの弁当を買い込んで
明日の三食に充てる
飯食ったら後は
なーんもやることないので
クソ自称 ...
この灰色の朝に
雨滴の落ちる
葉から葉へ
落ちた雨滴
つーぅと滑り
拡散して消える
繰り返し繰り返し
靄の中へ
手を振り
消える
君の姿
一瞬見え
はっとして
ベンチ ...
自分は日本語を話すこの地で生まれた。
この地で生きている人は生まれた
時代の《元号》を覚えている。
ただ単に誕生日を覚えるのに便利
ぐらいのことで知っている、自分
にとってはそんなもんで ...
もうすぐ死ぬから
ごちゃごちゃしたくない
ぐちゃぐちゃになりたい
夢なんて寝て見る
スーパースターの引退会見
翳りがそれでひかり出す
誰だって死んだすぐあとくらい
...
意味なんてありません
快楽奉仕、シーチョー重視
言い値など放置したらどうです
思いのたけをブランコに
22hzの誰かが言った
昔のお前を思い出したら
解雇、お蚕、考え足らず
能田 ...
--S.T.へ
ここが君の生まれた町で、ここに君の悲しみは埋まっている。太陽の季節、君は夜の闇の中をさまよい、漆黒の季節、君はより深い黒を求めてさらに奥へと下って行った。引 ...
夜の蒼のなか 点滅する灯
赤と白と 碧の建物
鉄のかたちが
径に横たわる
夜のなかの夜を見すぎて
暗い泡が浮かんでは消えない
目を閉じたまま何を視 ...
その椅子はどこにあるのですか?
木製のベンチに根ざしたみたいな
ひょろ長い老人にたずねると
そら、にとぽつり言葉を置いて
眼球をぐるり、と回して黙りこむ
そら、空、いや宇宙だろうか
...
らんぱろらんぱら
通り雨 ぽつりぽつり
スライド硝子にコロラド
雲の切れ目 らんぱ
ブラス らっぱらっぱ
通り雨 ぱらぱらぱら
水草と金魚 あぶく ぷくぷく
ロケット発射 えんき
...
砂漠に住んでいる
高曇りの砂漠に
暑くもなく寒くもなく
居心地のいい処だ
余計なお喋りもなく
余計な関わりもなく
足元は絶えず崩れながら
孤独に寛ぎ待つことができる
俺はいったい何 ...
続ける
同じようで
根本的に違う継続の方舟を
無我夢中の宇宙で
もう一度
確かめるように出逢う
親愛なる孤独と
書きまくれライター
書けなくても
感じるままに
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
青い窓 ―平成もあと二日―
服部 剛
自由詩
2
19/5/1 12:59
蝶蝶結びで首を吊る彼女。
幽霊
自由詩
0
19/5/1 5:25
人の川
佐白光
自由詩
1*
19/5/1 0:07
サクラブラックホール
ペペロ
自由詩
2
19/4/30 23:44
なぐさメデル
佐和
自由詩
2*
19/4/30 23:37
明日
たこ
自由詩
3
19/4/30 23:08
グッバイ
〃
自由詩
4
19/4/30 23:05
《継承退位》
ナンモナイデ...
散文(批評...
3*
19/4/30 21:24
体調不良を呼び起こす
花形新次
自由詩
0
19/4/30 21:20
次代への願い
〃
自由詩
0
19/4/30 18:37
歴史
もとこ
自由詩
12+*
19/4/30 18:32
紅水晶(1)
みなっち
短歌
1
19/4/30 18:15
ことば・うた・ひと
ハァモニィベ...
自由詩
2*
19/4/30 15:30
【 スーパーボール 】
豊嶋祐匠
自由詩
3*
19/4/30 12:37
理想
夏川ゆう
短歌
1
19/4/30 5:07
天球儀
帆場蔵人
自由詩
5
19/4/30 1:39
環天頂アークの下で
アラガイs
自由詩
12*
19/4/30 1:26
虚構術
墨晶
自由詩
0
19/4/30 0:21
戦地からニュースです
マサヒロK
自由詩
1
19/4/29 23:13
ストップ、スーサイド
花形新次
自由詩
0
19/4/29 22:29
雨滴(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
19/4/29 21:59
幽玄な神性について
ナンモナイデ...
散文(批評...
3*
19/4/29 21:38
スーパースター
ペペロ
自由詩
1
19/4/29 21:36
ベィビィ(ズ)・オン・ファイア
砂漠枯
自由詩
0
19/4/29 17:38
挽歌
葉leaf
自由詩
0
19/4/29 17:27
降り来る言葉 LXIX
木立 悟
自由詩
2
19/4/29 9:11
そらの椅子
帆場蔵人
自由詩
6*
19/4/29 2:27
らんぱろらんぱら/2000/02/12 (土) じょうじ ...
足立らどみ
自由詩
2
19/4/29 0:35
記憶の奥に(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5*
19/4/28 21:52
継続の方舟に持続の揺り籠 ~ Repetition Insp ...
komase...
自由詩
2*
19/4/28 21:45
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1097
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1100
1101
1102
1103
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1105
1106
1107
1108
1109
1110
1111
1112
1113
1114
1115
1116
1117
加筆訂正:
らんぱろらんぱら/2000/02/12 (土) じょうじ /+過去の3作品
/
足立らどみ
[19/4/29 8:55]
泥風呂にでも入ってリラックスしたい気分//
らんぱろらんぱら/2000/02/12 (土) じょうじ /+過去の3作品
/
足立らどみ
[19/4/29 8:16]
友達からのこんなの見つけたよ作品をupしてみて、自分に温故知新
6.73sec.