全ての喪失は流れいき
乾き切った胸底に
氷食地形の
研磨された岩石の如く
哀しみの蒼い窪みだけ
鋭く冷たく穿たれる
(愛は
私の中にある
思いを伝達しようとする
すべての努力を
...
届くとわかっているものしか
届けていないのでさびしいですと
簡易書留を届けたポストマンが話した
インターネットが普及する前は
メールと言えば郵便物だった
ポストマンを見かける度に
ドキ ...
ある日
細胞が
繰り返し若返り
我々は
死
を超越した
死なないというのは
こんなにもハッピーで
喜びをもたらすものなのか
誰もが思った
し
かし病気には ...
掴んだ雲が重くて手放したときの
坂の上の影が救われない模様なら
だれの種を拾いながら歩いても
私の目の前には、剥がれない絶望があるのだから
太陽は昇っても手を振ってくれるだけ
絶 ...
「ちょっぴりゼツメツ寸前の詩をめぐる冒険◆詩をへだてるベルリンの壁」https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=339862&filter=usr&from=list ...
高嶺の花ってのはどんなに背伸びしても届く筈のない高い所に咲いているから、高嶺の花なんだろ。
そうだよ。神代の時代からそう決まってるよ。
そうか、そうなんだよな。でもさ、一度好きになっちまったら ...
3日に初詣に行った
熊本城の側の加藤神社
空が百本の百群の矢を放ったような
そして 優しい太陽の光をくぐってつつ抜ける
止まらない刹那が続いていくような
懐かしい空だった
...
久しぶりに近くの森林公園へ家族みんなで出かけた
元競馬場であった公園は楕円形で木々に囲まれ
その中は芝生が一面に覆っている
車椅子を出し細い女性を乗せ
二才の息子を負ぶって歩き始めた ...
まだ
彼が夢みる少年だった頃
父親と母親は不仲だった
まだ
彼が夢みる少年だった頃
彼にとっての両親は
生きている価値のない存在だった
まだ
彼が夢みる少年だった頃
彼もまた ...
恋も病も終わりなど見えずに
体を燃やして尽きるのを待つ
たったひとつの命を削った
髪の毛を抜いて道を作るなら
誰もが避けてくゴキブリのように
曲がりくねった暗闇を行こう
太陽の日差 ...
夕日と話した
そろそろ
いいかげんにしろよ
そろそろ
わかったようなこと
言うやつが好きではない
職場から見る夕日
自宅から見る夕日
電車から見る夕日
国道か ...
平成が終わりを告げるころ
君が生まれた
首の皮一枚残して
始まる世界の再生とともに
君は育ってゆく
君が活躍するころには
僕はいないかもしれないが
君の開花に
細やかな手助けができ ...
「あかちゃん 一」
あかちゃん
春先の木の芽だよ
さくらの けやきの えださきの
まあるくって これから
うん っと ひらこう
「あかちゃん 二」
ひかりのあかるい
つめたなひるの ...
オーロラが
みえない夜空に描かれた
みえる星座を指さす南極
暗い笑み
冷たい廊下で漏れたのは
夜のしじまが震える嗚咽か
橋の上
風に吹かれるくれないが
闇に食われていくのを見下 ...
元日を迎えて
どんな一年になるのか
ワクワクが止まらない
他とは違う三が日
清らかな風が吹く
親戚が集まり賑やかなのに
何故か静寂な雰囲気がある
正月は日本で過ごしたい
海 ...
くぼみがある、あなたのくぼみだ
あなたはそこにいた、ぬくもりがある
長い歳月がくぼみをつくって
その円やかなわん曲はあなたの
生のおもみだ、刺々しさの消えた
まろやかなくぼみ、あなたというく ...
夕焼けきれいだね
月がでているよ
みどりの薫りがする
オリオン座だよ
あの店の看板おもしろいね
あのひとのなまえなんだと思う
年取ったらって
ますますしがらみ ...
大きな災(わざわ)いが襲い
今まで煌々(こうこう)と
道を照らしていたと思われた
しっかりと根を張っていない
ちゃちな移ろう灯りは
悉(ことごと)く消え去り
...
さあ、早くしようよ
何やってるのかな
ところで何を持っているの
いかさま 持ってないの
いかさま 持ってないと いかさま され放題だよね
搾取 持ってないの ...
自称詩人が
家族や他人に
不幸をもたらす
不幸は
新たな自称詩人を生む
自称詩人から不幸
不幸から自称詩人
自称詩人から不幸
不幸から自称詩人
自称詩人からウンコ💩
...
ちゃんと復活できず、すみません
昔から苦手なグループがいた
自分の立場を守るためには
あの手この手で手段は選ばず
証拠隠滅いいまつがいは常技、枝、江田交差点から、
交通量の多い時に246 ...
現場は疲弊すぎのステージ超えてます
メンドーなんで、サル以下でもよいです
1
実験動物ココが死んだココの僕の心が死んだ
死因は何だ花なんだ罠ナンバ鳳に気を付けて
あっちで死んだ死んだんだ ...
眠れない夜に限って
外は雨だね
時計の針と
水滴のリズムが
重なり合って
押し潰されそうな
街の月明かり
薄いドレスの
裾から溢れる
光が足りずに
宇宙へ旅立つ
シー ...
前にねぇ 岩手にいた時に
思い付いたんだよねぇ
歌を歌えないんじゃない
うんたらかんたら
この うんたらかんたら
を
すっかり忘れてしまったから
つむげんことなっちまっただ
...
小袋を開けて
柿の種を食べる
{ルビ掌=てのひら}にのせ
柿の種に混ざるピーナツを、数える
――この組み合わせは二度と無いだろう
夕刻 ダウン症児の息子の
小さな手をとり
川沿いを歩 ...
ある時
俺は全知全能のおっさんに抜擢された
早速
俺は住所不定消息不明の神を探しだし裁判を決行した
罪状は有りすぎて絞れない
俺が極刑を求刑し、俺が求刑通りの判決を下した
速や ...
とある雑誌の2011年3月号に載ったマンガを読んだ
3月号だから2月に発売されたのだろう
3月11日には4月号が発売されていたんだと思う
それはそうと
2月に発売されたというこ ...
空気の感に誤魔化されると
いいねの基準が分からないんです
あなた本当にそれが本当
ブレの渦が鳩尾に
大きなお世話です
みんな大好きです
表裏一体の
垂れ流し社会
ソサエティは散 ...
夜、眠りたくなくなることがある。森の中、足が疲れて死ぬまで歩いて 酒は飲まない、酒に飲まれるのが怖いから。でも夜に飲まれている。
暇つぶしにペットを飼ったがすぐに死んだ。金がたくさん無駄になった ...
忘れられた不穏な海岸に
いま支払われていく一年の生存
薄明を徐々に明るめながら
到着する赤橙の日の出は
一年の陽光を支払っていくのだ
こうして僕と太陽は
互いに互いを支払い合い
差し ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
燃やす
ひだかたけし
自由詩
5*
19/1/6 15:01
輝いていたポストマン
イオン
自由詩
1*
19/1/6 13:36
ナナイ
砂漠枯
自由詩
2
19/1/6 12:15
幸せの欠片
秋葉竹
自由詩
5
19/1/6 11:06
詩をめぐる冒険◆閉ざされた可能性 追記あり
田中修子
散文(批評...
4+*
19/1/6 8:55
正調 繁殖願望の詩
こたきひろし
自由詩
1
19/1/6 8:19
十四年ぶりの熊本城
朝焼彩茜色
自由詩
4
19/1/6 2:35
森林公園
羽根
自由詩
15*
19/1/6 1:15
夢みる少年だった頃
こたきひろし
自由詩
1
19/1/6 0:08
日陰
ミナト 螢
自由詩
1
19/1/5 15:32
会話
やまうちあつ...
自由詩
1
19/1/5 11:55
● 魔法のグリーンピース ●
足立らどみ
自由詩
3*
19/1/5 10:11
春さんやあ
田中修子
自由詩
6
19/1/5 8:52
最果ての人
秋葉竹
自由詩
5
19/1/5 8:39
新年
夏川ゆう
自由詩
3
19/1/5 5:06
くぼみ
帆場蔵人
自由詩
5
19/1/4 23:25
けりをつけるまで
ペペロ
自由詩
0
19/1/4 21:13
夜明け前
そおっと生き...
自由詩
1*
19/1/4 20:43
難局になればなるほど最後には自ら光るもの
〃
自由詩
2*
19/1/4 20:33
UNKO
花形新次
自由詩
1
19/1/4 16:49
● 詩学/辛いのか辛いのかが問題なのです ●
足立らどみ
自由詩
0
19/1/4 15:11
● 知識と言葉と偏見と ●ココが死んだ日
〃
自由詩
2
19/1/4 14:48
静脈
ミナト 螢
自由詩
1
19/1/4 13:04
摘む源
藤鈴呼
自由詩
1*
19/1/4 9:12
夕方の散歩
服部 剛
自由詩
4
19/1/3 23:59
全知全能のおっさん
こたきひろし
自由詩
2
19/1/3 23:04
2011年3月11日のクラシック
ペペロ
自由詩
0
19/1/3 22:43
べビットミンチ
砂漠枯
自由詩
1
19/1/3 20:06
昨日の夜の絶望
いけだうし
自由詩
0
19/1/3 16:54
元旦
葉leaf
自由詩
3
19/1/3 15:51
977
978
979
980
981
982
983
984
985
986
987
988
989
990
991
992
993
994
995
996
997
998
999
1000
1001
1002
1003
1004
1005
1006
1007
1008
1009
1010
1011
1012
1013
1014
1015
1016
1017
加筆訂正:
近視眼
/
そおっと生きる
[19/1/5 10:54]
単なる必要のない戦い の 必要のない 追加
近視眼(改訂)
/
そおっと生きる
[19/1/5 10:52]
単なる必要のない戦い の 必要のない 追加
難局になればなるほど最後には自ら光るもの
/
そおっと生きる
[19/1/5 10:45]
題名変更、カラクリの二行 傷を単なるの四行 悪には毅然との一行 追加
4.17sec.