黒い血…はひたひたと、音を立てて 大地に落ちる…
大地を弄ってる、陽炎のように
びろうどのように高鳴ったかと思うと、空へ向かう

あぁ、あの血は本当は別の色だったのに違いない…
なぜか ...
細い
溝のような水路から
船に乗せられ
どんぶらこっこ
どんぶらこ

狭くて
広い
黒い
ダンジョンの様な海
初めての
魚を求めて
どんぶらこっこ
どんぶらこ

青イソメ ...
時効成立

罪の車輪を拭っても

こびりついた汚れはとれず

車輪がまわるたび

あたりを不均一に汚していた

冗談じゃない


校庭に一輪のはだかの花束をおく

セピア ...
毎日の両腕が
囲んでいる
空気や鞄の
大きさを見つめ

比べる相手も
いない掌の
隙間に挟んだ
ポケットティッシュが
歩き出す僕の
宇宙になった

冷たいビニールが
安っぽく ...
雨にうたれる子供たち

させない傘で帰り道

雨の日も雪の日も

傍観者よろしく

プラカードをみつめてる


この怒りもて

つつがなしや冥府回廊

迷宮の世

立 ...
 私は子供の頃よく風邪を引いた。しょっちゅう熱を出したり咳がひどくなったりして医者に行き親に心配をかけた。私は医学のことはよく知らないが、よく風邪を引いた原因の一つとして「予防」というのを全く気にかけ ... 丸くてデカイ桃にある
梅干し型の秘密の穴に
雨を凌ぐ為の傘が突き刺さった
これからはじまるのだろう
わたしの心臓を裏返す様な
イボ痔のオーケストラの夜が

誰にも知られない葛藤の中で
...
あの日
私はすべてを奪われた
気づかなかった
ただ必死に考えていた

考えるほど深みにはまった
逃げなかった
ただ必死に付いていった

黒く染まりそうになった
私は抗った
守るも ...
テディベア、ものさし、あおいゆうぐれ。
汗ばんだひたいのあまいにおい、
いいにおい。
ひあたりのリビングにひろがったあかるい色色、
層になってひろがっていく現実との接地。

浮かびそう ...
西陽が腹にあたって
あたたかだ
ぬくもりだ
猫たちも
丸くなり円くなり
手をのばして
その陽射しをひとつ
棘の無い冬をひとつ
あのひとの笑みをひとつ
すべてひとつずつだけだ
取りす ...
私は神に退位も何もないと
思っている

神が年齢的にとか
体力的にとか言った理由で
神辞めます宣言をされても
正直困るのだ

だからと言って
神を批判は出来ない
神なのだから
た ...
ええねんで。せやかて工藤!ええねんで

信仰はかつて宗教。今科学

動悸する?僕の体と同期して

二十歳過ぎ振り返るほど何もない

ああ酒が酒が飲みたし飲めぬ今

俗人の二言目には ...
ネクタイの結び方を知らずに
目の前にあるお手本を避けた

慣れた手付きとヨレたイニシャルで
社会という橋に虹を架けて
はみ出さないように生きていくこと

不器用なトレンチコートの紐が
...
職場の会議で
白板にコメントを書いていた

物語と伝えるべきことを
コンパクトにまとめて
人を動かすもの
これって詩だと思った

詩のウイルスは
こうして生き延びていた

心が乾 ...
般若心経と法華経の違いもわからない
仏様の教えに全く関心も興味も持たない私の
耳と言う小さなグローブに時々思い出したみたいに
彼女は言葉のボールを投げてきた
「ネェ、あたしの事愛してる?」
...
埋めなきゃな
その凹
ハチミツ
寒天
コンクリ
短文はむずい。

一歩間違うとくどくなるし、
上手く流すと受け狙いだし、
短文も書く必要ないと言えば、

それまでだし。

LINEとか恋文とかとも違うし、
エッセイほど長くないし、 ...
冬の国道

裸の街路樹

そこから動けず

風にも雨にも負けないで

そこから動かず

葉を繁らせ枯らせ散らせ

冬の国道

裸の街路樹


完全なる受け入れの御姿! ...
ぼくのこえはぼくのうで
きみのうではきみのこえ
もじをうつ てをたたく
うたをきく ゆめをみる
よるはいつでもまっくら
あさはいつでもまっさら
 そらをとんでくひこ ...
全米オープンぺニスで
名古屋あきこが活躍すると思う

全豪オープンぺニスで
京都はるみが活躍すると思う

全仏オープンぺニスで
宮城まりえが活躍すると思う

全英オープンぺニスで
...
何も説明しなくていいんだよ、
とジャズは言った

何でも説明してごらん、
とジャズは言った

一度忘れてごらん、
とジャズは言った

いつか思い出してごらん、
とジャズは言った
...
発句 雪の朝二の字二の字の下駄のあと 田捨女

脇 ニコニコ知らす小庭とテレビ
三句 わたし事 ニュースの先と重なりて
四句 薄墨色に 過去今未来
五句 ときの果て 養分となり 若がえり
...
冬のあいだ降りしきる雪に閉ざされた最果ての地マンタに住む人々は、春の日を心待ちにしている。そして世界の終わりへとつづく分厚い氷壁前の広場では、毎年二月の初めにエロスを迎える祭り、オナ・フェラペリアが行 ... 四十七の朝

クイック、クイック、ロコモーション、

まる、かど、ひらべったい、りったい、

燈いろの目


いたいけなあの娘が

まるで権威的な老人のよう

こだわりの正論 ...
地上波には自由がなくなった

ネットならまだやりたいことができる

そう言っていた芸能人が

ネットで失言したお笑い芸人に牙をむく

この牙むき芸能人は結局権威的なだけだ

地上波 ...
あくまがいる
わたくしのなかにいる
うまれていた
むねにすくってつるぎのまいをまっていた

てんしがいる
くものうえにいる
あんなめにあったのは
わたくしのせいてんしはてんかいでま ...
そこにある愛
輝きを放つ魂

ただ、感じる
ただ、感じて
本当の自分を知る

何でもどんなことでも
感じることが出来る

深く感じて
深い場所にあるものに
光を当てる

心 ...
 昇る朝陽に恵まれて、小鳥の歌声もこの林道には涼しい。
 路傍の人との挨拶も愉しく、足元の落ち葉ですら愛おしい。
 別荘地に吹く風は清らかで、空気は澄んでいる。
 どこかの家からモーツァルト ...
寒いでしょう?この季節に全裸は
何かお召し物をあげましょか
とんでもない!私なんぞ全裸で充分
この身一つあればそれで

何も望まないわけではない
雨風は出来れば凌ぎたい
どうにかこうにか ...
太陽を見つめたあと
瞼を閉じると浮かぶ光
焼き付いた光明
離れないで

星降る夜
双眼鏡の奥で瞬いたのは
人工衛星でした
叶わない願い

ねえ また 眠れぬ夜がくるよ
幾千の絶望 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
人間の色、私の色吉澤 未来自由詩019/1/14 23:30
夜メバル乗り合い船にて北村 守通自由詩019/1/14 21:33
シグナル―罪の車輪―ペペロ自由詩119/1/14 21:13
駅前ミナト 螢自由詩219/1/14 20:36
シグナル―迷宮の世―ペペロ自由詩119/1/14 17:09
幸せ疲れ葉leaf散文(批評...119/1/14 15:48
心臓と星狩心自由詩019/1/14 12:36
塊根飯炊き女自由詩019/1/14 12:29
接地はるな自由詩219/1/14 11:41
ひとつひとつ帆場蔵人自由詩4*19/1/13 23:52
神、辞めます花形新次自由詩019/1/13 17:59
去る正月にりゅうさん川柳119/1/13 15:45
お父さんミナト 螢自由詩219/1/13 15:15
議事録詩人イオン自由詩3*19/1/13 11:35
嘘は方便だからこたきひろし自由詩519/1/13 7:39
窪地砂漠枯自由詩319/1/12 23:35
● そこらへんのもので適当にこしらえてみて、短文書人とは何か ...足立らどみ自由詩119/1/12 21:02
裸の街路樹ペペロ自由詩119/1/12 20:45
あいうえお おえういあ水宮うみ自由詩2*19/1/12 18:42
2019年予想花形新次自由詩019/1/12 18:37
、とジャズは言ったやまうちあつ...自由詩419/1/12 17:53
勝手にひとり半歌仙/表六句足立らどみ伝統定型各...019/1/12 13:12
ミルクの祭典atsuch...自由詩2*19/1/12 11:09
四十七のロコモーションペペロ自由詩019/1/12 11:00
正論の悲しみ自由詩119/1/12 10:57
立見春香自由詩519/1/12 8:24
ただ、感じる夏川ゆう自由詩319/1/12 5:32
小詩メープルコー...自由詩4*19/1/12 5:08
すっぽんぽんたいら自由詩119/1/12 4:58
インソムニア自由詩119/1/12 4:44

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