ずっと長いあいだ
売り切れたままの心
庭におりれば
ニシキギの実が
風の小径でささやく
歌が小舟で天に去ったと

檀紙のしわをなぞれば
懐かしい言葉が幽霊のよう
苔むした石段を照 ...
地球は巨大なボール
地球めがけてバットをフルスイング
粉々に砕けるか
どっか遥か遠くへ飛んでいくか
やってみたい

地球は巨大で丸い大根
もう手におえないから
刀で真っ二つに切ってやり ...
湿度が高くて過ごしにくい
梅雨の重々しさが嫌

雨は嫌ではない
雨に濡れた大自然も
雨に濡れた街も好き

長々しく横たわる梅雨
出口が見えてこない

何もかもが
湿気に包まれて
...
事件ばっかりだ
詩のタイトルといちぎょうめが
同じだったとしても
なんも、こわいことない
だって、ジミヘンドリックスの
ヘイジョーって曲の歌い出しはこうだったから
ヘイジョー
そーゆーこ ...
背のびしても
とどかなくなった月は
親指と
人指し指のあいだで
沙になって
さらさらと風にのる
くらい、脆い

雨の
こぼれたすきまから
青く
ふる光を
織るようにしてなびく
...
 
わたしはとても小さいので
空の広さに包まれてしまう

わたしはとても小さいので
自分の殻にこもってしまう

わたしはとても小さいので
海の深さにおぼれてしまう

わたしはとても ...
濡れた髑髏が歯の奥で嗤うような声が頭の片隅にいつも聞こえている、それは湿度を伴うものであり、受信後に生じる感情には生憎と名前が付け難い…蛇の這いずる音を集音装置で拾ったものをある程度の音量で聞いて ... 天気予報は雨でした
なめられっぱなしのなめくじが繁華街へ向かう

あなたの名前は何ですか
えっ 名前 何だろう
名前のない なめくじ
かたつむりのように背負うものもない なめくじ

ガ ...
生まれたときは誰もいなくて
ひとりぼっちだったんだ

でもね雲さんがやって来て
雨をたくさん入れてくれたよ
その晩はとてもよく眠れたんだ

朝になったらドアを叩く音がしたよ
アヒル ...
暑い
むしむしと暑い
〈病院の冷房は皆さんの健康のため26度設定です〉
自律神経失調症の僕は
ぼうっとしてしまう
ぼうっと遠い海を思う
青く涼やかな海原が
静かにたゆまず波打って
潮の ...
俺の子供でも
おかしくない
若い男が
いきなり
「俺はお前の慣れの果てだ。」
と言ってきた

若い男は
公園のソファに横になると
「こっちに来い。」
と手招きした

野ざらしの ...
身なりに
気をつけてか
舗装されたばかりの
黒く沈み込む道を
歩けない
カミナリリュウ
ADAM-Y染色体はもう
消失しましたか
空窓を見ながら
新しい男は
シダのプランタ ...
虚しさは、ろうそくの炎のように揺らめいて
正体を見失う
スマホをスクロールさせても、行き過ぎてしまって
たどり着きたい所にはいけない
私たちは正しく嘘を、粉飾できないでいる

街灯ひとつで ...
園芸すきな
こてんはあげん先生
満点くれへんかった

こたえのない問やから
空欄のまましとったら
そんでは点やれんのやと

ほんならまともなこたえて
そん花壇に
さいてたんかいの
...
初めて逢った五月の庭
枝に積もる花は雪のよう
梟は香りを束ねて鳴く

常夜燈に散った花が
灯台のように白く灯る
静かに二人は歩いた

妖精の声を聴きたくて
息使いを逃すまいと
...
しゃがみ込み透明な水を掬いあげる

これくらいの仲がちょうどいい
と思える、この場所にながくいすぎた
不純物がひとみの中に入った
ズルい人になりそう

心の空を飛んでいる人たちで
いっ ...
ただ呼吸をしている存在であったことなんて
あっただろうかってずっと考えてる
今の世界が不満なのも
何度も愛情が僕をおいてどっかいっちまったのも
きっとそのままであったなら無かったことだ
...
不条理な
世の中にこんなにも不条理なことがあるものかと
打ちひしがれてしまいたくもなることを否めやしない

駄々っ子のように
いじけて拗ねて捻くれて
大いに不貞腐れて
八つ当たりまでして ...
やまどりの
朗読するように
心涼やかに
鳴く声を
聴く

山頂の展望台好きな
ヤマノムスメは
深い谷川に
落とされて
沈められ

あられもなく
ただ死にゆく
そんなさだ ...
パーテーの席で、主役のスピーチ中にとんでもなく臭いすかしっ屁をしちゃったんだ

放出したときの
胃の残留物
我慢時間
熱量
速度
無音
どれを取ってもとんでもない臭さであることは明白で ...
          l'impromptu, révisé un peu


本日の紅茶が美味くない訳は

議論がつまずいた為である

ぼくたちは相変わらず

オトナになれない

...
夕焼けの公園で
見えるものすべてが
影絵になって
私は千切れそうな人形
鳥が巣から見下ろし
虫達が葉の下で見上げる

風が髪をかき上げて
踊れと言うけれど
はぐれた妖精のように
...
反社会的勢力からの
金銭授受が取り沙汰されているが
パチンコ屋から献金受けてる
政治家なんかどうすんだと
思ったりする

ところでクソ自称詩人は
反社会的勢力ではないかも知れないが
非 ...
照明の脆い洋食屋

「鮪のスペアリブと海老のステーキを……あとジントニックを」
「かしこまりました」

それで、わたしは待ちました

待っている間、色々なことを考えました
仕事を辞めて ...
だれもいないといいな
だれもこないといいな
ひとりぼっちでいたいな
さびしくなって消えちゃいたい

ああぽっかりのこる穴
新月みたいにきょうは暗いね
どうして遠くまでのぼるんだろ
...
じー と
じー まるで じーっ
外をみているかのように佇むオレは
じー と じっとしている
まだまだ むげん えいえん その他 かみしめる
あ ぁあー ここはどこか
なんてきかれたら そり ...
てのひらをみつめている時間が増えたような気がします、世間には床ずれなどということばがありますけども、ずれずれにずれた衣擦れの音は耳のおくふかくまで擦るようで、それはもう澄みきったいずみに落ちた ... 入道雲が街を洗う準備に追い立てられている頃、彼女は無言でテーブルに向かった。まるで決められていたように奥のテーブルにまっすぐ向かうと、パーテーション代わりのプランターを背にして座った。後からわかったこ ... カエルのタマゴが
食べたくなった

ジュンサイが
涼しそうだから

窓枠の中は
梅雨の雨


暗くなる
額の流れ

食したい
女の卵巣
曇の朝が小さく鳴き
星と風を交換する
数えてもらえないものがひとつ
水たまりのそばでふたつになる


建物の骨 ひらく青空
涼やかな光が
揺れる原の一部を
昼のなかの ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
売り切れたままの心丘白月自由詩019/6/29 7:18
蛞蝓こたきひろし自由詩019/6/29 5:43
梅雨の海夏川ゆう自由詩219/6/29 5:20
事件ばっかり次代作吾自由詩019/6/29 2:09
午睡むぎのようこ自由詩619/6/29 0:15
「わたしはとても小さいので」ベンジャミン自由詩1*19/6/29 0:04
ばらばらに固まり、渦巻いて飛び散っていくホロウ・シカ...自由詩1*19/6/28 23:34
なめくじフェスティバル松岡宮自由詩18*19/6/28 22:33
池が言うには丘白月自由詩219/6/28 21:12
看護士と海ひだかたけし自由詩819/6/28 20:02
若い男ゴデル自由詩1*19/6/28 18:36
再製ナンモナイデ...自由詩1*19/6/28 11:43
傾いていく夜長崎螢太自由詩4*19/6/28 10:27
流れける を続けとるAB(なかほ...自由詩4*19/6/28 8:25
サンザシの妖精丘白月自由詩019/6/28 7:29
何処へ立見春香自由詩819/6/28 2:34
誰も信じていない嘘を探してる竜門勇気自由詩019/6/27 23:57
それでも、この生命あるかぎり坂本瞳子自由詩019/6/27 23:01
アボガドのサラダ秋葉竹自由詩619/6/27 22:25
マダムと愛とぼくと末下りょう自由詩1*19/6/27 21:46
10:38, cloudy,墨晶自由詩6*19/6/27 20:22
黄昏のマリアベール丘白月自由詩319/6/27 20:20
社会的勢力と呼ばれるのも迎合しているようで何となく嫌だ花形新次自由詩019/6/27 19:56
今日という日は面白いのか印あかり自由詩7*19/6/27 18:28
色温度ゆうと自由詩119/6/27 17:27
白い目(リメイク)ふじりゅう自由詩219/6/27 17:26
無題よんじゅう自由詩1*19/6/27 16:07
入道雲が立ち去る頃北村 守通散文(批評...1*19/6/27 11:52
未食ナンモナイデ...自由詩2*19/6/27 11:42
迷うもの 水の径木立 悟自由詩119/6/27 8:08

Home 戻る 最新へ 次へ
972 973 974 975 976 977 978 979 980 981 982 983 984 985 986 987 988 989 990 991 992 993 994 995 996 997 998 999 1000 1001 1002 1003 1004 1005 1006 1007 1008 1009 1010 1011 1012 
4.98sec.