そっとね そっと

そおっと そっと

静かに そおっと

お外は 雨降り



そっとね そっと

そおっと そっと

静かに おやすみ

わたしの 子猫

...
ある朝
父親と母親にむかって
二十歳過ぎた上の娘が言ってきた

お父さんとお母さん
夜中にうるさいよ
うるさくて眠れないよ
気になって眠れないよ

年頃の娘がいるんだから
いい加減 ...
短い詩が好きです
溢さんとする書き手の涙が 短い詩からはみ出して
たくさん溢れてるからです
わたしは詩人じゃない
わたしは詩人じゃない
わたしは詩人じゃない
わたしは、
、聲を殺して呟いてみよう
すると
ほら、
砂埃をかぶった
詩人のほうからやって来たりして



...
夢の底で逢うような
貴女を真っ直ぐ見つめていたら
宇宙の巨大な静かさが
深夜の小部屋に充ちていた

)貴女は私の手を握り
)私は貴女の手を握り
)二人ちょこんと夜底に座る

夢の底で ...
こうして想いを言葉にするのは
何らかの心境の変化があったからだと推察します

3度目の秋を超えた今
記憶が少しずつ錆びていくことを
寂しく思うか安堵しているのか
残された生活のにおいを
...
黄色いクラゲ
夜空に飛んで

ひとつ
ふたつ

月の真似して

みっつ
よっつ

しぼんだ心に
手あてしてくれる
綿菓子屋が月夜に開く
小枝に星を吊るして並べ
ザラメ雪を運ぶ妖精
白い綿菓子がゆっくりと
そしてだんだん速く
一本の命で絡め取られていく
甘いけれど溶けるのも早い
雪の森の綿菓子屋に ...
別れの落ち葉を噛んだ秋は遠く
森に落ちる琴の調べは
雪の精の水紋にも似た鼓動

遠く離れた大好きな人は
同じ空の違う色を見てる
雪の船の航路を見てる

雲のすき間にある港で
乗り ...
3日前に言った「しあさってはクリスマスのひと月まえ」って、

あれ、おかしかったよねー。

あッ!
って、おもったでしょ?
私は、たった今、おもった。

あッ、今日、ひと月 ...
雨水の溜まったバケツに
虫がいた
夏の暑い日だったから
乾いていたのだろう
草で突っついたり
波を立たせて
私は遊んだ

次の日
虫は死んでいた
バケツの中で
私が遊ばず
外 ...
文学作品に触れようと思う人は、
知や感情に刺激を求めているんだと思う。

それはきっと、旅に出て、
見たことのない景色や
懐かしい空気に出会いたい感情に似ているんだろう。

その恐らくの ...
猫って、美しい?
ビン、と伸びたお髭?
ピンッ、と天向いたお耳?
月のない夜に
恋人求めてミャアミャア啼く声は
お世辞にも美しい歌声とは
いかないけどね、

わがままっぽいけど
...
息苦しい
狭苦しい
檻から空へ
めくるめく旅へ

一歩踏み出す
いっそ飛び立つ
オリジナルカラー
染め上げるキャンバス

ぶちまけた極彩色
混じり合うRGB
カラフルトゥザブラ ...
恋人が急によそよそしくなる
友人の目がすぐ伏せてしまう
上司が理由もなく怒り始める
百貨店にいくと本日臨時休業
昼食の店はぴったりいっぱい
生憎その巻だけ切れてまして
チラシ配りが僕だけく ...
両祖父とも僕の初恋を待たずして逝ってしまった。
父とは出来ない色んな話、3人でしてみたかったなぁ。
けして
ヨーイどん
からは始まらなかった

人生のコース
なのにどうして
競争しだすんだろうな

人間って生き物は

て言うか
何かと人と自分を比較して

差が開いていると
...
剥き出されている

神経は逆立ち
風雨に鳥肌立つ
紅の樹木は激しく波打ち
瞳をくりくりと輝かせた
木登り少女は姿を消した

何にもない、何もない
意味は全て剥奪され
記号だけがひょ ...
こころが空っぽになったので
なにも考えずに眠った
ひとは十代で愛した歌を忘れない
ひとは十代で愛した人を忘れない
青、かったな
でも
春、だったな

きょう僕の
二十代が終わる

青かったな
でも、
春だったな
呼吸の出口を塞ごうとした

その光でもあの背中でも

届かなかったと悔やむ間もなく

踵が地面を嫌がっている

誰かのリュックで飛べるほど軽い
夢を抱えても笑わないでね

次のペ ...
鎖に繋がれたオスの犬
どこからかあらわれたメスの犬

二匹は発情していた

日は山の向こう側に沈んで
家もその周辺も黄昏ていた

小学校の終わる頃だったか
中学校に入った頃だったか
...
名残りおしそうに
山々を赤黄橙に染めながら

秋が去ろうとしている

いわし雲を飾った
高く澄む青空の舞台に
赤トンボが舞い

やがて北風が
冬をつれて来るまでの

ささやかな ...
やさしさなんて見えないほうがいい
金ピカのやさしさもおいしいやさしさもいらない
体の中を透き通る様なやさしさがいい
「Jし」の字の冠の似合う場所
中央広場の大きな噴水公園前にて

ブッチャー公望は
赤い盾を下に
白い斧先は
私達に向けた後
天高くかざす

彼のポーズで
時(とき)が止まるかの ...
問い返すたびに僕が増えてゆく
ジミヘンのファズノイズでもあるまいに
あるいはピンクフロイドのエコーズ

探す程に海は深く遠く風ばかりが吹いている
僕のこころの荒涼が優しく増殖してゆく
...
渋滞し夕暮れ時の街赤い仕事疲れがどっと出てくる

昔からチーズの匂いと味が駄目苦手意識が高まるばかり

感謝して愛し愛され生きている不要なものが存在しない

南風生暖かさ連れてくる北風との ...
苦行とは、なにをもって苦行にも値するのだろうか
ほんとうの苦しみとは如何なる場合を指し示すのか
またよろこびとは、救われることのみにおいて真実なのだろうか。
他者とは己自身とは

何気な ...
星が舞う。
ような気のする冬空に
赤や黄色や青の、花火よ。


爪を砥ぐ。
まるで刃物の冷たさを
こころに刻んでいる、冬の夜。


夢のあと、
楽しいパーティで出 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
雨音もっぷ自由詩0*19/11/27 0:33
こんなの詩じゃねぇよこたきひろし自由詩519/11/27 0:20
短い詩小卒自由詩319/11/27 0:15
詩人じゃないアラガイs自由詩9*19/11/26 23:43
夜底の二人(改訂)ひだかたけし自由詩3*19/11/26 23:06
あなたという呪縛AquAri...自由詩0*19/11/26 22:35
巾着草の妖精丘白月自由詩019/11/26 21:51
雪の森の綿菓子屋自由詩019/11/26 21:51
雪の船自由詩019/11/26 21:50
逆ギレ、ここに極まれり秋葉竹散文(批評...219/11/26 21:28
mmnkt自由詩219/11/26 19:13
言葉の旅、「良い」のボタン邦秋自由詩3*19/11/26 17:38
北極星の猫秋葉竹自由詩519/11/26 15:59
スペースたいら自由詩019/11/26 15:11
後ろ前ryou自由詩219/11/26 14:51
3人クーヘン自由詩3*19/11/26 13:01
生存の競争こたきひろし自由詩519/11/26 12:56
荒野(改訂)ひだかたけし自由詩819/11/26 12:55
そうした水宮うみ自由詩1*19/11/26 9:17
十代ryou自由詩119/11/26 8:48
二十代自由詩019/11/26 8:44
明日ミナト 螢自由詩2*19/11/26 7:27
宿題はランドセルのなかにこたきひろし自由詩319/11/26 7:17
晩秋の笑顔st自由詩219/11/26 6:35
やさしさ小卒自由詩319/11/26 6:31
即興ゴルコンダ(仮)戴冠の朝(お題はネンさん)足立らどみ自由詩019/11/26 5:49
梅昆布茶自由詩1219/11/26 5:22
生暖かさ夏川ゆう短歌419/11/26 5:04
dharma,words「法語カレンダー」アラガイs自由詩7+*19/11/26 4:13
冬の星秋葉竹短歌419/11/26 1:13

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