混ざり合ったミルク
舌の上で踊って
僕を連れていく
真っ白い夢へと

あと5分だけ此処に居よう
時間がきたら
時に追われる者として
世間に溶け込むんだ

そうして僕は生きていく
...
深海の音がきこえる夜の風

目をとじて遠くのきみを思い出す

夜の空で無数の宇宙が瞬いた
空の分け目に白い粉がつく
前や後ろに落ちてくるから

オブラートを飲む街の景色が
吐き出す息に口づけを交わし

窓枠に集まる結晶の跡を
なぞるたびに崩れる模様が

未来や希望のように ...
殺してはならない

殺されたくもない

なのにさ
ゴキブリは平気で叩き殺せるし
殺さずにはおれない

たぶん神様も咎めないだろう
拍手喝采するかもしれない

戦争では
戦場で ...
死ぬまでに全てを抹消してしまおうと
無駄に生きていても天球は確実に回転して

とても言葉が軽い時に
やっぱり訃報と交換なのだが

Resetすることを恐れてはならないと想う
リセットで救 ...
冬の野のポケットにいま入ります 天井で木魚の音がする耳を持ってる 令和元年しわす どれくらい線で描いたろう
集まった点のような刻み
今ならわかるから続けられる

灯す前の薪木のように
カーボンは燈る
新しい世界の朝にもその朝焼けにも

どれくらい線で描いたろ ...
ぬえ


しんしんと降りつもる秋の夜に
うぶごえをあげる ぬえがいた
かよわい躰をふるわせて
まぶたをわななかせている ―小さな命

ふかふかしたうぶ毛の先で
無数の夜霧がしずくとな ...
たまには
月を下で眠るんだと

カッコをつけた彼の
見上げて眠った月は
わたしに降りそそぐ白い色の
月と同じ月だったのだろうか

星には
しあわせな自由を願った

月には
彼と ...
たまにガムが地べたにこびりついとる。あれは、俺はガムなんか紙に捨てないんだぜ、地面に、ペッなんだぜ、じゃなしに噛みながら歩きよったら、なにかの加減で口からポロンて、出たんかもわからん。 サーカスとは

ライフル銃の回転もなく
ただ無防備に
悲しみの心が
ただこのサーカスに舞うころ

流されている
こころぼそさが
ふたりの身体をひとつに溶かすけれど

そのと ...
無私の愛が
人の魂の病を癒し
肉の病すら和らげる

冷える夜陰の静謐に
天使たちは降りて来るのだろうか
自愛に充ち病んで倒れる己の許に

あの遠い日の海の夜明け
靄と波の戯れに 無音 ...
狭き門より入れなんて良く言ったものだ。
一昨日の12月8日ジョンレノンの命日に、
ハッピークリスマスの曲を一行目に書いて、
お得意の形式で書こうとした文章は、無い。

ジョンレノンが殺害され ...
明るい空に月が浮かんでいる
それ自体は珍しくないが
今日は月がやけに光っている
普段ははぐれた赤ん坊の雲のように
白く存在感薄く浮かんでいるのに
今日のはどっしりとまんじゅうのように
はっ ...
今日も

ボックスに入り
ボックスの電源を入れ
ボックスを叩くと広がる
ワーク・スクエア

ぬくもりのある
白いスクエアをいくつも広げて眺める
その片隅に
小さな赤い
サークルは ...
野菜の値段を知るということ。
そういう所から生活は生まれるよ。
極彩色の街で振り返ると
逆光の中に落とした土曜日が
スニーカーの底で温められる

見つめ返してくれたのは
あなたなのか光なのか
もうずっと分からないまま

誰かの洋服の袖を掻き分け
...
今朝 坂道を下ると
空が見えた

美しい空があった
いつもどこでも 美しかったであろう

久々に愛してる人が見せてくれる
優しさを胸いっぱいに感じた

私は橋をわたる その優し ...
銀河の扉を開ける鍵があれば

天秤に乗った髪の毛を買って

美しい女性になりたかった


ふたごのブランコで孤独を揺らし

鏡の前で惑星が泣いて

北斗七星の柄杓が汲んだ

...
黒猫のシロが案内してくれた私の道が廃校につながってしまってシロはもう帰ってこなかった。猫の鳴き声がする。よくする。私の耳が拾う鳴き声がシロの声だと思う。夜道の真ん中で白い体を光らせて目を光らせてこっち ... 簡単に作れて美味い鍋料理家族みんなの心ポカポカ

近所から頂きものが多くある無農薬の美味しい野菜

何年かぶりに大雪降っている真っ白な雪にネガティブはない

知り合いに誘われ釣りに初挑戦会 ...
 夜の延長線上にある朝に聴くコルトレーン。
 時間をさかのぼると見事に夜へとつながっている。
 今この時までの道程に私は立ち尽くしていた。
 時計だけは正確に過ぎ行く時間を刻んでいる。
...
とうめいな折り紙で
紙飛行機を
折ろうかと
おもった

夜あけまぢかの
ひがしの空へ
飛ばそうかと
おもった

けれどあまりにも
なにもかも乗せているので
てばなすことがこわい ...
私に訪れたものは感覚の無為の実感であって、いかなるそれ以外の異観では無くて
実感として得られた私の感覚の消失が齎した空間を感じる気持ちでありました
高い窓などに顔を覗かせて不愉快な気分を空気に ...
心になにか一つ棘が
はえていたとして
匂いのする街角が
無力になったりする日がある

今日はその日だってことにする
朝の四時過ぎに
駐車場で目をつぶって
何かを待ってた
明日は誰にも ...
いたずら好きな妖精
売れ残りのケーキ
苺をラディッシュに
美味しいねとねずみ達
口にクリームたっぷり
サンタクロースになる
白いあしあと朝には雪に
ラディッシュは火星に
あなたの指紋が点いた物
一緒に選んだ物
すべて捨てたけれど
生まれ変わるまでは
保管されるのだろう
歩道の波打ち際に
落ち葉のお墓が並ぶ

街路樹の岸辺に
越冬と書かれた列車が着く

妖精のペンキ屋は
一晩で全て赤く塗りつぶす
おにぎり、アイス、髭剃り、雑誌
主張する商品を
棚やクーラーボックスに戦略的に
導線を確保しつつ陳列すれば
商品は全て没個性的になる
並べられることでツヤ消しされる
様々な商品が一つの場所 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
コーヒーブレイク卯月とわ子自由詩619/12/11 11:01
夜は星水宮うみ川柳0*19/12/11 10:44
Powdery Snowミナト 螢自由詩1*19/12/11 8:22
ゴキブリこたきひろし自由詩219/12/11 7:08
亡命の星梅昆布茶自由詩1119/12/11 4:32
冬の野のもっぷ俳句219/12/11 4:04
すみれ日記短歌119/12/11 3:56
_雨へのダブリ...自由詩219/12/11 1:18
ぬえたこ自由詩219/12/11 1:05
リセット立見春香自由詩919/12/11 0:47
ガム次代作吾自由詩019/12/11 0:45
サーカス サーカス秋葉竹自由詩1119/12/11 0:18
天使たちは(改訂)ひだかたけし自由詩719/12/10 23:33
即興ゴルコンダ/けいじ(タイトルは、なかたつさん)足立らどみ自由詩2+*19/12/10 21:15
明るい空に月mmnkt自由詩119/12/10 19:09
仕事乾 加津也自由詩8*19/12/10 18:05
生活クーヘン自由詩9*19/12/10 13:05
ミナト 螢自由詩019/12/10 12:11
招かれた空に朝焼彩茜色自由詩619/12/10 10:42
回転銀河ミナト 螢自由詩119/12/10 8:11
絵本這 いずる自由詩019/12/10 6:44
知り合い夏川ゆう短歌119/12/10 5:27
グッドバイメープルコー...自由詩6*19/12/10 4:45
とうめい立見春香自由詩419/12/10 4:01
いのIDIOTmethodうのいほう竜門勇気自由詩1*19/12/10 0:23
892,800秒自由詩1*19/12/9 23:48
ラディッシュの妖精丘白月自由詩019/12/9 21:34
捨てきれない自由詩019/12/9 21:29
小春日和に自由詩019/12/9 21:23
コンビニmmnkt自由詩119/12/9 19:07

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