耳鳴りにそれなりなれて静寂に
渋柿の熟して落ちた井戸の底
手首切る真似しただけさ弱虫が
苦を楽に悲を悦びに変えるなど
場違いも間違いの内句に詠んだ
蝶とまる夜のおんなの肌 ...
静けさ 揺れる
俄な雨、
光の空から
降り注ぎ
宇宙を回遊する言ノ葉たち
凝集しては散開し
思考の流れをこの界へ
屈曲しながら艶やかに
在る物、在る物、造形する
静けさ 奥ま ...
雲が帰って
空には誰もいない
見上げるすべてが
星と月だけのものになる
やがて
聴こえてくる
オーケストラの音が
目の前まで星が降りてくる
月が指揮をす ...
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; ...
僕は、君が喜ぶような冗談をずっと考えている。
冗談を君と言いあう時間が、冗談みたいに楽しいから。
笑いながら楽しそうに話をする君が冗談みたいに大好きで、
その気持ちは、冗談にしたくないなと思う。
静けさを聴く川蟬や風の音
風の舞う月夜に集う天使達
風一吹き粉雪散らす初冬かな
休み増えても給料歩合 酒は増えても出かけない
端からなにも無かったくせに 失くしたものと想いたい
よどむ曇天どんより映す 病める瞳になにを読む
下手なエレキと下手な詩吟と ...
こころの本当を覗いている
そこに何が存在しているのか
ただ飽和している
そんな感覚
それも定かではない
大切なものは命であり
これからどこまで生きるのか
わからない
何故だ ...
なんねんぶりかに
積もって雪は
街を無音の
影絵に変えた
車は止まって
どこにも着かない
なにもできない
朝から晩まで
追おうとしたけど
届かなかった
それもまたいい
それも ...
しわくちゃの
ハンカチに
包んだまま
洗濯物の中から
出てくる
最後に
拭き取ったものは
汗だったのか
涙だったのか
もはや私の
知るところではない
聡明な月明かりに照らされて
抒情が三番ゲートを離陸します
ホワイトライトの街明かり
滑走路にして飛び立って
神話の住まう星座たち
星図に道を定めたら
たばねた祈りを動力に
さ ...
重ね重ねも雨に濡れ
あらゆる色彩、
交わり合い
響く響く樹幹に響く
)回転し続ける万華鏡
未定形な熱の力の流出から
記憶の底を割り空無に至り
鏡となって貴女を映し出す
透明 ...
人生の射幸性は何割もないこと、知っているから花を育てる。
朝の頭痛が
深海を泳ぐ
今日生まれてきたこと
精一杯謳歌したいのに
重い荷物ばかり背負って
へこたれている
涙の代りの汗が光っても
ちっとも綺麗に見えなかった
私はいつからこの ...
思いでの切れはし集めて並べたよ
ボロボロになった古い写真みたいに
今朝は青い空に白い雲が散らばっていて
実に清々しい気分なんだ
仕事中なんだけどさ
爽やかすぎて
仕事に身が入らない ...
子供と大人の境界線なんて見たことなかったよ
いつの間にか大人になっていたし
この先子供に戻るかもしれないしな
子供って
羽がはえたら空へ飛んでってしまうだろうな
きっと
でもね
大人 ...
進化主義共和国
日本を歩き進むには
進化した目が必要
溢れるメディアから
ポイントに集中できる視力
近視こそ進化主義である
進化主義共和国
日本で生き延びるには
進化した肉体が必要 ...
プロとはその仕事だけで
生活費のすべてをまかなえる人
セミプロとはその仕事だけで
生活費のすべてをまかなえない人
アマチュアとはその仕事では
金銭を得ていない人と聞いた
ということは
...
《中央》を
突破する恋、選んだの
絶対未練が残らないように
ああ、それで
目の前の世界が音立てて
《冷たく》崩れる未来も知ってる
夜明けには
《たったひとつの》願望が
...
もこもこセーター
包まれて
見上げた空は
透明と青
伸ばした手のひらの中
走り回る赤色は
わたしのあかし
断崖絶壁に追いつめられて
片方の足を踏み外した
寝床の中で右側の足を蹴ってしまった
それで夢だったと気が付いた
それはきっと誰でも見るに違いない
断崖絶壁から落ちる夢
フロイト ...
種を蒔いて
たくさん たくさん
花の種を蒔いて
あなたの喜ぶ顔が見たい
カラスが落とす胡桃を
あなたは追いかける
カラスと競争して拾うと
割ってあげてと私に言った
チューリップ ...
あなたは野ばら
小さな微笑みの中に
大きな朝露をためて
揺れる空気を待っている
あなたは桜
四季を忘れず
光を感じて
温もりを知っている
あなたは雲
夏の日差しを隠して
冬 ...
アルペジオの
階段を探して
一本のギターが
僕を立たせる
ざわめくノイズが
傷口を開けて
剥き出しの肌に
残響を乗せた
空気が割れて
破片を集める
この世界で
光を放 ...
夏の余韻は完全に消えて
秋に成り切って
寒さが少しずつ増していく
秋の潮騒は何処か寂しさがあり
満たされていない心には寒い
秋にやりたいこと
直ぐには思いつかない
何をやりたいの ...
あのころゲーテを読み返しては
死んだように眠った
いまではゲーテも読めないから
枕をたかくして眠る
癒されたのはわたしではなく
夢にみた彼、誰かしらの人物
朧気な影と薄茶のレース
そ ...
お陽さまに手をかざしてみたい
生きているってわかるから
お月さまに挨拶したい
今日は充実していましたって
瞬く星々 ひとつひとつに
流れてもらって 願い事したい
明 ...
舞い降りてきた粉雪が
トーキョーには珍しくて
傘を持たない人々は
慌ててカフェに避難する
舞い降りてきた静けさが
トーキョーには珍しくて
ポケットの無い ...
或る奈良の公園で
わたし見てしまったんです
箱の中から出られない
まだ小さな小さな
小さな子猫4匹
ドロドロに ドロドロに
溶けていました
瞳の痕跡
顔 ...
大切にしていた、
とてもお気に入りだった、
食器が割れました
パリンと音を立てて
それっきり何の役にも
立たなくなりました
そればかりか
その破片たちは、
わたしの手に傷をつけ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
17文字に執着
こたきひろし
俳句
0
19/11/10 0:23
造形流
ひだかたけし
自由詩
4*
19/11/9 22:50
星のシンフォニー
丘白月
自由詩
2
19/11/9 22:02
CLICK !
墨晶
自由詩
3*
19/11/9 20:28
冗談
水宮うみ
自由詩
3*
19/11/9 19:56
風
ひだかたけし
俳句
3*
19/11/9 17:54
もう冬でいいでしょう 【都々逸】
ただのみきや
伝統定型各...
6*
19/11/9 17:20
何のために
あおいみつる
自由詩
6
19/11/9 16:34
雪の日
秋葉竹
自由詩
7
19/11/9 16:32
沈黙
ミナト 螢
自由詩
1
19/11/9 15:46
秋月夜
トビラ
自由詩
2*
19/11/9 14:27
凝視ノ森
ひだかたけし
自由詩
3
19/11/9 12:56
偶然
きみのてを
自由詩
3
19/11/9 11:47
怠惰
〃
自由詩
3
19/11/9 11:19
記憶のぼろ切れ
こたきひろし
自由詩
6
19/11/9 11:13
子供と大人の境界線なんて
〃
自由詩
2
19/11/9 10:31
進化主義共和国
イオン
自由詩
1*
19/11/9 10:09
プロのサラリーマン
〃
自由詩
1*
19/11/9 10:08
失恋騒動、勃発中
秋葉竹
短歌
3+*
19/11/9 10:06
いのちのあかし
卯月とわ子
自由詩
3
19/11/9 8:32
夢の正体は解らない
こたきひろし
自由詩
3
19/11/9 7:29
あなたは花
丘白月
自由詩
2
19/11/9 7:17
あなたは永遠
〃
自由詩
1
19/11/9 7:15
LOVELESS
ミナト 螢
自由詩
2
19/11/9 6:42
秋の潮騒
夏川ゆう
自由詩
1
19/11/9 4:51
この頃「自称詩人」
アラガイs
自由詩
5*
19/11/9 3:27
空に逢いたい
もっぷ
自由詩
2*
19/11/9 1:02
トーキョー少女
〃
自由詩
2*
19/11/9 1:00
赤子猫
〃
自由詩
1*
19/11/9 0:57
無価値
都築あかり
自由詩
3
19/11/9 0:33
982
983
984
985
986
987
988
989
990
991
992
993
994
995
996
997
998
999
1000
1001
1002
1003
1004
1005
1006
1007
1008
1009
1010
1011
1012
1013
1014
1015
1016
1017
1018
1019
1020
1021
1022
加筆訂正:
もう冬でいいでしょう 【都々逸】
/
ただのみきや
[19/11/9 19:22]
一文字修正
4.36sec.