昨夜は死んでいる自分の夢を見た
まだ息を引き取って間もない自分の体だった
死んで間もない自分の心は
遺体から抜け出していた
遺体から抜け出した自分の心は
直ぐには天国へは昇れなかった
...
春を形成する理論が
微小に解体されたのちに
夏を構成する流線が
しじまを軽やかにかたどっていく
死んだ者たちの沈黙から
跳ね返される無限の声を聴きとって
生まれるということは
生きる ...
圧された湿度に水分を奪われながら
移り行く言葉を考えていた
偏光さえ失くしたら
計算した屈折率さえ
間違えているのだと知った
声を上げることすら忘れて
息を飲んで悔やんだままだった ...
私があきらめた点滅に
高齢の男性が
吸い寄せられていく
街では
たいていのことは
ビルが見守っている
不慣れな人間も
やがて
祈らなくなる
だから毎日
違う流れをしなく ...
上書きされるペルソナは私を守る城壁
すれ違う人たちに植え付ける異なるペルソナ
水もなく育まれ伸びすぎたつるは
私自身を守りつつ 首に絡みついてくる
いずれ制御を失い蝕んでゆく
...
最善と思った事が最悪になった
良かれと思ったのに
結末を理解し難い
そうやって生きて行く事
仕方ない事あるんだと
苦しさと悔しさ
どこに当てればいい怒り
零れ出した涙
...
大地からお呼びがかかったから
僕はここで飛びあがらなくてはならない
しかし足にはヘドロがついてしまっているので
垂直に飛び
斜角にて母を眺める
サインコサインタンジェントと習ったなぁと
そ ...
子どもが
しゃぼんだま
吹いている
風にとばされ
ふわふわと
はじけてお空に
とんでゆく
子どもは何を
見つめてる
虹色ふうせん
夢のせて
何処まで
とんで
いくのやら
...
そうして雲海は焼け落ちて
さよならすら許さない晴天
山を下ろう沢の流れに沿って
箱庭みたいな町に足を踏み入れて
あの角を曲がりこの角を曲がり
パン屋で焼きたてのフランスパンを
その先の ...
つのる想いを 夜風にさらす 祭囃子に 涙雨
つい最近まで
私の中で
極悪と言えば
若い母とその内縁の夫だった
この頃それに
後期高齢者夫婦が加わった
前者は自分たちの子供にとってという
但し書きがついたが
後者は無差別、無意識な ...
少し蒸し暑い風が吹いて来る
海を渡って遥々届く
初夏の風に違いない
空は淡く青く広がって
この巨大な球体の上に
私はしっかり足を付け
何を不安がることがある?
自問し次第に陶然と
溶 ...
すごいですね!
酷く饒舌なれど意図せんとする物は不明瞭也
せんべいをかじって
もぐもぐする音すら部屋を飛び交う
無表情の自室 不意に笑う
それでも憧れの消防士になどなれぬ
思い思いの表情を投げて
あの子に届くよう祈る
羽を生やして 何処へいっ ...
目覚めたと気づく前に
さっきまでの夢を
思い出したいと思った
冬の海
君と僕
白い波
脈絡もなく記憶だけが
ぽつりぽつりと
胸の中にただよっている
空 ...
粋な噂も七十五日 未練な小指に赤い糸
雷が静かな死を私に受け取れと鳴く。
あっちを向いて吐き出す息は熱いが。
涼しく風を感じたり、透き通る夜更けを見たり。
青空は四角い。雲の切れ間にはつまらない透明。
聞こえ出したエン ...
サイコロを転がす度に
確実に愛が増えている
そんな容易じゃないから
みんなが困っている
どう表そう
どう
あの人の心に刻もうと
思いつくのは
キザな言葉ばかりで
...
日焼け止めクリーム
塗らなかった
焦がされる夏を
自転車で転ぶ
クラクションひとつ
拾ってしまえば
ここはもう安全な
場所じゃない
夕陽の中に
扉を見つけて
また明日という ...
灰色が溜まっていく
灰色が溜まっていく
時は矢のように飛び去り
灰色が溜まっていく
憂鬱な快楽
(憂鬱は澱のように沈み)
空は高曇り
舗装されたばかりのアスファルトを
五歳の私が駆 ...
つかまえた蛍を部屋中に飛ばした
蛍がふわふわと飛びまわり
妹とおいかけた
気がついたら朝だった
かたつむりがアジサイの葉をはっていた
ずーと見ていた
いつのまにか雨は上がった
か ...
月の光の中では
命が停まる
箱を持った男が一人
長いすに腰掛けている
男は僕にプラグを貸して
ほしいという
ちょうど予備バッテリーを
持っていたので
「これどうぞ」
と手渡すと
...
ねじれている人がいる、
線路脇、
まだらに毛が生えて、
グギギグギギ、
摩擦が大きい、
こいつ虹彩が無えわ、
右肩促され半回転し
唇の残像を空間に残す
立ち薫る君を
見下ろして
ただそれだけが浮かぶ顔
神経を全集中させて見る
この世唯一の存在
お祭りの賑わい暫く続きそう終わった後も余韻が残る
沼津市の南の方の地区が好き静かな漁港昔の姿
良い日々が続く予感に覆われる笑顔のままで過ごせるイメージ
紅葉が深まり観光客増加一瞬で終 ...
ここまで来てくれた 四輪駆動車
今では砂嵐に見え隠れする程に小さくなってしまった
岩陰に隠れながら罪悪感が闇夜と足並みそろえて
忍び寄っては去っていく
走り始めた頃は無かったけれど
...
昔
戦争があったらしいが
俺は知らない
しかし
俺の父親は戦争に参加した
だけど
父親が果たして敵を殺したか
一人も殺さずにすんだか
なんて話を
俺は父親から
一度も聞いてない ...
いい喫茶店を見つけた
年季の入ったマスターが
淹れてくれるコーヒーの
苦くて美味い
働き詰めた日常の
何も考えなくていい
そんな隙間
見つけた
行き交う人の視線はあったと思えば逸らされて
人混みに飲まれていく押し戻そうとすれば
虚しさに潰されそうになる
点滅する信号機が生気を失った瞳
無造作に生活用品(がらくた)に
同化しつつあ ...
ひとしずくの
音が染み込む
わたしの一番薄いところ
宴よりも華やかに
纏う羽衣のかおり
たとえば
堕ちていく人工衛星の軽さ
軋み
燃え尽きる
事が季節へのたむけと
そうわら ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜中に母親が現れて
こたきひろし
自由詩
4
19/6/6 7:02
初夏
葉leaf
自由詩
1
19/6/6 4:43
ノーカットフィルター
ねなぎ
自由詩
1
19/6/6 2:10
おどろく準備
木葉 揺
自由詩
3
19/6/6 0:46
私を守るための偽りのペルソナ
ムウ
自由詩
0
19/6/5 23:41
どうすればいい?
花林
自由詩
1
19/6/5 21:47
秋にはまだ遠い
渡辺八畳@祝...
自由詩
1
19/6/5 21:19
しやぼんだま
あおいみつる
自由詩
3
19/6/5 20:46
だいたいそんなもの
帆場蔵人
自由詩
5
19/6/5 19:24
つのる想いを【都都逸】
高林 光
伝統定型各...
1
19/6/5 18:40
極悪同盟
花形新次
自由詩
0
19/6/5 18:17
ありがとう
ひだかたけし
自由詩
3
19/6/5 17:57
ライティング×ライティング
渡辺八畳@祝...
自由詩
0
19/6/5 15:55
パジャマの残り
ふじりゅう
自由詩
0
19/6/5 14:24
夢幻
高林 光
自由詩
2
19/6/5 9:06
都々逸
福岡サク
伝統定型各...
1
19/6/4 23:17
黎明、その静かな死を。
秋葉竹
自由詩
7
19/6/4 21:37
神
花林
自由詩
1
19/6/4 17:46
熱帯夜
ミナト 螢
自由詩
2
19/6/4 17:14
高曇りの空に
ひだかたけし
自由詩
8*
19/6/4 17:06
六月の頃
あおいみつる
自由詩
9*
19/6/4 14:54
ハコのナカ
ナンモナイデ...
散文(批評...
3*
19/6/4 13:52
沿線
渡辺八畳@祝...
自由詩
0*
19/6/4 10:01
顔
〃
自由詩
0*
19/6/4 9:59
観光客
夏川ゆう
短歌
1
19/6/4 5:03
月はいつくるのだろうか
ムウ
自由詩
0
19/6/3 23:42
これから戦争なんて
こたきひろし
自由詩
2
19/6/3 23:39
隙間
砂漠枯
自由詩
0
19/6/3 23:22
頬に残る涙あとは消えないまま
ムウ
自由詩
0
19/6/3 23:10
L' eau
すいせい
自由詩
5*
19/6/3 21:19
982
983
984
985
986
987
988
989
990
991
992
993
994
995
996
997
998
999
1000
1001
1002
1003
1004
1005
1006
1007
1008
1009
1010
1011
1012
1013
1014
1015
1016
1017
1018
1019
1020
1021
1022
加筆訂正:
私を守るための偽りのペルソナ
/
ムウ
[19/6/6 0:07]
タイトルを変更しました。
4sec.