ベッドの柱に小指をぶつけた!さぁ何事もなく椅子に座って読書でもする?…そんなとんでもない!スマホを落としてしまって(ヤバッ)その落下(間に合え!)を追って手の小指をぶつけたわけじゃない。いつも隅っこに ...  あたしは富裕な慈善家の女性にひきとられた。
 あたしの住みはじめる館は芝生の薄い波が海の小弯に向かって続いている小高い丘の上に建ち、庭
には美しい幹を見せる白樺とぶなと名前のわからない木々、鯉の ...
風が頬を撫でていく
あなたが触れてくれるように

止まらない時の流れ
止められない環境の中で
愛を育てている

出逢った日を忘れない
風が穏やかに吹く日だった

出逢いはいつも突然 ...
椅子の上、ゆっくりと揺られて
止まらない時計の針を眺める
覚えているはずのない揺り籠の
寝心地を、なぜだろう思い出す

初めて綺麗な心を取り戻せたとき
記憶を旅するストーリーが目の前始まっ ...
美しいものの正体が
そのまま
美しいとは限らない

おぞましい化け物が
人の内面には隠れ潜んで
いるからさ

今朝
家の駐車場で蛇を発見した

蛇はゆるしがたいいきもの
ゆるし ...
窓ガラスに残る雨だれ
通り過ぎる車のライトが
ひとつひとつに色を付ける
桃の実のように淡く赤く
クランベリーのように

雨を吸ったすすきの穂
月にかざすと花が笑う
狐の嫁入りの ...
君が愛していたものをすべて
壊してみてそうしたら
君は君でなくなってしまうのかって
そんなことをアボカドを凍らせながら
思ったりして

蝉の声がする
誰の所為でもない
僕は一人で
影 ...
蝸牛
ひとつふたつと
数えつつ
昨日の
夢へ降り来る光

九品寺より材木座に向かい
ほどなく波が見えて
もう秋のにおい

天道虫
ふたつみっつと
数えつつ
明日の
夢へと還 ...
なごり蝉が泣いている

生を燃焼しDNAを残し塵に帰る
雨風にさらされ
骸は蟻や微生物の餌になり
地球を構成する大地となる

なごり蝉よ
おまえに後悔はあるか
やり残した無念さはある ...
黒い廊下の奥の微笑
あなたの薔薇色の唇が
死者と雪の帯が
蒼白い樹氷を照らしていた
冬の街

鶫が羽ばたいていた
そして破壊された地に吹雪はきた
それから物言わぬ書物、先の空き地、ハン ...
前の住人が忘れてった風鈴。
干し竿で晩夏が首を吊ってるよ。
利用者がうんちを漏らした
トイレに誘導して、ズボンをおろすと
お尻にもデイパンツにもみっちりうんちが付着している

デイパンツを千切って丸めてゴミ袋へ
ズボンを脱がせて新しい着替えを履かせる ...
あなたは去った 私のもとを
私はそれを 喜ばなくてはいけない
喜びたい

あなたが今 幸せに暮らしていたら とても嬉しい
あなたが今 泣いていたら やっぱり悲しい
あなたは去った 私のもと ...
雨の夜はプディング
香辛料と優しいミルク
開いたばかりの花
熟した果実の香り
オーブンに入れて
待っている間に
手紙の返事を書く

私の心は言葉に刺され
赤くやわらかく
プ ...
バターの焦げた匂い
ビスケット
クッキー割ってごらん
あまい星

花のエプロン ランララン
妖精の足跡 森の笑窪

急がないで飛ばないで
スキップ踏んで手をつなぐ

生ク ...
いまさらで
死ぬの生きるの気が引ける
恋の終わりって遠くを見るよね


旗をふれ
白く正しく潔く
あすはこの手でさわれない恋


酔ってみた
ほんのり赤いほお撫でて
酔 ...
うれしくてうれしくて
とてもさみしげな青空を背景に
ひとりバカみたいに
笑ってる

とおい記憶をたよりに
あの海へ行けるのか
子どものころなんども行った
あの夢の中

のろいなど
...
 茂みから覗く瞳に偽りはないけれど、誰がそれを信じるだろう。
 瞳から涙がとめどなく流れてゆく。
 何もかも失った訳ではないけれど、愛するといったところの愛とは一体何なのだろう。
 信じるも ...
真っ白い壁に毛細血管のような亀裂が植物の成長を早回しで映すフィルムを思わせる速度で広がっていく、それを夢と呼ぶことはもうやめた、どんな名前をつけたって、それが俺の眼前で起こっていることには間違いが ... iPhoneの待ち受けを水族館で撮ったくらげにしています、ひと夏。毎日まいにち暑いけれど見るたびに気分だけは涼やかです。できればタピオカミルクティーなんか飲んで彼氏とデートがしたかった。けど年齢的にキ ... 満月の夜に妖精を見た

風の精と踊る葉は光り
粉雪のように揺れ
私に降りそそぎ
こっちの国へおいでと言った

明日になればきっと忘れる
今夜だけ私は妖精になる
白い光りに溶け ...
扇風機がまわる まわる
風車のように まわる
地球のように 天体のように
くるくると まわる まわる
風をおこし 夢見るように
まわる まわる
まわり 立つ
止まれば たおれる
May ...
猫は猫背のくせに凛としている。
昨日の恋を悔いたりせずに。
あれかやし季語のない身をふるわせて
いくつも嘘をみのがしました
ただ足を動かしてさえいれば
前へ進めると思っていたんだ単純に
格好悪くていい
ゆっくりでもいいから
ここから抜け出したかったんだ

右足の次は左足
順番に足を前に出すだけ
転ばないよう ...
毎日嫌韓ヘイト報道けっこう
ほっときましょ、それが彼らのしたいことなんだからさ

毎週市民エネミー選定リンチけっこう
ほっときましょ、それが彼らのしたいことなんだからさ

 そんなことが、 ...
いつものようにとなりに座る


夕焼けのなかさよならをした


時はゆっくりふたりを変える


すべてのような恋をしていた
おにヤンマを捕まえて
その片方の足に糸をくくりつけて
飛ばした

それは
ほんの遊び心だった
子供の頃の

無邪気だったから
その残酷さに
何も気づかなかった

そうこうしてい ...
冬の弾き方を、だれか教えてほしい。

夏の奏で方を、だれか教えてほしい。

青空にたなびく白い五線譜は

燃え盛る黒い夜を呼ぶ

重爆撃機が描く交響曲

ぐずつく雲のはこぶ雨の匂い ...
パリの妖精
第8話「マドレーヌ寺院の妖精」




マグダラのマリアの手に
丸くなって眠る妖精

窓もない巨大な空間
天井からランプが吊るされ
祈りの言葉がただよう

今日の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
赴くままって?幽霊散文(批評...219/8/24 7:56
杉谷家にてコタロー散文(批評...219/8/24 5:59
夏川ゆう自由詩119/8/24 5:25
僕が眠りについた後は邦秋自由詩3*19/8/23 23:15
蛇は蛇、人は人こたきひろし自由詩119/8/23 23:06
クランベリーの妖精丘白月自由詩219/8/23 21:34
からっぽの食卓鳴神夭花自由詩419/8/23 21:05
夕立、止んでAB(なかほ...自由詩819/8/23 19:41
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冬の街コタロー自由詩219/8/23 16:22
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マドレーヌ寺院の妖精丘白月自由詩019/8/21 20:38

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