今日の地球は輝雲の塊り
夥しい雲を集めては流し込み
遠去かっていく、巨大な星の地平線
)僕は今日という日に何を求めていただろう?
)今となってはすっかり忘れちまった
ただただ絶えず吹 ...
ぼくのてのひらには何ものこってはいない
かどわかした王女を高い塔の小部屋に幽閉している以外は
王女の手のひらには小ちゃな貝殻と等分の人生の重み
新宿2丁目で飲み潰れている僕はいつか夢の中 ...
探しても見つからない
いつも笑顔で明るい姿
むりしてない?
いいところ
受け取る側で違うけど
本当の姿
誰にもわからない
自分にもわか ...
雨でも晴れでも傘をさしていく
表側は防水布
裏は遮光布で紫外線をカット
実は私
屋内でも透明な傘をさしている
表側は防水布
そして裏地は防傷加工の滑らか素材
顔には丈夫な笑顔を貼り付 ...
自称詩人に
自称詩集を出して上げると
声を掛ければ
万単位の自称詩人が集まる
集めた自称詩人を
周囲50㎞に
鉄条網を張り巡らした森に放ち
「今から、あなたたちは
私たちに狩られますの ...
水平線を描く、言葉のない雑談。
色が飛んでいく、星のような瞬き。
風の夢が漂う。丸くねむる夏。
朝のにおい。
君の絵に出会って初めて、絵に出会って、君に出会った。
世界をわすれて、ずっと ...
思いつくと
手当たりしだいどこにでも書いてしまう癖がなおらなかった
ノートは勿論の事
教科書の余白
新聞の折り込みちらしの裏側の白紙
左の手のひらの上にも
さすがに紙幣には書けなかったけれ ...
まだまだ続くと
誰もが思っているだけで
夏は終わろうとしている
長いようで短い夏だと感じる
何をしようか悩むのがもったいない
夏だけは何故だろう
終わろうとする時
寂しさが押し寄 ...
なんでだろうね。
世の中には、ワンピースの分だけ幸せが増える人と、
ワンピースの数だけ絶望する私のような女と
別れるのは。
その境目は
一体、なんなんだろうか。
目的地は海。休日に彼氏の運転でドライブした。
海はいい。いつ行っても広くておおっきいわ。
彼氏もあたしも季節外れの海が好き。でも誰もいない海はなかった。
海にはサーファーが波に乗ったり飲まれたり ...
人と触れ合える人生を贈りたかった
長い廻廊の まだシャーペンも知らないところで
怪物に変えたのは誰だ
お味噌汁には丹精込めていたのに
ハンバーグを美味しそうに頬張る
あなたはにぼしの出汁がど ...
ベランダの枯れた朝顔を見ようとカーテンを開けたら、
雨の雫が電線に。
傘を持って出かけるのが億劫で、特にレコードを見るとき、
邪魔だよなあ、あ〜あ。と声が出る。
川上未映子の「夏物 ...
美しいと感じる心が砕け始めたとき
月は輝いていた
どこか遠くから
かなり遠くから
何者かの雄叫びが轟いた
身構え
四つん這いになって
後ずさりをしてみたけれど
目の当たりにする ...
後ろ髪を引かれる思いに堪えきれず
最後だと言い聞かせ 振り返る
そこにまだ君は立っていた
でもその顔には
未練も執着も感じられず
華やかな微笑みで僕を見送っていた
僕は ...
愛する妻に捧ぐ。
あなたは少なくともわたしの命を救ってくれた。
「あるひとによせて」
神は聞く
いかに生きるべきかと
あなたに逢うた時、わたしは心うたれた
なんと可憐な ...
香しい緑の叢を吹き靡かせてゆく北の風
空の結晶が草の上に漂う開け初めた晩冬の朝
年若き岸辺の揺らぎをたしなむ川は
白い霧のなかに煌めいている
かつて晴れやかな碧の森の風のなかで
わた ...
自称詩人の吐く息は
ヘドロの臭いがするが
本人だけが
そのことを知らない
周囲の人間は
吸い込まないように
息を止めて
笑顔をひきつらせているのによ
いや、本当は気付いているのかも ...
龍の鱗雲が並ぶ黄昏
オレンジ色の空に
瘡蓋のように
ひこうき雲が爪あと残し
刈り取りの終わった田んぼで
カラスが見上げてる
あぜ道の向こうの
水路の茂みにルリマツリ
青く白く咲 ...
さよならの雨音のように
夏の終わりを告げる
庭に咲いた小さく白い花
妖精の歌にあわせ
葉を摘んで私も歌う
翡翠のスムージー
エメラルドのお茶会
白いテーブルに
ハーブ染の羽 ...
毎晩見あげればそこにいる
昨日よりも少しだけ
指一つ分北へ行ったね
忘れないから消えないで
金星と並んだ獅子座の
レグルスが綺麗だねと
いつかそう言った誕生日
秋の夜はいつも ...
人生の灰皿に手が届かない。
わたしって悪あがき、そうじゃない? 視界にはいつもブラインドがかかっている。
だから、いつもおかしな見方をしなければ、物が見えないね。
あなたってのんびり屋のおさぼり ...
かけっこの末に気まぐれに迷いこんだ迷宮。そこでキャンディーをかじりながら、
対角線の夢なんか見てた、それとこれとをつなぐための。
はっきり分かったの。空と海とに境目なんてないと。
ビルと人との間 ...
君が可愛いだけで僕の一日は終わる。
あっという間に、あっという間もなく。
詩の言葉を置くことは
一つの救い
わたしがあなたが
不安に恐怖に脅えていても
詩はわたしをあなたを守ってくれる
その細やかな細やかな律動で
二度と反復され得ない
真新しいビートを刻んで
...
頭の中のくすり棚に
そなえておく言葉のかずは
足りないと思うくらいでちょうどいい
からっぽの引き出しを開け
ない言葉に黙するとき
僕はひっそりと真新しいひとつに返る
好きになれる
ココロのあやふやな音が
聞こえなかった
夕刻の
魔が
影にひそんでわたしを
濡らしていった
近くのコンビニで
明けるのを待った
雷鳴が
とても近くて
震 ...
ねぇ
あたしの事愛してる?
勿論
愛してるよ
本当に?
本当だったとしたら
どのくらい愛してくれてるの?
正真正銘
本当に決まってるよ
だけどどれ程ときかれてもな
...
{画像=190829222932.jpg}
{引用=
詩とかわいいイラストを融合できないかな~と考えていました。
詩の説明のためのイラストではなく、
イラストの説明のための詩でもなく。
そう ...
子供は泣くことにためらいがない
対して
大人は泣くことにおおいに躊躇してしまう
男は泣くことに恥じを覚える
比べて
あえて、女は男に泣き顔を見て貰いたいところ
あるのかな?
涙っ ...
望遠鏡の死骸
市街地に散乱
錯乱する警官
痙攣的発砲
こめかみを貫かれた売女は
突っ伏して死後硬直
うす汚れた銅像の見る夢
ハイウェイバスの疲労
ミルキーウェイの素っ気なさ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
今日の地球
ひだかたけし
自由詩
5
19/8/31 13:23
新宿2丁目のうた
梅昆布茶
自由詩
7
19/8/31 12:59
あなたのいいところ
佐白光
自由詩
0
19/8/31 11:56
晴雨兼用
Lucy
自由詩
3*
19/8/31 10:30
自称詩人狩りseason2
花形新次
自由詩
0
19/8/31 9:06
君の絵
水宮うみ
自由詩
0*
19/8/31 7:51
趣味で詩を書いてるなんて
こたきひろし
自由詩
4
19/8/31 6:48
夏の終わり、寂しさ
夏川ゆう
自由詩
3
19/8/31 5:26
疑問点
杏っ子
自由詩
1
19/8/31 2:10
makeloveがしたくて
こたきひろし
散文(批評...
1
19/8/30 23:39
人と触れ合える人生
ふじりゅう
自由詩
1
19/8/30 23:30
それから
はだいろ
自由詩
1
19/8/30 22:40
明日はきっと
坂本瞳子
自由詩
1*
19/8/30 22:24
夏の終わりに
文字綴り屋 ...
自由詩
0
19/8/30 22:01
詩四編「あるひとによせて」、「木」、「春」、「新鮮なあなた」
ビショプ
自由詩
3
19/8/30 20:53
神話の夏
〃
自由詩
0
19/8/30 20:52
プロミストランド
花形新次
自由詩
1
19/8/30 19:49
瑠璃茉莉の妖精
丘白月
自由詩
0
19/8/30 19:38
レモンバームの妖精
〃
自由詩
1
19/8/30 19:38
遊星の散歩道
〃
自由詩
0
19/8/30 19:37
ポエム
la_fem...
自由詩
4*
19/8/30 16:30
〃
〃
自由詩
3*
19/8/30 16:29
一日
クーヘン
自由詩
5*
19/8/30 15:14
詩を書くということ(改訂)
ひだかたけし
自由詩
7
19/8/30 11:24
薬棚
ぽりせつ
自由詩
12*
19/8/30 7:55
夕立
立見春香
自由詩
4
19/8/30 5:35
求愛のない日々は
こたきひろし
自由詩
4
19/8/29 23:37
すばる タクトスイッチ 呼吸鎖複合体
ふるる
自由詩
0*
19/8/29 22:38
涙腺をゆるめられる事のしあわせ
こたきひろし
自由詩
4
19/8/29 22:38
いつだってそれは過去形で語られるものだろう
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
19/8/29 22:21
965
966
967
968
969
970
971
972
973
974
975
976
977
978
979
980
981
982
983
984
985
986
987
988
989
990
991
992
993
994
995
996
997
998
999
1000
1001
1002
1003
1004
1005
3.66sec.