太陽を見つめたあと
瞼を閉じると浮かぶ光
焼き付いた光明
離れないで

星降る夜
双眼鏡の奥で瞬いたのは
人工衛星でした
叶わない願い

ねえ また 眠れぬ夜がくるよ
幾千の絶望 ...
 悲しみに久しく、愛に飢え、欲望のままに生きた。
 傷口を広げ、流れ出る鮮血を舐め合い、瞬間の癒しを求める。
 痛みを伴う快楽にその身を委ね、探り合いで過ぎてゆく日々。
 死を意識するともう ...
雪小径 落つエロ本の あらわかな KMO(上大岡)48のメンバーが
自宅で二人の男に襲われたことを
涙ながらに告発し物議を醸している

犯人の一人は
ソープランドを中心とした活動で注目され
昨年末の紅白に初出演した
コー ...
きみが小鳥になるのなら、ぼくは青空になるよ。
ふたり寄り添って優しいだけの原風景を見ていた。
ペンを持たされた人がいた
親からか神からか
それはわからなかった
そのペンは
インクが尽きることがない
どこにでも落ちているような
ありふれたボールペンなのに
いくら使っても
書けなく ...
私は今回の件で
魂を深く傷つけられても
必ず治るということを学んだ
今回の件は
私の中で希望を生み出した
夢の痛みが灯る街角を
回遊する銀の魚群をすり抜けながら
君は物語の解体と再構築を繰り返す
君の中で発火する思惟が
気難しくも美しいあるひとつの構造を浮かびあがらせる
時の流れの中にふと訪れる ...
自分の歩幅で世界を歩く。
手作りの歌をうたって明日を目指す。
代わり映えのない毎日に、少しずつ色を付けていく。
日々は永遠じゃない、ぼくらは永遠じゃないから、
青空みたいに笑うことができた。大 ...
産まれる前から誰の体にもついてる匂いがあるのかも
しれない
その匂いについての
生物学的な
もしくは化学的な根拠は
指し示せないので
ないとも
否定できるけど

なにぶん
これは論 ...
あてがわれてあてが外れてもごった返す人の波のなかで
奇をてらわず気を付けて精進なによりも大事社会のルール
自発性すら指示されるままにほのかに微かにちらつかせるだけで
お手本に沿って律義に ...
恋をしたので窓を開けることにした。
揺らめいている、夏のシルエット。
君のせいで、世界が晴れてしまった。
さよならを告げて君はこの場所を去る。
光と風を残して。
正月から
クソつまらない自称詩
書き散らしてんじゃないよ

なんだ、暇なのか?
暇で死にそうなのか?
仕事ないのか?
家族いないのか?
いるけど相手にされないのか?
友達もいないのか ...
かき集めた夢が毎夜散ります
昼間は部屋の片隅で
ガラクタの中で縮こまります

体が強張るのです
リズムを鳴らして和らげてください
喉が渇くのです声が出ません
どうか音で潤してください ...
てのひらで
強くは握れないほどの
熱さになってる
夜の自販機の缶コーヒー

けれど
冷めるのは早くって
宇宙の熱量法則からみても
あまりに早すぎる

なぜなんだろうか
...
 無表情な壁に張り付く

 丸顔の時計に目が寄りかかる

 無感情な秒針の動き

 目で追いかけることもなく

 1分の経過を眺めていると

 確実な時の経過を否応なしに

...
あなたのことを
思い出すたび
香る柑橘系の匂い
この指先に残る感触
レモンでもなく
柚子でもなく
あれは確かに
カボスだった
私が搾ったときに
あなたが洩らした
微かな吐息
それ ...
人が息を引き取る瞬間と
息を吹き込まれる瞬間との
繰り返しが続いているのは間違いのない事実

夜更けの産院
もうすぐ我が子が産まれてくるのに実感がわかない
渇いている自分の喉を癒す方法がな ...
湯を沸かす
三分経った
持ってきたティーバッグを
湯に落とす
飲む茶
その味が
何だったっけ
あれに似てるんだよ
あれ
思い出せない
ほらあの
四角くて
プラケースに入った
...
埃まみれの
赤と黒の上に降り
焼け途切れゆく痛みだけが
春の汚らしさをすり抜ける


夜の空の水時計を
径の光が照らしている
窓に溢れ やがて散る
一夜の ...
「約束と外出」




鉄塔が
朝の大雨が

直後

熟女 レズ 空気

あんまり調子が良くない

だからこそ

たんたんと

やるべきことを

やる

雨 ...
俺のいのちが
下水を通って
どぶ川にダイブした

もともと軽いそれは
プカプカ
河口まで流れていった

突然無数の
鈍色のナイフに囲まれた
ボラの稚魚の群れだ

俺のいのちは
...
遠い
在るものすべて
遠い


言葉は浮遊し声さざめき
(意味と響きは解離して)
通り過ぎる人、人、人

わたしは母語を失って
記憶の像にうっとり沈み


遠い 

在る ...
海は
海でしかなく
ひとは
ひとでしかないはずなのに
定期船に乗って
航路に出ると
なにもかも
忘れ物したみたいで
空っぽになったわたしは
地球ではない地球のどこかへと
まっすぐ
...
ぽろっと口からとびだした

ことばがころころころがって

人の口から口をわたっていく

どんどんどんどんころがって

一体どこまでころがっていくんだろう
死にたい訳ではないけれども
毎朝大袈裟に 浮遊をさらに包む

人生が少しずつ速く伸びて
その場所へ齢と糧とささやかな幼い心を
献上でもするように 同じ手順で繰り返す

...
みかんが美味しい

コタツに入り
テレビを見て
くされ縁のあの人と
いっしょに食べる

みかんが美味しい

吹く風は
窓ガラスを叩いて
あたたかい部屋に
入ろうとしているのか
...
電車という文字に普通が乗ると
普通でなく思えるのは普通じゃないのかな

もしかしたら私は意味不明な存在なのかも知れない
それはともかくとして
滅多に乗らない電車にその日乗ったのは
東京に行 ...
新月が穴のように開いている
月が巡ってくることをいのる
いにしえの民のこころもちで
月の定めた晦日の夜に凍えて
聖なる薪としてくべた雑記帳

お気に入りの日記帳が炎と化すあの感じ ...
 感受性というものは人それぞれだが、特定のジャンルのものに特に鋭敏な感受性を持つようになる経験は誰にでもあると思う。例えば音楽に目覚める、美術に目覚める、将棋に目覚める、様々な種類の開眼がある。その中 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
インソムニアたいら自由詩119/1/12 4:44
大河の流れに見る夢メープルコー...自由詩1*19/1/12 1:30
冬の風物詩パン☆どら俳句0*19/1/12 0:59
今日のニュース花形新次自由詩119/1/11 18:21
安心して眠れる場所水宮うみ自由詩2*19/1/11 16:11
This is a penやまうちあつ...自由詩219/1/11 12:16
希望渡辺亘自由詩019/1/11 11:38
スケッチ:夜明け前塔野夏子自由詩4*19/1/11 11:21
水宮うみ自由詩1*19/1/11 7:34
世の中捨てたもんじゃないのにこたきひろし自由詩319/1/10 23:06
清潔な皮に切れ目を入れて引き剥がしたらそいつは立派な肥溜だっ ...ホロウ・シカ...自由詩1*19/1/10 22:34
夏の窓水宮うみ自由詩8*19/1/10 20:21
驚くほどクソつまらない人達へ花形新次自由詩219/1/10 20:12
響きまみ自由詩6*19/1/10 4:59
夢のてのひら立見春香自由詩1019/1/10 4:16
秒針佐白光自由詩3*19/1/10 0:36
Kabosu花形新次自由詩019/1/10 0:18
ご静聴頂きましてありがとうございましたこたきひろし自由詩519/1/9 23:44
書くTellピあの砂漠枯自由詩219/1/9 22:45
ひかり到く手木立 悟自由詩319/1/9 20:11
20190109Naúl自由詩019/1/9 16:25
海風ゴデル自由詩4*19/1/9 16:12
遠いひだかたけし自由詩1219/1/9 14:57
航路たま自由詩1219/1/9 14:12
ころがることば天鳥そら自由詩3*19/1/9 12:23
屑しながら朝焼彩茜色自由詩719/1/9 11:32
ひとり犬絵自由詩1119/1/9 11:31
普通電車に乗ってこたきひろし自由詩919/1/9 10:09
新月るるりら自由詩6*19/1/9 8:25
窓が開かれる葉leaf散文(批評...319/1/9 3:50

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加筆訂正:
冬のパズル/そらの珊瑚[19/1/9 8:39]
最終行、加筆しました。
4.05sec.