秒針は
ガチガチ言いながら
私を刻む
午後九時半
やりかけの洗濯物は
どんどん乾く
外は真っ暗
今朝
置いてけぼりにしたのは
夢か?感情か?
あと六時間
私の明日 ...
俺の家から歩ける範囲には
コンビニ スーパーマーケット
俺の家から歩ける範囲には
学校 郵便局
等がある
なのにどうして
俺の家から歩ける範囲に
天国と地獄がないんだよ
何を寝 ...
骨まで、
はがしてほしいのです。
偽りでもいい・・・
愛が知りたいのです。
ちぎれた月に、
照らされている間。
白い布で、
顔を覆われ、
私の細動が止まってしまう、
...
楽園への切符をかった
でも誰も待っていないだろうとおもった
楽園への切符を売って
一冊の本を手にいれた
普遍性への手引きという
ちょっと手擦れのある素敵な本だ
ぼくたちのちいさ ...
自称詩人とそれに類する生物
(羞恥心欠如型自己愛過剰生物)
だけが感染するウイルスを発見した
ハーバード大学ジャスティン・カピバラ教授が
史上初めてノーベル医学生理学賞と平和賞を
同時受賞す ...
西の空が
赤銅色に燃え残り
薄暮が辺りを包む頃
俺は拳を握りしめ
一心不乱に進んでいく
腹の底に蟠る
抑えがたい不安感に
鼓動激しく息を継ぎ
夕闇の道を進んでいく
西の空が
漆 ...
10月になるのを
どんなに待っていただろう
レザーは
バイク乗りのためにあるなんて
とんでもない
確かに
事故って転倒しても
怪我が軽く済み
...
苦労を格安で売ってるんで
誰か買ってくださいな
海王星と冥王星は今でも友達だろうか。
年賀状のやりとり、まだ続いているかな。
何でも同じ物を
持ちたがる
その心に飼える
羊の数は
あなたと私で
違うはずだった
怖い夢を見て
涙滲む夜は
助けに行くため
羊に乗るから
数えていないと
不安になるよ
...
廃墟と化した商店街が完結している
続くべき陸地はすべて粒と化した
誰もが譫妄を欲する真昼
比喩が陽射しとともに降り注いでいる
つぶらな嘘が重い層となり
死地から死地へと飛び移るとき
...
オーケストラが好きなので、10月、11月は名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会に行くことを検討している。
10月のメインプログラムは、シューベルトの交響曲第9番「グレート」。題名のとおり、 ...
一戸建てを買ったのは結婚して五年ぐらい経ってからだった。
独身のままで一生終わったらアパート暮らしで生涯を閉じたに違いなかった。
住宅購入を決断して取り合えず実家の父親に電話で報告したら、いき ...
リンゴ畑は枝を残し
風の止まり木になり
木霊にように繰り返す
カラスと遊んだリンゴの笑い声
落ち葉で眠っている
赤いほっぺで眠っている
甘く匂うよ雪の下
赤い顔した妖精が ...
月を持って帰り
ガラスの花瓶に沈める
リンドウの花はランプ
妖精が囲んで見つめる
雪明りのように静かに
壁に虹が灯る
花瓶の中で夕月が
くるくる周ってる
何度目かの昨日だろうか
...
憶昔の茶席が
目の前に生き続け
公孫樹を二個添える
あなたの抹茶はもう
味わえないけれど
哀しいかな
俺は爽やかイケメンじゃない
哀しいかな
俺は正義に味方しない
哀しいかな
俺はボランティアに気持ちが向かない
哀しいかな
俺は自分の都合しだいで
コロコロ変 ...
奈良飛鳥の彼岸花
線香バーザス金木犀
土手を黒塗りで連なって
現金引き渡し場所はモノクローム
ひとの心を玩ぶ
酷くプライド傷付けた
小市民が大本営
奈 ...
人にいい顔を向けることが出来ないし
わるい顔もできない
被害者面ならできる
破れたジーンズを
めくる風だった
膝の頭を
この世に覗かせて
撫でられるのか
食べられるのか
分からないまま
アップリケをした
人を笑った
何が怖いの
誰の真似なの ...
今日は雲の流れが速い。
または僕の血流が遅い。
ふとChagallの“恋人”を観たいと
新幹線のグリーン車に乗り
倉敷の大原美術館へと向かう
じっとその絵の前でChagallならではの
黄緑色をじっと1時間くらい観つづけた後
また新 ...
欠けてしまった二枚貝片われさがし
ひとひらひとひら、と夜に鳴き笑う
悲しみが過ぎると諦めがふりそそぎ
空になってしまったら笑うしかない
欠けてしまった
二枚貝、誰もみな二枚貝
ひとひら ...
ふつか連続あさそとにでると
キンモクセイの詩をかきたいなとおもった
なんだかひかりが透明なたそがれみたい
ひとのやさしさはさりげなさ過ぎて
在ることがあたりまえすぎて無視さ ...
扇風機の羽根に
纏わりついた
綿ぼこりが
窓をすり抜けて来た風に
ほつれて
ふうわりと
フロアに舞い降りてくる頃
天秤座のワタシは一つ歳を取ります
プロペラを持っているのに
...
忘れること
それは大切なこと
生きていく上での精神安定剤
また同じ話してる
覚えてないの
許してあげよう
身に覚えがあるはずだから
肩を組んだときの
震えるような気持ちを
伝えられずにいたけれど
それで良かったと思う
あなたが
潰されそうになるのを
ただ見ていることは
出来なくて
がむしゃらに走った
あの季節 ...
詩というものが様々に形を変えながらも生き残っていることは、非常に喜ばしいと思っている。特に最近(といっても一昔前と言えるが)「現代詩」という形で新たに自由に詩を構成出来る分野が発達したことは、純粋に芸 ...
子供の頃から 前編と後編に分けられたテレビジョンドラマを見るのは嫌だった
中編なんてあったら許せない気持ちになった
人生を前半と後半に区切るという難問には 対決する必要なんでない
夜
...
大丈夫。。
俺もあたま痺れてるから
憎まれたり恨まれたり疎まれたり
俺もじぶんの正当化に躍起になって
ロックンロールバンドだと思う
売れないバンドだけどね
こんな感 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
忘却と秒針
三月雨
自由詩
4*
19/9/30 21:40
感情の昂り
こたきひろし
自由詩
5
19/9/30 21:36
ハ・ガ・シ・テ・
ナンモナイデ...
自由詩
4*
19/9/30 21:28
楽園への手引き
梅昆布茶
自由詩
10
19/9/30 19:35
自称詩人キラーウイルス
花形新次
自由詩
1
19/9/30 18:55
闇の推移(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5
19/9/30 16:48
レザー狂の季節
st
自由詩
2
19/9/30 14:21
給料日前
リィ
自由詩
1*
19/9/30 12:33
友達
クーヘン
自由詩
5*
19/9/30 12:32
睡眠時間
ミナト 螢
自由詩
2
19/9/30 9:07
律動
葉leaf
自由詩
1
19/9/30 4:29
秋に行きたいコンサート
日比津 開
散文(批評...
1
19/9/30 2:30
希望と絶望
こたきひろし
散文(批評...
1
19/9/30 1:22
赤いほっぺたち
丘白月
自由詩
0
19/9/29 22:19
月を持ち帰った夜
〃
自由詩
0
19/9/29 22:15
十月の菓子
〃
自由詩
0
19/9/29 22:13
叶うなら
こたきひろし
自由詩
1
19/9/29 20:37
彼岸花
函館ドラゴン
自由詩
0
19/9/29 20:01
顔面偏差値
リィ
自由詩
1*
19/9/29 17:56
夏がくれたもの
ミナト 螢
自由詩
0
19/9/29 13:23
または
クーヘン
自由詩
3*
19/9/29 12:55
或る夜 眺めのいい部屋から
HAL
自由詩
4*
19/9/29 9:41
貝売りの唄
帆場蔵人
自由詩
1
19/9/29 9:26
キンモクセイの詩
函館ドラゴン
自由詩
1
19/9/29 8:40
天秤座のワタシ
まいこプラズ...
自由詩
4
19/9/29 8:27
忘れること
佐白光
自由詩
0
19/9/29 2:13
ノーサイド
花形新次
自由詩
0
19/9/29 2:03
ぽえとーく
ふじりゅう
自由詩
0
19/9/29 0:39
人生の前編と後編
こたきひろし
自由詩
3
19/9/29 0:05
同苦する?
函館ドラゴン
自由詩
0
19/9/28 23:35
958
959
960
961
962
963
964
965
966
967
968
969
970
971
972
973
974
975
976
977
978
979
980
981
982
983
984
985
986
987
988
989
990
991
992
993
994
995
996
997
998
加筆訂正:
真似事――落下する意識
/
ただのみきや
[19/9/29 23:28]
「引き裂くか」を最初の口語と文語の混在に戻しました。
真似事――落下する意識
/
ただのみきや
[19/9/29 15:41]
再度指摘を受けて修正。サヨリの方は孤蓬さんの修正例をいただきました。
真似事――落下する意識
/
ただのみきや
[19/9/29 12:41]
指摘を受けて試しに修正
4.41sec.