めんどくさいテレビ
モノクロテレビは 力道山を
独り占めしたことを語り
カラーテレビは 鉄腕アトムで
空を越えたと言う
地上波テレビは
そんなアナログテレビたちの話に拍手を送り
...
見捨てられちまった小鳥が一羽 弥生生まれの小鳥が一羽
夜に目覚める小鳥が一羽 飛ぶ先の無い小鳥が一羽
それでもあてなく羽ばたいてみる それでも翼が頼むから
それでもあてなく飛び立って ...
いつも迷っているの
この道にしようか あっちにしようかって
いつも迷っているの
いつも躊躇って(ためらって)いるの
この道にしようか あっちにしようかって
い ...
感情が漂白され
漂流していく時空を
速くなったり遅くなったり
緻密になったり大雑把になったり
なんて自由自在に運ぶ移行
魂の打つ突発的な躍動
変拍子や裏拍に
コレハナンダ?
新たな ...
決まったことが無いのなら
これから一緒に話さないかい?
もしも時間が取れないのなら
いつまでも 待つから いつまでも
未だ選んでいないのなら
これから一緒に話さな ...
悪い夢を見ているようで
大切な友を亡くしたようで
ただ時の流れにいるんだなと
思っています
心にぽっかり穴が開いて
その穴を覗いています
思い出が消えてしまったようで
やっぱり ...
あとどれだけ生きられるのかなんてまるでわからない、人生の終わりは以前より確かに親しげな笑みを浮かべて、横断歩道のむこうでこちらを眺めている、風は少しずつ冷たさを増し、そのせいでなにかに急かされるよ ...
絵のような明るい窓に君がいる
くすくすとくず湯を飲みながら笑う
雪なんて降らなくてもいい冬がある
朝は一番に鶏が鳴いた
庭の隅の小屋のなかで
戦後十六年か七年の頃だったと思う
私は小学校に上がって間もなかったと思う
山間の辺鄙な場所は
食料品に恵まれていなかった
私は痩せこけて ...
詩を書くということは
死をかくということで
志をかくということで
糸をかくということである
人生楽しいですか
毎日美味しいもの食べてますか
毎日美味しいものばかり食べていたら
その内美味しいものが
何なのかわからなくなってしまいませんか
だからと言って
肥えてしまった ...
嬉しいことがあった セーブできず時間は進む
嫌なことがあった デリートできず時間は進む
この世は現実世界でリセットと出来ない 一度きりの世界
動く歩道 足元にご注意
星々が紡いだ朝を毛布にして
夜は眠る 瞼を閉じた役割のない世界で
毛布になった朝は太陽を掲げる
その両手は太陽の手と呼ばれた
名のない時代でもそれは当たり前のように巡り廻った
その頃 ...
夢にナイフを突きつけた時、君の朝が沈む。
ワカメは波平とフネの娘
サザエを姉に、カツオを兄に持つ
ワカメ、増える
増えるワカメちゃん
アニメのワカメは小学三年生の設定
以降、歳を取らない
永遠に歳をとらない
永遠に増えるワカ ...
グラウンドの白線、きっと来世は飛行機雲。
白線引いた体育の先生、きっと来世はパイロット。
秋だから
心まで透き通る青い高い空の下
心までその色に
染めてほしいの。
そっと、
逆らわないで
生きている
悩みを
すこしでも
少なくしたいから
だれのことも ...
これまでに余りに
多くの音楽を聴いてきたせいだろうか
ふっと頭に突然メロディが流れてくることもあれば
TVを観ていてCMや番組の曲が思い出せないことがある
脳にメロディが張りついた感覚だと言え ...
今日もひとり閉じこもっている
自らが作った箱の中
周りに合わせて作ったから
私には少し窮屈で
歪な形が胸を圧迫する
こんなにも隙間は空いているのに
穴から覗く外の世界は
みな ...
チケットの販売は、アシュケナージ(ピアノ)、マイ
スキー(チェロ)、イ・ムジチ合奏団などの超一流アー
ティストは苦労せず売り切れるが、初来日の若手アー
ティストの公演などではたいへん苦戦し、ホ ...
嗚咽を抑えつけるために
息を止める
どんよりとのしかかってくる薄墨色の雲を見上げて
立ち止まる
涙の雫が零れ落ちてしまわないように
拳を強く握りしめてしまわないように
まだまだもう少し
...
抜け出したいこの単純な庭で
光を集める瞳を閉じても
草を刈り指を切る
それだけで
音もなく血が流れていくのは
ジオラマのように生まれ変わるから
心の中で作られた理想を
ユニッ ...
入社してチケットセンターに配属され
た。音楽事務所の事業内容は海外からピ
アニスト、バイオリニスト、オーケスト
ラなどのアーティストを招聘し、地元の
東京では自主公演(手打ち公演)をサント
...
9さいの無垢な涙の一滴は
遠い空から
地上の友の頬に、おちる
9さいの君を想う友の涙の一滴は
遠い空へ
やがて 吸いこまれてゆく
* 今夜行われた
詩人のともちゃ ...
宵に呼ばれて寄れば良い酒 酔ってよろけた夜の路
魚も鍋も奉行がさばく アクをすくって膳こらす
熟した柿はむかずに啜れ 女むかずにゃ啜れない
周回遅れ時代と競う 若さ失くし ...
30歳のとき、業界紙の記者からクラシック、ジャズ
系の音楽事務所に転職した。クラシック音楽の特別な
知識があるわけでなく、応募しても見込みはないと
思っていが、意外にも採用され飛び上がるほど喜 ...
誰かの花が折れても幸せはなくならないことを残酷という。
夜は暗い
暗いから
星が眺められる
僕の声の金属的なノイズでは
星を表現することなどできない
無残な
夜
ふと新しい湖の夢を見る
その湖畔に咲いた
可愛い ...
動きに合わせるように
口も喋りを殴る
ドン底からの宇宙遊泳
光はこんな闇でしか渡れないから
見ることも聞くことも
あの海に沈めるんだ
誰かしらが愛を求めてるんなら
全部燃やして教えてやる ...
中学で仲良くしていた友人と、別々の高校に行ったあと、大学生になった頃に、その友人が駅前のケーキ屋さんで働いている、なんてどこからか聞いたので、ケーキ屋まで会いに行ったんです。約束もせずに。
ケー ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
めんどくさいテレビ
為平 澪
自由詩
4
19/11/3 23:47
見捨てられちまった小鳥が一羽
もっぷ
自由詩
2*
19/11/3 22:41
幸せを探して
〃
自由詩
1*
19/11/3 22:23
ポップ・フィールド(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5
19/11/3 22:18
いつまでも待つから
もっぷ
自由詩
1*
19/11/3 22:18
思い出
朝焼彩茜色
自由詩
6*
19/11/3 22:04
晩鍾、狂ったように木魂するさなかで
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
19/11/3 21:46
冬に笑う
水宮うみ
川柳
2*
19/11/3 21:01
鶏だって
こたきひろし
自由詩
6
19/11/3 20:55
し
きみのてを
自由詩
1
19/11/3 20:46
人生楽しいですか
こたきひろし
自由詩
4
19/11/3 19:49
この世は現実世界
千幸
自由詩
2
19/11/3 19:36
声
きみのてを
自由詩
7
19/11/3 19:05
夜が明けない
〃
自由詩
1
19/11/3 18:12
増えろワカメ
たもつ
自由詩
4
19/11/3 15:52
来世
クーヘン
自由詩
4*
19/11/3 12:59
救い
立見春香
自由詩
3
19/11/3 11:32
ググる
HAL
自由詩
6*
19/11/3 11:13
箱の中
霧の小灯
自由詩
5
19/11/3 10:42
自分史(音楽事務所勤務時代 3 ー 企業・団体回り)
日比津 開
散文(批評...
1
19/11/3 10:24
フェイク
坂本瞳子
自由詩
4*
19/11/3 8:34
顔
ミナト 螢
自由詩
1
19/11/3 6:48
自分史(音楽事務所勤務時代 2 ー チケットセンター)
日比津 開
散文(批評...
1
19/11/3 6:04
世界の果てへ
服部 剛
自由詩
5
19/11/2 21:22
老若男女恋愛事情 【都々逸】
ただのみきや
伝統定型各...
5*
19/11/2 18:58
自分史(音楽事務所勤務時代 1 ー 入社)
日比津 開
散文(批評...
1
19/11/2 17:57
隣
きみのてを
自由詩
1*
19/11/2 17:45
夜の優しさ
秋葉竹
自由詩
8
19/11/2 16:14
君主
カッラー
自由詩
0
19/11/2 15:54
ミジンコ
佐和
散文(批評...
5*
19/11/2 15:20
957
958
959
960
961
962
963
964
965
966
967
968
969
970
971
972
973
974
975
976
977
978
979
980
981
982
983
984
985
986
987
988
989
990
991
992
993
994
995
996
997
4.3sec.