季節はまた一巡りし
俺はぼんやり宙を眺める
不安定な気分はいつもながら
鉛の身体も相変わらずながら
まだまだイキマスヨと独り言ち
何処からともなく湧くチカラ
指先じんじん温もって
また一 ...
なんだか疲れてしまった日は、
おいしいパンを買って、一人でこっそり食べちゃおう。
僕らは何度でも、この世界に生まれる。
善を鏡のように磨いて、
小さな公園の隅においてみた。
来る人、去る人、
小さな池を覗いては、
帰ってゆく。
まるで善を見たような様子で。
鏡の存在に気づいても、
誰も恐れない。
今 ...
目が光を生み、
鼻が香を生み、
耳が音を生んだ
葉が風を生み、
幹が水を生み、
根が土を生んだように
次に命は、何をこの世に生む
(わからないのだ、
目を持たない三葉虫が ...
空飛ぶ絨毯よりは
道路を走る列車の方が
現実的なのだろうか
それとも
リニアモーターカーのように
路面と足元の間を 空気の層が埋めるのが
快感になる時代が
も ...
一人ぼっちになって
悲しくて辛くて心が
マイナーチェンジ
一人ぼっちに沁みる
あなたの振る舞いで
マイナーチェンジ
一人ぼっちの誕生日
プラス一歳の
マイナーチェンジ
一 ...
寒さが強くなる
暖かかったり
寒かったり差が激しい
雪が舞い風も強くて
外には出たくない
雪が舞う様子を
見ると心が落ち着く
静かな心になる
寒いのは嫌いだけど
雪は嫌い ...
過ぎる季節の只中で、自分を見つめる旅に出る。
煤けた国道に朝日が昇り、駆けるバイクで夢を見る。
未だ見ぬ場所に行きたい。
誰も知り合いの居ない所へ。
ついたため息の分だけ、経 ...
あほうどりはどこかに消えた
たくさんの人間の手が羽をむしり
あほうどりを引き摺り落とした
あほうどりは何処かと思えば
しろい鳥の群れ、冠島のあたりを
ウミネコが、オオミズナギドリが
波 ...
なあ見ろよもう
どこもかしこも
ちゃんとしてもらわないと困りますで
溢れちまったよ
この世の中
学級反省会で
他人をさばく事が生がいになった
あのちゃんとして ...
老僧と 一期一会や 春惜しし
付句 ぬくもりは夢 奇跡まるめて
三句 玉にきず 大切すぎた 時は過ぎ
四句 断捨離しても 湧きあがる水
五句 門前の 小僧に尋ねる 雨蛙
六句 うねる輪唱 ...
自分が自分以外の何者であった
ためしはない
心臓と言うポンプが血を汲んでいる
間しか生きられないんだよ
阿呆につける薬
なんてないんだからさ
頭が痛い
割れるように痛い
...
平行線束の間交わり点を成す一時だけのソウルメイトよ
幸せは己が手中にあるものを満たされぬとはこの世の不幸
色を失くした冬の明け方、公園のベンチで俺は放置されて風化した骨のように横たわっていた…数羽の鳩が半径一メートルの辺りを、時折こちらを窺いながら思い出したように地面を啄んでいた、こちらがなにか食べる ...
日本は 大昔から 無関心
外国は プロパガンダと 無教養
匿名と 2ちゃんねると プロ市民
勝ち名乗り 背乗りの人 誰が誰
蜘蛛の巣に なにがなんだか からまって
弱すぎる 身動きとれぬ 羽 ...
歩き方をいつ
覚えただろう
走り方はまだ
知らないのかな
遠く光が進む
道は孤独
君はその中に
名前を残し
笑顔も増えた
あの頃よりも
互いに交わした
言葉を胸に
抱い ...
私は、とある田舎の
ガソリンスタンドの部屋に
長い間 置かれた
ストーブです
日々まばらにも
旅人が給油にきては
この部屋を訪れ
目の前の椅子に 腰を下ろし
両手をあてて はあ… ...
生真面目に敷き詰められた文字と、憂鬱な空が疲労を連れてくる。
さりげない優しさに中途半端なプライドを傷つけられたり、上ったり下ったりする感情と気分に振りまわされる日々・・・
ふと窓越しに外を見ると ...
小さな神様は二人いて、一度現れて
そして影となり、二度と現れなくなった
とてもむかしから飼っている犬がいる
夜は犬小屋で静かにしている
死んだような影を落として
鳴 ...
絶対、とか
永遠、とか
そんなもの無いって思ってた
だけど、あなたとなら 永遠も 絶対も
存在するのだろうと きっと そこに
あると
思えた
だけど、あなたとの 永遠 ...
二回目の米朝会談で
日本人拉致の問題が
取り上げられた
丁度同じ日に
大坂なおみの新コーチが
ジェンキンス氏になったと発表された
こんな偶然の一致があるだろうか!
陰謀論が大嫌いな私 ...
いつだって四季を知らせる窓は、一人の少年を反射している。
彼の、人に溺死を強いるような空色の瞳には、赤黒く淀んでいる血液が映し出されていた。
「そうして君は永遠になる」
永遠、嘘くさい言葉。 ...
異国の 呪歌を
教会の 窓から
玲瓏と 響かせる
聾唖の 童達
半壊した 風に
詩人の 窓は
不吉に 震え
明かりが 消えた
鱗を 纏う
路地裏の 黒猫
夜陰の 化身か
...
砂の音 我の音 我
山びこのようになってしまった
ありがとうと夜の公園
花火をしましょう欲望のままに
私が私であるならば
欲望は消えて消えて食べてしまった
砂の上からの我の上 音
山賊 ...
永遠という言葉の中に
私が含まれるのはいつだろう
太陽がじっと私を見つめても 私はじっと自分の影を見つめる
そして太陽が去った後 夜の空を仰ぎ
鏡ごしに彼をじっと見つめるのだ
卑怯者だから
予報通りに冷たい雨が降る
濡れたアスファルトに梅の花びらが貼りついている
わたしがこの世に貼りついているように
未練たらたらと貼りついている
こころは
なぜか孤独と失望に染色され
...
最近ヤモリは現れなくなった
夜のはめ殺しの天窓に映させている
流線形のシルエットが好きだった
イモリだったかもしれない
それとも風に導かれて降り立った
小さな神様だったのかもしれない
便宜 ...
キラキラと輝く明るい瞳の奥、不思議そうに・・・覗き込んでは吸い込まれる。
交差点付近で、憂鬱な日々にさよならして、新しく生まれ変わった貴女。
楽観カンカンカン感謝して、ぽっぽっぽっぽっポジティブに ...
己を 持続する
法則の サークルが
正常から 混沌へ
逸して 狂った
民謡や 数列が
混濁し 雑駁に
焦燥と 錯乱とに
情操が 破綻した
海馬を 蹂躙する
暗黒を 震源とし ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
walk・on5 春うらら
ひだかたけし
自由詩
8*
19/3/2 19:36
涙ちゃん
水宮うみ
自由詩
3*
19/3/2 19:15
恐れない人々
ナンモナイデ...
自由詩
2*
19/3/2 17:49
目が光を生み、
ぽりせつ
自由詩
3*
19/3/2 14:12
信ずればこそ
藤鈴呼
自由詩
0
19/3/2 11:06
マイナーチェンジ
イオン
自由詩
0
19/3/2 10:33
雪が舞う
夏川ゆう
自由詩
3
19/3/2 5:02
新しい季節の中で
メープルコー...
自由詩
2*
19/3/2 3:18
信天翁
帆場蔵人
自由詩
2
19/3/2 0:39
コマッタシモベ
よーかん
自由詩
0
19/3/2 0:05
勝手にひとり半歌仙/表六句
足立らどみ
伝統定型各...
0
19/3/1 23:36
死んだ人が愛おしい
こたきひろし
自由詩
4
19/3/1 23:32
森田療法より
紫
短歌
1
19/3/1 23:24
崩落の朝、公園で。
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
19/3/1 23:12
乗り遅れ ジェネレーション 30年
足立らどみ
川柳
2
19/3/1 22:22
ハロー
ミナト 螢
自由詩
2
19/3/1 21:49
旅人とストーブ
服部 剛
自由詩
2
19/3/1 19:16
猫が嗤った。
あおいみつる
自由詩
4
19/3/1 14:52
こらえる犬
秋葉竹
自由詩
9
19/2/28 23:49
夢の果て
いのせんと
自由詩
2*
19/2/28 22:22
偶然の一致
花形新次
自由詩
1
19/2/28 20:01
天上の窓
古具をふね
自由詩
2*
19/2/28 19:48
暗い旅
ルラ
自由詩
1*
19/2/28 18:29
砂の音
moote
自由詩
1
19/2/28 18:25
_
ミナト 螢
自由詩
4
19/2/28 16:52
臆病者だから
小卒
自由詩
3
19/2/28 12:53
犬の糞
あおいみつる
自由詩
3
19/2/28 12:42
ヤモリ
そらの珊瑚
自由詩
12
19/2/28 11:09
苦笑
あおいみつる
自由詩
3
19/2/28 10:09
白い暈
ルラ
自由詩
5*
19/2/28 6:22
953
954
955
956
957
958
959
960
961
962
963
964
965
966
967
968
969
970
971
972
973
974
975
976
977
978
979
980
981
982
983
984
985
986
987
988
989
990
991
992
993
3.66sec.