ひこうき雲の真っ直ぐな心に
傾けた頬が日焼けをする
重さのない林檎を乗せたまま
走ることができるまで
ジグザグに進んだこの道に
打ち水が飛んで来る
ひこうき雲の尻尾を掴まえて
...
砂漠で椅子を並べている僕の耳元で
佐々木さんがささやく
卒業生たちは丁寧に会釈をしながら
前方から順序良く着席していく
人は生きているとささやきたくなる
だからいつか人は死ぬの
...
自由という字には7つの部屋があります。
どれを選ぶも、どれも選ばないも、君の自由です。
青、
樹間に揺れ
白い巨鳥、
羽ばたいて
僕は行く
天に呑まれ
光の矢、光の矢!
蒼穹は割れ
漆黒の宇宙が唸っている
現代詩を書き上げるのにどれくらい時間をかけますか。
私は頭の中に思いついたものを並べて、言葉を整理したりで
七日間ぐらい考えて書き上げます。
問題があったらすぐに消しますので・・・m(−−) ...
焼け焦げた影がひとかたまりついてくる
無敵の人
いきがかりの道なりは非論理が連なり
明日まで継がれた暗がりは八方塞がらず
もう疲れた帰ろうかと思いこもうとする
体力をゲー ...
穏やかにただ穏やかに生きてたらそれでしあわせ木枯らしの空
亡き人に語りかけてる人みたい会うたび一人で何か言ってる
売る側と買う側となるコンビニで渡したメモは直ぐゴミ箱に
事務員のニシ ...
窓が入れ替わるように
すれ違ったから
押し花みたいな思い出を
透明なガラスにしまったまま
膨らんだ喉の奥に
私も入れて欲しくなる
あなたの声が側にある
それだけで裏に回るほど ...
自称詩人が自称詩人であり続けるとしたら
絶対に良い年になんかなりませんから!
まず、今年一年相変わらず
世の中にとって
クソの役にも立たない自称詩を
吐き散らしたことを深く反省し
大晦 ...
最近 鳥の鳴き声を聴きましたか
最近 波の打ち寄せる音を聴きましたか
最近 雑踏の喧騒を聴きましたか
最近 話し掛けてくれる人の声を聴きましたか
ぼくはどの音も聴いていません
聴いたのは ...
ネットの海でサーフィンする
ひまさえ有ればしてしまう
その間は会話が減ってしまう
反対に
話しかけられるとウザい
ねぇ
何で今スマホなの?
お話ししようよ
せっかくこうして会って二 ...
一年はあっという間だった
振り返るとそう思う
どんなに忙しくても
楽しんで仕事が出来た
大好きな仕事だから
ストレスを溜め込むことはなく
何でも言い合える環境に感謝
やり甲斐 ...
今頃、どこら辺に居るのだろう?
君が旅立ってまだ一日と経っていないよ
けれど、わたしは君がどこへ行ったかを気にしている
何も手がつかなくて日常が荒れ果てていったとしても
わたしは君の居場所を探 ...
少年
彼はウヨクである筈がない
暴走するバイクの後ろにこの国の旗をバタバタさせたに過ぎない
青年
彼はサヨクである筈がない
ただ単純に労働者の要求として賃金値上げの運動に名前を並べたに過 ...
私の自己実現も終盤を迎えてきた。
最近、知り合いの教授に、私の作品が審査に通ったことを言うと「作曲家への一歩だね。」
といわれた。
私はこの一歩のために100歩の努力をしてきた。
...
カニ食いに
田舎から田舎へ
小さなバスで
田舎と田舎
同じようで同じでない
川の広さ
道の幅
唐突に松の木
車道ギリギリまで
寄せてくる海
(海、久しぶりに見たなあ
雲間から光が ...
夜の入口にて
誰かと誰かが話している
太陽が無限に没した後
地球という宝石箱はぶちまけられ
夜の入口にて
誰かと誰かが話している
蠢く闇に包まれて
密やかに、密やかに
...
よく気にくわないものがあれば
重いとかウザいとか
軽々しく口にする阿呆がいるが
生きていく上で
大抵のことは
重くてウザいものだ
それを覚えておかないと
いつかバチがあたるよ
...
わたしの愛が過去になる
忘れるつもりがなくても忘れていく
あの声も、温もりも、
あなたが好んで使っていた物たちは
新しく生まれることはない
捨ててしまえば、ただ消えて ...
おとなになんか
なりたくなかった
ずっとこどものままでいたかった
わたしはまだ
シャボン玉を屋根まで
飛ばしたことがありません
わたしはまだ
夜になるとおもちゃが動き出すって ...
一人の幅の中にはない
あなたのいる場所なんて
誰にも手の中になんかもってないから
あなたなんて誰も認識なんかしてない
それが一人ぼっちなんていうなら
誰だってそうだろ?
覚めそうな夢の ...
暁と 共に目覚め
神の美しさを 仰ぎ見よう
暁の 輝ける王の 失墜より 幾星霜
繰り返し追う 炎が追う
その炎は 闇の帳を 焼き払い
罪と不安の 夜を燃やし
憂き世に流れた {ルビ ...
この坂道を何度歩いただろう
この坂道は上がっただけ下る必要がある
僕の車にたどり着くために
ある日なにかにふと気づく
なんにせよ、僕は最後にこの坂道を
上がって終わるか
下って終わるか ...
歯ブラシの先が割れて開くまで
僕等は何を磨いて来たんだ
青春が落ちてまた繰り返した
砂時計の窓かも知れない
心臓に咲いた花のように
誰かを包める優しさはもう
屋根がなくても登っ ...
月夜の庭の物陰で土と溶け合い
消失していく段ボールの記憶よ
何が盛られていたのか
空洞となって久しく
思い返すことはないだろう
お前は満たされた器でなかったか
ある時は瑞々しい ...
パチンパチンと音がする
シュンシュン シュンシュン、音 響く
半端な冬の夜半過ぎ
黒ずみ弾ける二股鞘と
剥き出される真っ赤な種子
街灯に照らされアトランダムに
蒼い地面に撒き散らされ
...
僕の話の途中に
妻がスマホを手に取り
友達にメールを打ち始めたので
エラそうに腕を組み言ってみる
「人の話を聞くときはだな…」
すると
倍々返しの風圧で
怪獣と化した妻の口から
炎 ...
雨は小康状態で
放課後の気配に似た
澄んだ空気が鼻を通り抜ける
走馬灯の影が揺れる
それは微かだったから
嫌な思い出も浅瀬で泳いでいる
本当に深いところで
思い出すものさえ虚像だとして
...
巨大隕石が降り注ぎ
業火に焼かれ
砕けた岩に押し潰され
酸素を失い窒息し
彼らは滅びたのだという
破壊された星を包んだ
白い死の闇
長い眠りを経たのちに
再び芽吹くものがあ ...
私、
幸せな人に
会いに行って
その、
なんでもなかった事柄
問い詰めるのも
やめにした
手をあわせてお祈りした
私、
幸せな人の幸せな
笑顔が
その体現が
うまくいっているの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
成長期
ミナト 螢
自由詩
0
19/12/28 15:56
卒業式
たもつ
自由詩
2
19/12/28 15:39
自由
クーヘン
自由詩
2*
19/12/28 12:59
蒼穹
ひだかたけし
自由詩
6
19/12/28 12:46
現代詩を書くのにどれぐらい時間をかけますか。
会議室
19/12/28 12:15
無敵の人(初稿)
れつら
自由詩
1*
19/12/28 12:09
十二月に十二首
こたきひろし
短歌
1
19/12/28 11:57
ファルセット
ミナト 螢
自由詩
2*
19/12/28 11:14
自称詩人には良い年なんか来ない
花形新次
自由詩
1+
19/12/28 10:08
最近
HAL
自由詩
3*
19/12/28 9:59
鏡に写らない顔で微笑む
こたきひろし
自由詩
2
19/12/28 7:22
仕事納め
夏川ゆう
自由詩
2
19/12/28 5:11
今頃、どこら辺に居るのだろう?
卯月とわ子
自由詩
3
19/12/28 4:14
風が吹けば人の目には涙が
こたきひろし
自由詩
2
19/12/28 0:17
青い空に移った宇宙的走馬灯
viraj
自由詩
0
19/12/27 23:21
カニ
mmnkt
自由詩
0
19/12/27 22:04
ある日
ひだかたけし
自由詩
3
19/12/27 19:08
バチ
HAL
自由詩
7*
19/12/27 18:00
過去になる
中山 マキ
自由詩
1
19/12/27 14:59
童心
都築あかり
自由詩
1
19/12/27 13:44
ナマズの底には
竜門勇気
自由詩
1*
19/12/27 13:38
エゴ・エリスⅠ 暁と 共に目覚め 神の美しさを 仰ぎ見よ ...
PAULA0...
自由詩
0
19/12/27 11:52
風には触らない。坂道はあらがわない。
竜門勇気
自由詩
2*
19/12/27 11:47
新世界
ミナト 螢
自由詩
1
19/12/27 8:11
虚舟・改稿
帆場蔵人
自由詩
2
19/12/27 2:30
繋ぐ命
ひだかたけし
自由詩
2
19/12/26 21:17
周ちゃん語に耳を澄ます
服部 剛
自由詩
2
19/12/26 20:35
レモン
mmnkt
自由詩
0
19/12/26 20:10
今となっては氷河期説は主流ではないそうで…
Lucy
自由詩
2*
19/12/26 19:45
ハッピーニューイヤー
這 いずる
自由詩
2
19/12/26 19:34
954
955
956
957
958
959
960
961
962
963
964
965
966
967
968
969
970
971
972
973
974
975
976
977
978
979
980
981
982
983
984
985
986
987
988
989
990
991
992
993
994
4.32sec.