眩しい太陽が見たい
強い陽射しが
暗い空も
澱んだ雲も
冷たい風もいらない
横殴りの雨や
蒼の炎を放つ月も
打ち消すほどの
太陽が見たい
空気は冷たいままでいい
眩しい太陽 ...
大好きなあの子に明日会えるから
月曜日許してあげることにする
さけのんでわすれたい
けのんでわすれたいさ
それくらいのめいていしたあたまで
っかちなおまえのふあんかん
はたらいてりゃわすれるか
はたらいてりゃわすれるか
やすみがふあんなんだな
...
風の種を、冬に播き、夏、嵐を刈り入れる。この{ルビ平原=ひらはら}はまるで、ユトランドの牧景の様に、野を、素朴の音が渡り、農人達が、{ルビ獲入=とりいれ}の厳かな儀式を行う。晩鐘色に田の覆われる秋、 ...
わらわらと さらさらと 時は流れ
適当だったり
深刻だったり
それが事実か妄想なのかも判別もつかぬまま
時に追い越され
ねじれる時代の狭間でひとり
天を見つめては
うつむいて嘆き崩れ ...
「風に戸惑う弱気の僕・・・」
と歌ったのは桑田佳祐だったが
今日は北風が強く
同じフレーズが何度も沸き上がってきた
朝から胃もキリキリ痛むし
なんとなく嫌な予感がしていたが
右往左往・チョ ...
たとえ
どんなに足が遅くて
地味にコツコツ歩いていても
一度に雲行きがあやしくなって
その内にザァザァ降ってきたら
たちまち道はぬかるみ
傘の用意がなければずぶ濡れの人生なのさ
たと ...
締切があるから、
今取り組んでいる作品と
より深く向き合えて
より素晴らしい表現を生み出せるように
人生の終わりを悟れば、
今目の前にいる人と
より深く向き合えて
少しは優しい人間 ...
不細工さが
窺い知れる
その横顔
億が一、正面から見たら
広瀬すず似かも知れない
淡い期待を胸に
回り込んでみる
ムーンウォークで
・・・・む~~ん(感情シャットアウト)
...
哀しみにもみくちゃにされて
いつの間にかこんな所に立っていた
私は風
一つ一つの感情を確かめもせず
時の流れへと身をゆだねてしまう
私の人生は
私のものだから
責任をもって
幸せに ...
ていせんの、めっけいが
らいくして
まんすくえすとしたてまえ
あさひさしてきた
ふろばのすりがらすごしの
これはこれは
げーむはやおき
のいちきれすきのげーむであることはともかく
はや ...
答えを探している
答えは至る所に
極めてさりげなく
あるいはこれ見よがしに
散りばめられているのに
コインを拾うように
極めてなにげなく
自分のものにしてしまえば
楽になれ ...
「遠くへ行っちゃダメよ」
「五時までには帰ってきなさい」
生半可に返事をして遊びに出掛けて以来
五時が訪れることはなく
あたしはスイカの横で蒸し暑い砂浜に埋まっている
あたしとママを繋ぐ ...
電子ポットのお湯でコーヒーを淹れる
暖色系の照明に照らされた部屋
木目調の長テーブルと椅子の上で
三毛猫とプードルが遊んでいる
遠い南の島から流れ着いたヤシの実が
潮の香りを運んでく ...
車飛ばない
電線消えない
時超えられない
宇宙にも行けない
昔思い描いていた未来は
確実に日々近付いているのに
追えば追うほど離れていく
蜃気楼のような曖昧さ
夢物語 机上の空 ...
今日も明日も明後日も
ねんねんころり、ころがって
いつの間にやら朝がくる
小籠の小鳥も眠ったか
あの子も、この子も眠ったか
お月さんお月さん、見ていてよ
そしたらわたしも眠ります
今 ...
ふるフルふる降る言葉降る
ぶつかって弾ける造語に単語フル稼働
いわゆる文化と哲学まじりあい
融合された雰囲気なりゆき過去未来
パズルのピースとビーズが重なって
黄昏・抱擁 ...
夕焼けが生まれる音を
僕は確かに聴いたんだ
君という名前の音楽が
呆れた顔で笑っている
踊ってって 揺れてって 流されてって
ニュンフェさんたち
古くて 新しくて 可笑しくて
ねえ アルフレッドさん 黒猫さん
ほらほら やってきた
はるばる 遠くから 東から ...
60秒で大人になる講座がサイレントで流れる車内には何人乗っているだろうかすばらしいキノコの不要な大人。ピーターの影法師なら見当たらないから魔法の粉ならもらえないのだから乳母車には乗れないサイズなのだか ...
化け物も
夜も希望も
呑み込んで
えほ ...
暗い部屋で
{ルビ胡坐=あぐら}をかいている
私の上に
?
が
ひとつ
浮かんでいる
なぜ人間は
言葉を語り
言葉に悩み
言葉に{ルビ温=ぬく}もる
のか
た ...
春の空は霞んでいた
梅の花もほころび
ダウンジャケットをリュックにしまい
自転車にまたがり坂を下る
気分は爽快なのだが
次第に世の中の見えない重力が肩にのしかかり
理想的な春の日も消滅する ...
ちいさな丘の木立をぬけて奔放に踊るものたち
白みがかった光と戯れる雪華のなかで
あなたのこめかみに浮かぶ青い血の流れ
わたしはそれに触れたい
生命は絶えず流れ、流されて
ふいに出逢っ ...
宙に浮かぶ微粒子が絡みつき
微妙な感覚に少し酔っている
明と暗が交錯して交じり合い
闇の彼方に吸い込まれてゆく
愛を失えば全てを失う
そこにあるのは死そのものだ
独りで生きていくほどタフで ...
生命線をなぞる
左手のひとさし指でいちど君と
出会った気がした真昼に
やさしく訪れるように降る雨が
こころに刺さる氷柱を一欠片ずつ
溶かしていく夜に冬が泣く
何度も読んだ小説の
一行 ...
朝起きると
キッチンテーブルに
黄色いボタンが
みっつ置いてある
下の娘が
さいほうに
使うのだという
黄色いボタンは
まん丸い目と口で
ひよこみたいに ...
鬼灯の実が紅くなると中身を綺麗に抜き取って空にした
それを口に含んで上手に鳴らした
脳裏に仄かな明かり
思い出には靄がかかっていた
子供らはとても無邪気
数人の男のこのなかに女のこが ...
「仄暗散歩」
俺は今日、仕事をしてきたので、そんな俺が今日死ぬはずはないのだ。
昨日は確かに就労していないが、自分のやるべきことを行ったおかげか、なんとか生き延びることができた。
...
父は固まりかけた膿を溶かし
排出するために発狂している
脳の中に落とし込まれた不穏な一滴が
とぐろを巻き、痛みをともない
いたたまれなくなると腫れ物ができる
やけに透明で黙り込んだ熱量を持つ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
太陽が見たい
坂本瞳子
自由詩
4*
19/2/22 22:14
好きって力
水宮うみ
川柳
0
19/2/22 21:11
んあふはるよのくりかえし
砂漠枯
自由詩
2
19/2/22 19:53
ドレリア
la_fem...
自由詩
9*
19/2/22 15:33
瞬間の言霊
あおいみつる
自由詩
3
19/2/22 14:54
リフレイン
〃
自由詩
3
19/2/22 14:18
雨が降らなければ地は潤わなくて
こたきひろし
自由詩
5
19/2/22 12:54
締切
邦秋
自由詩
2*
19/2/22 9:54
横顔
花形新次
自由詩
1
19/2/22 0:01
断片
渡辺亘
自由詩
2
19/2/21 21:53
消火栓
次代作吾
自由詩
0
19/2/21 20:53
答え
nonya
自由詩
10*
19/2/21 18:37
五時のスイカ割り
山下ヤモリ
自由詩
5
19/2/21 18:00
魔法瓶
あおいみつる
自由詩
3
19/2/21 15:22
未だ来ず
たいら
自由詩
1
19/2/21 15:05
月ひとつ
帆場蔵人
自由詩
2
19/2/21 14:16
ふるフルふる降る言葉降る
あおいみつる
自由詩
1
19/2/21 13:16
恋は生きもの
水宮うみ
自由詩
3*
19/2/21 7:18
ニュンフェの揺れる気持ちは春待ちサクラソウ (リリアン詠う)
パン☆どら
自由詩
1
19/2/20 23:41
おとなり/即興ゴルコンダ(仮)時間外投稿
こうだたけみ
自由詩
0*
19/2/20 23:36
化け物も夜も
TAT
短歌
1
19/2/20 22:54
五十音の石
服部 剛
自由詩
4
19/2/20 20:48
重力
あおいみつる
自由詩
5
19/2/20 14:19
青い血の明滅
帆場蔵人
自由詩
4
19/2/20 14:16
春の雨
あおいみつる
自由詩
2
19/2/20 13:40
はじまりは揮発していつしか空が曇る
かんな
自由詩
12*
19/2/20 13:04
大安
やまうちあつ...
自由詩
2
19/2/20 11:28
鬼灯が紅くなる頃には
こたきひろし
自由詩
6
19/2/20 9:49
20190220
Naúl
自由詩
0
19/2/20 9:12
発狂
山人
自由詩
3+*
19/2/20 6:28
954
955
956
957
958
959
960
961
962
963
964
965
966
967
968
969
970
971
972
973
974
975
976
977
978
979
980
981
982
983
984
985
986
987
988
989
990
991
992
993
994
3.92sec.