いまから僕が歌う
数分間のテノールのアリアで
必ずあなたを振り向かせる
そして、ソプラノの返し歌
あなたからのアリアをもらう
さっき出会ったばかり
それなのに僕はもうあなたに
心を ...
さよならは綺麗だったね。
少し季節がおとなになるような、私達にだけ吹く風だったね。
だけどそんな風を、私は知りたくなかったよ。
美しく物語めいたさよならなんか、別れとの出会いなんかいらない。
...
そそくさと駐車場へと向かう脚、
そそくさと駐車場から向かう脚、
終わりかけの短い休憩時間と、始まったばかりの長い休憩時間が、
ちょうど低い丘の上にある玄関先の広い石段ですれ違うとき、
ちょうど ...
ジェラシーのベーキング?
押しつけがましくならないようにと
出来るだけ削ぎ落としたつもりで
膨らんでしまうもの
必死に抑えながら
Lineを確認しています
私もしょせん凡百のパン屋の男に ...
海は待っている。誰かを待っている。それは潮風に溶けた予感だ。海へと続く秋の小径に吸い込まれて行く時、私は知らず足早になっていく。透明な水に青いインクを落とした色の拡がりが、あの松の林を抜けた先にある。 ...
さいごの蜻蛉がいきをひきとった
かえりはくらい溜息で
宙返りする雲がふくらんで
そしておんなになったと囃したてる
くちびるはたくさんの蔦がからまるから
目のむきだけでゆくさきを伝 ...
牡牛座系の眼鏡屋で
雨乞いの踊りに興じていたら
タコ川タコ太さんがやってきて
山梨県の喫茶店に連れて行かれたんです
そして、8年前に見かけたタニシについて僕が語っていると
タコ太さんが涙 ...
いつか天使に
羽根が翼になるように
そうなればと
天使に恋をした妖精は
こっそり見つめてる
天使の鈴が咲いたら
たくさん届けよう
綺麗な鈴の音をぶら下げて
クリスマスの ...
凍るように広がる
冬の夜空は海のようで
東から西へ流れる月はクラゲ
夜光虫を集めたプレアデス
今夜も編んでるあなたへ
羊は身体を差し出して言う
私の毛をどうぞと
温かな夢を編んで ...
小さな歩幅で駆けてくる
足を踏み外して
天の川へ落ちていく
尻尾を立て泳いで渡る
岸の向こうで待っているのは
シリウスの瞳のおおいぬ座
プロキオンはこいぬ座の魂
白く小さくひ ...
台風の奴が過ぎ去っちまえば、
我が意識はまた、パソコンあさりを再演し始める。
母の一周忌が過ぎてからでいいと思うのだが。
6万ぐらいで、メモリーを16gbにしてとか、
hdは、1tでいいか ...
花が散った後の
道を誰かと
走ることでまた
輪になる自転車
舞い上がる
蝶のような
羽根をした
春の証に
触れてみたかった
祈りの日を忘れた
僕たちは
地球と目が合う
...
あの柔らかな爪
あの柔らかな腰
あの柔らかな産毛
匂いを嗅ぐと 痺れてしまう
疲れた顔を見て 逸らせなくなる
俺の硬い指
俺の硬い肩
俺の硬い視線
当たってしまえば 裂けて ...
ひとはそれぞれに
生き方や経験だけが醸し出す
そのひとだけの香りを漂わせる
堤防決壊の原因を説明する
専門家の話は
誰が聴いても納得できるものだ
ボトルネックとかバックウォーターとか
蛇行の外側に加わる遠心力とか....
こんな簡単な ...
ラグビーボール、さつま芋、焼き芋たべたいな。
大学芋もいいし、スイートポ、あ、トライ見逃した。
優しさだけがある人のなかに 太陽がおちて 夕焼けが終わった
冬の空より退屈な人ね
ひなた雨がいう
そういう雨も そうとうに退屈なかおをしていて おれも ついおおきなあくびをした
...
海を見ている心に近付く
波が削るのは
まだ温かく濡れる予定のない
明日を生きる力 前借りをした
歩きながら拾う貝殻の色
いつもより綺麗に映る鏡だ
プリズムみたいに反射する笑顔
海 ...
生温き句捻らむかと風の夜
私達は私達の進むべき道を
そんなこと判ってるのに
判っているのにどうして
こんなにも無為に時を過ごすのだろう
また、それを慈しむかのように
それも ...
心に広がる空
心に流れる雲
その下に
広がる原野を
みつめていた
聞こえてくる風の音に
耳を傾けていた
死んだ父親
と
死んだ母親
そして
死んだ姉二人
風の音 ...
上司に怒られていても
映画で泣いてしまっても
ボーナスがでても
公園でタバコが吸えなくても
どうってことはないんだけど
胸の大きな女を抱いている時
ゲームで負け続けている時
心臓とは ...
きょう、おまえは二十歳になる
もし、生きていてくれたら…
特別の思し召しで
神様がいまのおまえを1日だけ
天国から地上に降ろし
会うことができたら
父はおまえと何をしよう?
まず ...
若い時は若いひとを応援した
かれらが横柄であろうと
大金持ちであろうと
それが自由や希望だった
私に訪れるかもしれない未来たち
かれらも私も年を重ねた
むっつり ...
紙で男女が知り合って
紙に写った思い出を
紙に綴って交換し
紙で思いを伝えあい
紙への記載で結ばれる
紙で住まいを探し出し
紙へ幸せ記すうち
紙で私の受胎知る
紙の暦で生まれ出た
...
電車に乗ると自宅の電気が消えた
おかしいなと思い電車を降りて電気をつける
大丈夫そうなので再び電車に乗る
今度は台所の水が止まらなくなってしまい
電車を降りる
蛇口を逆にひねると水は止まり改 ...
白いレースの
解けた先には
微熱があるから
触れちゃいけないと
知っているのに
揺らしたくなるのは
カーテンが重たい
せいなのかな
抱きしめるものが
人じゃなくても
恥ずか ...
詩を書かなくなって
すわっていた
ぼくのゆびやひざこぞうを
こぐまたちが噛んでいく
あああ あああ
ぼくのゆびやひざこぞうで
きっと大きくなるだろうね
くまたちは
詩を書かないが
...
くだらない
触れるまえはあれほどまばゆかったのに
手にしたはしからくすんでゆく
体液で汚れたシャツ
濃いめの罪で舌がしびれる午前六時
清潔な朝日にむかって石をなげるバカな人たち
...
遠い過去から歩いている
迷子の猫を拾った
心のなかで遊んでいる
頭のなかを一日中歩いている
今はもう星座の鎖を解かれ
自由に宇宙を散歩している
私だけの星になった猫
抱き ...
川の流れる音
陽の匂いがする土
草は高原を走り
白い雲は山の襟巻き
種を一つあげましょう
夜の良いところは
星を見せてくれること
昼の良いところは
陽の温もりを感じること
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
プッチーニ 歌劇「ラ・ボエーム」より
日比津 開
自由詩
3
19/10/18 5:26
さよならをしたくなかった
水宮うみ
自由詩
3*
19/10/18 4:49
中秋の
本田憲嵩
自由詩
3
19/10/18 2:04
パン職人
〃
自由詩
4
19/10/18 2:04
秋の海へ
帆場蔵人
散文(批評...
3*
19/10/17 23:59
いきのいろ
すいせい
自由詩
5
19/10/17 23:14
雨乞い後の出来事
をりふし水
自由詩
1
19/10/17 22:53
クレマチス・ピクシーの妖精
丘白月
自由詩
1
19/10/17 22:05
おひつじ座
〃
自由詩
3
19/10/17 22:04
こいぬ座
〃
自由詩
1
19/10/17 22:03
近況
ナンモナイデ...
散文(批評...
7*
19/10/17 21:18
列
ミナト 螢
自由詩
2*
19/10/17 20:04
あこがれ
藤山 誠
自由詩
1*
19/10/17 17:05
香炉
HAL
自由詩
6*
19/10/17 14:43
信玄堤
st
自由詩
4
19/10/17 12:20
スイートポ
クーヘン
自由詩
8*
19/10/17 12:17
天泣ファンタジー
草野大悟2
自由詩
3
19/10/17 10:40
感情回路
ミナト 螢
自由詩
2
19/10/17 8:48
生温き
AB(なかほ...
自由詩
3*
19/10/17 8:13
左と右と真ん中しかない
こたきひろし
自由詩
3
19/10/17 5:37
魂のようなもの
藤山 誠
自由詩
3*
19/10/17 5:08
きょう二十歳になるおまえと
日比津 開
自由詩
4
19/10/17 4:43
悲しみ
函館ドラゴン
自由詩
0
19/10/17 0:33
紙でできている
イオン
自由詩
2*
19/10/16 22:25
帰宅電車
たもつ
自由詩
4
19/10/16 21:34
イノセント
ミナト 螢
自由詩
3*
19/10/16 20:46
くまたちは詩をかかない
はるな
自由詩
2
19/10/16 20:07
新自由区
トビラ
自由詩
1*
19/10/16 18:57
猫座
丘白月
自由詩
2
19/10/16 18:25
ボジョレー村の妖精
〃
自由詩
1
19/10/16 18:24
937
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951
952
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965
966
967
968
969
970
971
972
973
974
975
976
977
3.64sec.