仕事を終わらせて帰宅しても
疲れていない体が欲しい
ビタミン剤や黒酢ニンニク
そんな手だてはもうイヤだ

恋の炎 燃やしてみる?
古い日記に潜んでた私の恋は
熱かったね

ここ ...
風に乗り
真夏の匂いが立ち込める黄昏時
草葉に注ぐ夕日と影
蜩の声は{ルビ空=くう}を舞い琴線に伝う
目に映るもの
聞こえる声
とり巻く全てのものに心惑う夕暮れは
束の間 平和だった幼い ...
強靭な魔力がやどっているのです。
響きよ、お前は美しきものなり。
指ではじかれた魔法。
ダイヤモンドの輝きが、にぶくなるほどの息。
妖艶なたたきこみがくりかえされる。
疎外された孤高の存在。 ...
農園の野菜果物よく育つ収穫体験楽しむ外人

雨が降りやがて晴れ間が覗く午後地区の草取り一気に終わる

次々と畑を潰し家が建ち長閑な地区が賑やかになる

十年後この街がどう変わるのか想像以上 ...
何度も言うが
表現の自由なんぞは
テロルの想像がなければ
傲慢で際限のない
エゴ丸出しバカの戯言だ

「あまりクソみたいなことを
言っていると近いうちに
酷い目に合いますよ」
三つ揃 ...
夜はクジラのお腹の中だ。
静かな夜ほど、多分そうなのだ。
6p
あなたは頭にてをあてて、「願いましょう、ほしがりましょう」といいます。
それを聞きましたら、「わかりました」というのです。

21p
怪我をしたら、その血がぢめんに落ちる前にするこ ...
天気の子のテーマが、
多分、世界と個人を天秤にかける話だとすると、
致命的なのは、
主人公の男の子に、なんの葛藤もないことである。
テーマが突き詰められていないので、
なんの必要もない拳銃と ...
英雄とは母から強く愛された者のことだ ─ ゲーテ


虎の匂いしかない
泳げないきょだいなきょうだいがきょうだいな海に飛び込んだ夏

裸足で夏草の深い抜け道を抜け
踏み板が腐って外れ ...
君が心をおしえてくれた

今でもたまにCDで聴く

毎日に君の音楽がある

ちょっと浮かんで聴いた新曲
光が渦巻いていた
熱風が絶えず吹いていた
人々は絶えず歩き過ぎ
俺は串カツ屋の前で
アイスコーヒーを飲んでいた
とても苦い味がした
身体が熱く飢えていた
生きることに飢えていた

す ...
昨夜庭で泣いていたら
妖精が昔話をしてくれた
地中海に棲んでたころの

私も一人海を見ていた
とても眩しい青い海を
花の色は海の色

ケープを纏った魔女が
葉を摘んで行った
...
誰も住んでいない洋館
夏になると妖精が来て
窓を開け一晩だけ過ごす

黄昏の光を吸って
庭からベランダまで
提灯が吊るされ
宴が用意される

世界中の色と香り
一つの言葉と ...
海底のような
月夜の庭に腰を下ろし
夜光虫のような星を見る
緑色に輝く珊瑚礁に
泡のような花が咲く
人魚のような妖精が
珊瑚に座って僕を見る
海の匂いのハーブが
もっと深くと誘 ...
小さな小雨が
おどけた街を照らす
水遊びが楽しげな少女は
明日 何処へ行く
点線をなぞって
普段は飽き飽きの
恋のものがたりを
本当は求めていて
しなびた漬物のように
老いていくのだ ...
燃ゆる炎を宿したこの翼を
閉じる術を知る由もなく
それでも過ぎてゆく{ルビ時間=とき}の中で
愛しさや甘美なそれを知りたいと
束の間過ぎったその想いこそが
そもそもの過ちの始まりであった
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     ●●●●●      ...
喫煙者でもないのにライターを、それも中々に高額なオイルライターを所持しているのにはそれなりの訳がある、なんのためかって?それは話を聞いているうちに判ってくる―なんて、べつにもったいぶるようなことで ... 朝メシは西瓜
昼メシも西瓜
晩メシも西瓜
西瓜スイカすいか
おれの家は西瓜

おれはひたすら食い続けた
赤い果肉を無心に頬張りながら
朝も昼も夜も
休むことなく眠ることなく
齧り咀 ...
一円玉の数だけキスしようよ。
豚の貯金箱、叩き割っちゃおうよ。
心のなかに雨が降ってる

一人で建てたおとぎ話だ

鉛筆みたいに直ぐに無くなる

心のそとで蝉が鳴いてる
一日、また一日と
忘却した記憶に登場する
キャラクタアが
私たちの行列に
続々
と 
立ちならぶ。

あの小さな戦争たち の
ことを 蒸し返すのだ。
あの小さな戦争の
銃撃戦(言 ...
被害者になる想定は多くの人がしているのに

加害者になる可能性を考える人は多くない

ハンドルを握って轢かれる側の想定で走ってるのか?
誰でもよかった
キーボードのくぼみで死んでた羽虫と同じ
価値無価値 正直に言って
私がなりたかったのは愛されるあなた
それに成れないなら
何でもよかった
生きていようが死んでいようが
キ ...
竜笛が竜の鳴き声であるなら
詩も竜の鳴き声でなくてはならない
ドーナツに穴が空いているなら
詩も穴だらけでなくてはならない
人が嵌って抜けられなくなる
罪深い穴を我々は掘り続けている
なん ...
いい臭いがする。
もぎたての臭いだ。
もいだ手も臭ってみる。
いい臭いがする。
もぎたての間、いい臭いがしている。
している間、もいだ手も臭っている。
もいだ唇をもぎりとってみる。
...
灯りに群れる虫もいれば
闇に灯る虫もいる

子供と大人ははっきり区別され
子供の目的は大人になること
そのためにひたすら食う
大人の目的は子孫を残すこと
ひたすら交尾の相手を求める
あ ...
良心、それは
ロウソクの灯のようなもの
子供のうちに灯してあげなければ
芯はまもなく湿ってしまう
そしてちょっとした風で
不意に吹き消されてしまう
それっきり


倫理、それは
自 ...
空があり風があり
時は世界樹をかけのぼって
あしたへとながれてゆく

だれかが小ちゃなブルースを
奏でているような気がしてでもそれは

ぼくの知らない紫の小花の群れだった

月への梯 ...
死角がない人を全能という
視覚がない人を盲人という
月の裏側に着陸した資格を
死角はそれで狭まったのか
視覚の拡張現実が伸びたと
月に尋ねて見るきはあるか

四角く仕切られた ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
トキメキ剤千 円 自由詩219/8/6 17:33
真夏の黄昏玉響自由詩319/8/6 16:26
アランフェエス協奏曲文学特攻隊自由詩419/8/6 15:04
長閑夏川ゆう短歌119/8/6 4:57
韓国人に自由はない、あるのはゲロキムチだけだ花形新次自由詩119/8/5 23:04
クーヘン自由詩3*19/8/5 22:36
あなたのおまじない(82年 東亜缶房刊)より竜門勇気散文(批評...2*19/8/5 21:51
天気の子リライトはだいろ自由詩019/8/5 21:44
虎と稲妻と向日葵末下りょう自由詩3*19/8/5 20:43
君の音楽がすき水宮うみ川柳2*19/8/5 18:38
光の星ひだかたけし自由詩12*19/8/5 17:11
ローズマリーの妖精丘白月自由詩019/8/5 12:01
風船葛の妖精自由詩019/8/5 11:34
パセリの妖精自由詩019/8/5 7:51
おどけた街の少女ふじりゅう自由詩019/8/5 3:25
罪の意識坂本瞳子自由詩1*19/8/4 22:55
まるでシカク/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外こうだたけみ自由詩2*19/8/4 22:35
Firewheelホロウ・シカ...自由詩1*19/8/4 22:21
西瓜両性具有自由詩119/8/4 21:28
一円玉クーヘン自由詩2*19/8/4 20:51
夏じゃない部屋水宮うみ川柳1*19/8/4 20:49
私たちの小さな戦争左部右人自由詩119/8/4 19:06
ちょっと徘徊メガネ自由詩019/8/4 18:51
死に場所は選べない自由詩019/8/4 18:41
戯れ言帆場蔵人自由詩119/8/4 18:35
もぎたてナンモナイデ...自由詩6*19/8/4 18:05
虫たちただのみきや自由詩7*19/8/4 16:36
良心と倫理はだいろ自由詩019/8/4 12:32
8月のうた梅昆布茶自由詩1719/8/4 11:51
まるでシカクるるりら自由詩3*19/8/4 11:20

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加筆訂正:
Happy Birthday/塔野夏子[19/8/4 11:41]
誤字修正しました。申し訳ありません。
擬態標本/ただのみきや[19/8/4 11:36]
脱字修正
Happy Birthday/塔野夏子[19/8/4 11:23]
ひらがなを漢字にしました。「そこ」→「其処」
3.69sec.