詩の言葉を置くことは
一つの救い
わたしがあなたが
不安に恐怖に脅えていても
詩はわたしをあなたを守ってくれる
その細やかな細やかな律動で
二度と反復され得ない
真新しいビートを刻んで
...
頭の中のくすり棚に
そなえておく言葉のかずは
足りないと思うくらいでちょうどいい
からっぽの引き出しを開け
ない言葉に黙するとき
僕はひっそりと真新しいひとつに返る
好きになれる
ココロのあやふやな音が
聞こえなかった
夕刻の
魔が
影にひそんでわたしを
濡らしていった
近くのコンビニで
明けるのを待った
雷鳴が
とても近くて
震 ...
ねぇ
あたしの事愛してる?
勿論
愛してるよ
本当に?
本当だったとしたら
どのくらい愛してくれてるの?
正真正銘
本当に決まってるよ
だけどどれ程ときかれてもな
...
{画像=190829222932.jpg}
{引用=
詩とかわいいイラストを融合できないかな~と考えていました。
詩の説明のためのイラストではなく、
イラストの説明のための詩でもなく。
そう ...
子供は泣くことにためらいがない
対して
大人は泣くことにおおいに躊躇してしまう
男は泣くことに恥じを覚える
比べて
あえて、女は男に泣き顔を見て貰いたいところ
あるのかな?
涙っ ...
望遠鏡の死骸
市街地に散乱
錯乱する警官
痙攣的発砲
こめかみを貫かれた売女は
突っ伏して死後硬直
うす汚れた銅像の見る夢
ハイウェイバスの疲労
ミルキーウェイの素っ気なさ
...
もし僕が、一人なら、結婚していなければ、
娘がいなければ、
もしも僕が今も独身だったら、
間違いなく、今年度いっぱいで、会社を辞めたと思う。
もう全く、いやになった。
だが、家族がいる。お金 ...
子の声 子の声 子らの声
群れの光 ひとりの声
苔むした壁と
向こう側の声
小さな宴に自らを閉じ込め
濃い影 濃い影
高みへ
高みへ昇る水たち
うなずく ...
シュメール語を話す妖精
秋一番の星座を見上げて
想い出を露草に語りかける
山羊座が冬至点だった頃の
遠い昔の想い出を
星座のおとぎ話を
人魚の薬を飲んだ仔ヤギ
神のいたずらで ...
秋風揺れる萩の上
膝を抱いて頬杖をつく
いざよいの月のように
ためらいがちに
鈴虫の音が落ちる
妖精が聞いているのは
魂を見送る歌
また逢おうねと
夕日の端っこで指切りして
妖精がキスをした小指の先
ワレモコウのように
血が滲んだように赤く
唇に当ててみる
妖精に貰った切符で帰る道
影をふちどる赤い波
改札 ...
君のことを良く
知るためならば
アイロンになって
シャツの上走る
その手の長さや
肩の大きさが
いつか全てを
抱いてくれるまで
歪んだガラス窓越しに
見つめる瞳は
震える星 ...
いのち、光輝きます
いのちを{ルビ🍽️=生け贄}として
幸せ、花開きます
不幸せを{ルビ💩=養い}として
どんなに喜びの深い海にも
一粒の涙が
溶けていないということはないのです
...
疾風が僕の全てを吹き抜けた。
忘れかけていたピアスホールをも。
雨の中を歩く人
雨の中を急ぐ人
雨の中をゆったりと
雨は霧のようにとりとめもなく
雨は上から落ちてくる
上が空とは限らない
無数の穴があいている
無数の裂け目が開いている
...
ポケットに
風のシールを
しのばせて
使い途など
無いほうがいい
けどそこの
あなたとあなた
そのすきま
何もないより
吹かせましょう
風の色
見えないはずの
赤、青、 ...
(指でなぞったアルバムの絵描き歌
(モノクロのほっぺがエコーする畳の角
(それは堕落
(あれはギンヤンマ
(黒の鉛筆の落書き
空蝉をからかう彗星の真下、
自由帳という物質が力づくで開い ...
自称詩人NAMIAMこと無職古見義明(34)が
文芸出版社にガソリンを入れた容器を
台車で運び込もうとして逮捕された
逮捕時古見容疑者は周囲に「俺の自称詩がパクられた」
と叫んでいるところを目 ...
見た目にぱっとしない男なんてざらにいる。
人柄は良さげで真面目で誠実そうで、なのに活気と男の華と色気を持ってないから、女はなびかない。ついていかない。
男だって外見、清潔と身だしなみのないやつは女 ...
うええーん、えん、えん、えん
男の子が一生懸命に、泣く
ぜんしんぜんれいで、泣く
いつのまにかおじさんになった僕が
ぜんしんで泣いたのは
もう何十年前のことだろう
うええーん、 ...
旅先で飲み過ぎて
あぶないので三十分以上
間を
空けて、酔い覚めのからだで
いそいそと…露天風呂へ
(水を飲んだり、最善を尽くしたのだ)
閉館近い露天風呂は
すっかり掃けて
人 ...
たとえば、そこに髪の毛が落ちてて
これ落としましたよ、なんて
わざわざ届けませんよね
なのに、言葉はわたしから
切り離されてもわたしのものなの
宇宙がはじま ...
もし、この街を
ゴジラがかっさらっていくのなら
俺はなにも持たずに
どこにも逃げないだろうよ
ビルディングの屋上から
ゴジラの目を睨みつけ
対等に怒り返す
俺だって
荒 ...
思い切って立てました。現代詩フォーラムに山梨および甲信越地方にゆかりのある方はいますか?
(出身・在住・住んだ事がある等々。)どのくらいの方がいらっしゃるかは解かりませんが、詩作や詩・現代詩フォーラ ...
春、の終わりにとらなかった電話の着信音が夏の終わりに鳴り響いている。とても静かな夜、足音も誰かの寝息もブレーキを踏む悲鳴もふいに止んで着信音が何処かで鳴っている。トイレに座って狭い場所で口から漏れるの ...
力を抜いて
空を見上げる
もう ここが
どこでも かまわない
人として
立てる地なら
笑ったり
泣いたりして
生きられる地なら
ここが
痛みに満ちた地であっても
...
串カツ屋の前で飲む
アイスコーヒーの苦さが
口腔内に不穏に広がっていき
遅れて串カツの濃厚なタレの
甘酸っぱい匂いが五臓六腑に染み渡っていく
そーす、そーす
そーす!そーす
大声 ...
パリの妖精
第11話「ルーブル美術館の妖精」
あの人は愛してくれた
月を背にして
そっと忍び込み
ランプを吹き消す
煙がカーテンになり
月の目をかくす
あの人は忘れない ...
松屋のカレーにプレミアム牛皿
こんなうまいもんこの国にしかない
トランプもジョンウンもムンジェインも知らない
習近平とプーチンは知っているような気がする
裏声喫茶でそんな話 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩を書くということ(改訂)
ひだかたけし
自由詩
7
19/8/30 11:24
薬棚
ぽりせつ
自由詩
12*
19/8/30 7:55
夕立
立見春香
自由詩
4
19/8/30 5:35
求愛のない日々は
こたきひろし
自由詩
4
19/8/29 23:37
すばる タクトスイッチ 呼吸鎖複合体
ふるる
自由詩
0*
19/8/29 22:38
涙腺をゆるめられる事のしあわせ
こたきひろし
自由詩
4
19/8/29 22:38
いつだってそれは過去形で語られるものだろう
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
19/8/29 22:21
クラゲに失礼
はだいろ
自由詩
2
19/8/29 20:26
遠い 遠い
木立 悟
自由詩
0
19/8/29 19:35
山羊座
丘白月
自由詩
1
19/8/29 18:20
萩の妖精
〃
自由詩
1
19/8/29 17:56
ワレモコウの妖精
〃
自由詩
0
19/8/29 17:54
異星人
ミナト 螢
自由詩
1
19/8/29 16:24
うずしお*
幽霊
自由詩
0*
19/8/29 15:02
ピアスホール
クーヘン
自由詩
1*
19/8/29 13:01
雨で
……とある蛙
自由詩
1
19/8/29 10:32
風のシール
AB(なかほ...
自由詩
6
19/8/29 6:51
棚から湧き出た木霊からの触発()
ふじりゅう
自由詩
0
19/8/29 1:18
自称詩人、襲撃!!
花形新次
自由詩
1
19/8/29 0:23
過酷な運命でもないが
こたきひろし
自由詩
2
19/8/29 0:05
涙のあと
服部 剛
自由詩
2
19/8/29 0:01
裸で岩に坐る
〃
自由詩
2
19/8/28 23:53
20個のタピオカの記憶
がみにゃん
自由詩
1
19/8/28 22:48
消えない愛をみにまとい
秋葉竹
自由詩
6
19/8/28 22:28
集まれ!!,山梨県民・甲信越地方の人。
会議室
19/8/28 20:26
夏の終わり
帆場蔵人
自由詩
0
19/8/28 13:10
On the earth
美空
自由詩
3
19/8/28 12:27
飽食(アイスコーヒーVS串カツ)
ひだかたけし
自由詩
4
19/8/28 11:55
ルーブル美術館の妖精
丘白月
自由詩
1
19/8/28 9:26
松屋のカレー
函館ドラゴン
自由詩
0
19/8/28 8:56
946
947
948
949
950
951
952
953
954
955
956
957
958
959
960
961
962
963
964
965
966
967
968
969
970
971
972
973
974
975
976
977
978
979
980
981
982
983
984
985
986
4.1sec.