春や こんこん
はぁやく こんこん
春や こんこん
うちへさ こんこん
こんこん
こんこん
もしも、はよう着いたとて
何するつもりもあるまいが
春や こんこん
...
騒乱騒乱、
光の洪水だ
爆発的な消尽、
圧倒的な光の洪水だ
浴びる、浴びる、浴びる
(白い巨鳥が空を行く)
ひたすらに進み
ひたすらに跪き
今、生きる
この渦巻く真昼の界
...
いとしくていとしくて
星空を仰いだその
裸の心
ではなく
裸の体
を
そこにみつけたい
ずっと伝えたかった
生まれ育った田舎の田んぼのあぜ道
泥まみれになって駆け抜けてたあの ...
家族が崩壊しかねない危機的な状況におちいっても
あらためて会議なんてしなかった
そんな日がそんな時が
来たんだよな
前触れもなく突然に
上の娘が下の娘も連れて家を出て
アパートで暮 ...
しぶとく生きようぜ
たとえその生きざまがどんなにぶざまで惨めったらしくても
怯む事などない
しぶとく生きようぜ
しぶとく生きようぜ
たとえペンが剣より強くても
インクが切れたら役にたた ...
死にたいと思いながら 同じ時間に目を覚まし
死にたいと思いながら リンパ浮腫になる心配をし
死にたいと思いながら ラジオ体操をしたりする
死にたいと思いながら お茶を飲み
死にたいと思 ...
君の願いはなに?
そう問われて少し笑ってお金持ちになるって答えた
素直に幸せになることって言えば良かったかな
でもなんだかちょっと気恥ずかしくてね
幸せって何? ...
今日の日を永遠に忘れないなんてことがあるだろうか
3月の午後の何もない太陽の下で僕はふと考えるのだった
こんなにもどうしようもない状況でさえ僕たちは口を閉ざしたままでいる
暴力で解決できることの ...
かがり火を消し去る
純、潤、順
と
水が焼ける音
の、背後からは
翼をもがれた旅人が
一人
赤の渇望へと
にじり寄る
旅人が
その
赤の渇望の
窪みへと
とく、っと流し込んだ ...
あの日あの夜、失恋した想いはちっぽけな星のようにわたしの胸から消えてしまいました。
ー幾年月が過ぎて
あの日あの夜、多くの人々が悲しみとともに見上げた夜空には満点の星々が、
、それはいま ...
さあ悟れずに生きていく
線路に財布を落とすようなとき
駅員がひとりもいないようなとき
ホームから降りて財布をとるようなとき
だれかが非常停止ボタン押して大騒ぎ
平成は昭和 ...
来たので、
わたしは
行きます
黒ずんだ窓の向こう側
鳥たちが飛ぶその上を
沸きあがるようにして
来たので
窮屈な靴ばかり履いていた
厚ぼったい肌をしてがたがたふるえて ...
オオカミ男の
口吻が隆起してゆく
ホラーメイクに
興奮もすれば
タレントの妹の
小さな口蓋のように
整形して
口吻を沈下させた
姉がニッと嗤う
顔面を見て戦慄した
老朽化で陥没 ...
もし分業なんてしていなかったら
どうだろうなぁ
農家もなければ
猟師もいない
食うために有尾猿らと変わらぬ
生き方のままでいる
知恵のない裸体の尾のない猿
発情期にだけメスがオスを誘 ...
滞在時間が近づいて
右手からプラズマが出てる
あなたの食べてるものを食べてみたかった
あなたの飲んでるものを飲んでみたかった
ひどい別れ方をすることになるけど
それまでいっぱい、 ...
めざめ また往ぬ
途上の椅子 ひとり
とほきこころ とほきねむり
ふと おぼえたる
すわるしぐさ
だれとふけはいなき
思ひ出の ...
洋服の下に肌があるから
秘められた場所で会話が出来る
鍵を渡さない私はいつも
肌が透けるストッキングを拒み
女という生き方を否定する
黒いタイツは100デニールのもの
少しでも細く ...
死にゆく蛍がかじった、かもがやの隙間の細い風
すっかり軽くなった腹を抱え
夜霧の中をしっとり歩いている
大きな風に
人の声が洗われて、草木の本当の
美しさを見る日を待ちわびていた
...
だれも自由をうばえない
君の自由は君だけのもので
でもね
僕の自由は遁走することだけなのだろうか
君の自由は時に逆走して過去や未来を変えようするけど
それを拒むものは自分自身なのかも ...
特効薬はないか?
「特攻服ならありますぜ、旦那、」
玉手箱だな。
玉手箱を開けよう。
白い粉よ吹け。そして狼煙をあげろ。
さあ、特攻服に着替えよう。
強くなれる。
世間体など糞喰らえ ...
暗雲とした月のない暗い夜だった。
わたしは人影もない橋の歩道を行ったり来たりしていた。
もうこれ以上先へは進めない。
光る眼をじっと見据えた、黒い鳥が待ち伏せているからだ。
冷たい欄干の上 ...
同窓会のたびに
あなたを探す
席に着いてからも
入口ばかり見てる
お酒を飲みすぎて
タクシーでホテルに帰る
ドアを開くと
カーテンが揺れてる
さっきまでここにいたの?
...
うつろな白い金魚が
一瞬こちらを見た
わたしはもうずっと、この命を誰かにもっていってほしかったから
誘われるまま飛び込んだ
ザボン
それから息を吐き切ってブクブク……
9%のチ ...
(どこでどんな具合に産まれたかなんて話は、この際どうでも良くないか)
おれ、JKのパンツがチラッと見えそうだったので
全力でもって前のめろうとして、寸でのところで自制心が勝る
今日が終わ ...
気が狂っちまった
宮沢賢治はどんだけ正気?
中原中也はどんだけ正気?
誰もがせつなくて
俺の半分以上が俺のもんじゃねえ
狂うってこたあそういうこったあ
さらにさ ...
落書きは落書きだ
嫌なら額縁にでも入れて
大切にしまっておけ
本人だって
書き終わった後のことなんか
知ったこっちゃないと
思ってんだろ?
あー、バカどもが
クソ落書きに何億も ...
手竿 手を引く夏の夜
蝉も戻りウクレレ
云われて ヒラメ ボラ
齒の奧の店を 波を 否定
明日の名の
半端なしこり
大樣なゴムのスプーン賣り
無我の世のラ ...
しんどいな
そんな夜
聞こえた声に
とんでもなく救われた
うんこの話
ウォンバットの話
中身なんて何もないのに
何故だか頭に残ってる
Aはいどうもクレイジーナッツです
B(手に缶コーヒーを持っている)おいちょっと聞いてくれ
Aコーヒー置いて来いっ!!
B何やねん急に
Aどこの世 ...
掌から零れ落ちた幸せを
慌てて拾い集めようとするけれど
砂上の楼閣の如く
脆くも崩れ去り
風に浚われ跡形もない
立ち竦む 過去と未来の狭間
砕け散った心だけがその場に囚われ
視界を阻 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雪割り
R
自由詩
1
19/3/13 15:47
walk・on 8 今、生きる
ひだかたけし
自由詩
5
19/3/13 14:41
はだか
犬絵
自由詩
5
19/3/13 10:06
家族会議はしないけれど
こたきひろし
自由詩
4
19/3/13 5:58
しぶとく生きようぜ
〃
自由詩
4
19/3/13 5:08
アンビバレンス
涙(ルイ)
自由詩
8
19/3/13 4:37
3月のある日に
文字綴り屋 ...
自由詩
0
19/3/13 1:02
いつかのその後に
福ちゃん
自由詩
1
19/3/13 0:48
イリスィリサイト
中原 那由多
自由詩
4
19/3/13 0:39
3.11
ツノル
自由詩
2*
19/3/13 0:03
孫悟空の八つ当たり
ペペロ
自由詩
8
19/3/12 23:05
来たので
はるな
自由詩
6
19/3/12 21:36
メイクダウン
ナンモナイデ...
自由詩
2*
19/3/12 21:22
ゼロ《・》ダイバー
〃
自由詩
1*
19/3/12 20:49
オイル缶の食料庫
mizuno...
自由詩
4
19/3/12 20:24
( 椅子 )
墨晶
自由詩
3
19/3/12 20:14
ダイエット
ミナト 螢
自由詩
1
19/3/12 16:34
虐待
印あかり
自由詩
11*
19/3/12 9:54
自由の歌
梅昆布茶
自由詩
5
19/3/12 6:47
玉手箱
ツノル
自由詩
2*
19/3/12 2:48
光る鴉
〃
自由詩
1*
19/3/12 2:30
shallows
mizuno...
自由詩
8
19/3/11 23:49
春休み 月曜日 ドン・キホーテ
印あかり
自由詩
3*
19/3/11 22:54
分岐、気分で
N哉
自由詩
1
19/3/11 22:24
気狂い詩人
ペペロ
自由詩
9
19/3/11 20:38
バンクシーを塗り潰せ!
花形新次
自由詩
1
19/3/11 20:16
鳩の頭
墨晶
自由詩
2
19/3/11 19:06
ラジオ
砂漠枯
自由詩
2
19/3/11 18:10
昭和六十年 ABCDお笑い新人グランプリ (粗予選)
TAT
自由詩
1
19/3/11 16:13
レクイエム
玉響
自由詩
3
19/3/11 14:58
946
947
948
949
950
951
952
953
954
955
956
957
958
959
960
961
962
963
964
965
966
967
968
969
970
971
972
973
974
975
976
977
978
979
980
981
982
983
984
985
986
4.41sec.