人体のダムが注意報を出したので
放水せねばと小宇宙(コスモ)へ入った
ペルセウスの匂いが微かにただよっていて
一瞬くらっとなる
鳶が窓を開けていたので
冷たい風が元気に流れ込んできていた ...
肩に置いた手は
音を立てない
悲しみに向き合う
人のために
言葉よりも深い
場所に立って
良くやったんだ
もう休んでね
震えるくらいに
伝わってくる
硬い体が
...
陽気な秋のお天気
奇跡的に悲劇は遠退き
吹きさらす葬式のような冷気
ずきずきと傷が泣き
いまは無き敵
薪をかき集めて歩き
火を焚き一息…
陽気な秋のお天気は好き
もう平気! ...
一条の線となって差し込む光、
意識を遥かな過去へと運び
わたしは光の渦のなか
次第に何処にも居なくなる
郷愁と憧憬だけが木霊して
今日は寒いね
手をつなぐ口実
でも嘘じゃない
風は冷たく吹きつけるから
寒いのは本当
でも手をつなぐ為の口実でもある
誰よりも傍に居られるのなら
日常のどんな事だって口実になる
...
その挑戦は魅力的に見える
それは挑戦だからもちろん結果に成功と失敗がある
だけどこう考えてみる
"今回に限っては挑戦することそのものに価値がある"
つまり挑戦をしたなら結果 ...
いつか何処かで
人は誰でもその身体を無惨に千切られて
灰にされて
風に飛ばされる
そんな
ご不幸を
御愁傷さまですと
何度も見送ってきた
けれど
いつかはきっと
御愁傷さま ...
その呪いの
暗い
ほんとうをしっている
赤い血のゆめを吸い込んだ少女
街をさまよう顔のない亡霊
聴こえない声が
君の名をよぶ気がする
しろくつめたいガードレールは
...
荒れ狂っている
闇が光のなか
光が闇のなか
灼熱の上昇
灼熱の下降
闇が光のなか
光が闇のなか
荒れ狂っている
燃え盛る壊ノ力、受け容れ飛び込む己、
せめぎ合い切り刻まれては結合 ...
木立の間にはkたちがいて、
秋の陽のいっぽんの光線を見つめている。
アクビばかりしているけれど、
朝焼けだか、夕焼けだか、
それがわからない。
光線の中にはオレンジ色の微粒子が、
血球 ...
痛覚レセプタ
ちょびひげのおじさん、今でもフィルムの向
こうから笑わせてくれる。拳を振っている。
誰もの幸せのために戦っている。そのときに、
必ず痛くなるものをさらけだしている。 ...
涙で喉に詰まる音が落ちて
無限の宇宙に転がっていく
笛吹水仙の妖精は
いつでも後ろで聞いている
胸に入り込んで聞いてくれる
ストローのような花が
ぜんぶ吸い取ってくれる
妖精がこっち ...
ゆっくりしてって
もうじき隣の椿も咲くよ
この冬も綺麗なのは
あなたが来てくれるから
金色に化粧したミツバチに
妖精は嬉しそう
雪が降るように無数の愛が降る
語らず求めず大きな愛が降る
妖精は樅の木で待ち合わせ
花びらが降るように飛んでいく
バラの香りは小さな蝋燭に咲く
赤い炎が揺れる夜にあじ ...
トイレに入ると
足が冷たくなった
窓が開いていて
風が流れ込んでいた
小便をした
あたたかそうだった
もっと寒かったら
手をつけたかもしれない
東の雲が
肌を赤くしていた
...
哀しみが蓋を
閉じて転がる
苦い言葉を
胸に張りつけて
風は吹かない
光は裂けてく
汚れたTシャツが
邪魔だと怒鳴る
ここは真っ暗な
洗濯機の中
乱れた心が
...
この星にある夜の余白へ静かな星を書き足してった
気付いたときには気付いてたんだ無意識的に意識していた
生き物たちが暮らしてるからこの世界には声があるんだ
専門誌は僕が所属する産業機械分野は発行
部数が最も多く順調だったが、ほかの分野の
3誌は部数が伸び悩んでいた。売上高は社員
が40~50人いるにも関わらず3~4億円(後に
入る音楽事務所は社 ...
ゼロから始まるモノは何もない
と言う定説
一から始めなくてはならない
一夜の夢にあらわれた少女は
一糸纏わぬその身体を
幻想の寝台に横たえている
その乳房
その乳首
股間に ...
つま先で立つと地面が揺れて
あらゆる命が追い越してゆく
足音や虫の音が触れる場所で
上を向いたら広い空の端に
糸口があって傷を縫えるまで
花が咲いてると訊いてみたくなる
お願いだか ...
夜の海穏やかそうでそうではない今夜は力強さが目立つ
冬なのに気温が上がり暖かいでも平年より雪が多い
北風が絶えず吹きつけ寒い今日外での仕事多くて困る
新しい店が出来ても人気出ず出入り ...
崖下の細道と市境を流れる川に挟まれた廃寺に隣接する三角形の土地は雑木林で、夏の間は気が付かなかったが、樹々の葉が落ち始めた最近、それらの幹それぞれに、なにやら薄茶色の掛け軸が揺れている。数 ...
さながら粉雪の如くに
枝から離れ舞い落ちる
音もなく
澄んだ気配の中を選びながら
音はなく
さながら春の名残花の如くに
...
彷徨い歩く
今日も
現の森を
消そうな歌声
蘇らせるために
でも 悲壮感は
希薄 なんだか
楽しい 遠足みたいで
スキップしたくなる
待ってい ...
新しい季節を連れて来た風
明日は何処(いずこ)へ吹いてゆくのか
透明な唄が聴こえる
果てしのない遠くから
あれは知ってる唄
懐かしい声で歌ってる
新 ...
街は、君のことが好き。
しんけんに、
みあげればみえる
幾百億、幾千億の銀河系の
白いカタツムリ状の渦巻きたち
星雲と名乗る用意があるものたちです。
街の灯がなんだか深く
ア ...
きみといる羽毛布団のふかふかは天国よりもきっとふかふか
ゆうらりゆらら
舟はゆく
生死の境をさ迷いながら
白波立てて
舟はゆく
ゆうらりゆらら
舟はゆく
無限の時に慄きなから
さざ波立てて
舟はゆく
ゆうらりゆらら
舟はゆく
...
折れ曲がり、赤茶色に錆びた釘…珊瑚のように歪で不吉なライン、頭の部分は半分潰れていて、半円―円弧の部分がボロボロのコンクリの上で揺り椅子のように埋もれていた…窓を失った枠からは雨粒が潜り込んでくる ...
「ねぇ、
「予想と違ってびっくりした?
「ちょっと認識が甘すぎだよ
「美しい魚だけのはずないじゃん
「ネットが海だと言うならさー
「水死体くらい浮かんでるって
生ゴミみたいな自意識が
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
放水
mmnkt
自由詩
1*
19/11/20 19:39
YELL
ミナト 螢
自由詩
1+
19/11/20 17:08
あきすき
幽霊
自由詩
0+
19/11/20 13:29
光
ひだかたけし
自由詩
1+*
19/11/20 12:40
嘘じゃない
卯月とわ子
自由詩
2
19/11/20 10:24
挑戦への情動
幽霊
自由詩
0
19/11/20 7:27
よみがえります
こたきひろし
自由詩
5
19/11/20 7:23
空白の闇の少女
秋葉竹
自由詩
8
19/11/19 23:55
壊ノ力〇宇ノ声(改訂)
ひだかたけし
自由詩
1
19/11/19 23:14
kと言う生存者
ナンモナイデ...
自由詩
9*
19/11/19 21:11
あ、
AB(なかほ...
自由詩
15*
19/11/19 20:36
フエフキスイセンの妖精
丘白月
自由詩
1
19/11/19 20:27
サザンカの妖精
〃
自由詩
0
19/11/19 20:26
クリスマスローズの妖精
〃
自由詩
1
19/11/19 20:25
トイレ
mmnkt
自由詩
2
19/11/19 19:22
エコー
ミナト 螢
自由詩
5*
19/11/19 17:16
明るい
水宮うみ
自由詩
1*
19/11/19 16:48
自分史(業界誌記者時代4 ー 組合活動)
日比津 開
散文(批評...
0
19/11/19 8:47
ゼロから始まるモノは
こたきひろし
自由詩
4
19/11/19 7:29
空中遊泳
ミナト 螢
自由詩
3*
19/11/19 6:45
新しい店
夏川ゆう
短歌
4
19/11/19 5:03
幸福とは
墨晶
自由詩
2*
19/11/19 4:25
序曲
もっぷ
自由詩
1+*
19/11/19 0:55
待っていて
〃
自由詩
2*
19/11/19 0:51
季節風
〃
自由詩
1*
19/11/19 0:49
『幾百億、幾千億のうた』のうた
秋葉竹
自由詩
4
19/11/19 0:13
ギフと。2019
もっぷ
短歌
0
19/11/18 22:51
ゆうらりゆらら(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
19/11/18 22:23
たとえば小石の落ちる音のように
ホロウ・シカ...
自由詩
0
19/11/18 22:00
暴言淘汰フラワーズ
もとこ
自由詩
1*
19/11/18 21:52
946
947
948
949
950
951
952
953
954
955
956
957
958
959
960
961
962
963
964
965
966
967
968
969
970
971
972
973
974
975
976
977
978
979
980
981
982
983
984
985
986
5.25sec.