ロマンチストでも
サイエンティストでもない

ゆるく瞬いている星が見たかった
ただそれだけである

なにかしら癒されたかったのか

ただただ暇だったからか

天に飲み込まれ引き込ま ...
わたしうさぎの耳だから
見えていなくても存在を感じる
観察するように
わたしを見ているのでしょう
振り返るといなかった
気のせいだった
わたしの耳は異常な発達をしていて
いない人の存在を ...
無風に花瓶、
押し倒れ
転がる転がる
少女の手許

受け止める幼手
花瓶は砕け
甲高い笑い声
さも当然に

さも当然に、
笑い声響くたび
花瓶は粉々に
亀裂走っていく
円卓 ...
ももた乗せていたマレーシア人運転手可哀想ももた命助かったのにももたばかり心配されて死んでしまったマレーシア人運転手には誰も何にも言ってくれないももた以外の三人も可哀想ももただけが心配されてただ羽根つき ... まとまらない記憶
さだまらない思い
けれども空は暮れてゆく

ままならないことばかり
ため息のミソラシド

夢みて おいかけて
どこまでも
諦めきれず
おいかけて
おいかけて
...
終わりを迎える背中で
始まりを迎える淡い空
まるですれ違いの感覚に陥るが
紛れもなく同じ時空を生きている

時は必ず待ってくれると
そこに甘えて寝床につく
そして起きたその時は、やはり時 ...
川の此方と彼方
静かな川面に浮かぶ船
準備はまだなんだ
もう少しだけ時間を
そう言ってもたついている間に
船は遠のいていく
それはまるであの日の貴方の様だ
振り向かなかった貴方の様だ
花散里

僕の小さな世界史が
源氏物語だったら

次元を超えて愛を語れるものなら
あるいは1970年の山下洋輔だったり
アルバートアイラーだったりするのかもしれない

僕は何に対して ...
脱いだサンダルが戻って来る
さっき蹴飛ばした光のように
潮の道連れをピンクに照らし 
夏の端っこを避けて歩いても
トングが切れて指が挟めずに
サンダルの分かれ道で止まると
初恋みたいな伝票 ...
呼んだかな
呼ばれたのかな
気にしすぎかな
気のせいかもな
いやでも待てよ
本当に呼ばれたとしたら

振り向こうかな
チラ見しようかな
思わせ振りな態度をとろうかな
偶然を装えばい ...
人生なんてさ
一瞬一瞬の積み重ね
薄っぺらな今の集合体
だから
過去なんて価値は無くて
未来なんて今の延長線
零れ落ち続けていく今を
掬うことも救うことも
ままならなくて当然さ
だか ...
雪のことを知っていますか。「誤解しないでくれ」と言っていた海賊とは無事に地獄で会えましたか。こちらはもうすぐふぶきです。海に降る雪が紙吹雪のようなのと、あなたは言っていましたね。紅白の小林幸子をいつも ... アダムとイヴは
キラキラ光るアキラメを
バケツ一杯ぶちまけた

そうして星ができたんだって


大切な不安を食いつぶして
やっとこさ残ったのは空っぽの心

何もない


今二 ...
ブス核爆発を三回言って

ぶすかくばくはつ
ぶすかこばくはつ
ぶすかけばこはつ

くそーっ、むずいなー
もう一回だ!

ぶすかこ、ダアッ、ダメダーッ
ざくざくとした砂糖
ホットコーヒーに
コーヒースプーン
混ぜると溶ける

朝でも
寝れなくても

「コーヒー淹れる?」
「泣いているなら一緒に飲もう」
肉身の疼く
今宵の静けさに

心は乱れ不安に駆られ
詩と死と戯れる余裕すらなく

焼酎を二杯、三杯と

焼け付く視界に
蜘蛛の巣張り

払いのけても払いのけても
辺り一面の糸は ...
生きづらい
生きづらい
生きづらい
生きづらい
生きづらい
生きづらい生きづらい生きづらい
生きづらい
生きづらい

生きづらい
ただ今日を生きる
今まで貰って来た温もりが
冷めた頃に返事は出来るもの
手袋の上を握ったあの日
僕等の背中にふたつの時計が
見えたからもうやり直せくて 
洗濯バサミで摘まれたような
指先で関節を思い出すと
...
こどもが陽に反射してきらきらひかっている。よく見るとセーターに縫い付けられたスパンコールがいちいち光を跳ねかえしているのだった。
切花の世界は春を迎える。ラナンキュラス、チューリップ、スイトピー、ア ...
たまに空が全体を包むような
そんな日は地動説を疑いたくなる
三六〇度の空を心で眺めている
中を視ている
半透明の目の中に私がいて
包むように視られているという感覚が
アフォーダンスを否定す ...
この冬を殺そうよ今きみとぼくひたひた蒼い非常階段 魚は空を泳ぎつかれ 月のサンゴで身をくねらせ鱗を星にかえす

蒼いムードとブルージーンズ 青春の風は皐月の風のように吹きぬけた

うるさいだけのコマーシャルが流れる都会の雑踏に思慮のある小娘の ...
逃げ水を追いかける僕を追いかける夕暮れ。
逃げ水は僕から逃げ切り、僕は夕暮れに捕まる。
雨なのか雪なのかよくわからない寒さが増せば雪になりそう

梅が咲き春の始まり伝えてるもう一、二度は雪が降りそう

この冬の最後の雪になるだろう圧倒的な絶景さらば

学校が多く存在してる地区 ...
君が僕を嫌っていることに気づいて
ニヤニヤとしていた

ずっと気づかなかったことだけど
それがわかると
不思議に思えた仕草や言葉が
当たり前のように思える

なにかに反射した夕暮れ ...
いつものように歩いていたのに
いつものように犬と散歩していた夜に
いつもは足を止めもしない場所で

足が歩みを止めて犬が不思議そうに
足のまわりをくるくると回っている

線路下の細い道が ...
ねない

ねむらない

ねたら あしたがきてしまう

ねむったら いちにちが はじまってしまう

うれう ひとりの よるの しずけさも

けんそうに まぎれ けされてしまう

...
大淀の 桜桜と 待ちきれず

江田の森 一位の赤も 待ちきれず

たらちねは うつむかんでと 言ひ残し

その花も 春待ちきれず 待ちきれず
 お別れ

回遊する魚達、
渦を巻いて
泳ぐ泳ぐ
舞い狂う雪の中
純白の視界を切り裂き
蒼く蒼く透き通り


 出会い

寄り添う
肉身の二つ、
交わり激しく
夜を埋め
...
椿の葉は少しの光でも
沢山の光を受けているかのように
大粒の光を反射する
やんちゃな少年がガバッと掴んで
思いきり投げたいくつもの白い石が
空中で一時停止しているような
よく見ると可笑しな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
なにこれあおいみつる自由詩220/1/15 20:59
うさぎの耳mmnkt自由詩1*20/1/15 19:25
さも当然にひだかたけし自由詩3*20/1/15 18:58
ももいろ花形新次自由詩020/1/15 18:31
手の中にあるものあおいみつる自由詩220/1/15 16:08
迎える時ympy自由詩420/1/15 11:49
離れていく貴方の様だ卯月とわ子自由詩420/1/15 10:21
花散里梅昆布茶自由詩920/1/15 9:24
潮騒ミナト 螢自由詩320/1/15 8:14
イルたいら自由詩120/1/15 4:44
いま自由詩020/1/15 4:35
届けよ、跋文万願寺自由詩320/1/15 2:57
もう一つの雲野しっぽ自由詩2*20/1/15 0:54
早口言葉花形新次自由詩120/1/14 22:19
じゃあ、さあ秋也自由詩0*20/1/14 21:59
予兆(改訂)ひだかたけし自由詩420/1/14 21:13
でもかも秋也自由詩020/1/14 21:03
コンタクトミナト 螢自由詩020/1/14 20:30
切花の春、時期、花瓶をあらうのことはるな散文(批評...420/1/14 19:47
二分休符mmnkt自由詩120/1/14 19:45
a星染短歌020/1/14 18:06
クェッションあおいみつる自由詩3*20/1/14 13:57
夕暮れクーヘン自由詩2*20/1/14 12:54
学校夏川ゆう短歌220/1/14 5:11
街路樹、街路樹竜門勇気自由詩0*20/1/14 4:01
来訪者帆場蔵人自由詩8*20/1/14 3:01
ねむらないたいら自由詩220/1/14 2:11
待ちきれずAB(なかほ...俳句2*20/1/13 23:24
ひだかたけし自由詩5+*20/1/13 20:49
椿の葉mmnkt自由詩220/1/13 20:22

Home 戻る 最新へ 次へ
944 945 946 947 948 949 950 951 952 953 954 955 956 957 958 959 960 961 962 963 964 965 966 967 968 969 970 971 972 973 974 975 976 977 978 979 980 981 982 983 984 
3.48sec.