弁当屋から出てきた
普通の格好をした普通のおばちゃんが
グレーの軽自動車まで歩いていく
弁当屋から出てきた
作業着にベストを着たおっさんが
仕事用の車まで歩いていく
ただそれだけのことなの ...
10分前に着くつもりが10億光年前に着いちゃった。
可愛い君との待ち合わせに、僕は時空を超えちゃった。
人混みか人塵なのか初詣

自販機でエロ本なんて寒すぎる

寒いから上は脱げない営みに

radikoからカウントダウンの雄叫びが

紅白をビージーエムにラブホテル

はく息が悪臭に ...
喉にやまびこが届かなくなって
トンネルの前を近道するよ
錠剤みたいな苦さも持たずに
ミントのトローチ優しく積もり
熱で溶けたのか舌で溶けたのか
喉が帽子を脱ぐまで舐めていた
挨拶ができるよ ...
ズボンの下にスカートの下に
ヒトは何でパンツを穿くんだ
そしてせっかく穿いたパンツを
何で脱ぐんだ

ズボンの下にスカートの下に
あるパーツは
そんなに特別なのか

そこは
凹凸の ...
ねえ
もうこの声は届かないのでしょうか?
無機質なメールだけが貴方の存在を教えてくれた
もう
冷たい文章もいくら待っても届かないんですね
わたしの指先も冷えていきます

ねえ
不自由な ...
娘よ
お前の遺伝子に
私の劣性が伝わらないかと危惧していた
訳じゃない

そんな事気にかける余裕なんてなかったよ

私は働く事に必死だったんだ
働く事で得られる生活の糧
そこから涌き ...
どんな恋愛も
ドラマのよう

魅力的な出来事が
重なるようにして
目の前に現れる

ドラマで見たような情景が
今目の前に映し出される

あなたのその瞳が
キラキラしていて
幸福 ...
生きている
だけでいいんだまるもうけ
もしも食べずに生きてられたら


そんなわけ
じつはないからがんばって
泣かないように慎重になる


星降る夜
昼間に降った雪の ...
今日も
なすのぼけ雑炊が
ひなたにおる
雨みたいな顔して
途中のことが思い出せないから
今があやふやになって
こんなに寒いのに
ガラス越しの太陽が照ってる
あったかいからちょっと
ガ ...
夜の列車に乗ると
窓に映る自分の顔が
なぜあんなに
悲しく見えるんだろう

色あせて
薄ぼんやりした
古いフィルムみたい

これ誰だったっけ?
って思い出す
昔の友達みたい
ナニカガ ウマレ ソウダ

言葉
宇を身籠もり
身籠もる言葉は
響く声また声の渦
何かが何かが ウマレテイル

夏の炎天下の縁側で
西瓜を食べている
兄と弟、汗流し
その頃青大将 ...
お肉屋さんで牛肉一五〇
切り落としであんまり見栄えはよくないけれど
赤く染まる白く映える
霜降りふりふりお尻ふり
じっとり牛脂
快感弾けるフライパン
にんにくと大葉を刻んで
大根をおろし ...
西宮神社で行われた
福男を決めるレースを
テレビが取り上げていた
一位になった男は
俺と同い年くらいの
体育教師だった

赤い服を着て
途中からは独走状態
ゴールをすると
勢いを ...
頬杖が似合うようになったら
ここにおいで

贋物たちが微笑みかける

ごめん
まだ
もうちょっとだけ
真実とやらを見てくるよ



  ふりかえるな
  ふりか ...
従者の祈り

其は虚慢に非ず 神より賜りし巨万の富。
人たりながら 人の世に生き難い者
神の子でありながら 兄弟に拒絶された者
また 神の慈しみを奪われた者 その者なり。

我が神よ 貴 ...
深く森の闇の香りがします
行き過ぎてゆく人に言葉をかけたりします
つまらない世間話ですけれども
視線はいつも痛いものです
いくどもえぐられているような不安定な
でもそれが欺かれていた ...
今日の別れが
永遠のさようならに
なるのかもしれない
そんな思いが過るので

玄関の外に出て
あなたはそんなにも
手を振るのだ

今日の別れが
最後になるはずがないという根拠など
...
私たちは、星と星とを線でつないで、名前を付けることができる 撃鉄を起こし引き金を引いた
でももう弾は残っていなかった
翔べ
高く翔べ
翼よ
光の方向へと
ただ翔ぶがいい
哀しみも苦しみも
高く飛ぶための突風に過ぎない
高く高く
翔べよ Fly highー
太陽光線
待っていた
太陽光線を
願わくばその明るさで
私の全人生を照らしてくれ
太陽光線とは先生
私の人生を照らすのは
先生の思想と哲学と行動なのだ
耳を重ねると本になるから
どのページを開いても忘れない
夕焼けを閉じ込めたあの海で
貝殻よりも柔らかい関節が
光を貰って耳たぶを落とし
抱きしめるたびに噛み付いたね
瞬間接着剤みたいな夜が ...
空には嘘を付けない気がする
ネックレスの鎖が切れても
また繋ぐような水色の風に
出会ったことがあるから
人の間に生まれる絆も
ずっと信じて良いのかな
雲の切れ間に鏡を持っていて
互いを照 ...
何回も何回も切る、封を切る、届かない手紙みんな死ぬのに 冷凍庫にしまったはずの夜
誰かに盗られていた
一切れも残さず 影も残らず
切ないことの一切が
夢のように沁みる
不確かな確かさが
心の蔵に突き刺さる
あなたに会えてよかった
それすら切なくて
命が海に浮かんで空を見てる
目覚めるような文章や言葉が書きたかった
今という記憶に埋もれた感性を呼び起こすような
『嗚呼、そうだったね』と涙するような
春の中に芽生えた秋を育てるような
そんな言の葉を 今も
初詣の足を止めて人々の絵馬に目をやった。
僕に見られたせいで、それらの願いは叶わない。
部屋のなかの折れた櫛を
覗き込む鴉
鉄格子 窓
鉄格子 窓


鏡を照らす鏡
夜を囲む夜
目が痛む 息を吐く
雪が止む


夜に切る爪
赤い中指
罪人の樹の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
隣の芝生mmnkt自由詩120/1/11 14:03
ちゃったクーヘン自由詩4+*20/1/11 13:04
俳句解らないんだからこたきひろし俳句020/1/11 9:21
工事中ミナト 螢自由詩120/1/11 8:33
くだらない詩だけどこたきひろし自由詩420/1/11 8:23
ねえ卯月とわ子自由詩220/1/11 7:38
優性と劣性を兼ね備えてヒトは人になれるのさこたきひろし自由詩220/1/11 7:21
ドラマ夏川ゆう自由詩320/1/11 5:00
宇宙(そら)よ秋葉竹短歌520/1/11 3:11
なすのぼけ雑炊次代作吾自由詩120/1/11 1:22
ゆうれいガト自由詩2*20/1/11 0:27
在るの根っこ言葉の根っこ(改訂再録)ひだかたけし自由詩320/1/10 22:25
贅沢お肉灰泥軽茶自由詩220/1/10 20:27
福男mmnkt自由詩020/1/10 20:21
ミシガン・レリックス 4AB(なかほ...自由詩120/1/10 19:57
エゴ・エリスⅠ 従者の祈りPAULA0...自由詩1*20/1/10 19:56
杳香ナンモナイデ...自由詩6*20/1/10 19:35
今日の別れがLucy自由詩3*20/1/10 18:46
光年水宮うみ自由詩2*20/1/10 18:07
殺意HAL自由詩7*20/1/10 17:49
Fly high渡辺亘自由詩0+20/1/10 17:44
先生の哲学は太陽光線自由詩120/1/10 16:27
ハートステーションミナト 螢自由詩1*20/1/10 14:59
フェイクファー自由詩220/1/10 14:44
a星染短歌020/1/10 14:01
きみのてを自由詩020/1/10 12:55
一切自由詩020/1/10 12:55
目覚め自由詩3*20/1/10 12:55
叶わないクーヘン自由詩3*20/1/10 12:52
冬とまばたき木立 悟自由詩220/1/10 9:52

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