ゆっくりしてって
もうじき隣の椿も咲くよ
この冬も綺麗なのは
あなたが来てくれるから
金色に化粧したミツバチに
妖精は嬉しそう
雪が降るように無数の愛が降る
語らず求めず大きな愛が降る
妖精は樅の木で待ち合わせ
花びらが降るように飛んでいく
バラの香りは小さな蝋燭に咲く
赤い炎が揺れる夜にあじ ...
トイレに入ると
足が冷たくなった
窓が開いていて
風が流れ込んでいた
小便をした
あたたかそうだった
もっと寒かったら
手をつけたかもしれない
東の雲が
肌を赤くしていた
...
哀しみが蓋を
閉じて転がる
苦い言葉を
胸に張りつけて
風は吹かない
光は裂けてく
汚れたTシャツが
邪魔だと怒鳴る
ここは真っ暗な
洗濯機の中
乱れた心が
...
この星にある夜の余白へ静かな星を書き足してった
気付いたときには気付いてたんだ無意識的に意識していた
生き物たちが暮らしてるからこの世界には声があるんだ
専門誌は僕が所属する産業機械分野は発行
部数が最も多く順調だったが、ほかの分野の
3誌は部数が伸び悩んでいた。売上高は社員
が40~50人いるにも関わらず3~4億円(後に
入る音楽事務所は社 ...
ゼロから始まるモノは何もない
と言う定説
一から始めなくてはならない
一夜の夢にあらわれた少女は
一糸纏わぬその身体を
幻想の寝台に横たえている
その乳房
その乳首
股間に ...
つま先で立つと地面が揺れて
あらゆる命が追い越してゆく
足音や虫の音が触れる場所で
上を向いたら広い空の端に
糸口があって傷を縫えるまで
花が咲いてると訊いてみたくなる
お願いだか ...
夜の海穏やかそうでそうではない今夜は力強さが目立つ
冬なのに気温が上がり暖かいでも平年より雪が多い
北風が絶えず吹きつけ寒い今日外での仕事多くて困る
新しい店が出来ても人気出ず出入り ...
崖下の細道と市境を流れる川に挟まれた廃寺に隣接する三角形の土地は雑木林で、夏の間は気が付かなかったが、樹々の葉が落ち始めた最近、それらの幹それぞれに、なにやら薄茶色の掛け軸が揺れている。数 ...
さながら粉雪の如くに
枝から離れ舞い落ちる
音もなく
澄んだ気配の中を選びながら
音はなく
さながら春の名残花の如くに
...
彷徨い歩く
今日も
現の森を
消そうな歌声
蘇らせるために
でも 悲壮感は
希薄 なんだか
楽しい 遠足みたいで
スキップしたくなる
待ってい ...
新しい季節を連れて来た風
明日は何処(いずこ)へ吹いてゆくのか
透明な唄が聴こえる
果てしのない遠くから
あれは知ってる唄
懐かしい声で歌ってる
新 ...
街は、君のことが好き。
しんけんに、
みあげればみえる
幾百億、幾千億の銀河系の
白いカタツムリ状の渦巻きたち
星雲と名乗る用意があるものたちです。
街の灯がなんだか深く
ア ...
きみといる羽毛布団のふかふかは天国よりもきっとふかふか
ゆうらりゆらら
舟はゆく
生死の境をさ迷いながら
白波立てて
舟はゆく
ゆうらりゆらら
舟はゆく
無限の時に慄きなから
さざ波立てて
舟はゆく
ゆうらりゆらら
舟はゆく
...
折れ曲がり、赤茶色に錆びた釘…珊瑚のように歪で不吉なライン、頭の部分は半分潰れていて、半円―円弧の部分がボロボロのコンクリの上で揺り椅子のように埋もれていた…窓を失った枠からは雨粒が潜り込んでくる ...
「ねぇ、
「予想と違ってびっくりした?
「ちょっと認識が甘すぎだよ
「美しい魚だけのはずないじゃん
「ネットが海だと言うならさー
「水死体くらい浮かんでるって
生ゴミみたいな自意識が
...
うわっ。だめだ。
月曜日って毎週、けっこう辛かったりするけど
今日はちょっとマジメに辛いわ。
まぁ、
誰も悪くなくって、
わたしひとりが悪いっちゃ悪いんだけど。
なら、
...
際立つ一本の水銀柱が立ち
僕は眠りから目覚めた
曳航されていく純白のヨット
青い青い水平線
ここは何処だろう?
肝心の居場所がやはり見つからない
薄暗い町になり
日も落ちないうちに
車はライトをつける
年季の入ったシャツは
悲しみを吸い込む
雨はスカイダイビング
それも一斉に
真っ直ぐに
特攻隊のように
果たしたかった ...
瞬きの瞬間に名前覚え
会うたびに癖を覚え
好きになった時の
あの心地よさと興奮は消えず
どうして忘れられようか
一度でも本気で愛したら
言葉の一文字さえ捕まえたい
嫌いになる ...
赤いキャンドルが
半分溶けて流れて
涙のように固まって
固まったまま泣いている
焦げた芯が
あの晩のまま
時間を止めている
二人で灯して
二人で息を吹いた
赤いキャンドルが
...
星が私を見ている
なぐさめてくれる
今日の終わりの中で
空耳のように
幾度と無く
宇宙から星の囁きが
降ってくる
宇宙が悲しみの
ため息を集めて
遠ざかってゆく
深 ...
正直何が悪いのか
さっぱり分からなかったので
いつ飽きられてもいい話題だった
そんなところに
触尻の薬物問題だ
クダラナイ花見なんか
あっという間にどっか飛んで
ニュースもワイドショーも ...
デジタルに倦んで秋の雨の音
はてしない海原をほんとうにボートで横切ってきたのだろうか
詰まらないことで
凹みはしないがだれも助けのない雑踏のなかを
天気予報のない生活の中で
気象予報士になれたら素敵だったかもしれない ...
モミの木が寂しい緑のまま
明日を指差す生き物だったら
お願いしますと配ったティッシュに
どんな息を包めばいいのかな
雪のコートが似合う夜だった
人々が持ち寄ったプレゼントと
ティッ ...
春は来るのでしょうか?
雪の降り初めに想います
積もる白さに溜め息混じり
寒い部屋で震えます
貴方は太陽のようです
温もりをありがとう
流れる調べ
信じるつもりで
何回も、何回も
...
永遠に会えないことを最近知ったんだ
不思議と悲しさは感じなくって
真っ暗な部屋でごうごうと音楽が聞こえてきたような気分になっていた
笑顔があって
潤んだ瞳があって
叫んだ唇があっ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
サザンカの妖精
丘白月
自由詩
0
19/11/19 20:26
クリスマスローズの妖精
〃
自由詩
1
19/11/19 20:25
トイレ
mmnkt
自由詩
2
19/11/19 19:22
エコー
ミナト 螢
自由詩
5*
19/11/19 17:16
明るい
水宮うみ
自由詩
1*
19/11/19 16:48
自分史(業界誌記者時代4 ー 組合活動)
日比津 開
散文(批評...
0
19/11/19 8:47
ゼロから始まるモノは
こたきひろし
自由詩
4
19/11/19 7:29
空中遊泳
ミナト 螢
自由詩
3*
19/11/19 6:45
新しい店
夏川ゆう
短歌
4
19/11/19 5:03
幸福とは
墨晶
自由詩
2*
19/11/19 4:25
序曲
もっぷ
自由詩
1+*
19/11/19 0:55
待っていて
〃
自由詩
2*
19/11/19 0:51
季節風
〃
自由詩
1*
19/11/19 0:49
『幾百億、幾千億のうた』のうた
秋葉竹
自由詩
4
19/11/19 0:13
ギフと。2019
もっぷ
短歌
0
19/11/18 22:51
ゆうらりゆらら(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
19/11/18 22:23
たとえば小石の落ちる音のように
ホロウ・シカ...
自由詩
0
19/11/18 22:00
暴言淘汰フラワーズ
もとこ
自由詩
1*
19/11/18 21:52
だめだったので、なんとかしなきゃね
秋葉竹
自由詩
4
19/11/18 21:07
覚醒
ひだかたけし
自由詩
6
19/11/18 20:31
薄暗い町
mmnkt
自由詩
3
19/11/18 20:17
冬のセレナーデ
丘白月
自由詩
1
19/11/18 19:59
赤いキャンドル
〃
自由詩
2
19/11/18 19:58
あなたを感じた夜
〃
自由詩
1
19/11/18 19:56
桜散る
花形新次
自由詩
0
19/11/18 19:52
デジタルに倦んで
大島令
俳句
0*
19/11/18 16:49
秋
梅昆布茶
自由詩
8
19/11/18 14:50
if
ミナト 螢
自由詩
2*
19/11/18 6:34
灰
まみ
自由詩
2*
19/11/18 6:26
追いかけてきたと思ったらとんでもねー速度で遠ざかっていった過 ...
雨の音
自由詩
2
19/11/18 5:49
947
948
949
950
951
952
953
954
955
956
957
958
959
960
961
962
963
964
965
966
967
968
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970
971
972
973
974
975
976
977
978
979
980
981
982
983
984
985
986
987
3.59sec.