旅は
どこまでもいつまでも
途中でした
いく先々で
四苦八苦が犇めいていました
喜怒哀楽も有りました
旅は途中でした
風光明媚は見当たらなくて
路上には
残酷や悲惨が転がって ...
ハチミツを垂らしたような首輪で
繋がっている空を眺めると
どこかで優しい声が聞こえる
月の砂漠に迷い込んでいた
あれが好きとかこれが嫌いとか
輪っかを投げるうちに出会ったから
正面を向 ...
自転車をこいで
急に
思い立って夜の
街中の観覧車を観に行こうと思った
眠れなくても微笑んで
夜の遊びでも
するかな
街も
眠らないのなら
コンビニは
24時間 ...
枯れ葉を踏む
君の横で
声をかけられず
麦わらの蔭から
溢れていた笑顔
遠い日々
いろんな
イベント作れたね
ありがとうの声も
小さくて
聞こえないふり
君は枯れ ...
もはや狂気が正気になっちまって、俺の日常はどす黒い憎悪と底無しの生への渇望の渦だ、時計の針が過ぎてゆく人生を切り刻む、零れ落ちた断面が冷たい床でべたりと嫌な音を立てたそばから腐敗臭を立て始め、毛羽 ...
愛は灯(ともしび)じゃない
儚(はかな)そうにみえて
消えゆく不安、
うらはらに燃えて
消そうと思うと
強くなってゆくばかり
愛は陽炎(かげろう)じゃない
だから捕まえてみたい
思 ...
幸せも度が過ぎれば悲哀に変わるのだろうか 晩秋に咲く秋桜畑に歩み入る幼児は 人の形をした妖精の様に 背に小さな翼を持ち羽ばたくでもなく花と同化して 二度と私の元へは還らぬかに見えた 気づけば走り寄り強 ...
仰向けになって
受け止める光
顔を洗うまで
両手を出して
何度もすくった
言葉を並べて
伝えたいことは
水に映らない
こだまするだけで
世界中のデブを集めて
デブならではの競技
例えば
睡眠時無呼吸イングや
汗出し(常温級)
プラス方向前屈や2F階段上りタイムトライアル
等を東京オリンピック、パラリンピックに
続いてやっ ...
キスをしてはだめ
罪が感染しちゃうから
もちろん君が聞く耳持たないのは
計算済みなんだけどね
どうせ世界は疫病の箱庭で
アタシたちは肩をすくめるしかない
堕落と背徳の口実に満ちた黄昏に ...
この白いワンルームに横たわりながら
夕べの巨大な富士の威容、像を結び
深まる夜陰に、暫し暫し
わたしは帰っていく
雪降る宇宙の孤独へ
安らぐ貴女の子宮へ
心の奥処のフルサトへ
寄 ...
刈り取られた田に
残された稲がある
穂を失くした稲が
何行何列にもなって
整列している
同じ背丈をした
穂を失くした稲たち
穂を支えてきた
立派な茎たち
彼らもまた変化し ...
背を追われ
背に従いて
青い群れのなかをいく
ゆうべ泣いた
白い顔を伏せ
青い群れのなかをいく
なつかしい
あなたの声にも
少年の顔でふりかえることは
もうない
青 ...
磁石が壊れて
引き合わなくなる
背中を向けた
人たちのように
どうしてと何故を
繰り返す前に
プツリと切れた
空の糸が伸びて
雨が降り
石が錆びて
許さない
...
羽も 曇のかけらも息苦しく
空の喉から吐き出されている
水平線に生い茂る咳
白く白く渦まく風
動かぬ曇の歯車が
動かぬままに重なりつづけ
やがて月に照らされながら
...
この世界は
空間に
時間を加えて
3.5次元だけど
2次元の平面に
閉じこめられた
3.5次元の世界の情報は
ブラックホールの
エントロピーからの
贈りもの
「ホロ ...
記者として経験を積み、取材先が増えてく
ると名刺交換でもらった枚数が400~500
枚位になってきた。大企業だと幾つかの部
署に取材し、また部長に取材したり、課長
に取材したり、担当者に取材す ...
うたた寝する夢を見て
いまだ眠りに就くことはできず
外出するでもなく
読む本も見当たらず
チャンネルを二三は代えてはみるけれど
落ち着くことはなく
ホットミルクを用意しても
ため息などつ ...
夜中に辿り着いたのは
君の家への交差点
部屋の灯かりに導かれ
電信柱によじのぼり
電線使って奏でよう
想いをのせたリフレイン
ビンビビビン
変圧されても変わらない
一緒に居たい情熱 ...
アテは無い
行く手には濃霧
今にも降り出しそうな中を
「前に」向かって歩く
昨日も同じだった
「今日」も既に半ば 同じことの繰り返し
明日もきっとそうだろう
...
――それはつかの間の夢
知っている けれどやめられない
この透明な翼 捨てられない
飛んでいるのは空ではない
――飛んでいるのは空ではない
知っている けれどやめ ...
空っぽのポッケに突っ込んだ
両の手が凍えている
空っぽのこころに突き刺さる
午後の陽射しが痛い
いつも探しているのは暗闇なの
もぐりこめるところなの
私を隠してくれ ...
{引用= 夜になると訪ねてくるものがある 尾形亀之助}
それは聞いたことのある話だ
よくある事なのだろう
赤い毛布に{ルビ包=くる}んだ身体を横たえ
{ルビ泥 ...
木漏れ日がゆらゆらと揺れて
子供達の飛び跳ねる声が木霊して
聖歌隊が通り過ぎる
微睡みの午後三時、
萎び俯く花々は
遥か地平から流れ来る
真っ白な鰯雲の群れたちに
ゆっくりと包み ...
書き溜めたポエムを
彼女たちは読みっこ
恋もしたことないのに
恋のポエムをドキドキしながら
読みっこ
ハノイの広場にて
ソクラテスが恋人と語っている
胸の高鳴りを抑えなが ...
マカロニと申します
ペパロニではなくて
マカロニと申します
身を捩れば無限大の
シンボルにも見えて
メビウス感が増して
深淵な雰囲気だって
醸すことができます
だけど日常は日常 ...
鉛筆が折れて
分かったことは
書き出した言葉じゃ
使えないのよ
僕たちが
会話をする間に
目の前で生まれる
仕草や歌が
スパイスになって
今を生きている
みんな思い出せ
...
占い師がことわざを並べる
不安と喜びを並べる
砂漠に足を取られ
森の落ち葉を踏み
気が付くと稲荷神社
夢を見ていた
忙しく孤独な夢を
すすきの穂に誘われ
欠伸のその先に
狐が跳ね ...
月夜の庭は何処も
ボールルームになって
妖精のドレスは赤く温かい
いつか触れてみたらいい
今夜の舞台はシクラメンの妖精
ふわふわとみんな嬉しそう
永遠の命の中で花はとても短く
忘れな ...
まるく白い
夜空の星のような
あられが降る
いったいどれくらい
落ちてくるのだろう
星の数だろうか
アスファルトを
白く塗っていく妖精だろうか
手のひらで溶ける星たちは ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
呼吸
こたきひろし
自由詩
4
19/11/22 7:07
三日月
ミナト 螢
自由詩
2
19/11/22 6:41
観覧車とコンビニ
立見春香
自由詩
6
19/11/22 3:13
コウヨウ/即興ゴルコンダ参加作品(お題は白さん)
足立らどみ
自由詩
1
19/11/22 1:22
真夜中はマシンガンのビートで
ホロウ・シカ...
自由詩
0
19/11/22 0:47
激愛の歌(タイトル仮)
足立らどみ
自由詩
0
19/11/21 22:44
秋桜の中で
しょだまさし
自由詩
1+*
19/11/21 21:17
騒めき
ミナト 螢
自由詩
2
19/11/21 21:13
デブリンピック
花形新次
自由詩
2
19/11/21 21:08
七パーセントの野蛮
もとこ
自由詩
3*
19/11/21 21:07
フルサト(改訂)
ひだかたけし
自由詩
2
19/11/21 20:59
残された稲
mmnkt
自由詩
3
19/11/21 19:11
朝霞
ryou
自由詩
6+
19/11/21 16:50
突然
ミナト 螢
自由詩
2+
19/11/21 15:29
あかり はじまり
木立 悟
自由詩
2
19/11/21 9:44
ホログラフィー回路
st
自由詩
5
19/11/21 4:07
自分史(業界誌記者時代5 ー 名刺500枚)
日比津 開
散文(批評...
0
19/11/21 3:34
矢の如くにはあらずとて
坂本瞳子
自由詩
2*
19/11/21 0:51
電線ギター
イオン
自由詩
0
19/11/20 22:45
或る散歩
もっぷ
自由詩
0*
19/11/20 22:42
或る夢
〃
自由詩
0*
19/11/20 22:40
東京ゲーム
〃
自由詩
1*
19/11/20 22:38
Nosferatu
墨晶
自由詩
4*
19/11/20 21:41
夢幻
ひだかたけし
自由詩
5
19/11/20 21:22
恋ごっこ
ナンモナイデ...
自由詩
3*
19/11/20 21:04
マカロニ・インフィニティ
ブルース瀬戸...
自由詩
2*
19/11/20 21:02
学び
ミナト 螢
自由詩
2*
19/11/20 21:00
晩秋の幻想
丘白月
自由詩
1
19/11/20 20:43
妖精の舞踏会
〃
自由詩
0
19/11/20 20:42
雪のたね
〃
自由詩
2
19/11/20 20:40
945
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953
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959
960
961
962
963
964
965
966
967
968
969
970
971
972
973
974
975
976
977
978
979
980
981
982
983
984
985
3.63sec.