私一人のせて
窓辺に月が一緒に走る
「どこでも止まりますから
声かけて下さい」
懐かしい声が
十年の時を超えて来た
少し前なら
このまま地球一周とか
時よ止まれとか思っ ...
レトロをよそおう目覚まし時計はいつのまにか目玉焼きに変わるのだ
地球は日々年老いてくのに人間は日々進化してるってたまに寂しいね
強なのに弱みたいなドライヤーじゃなおらない寝癖をなおす動きをして ...
実際の電話が鳴る
りんりんもののける黒電話の懐疑の単独的歴史性を語りだす硬くてぶっとい受話器の向こうの
わななく女の背後
にぶつかる声の影
出会い系 エロサイト スマホとオナホ ...
トイレに入ってブリブリうんこを出しておしりの穴をトイレットペーパーで拭くとうんこがずっとついてくる
うんことじぶんがしろい紙のうらとおもてでひと繋がりになってずっとおしりの穴を拭きつづける
ウォシ ...
生活に必死だと
クソ自称詩を吐き散らしてなんかいられない
クソ自称詩を垂れ流している奴等は
実は余裕ブッこいているのだ
では、その余裕はどこから来るかというと
こいつら社会や家族におんぶにだ ...
どうか僕の心臓を
もらってくれないだろうか
ぼくの血ではなく
きみの血を通わせてくれないだろうか
まい夜まい夜
ぼくはぼくの心臓が泣くのを聞く
自由にして 自由にして と
君の声で泣 ...
特別なことがなかった一日の終わりに
薄く張った汗を引き剥がす
それに刻まれた一日の疲労を
しばらく眺めて排水口に流す
のたくった髪の毛にすがるように
なかなか ...
昏い海の波間で
人魚にもなれなかった
青白き亡霊たちは
海よりも深い森のなか
銀竜草の霧のなか
木漏れ日のような朝露から
こぼれ落ちたのだ
月の投げた銀の網が
のたり、と揺れて ...
骨のない詩が畳まれて
送られてゆく
あかるい音とともに
チャージされるなにかたち
何度も水をくぐった
おもたい皿をもちよって
その晩、ぼくたちは
詩の骨でスープを取った
...
逢魔時に貨物列車がガタンゴトン
その向こう側
それはいつの日も
青い幻、淡い眼差し
生憎の、雨
4.7inchの水槽を
ただ、漠然と覗き込む
上へ、下へ、奥へ、奥へ
気づけ ...
潮風が吹き抜けていく
春と夏が混じっているような
残業して街路樹を見ていたら
すっかり薄暗く
黄昏は西の国へ帰り
妖精が街灯を点けていく
帰りのバスを待ちながら
さっきまでい ...
しとしと
詩と死が降って来る
意味と響きの言葉の間(あわい)
貴女の声が木霊して
深い深い沈黙のなか
詩と死が現に孕まれる
)そのとき空が落ちてきて
)そのとき宇宙が爆発して
...
損な子
「 遠い 」 ったって 胴を擦れ
{ルビ買収=buying}だ
{ルビ働く者=worker}
{ルビ走る者=runner}
無理由な夜 猛威
...
雨宿りの二人
息は白いけど
寒くなかった
定休日の喫茶店
赤いテントの下で
空を見るあなたの横で
私は横顔を見つめる
このまま
雨が止まなければ
いいと願った
沈み ...
あー、こんだけあるとどれ注文していいかわかんないよねえ。じゃあこの本と……雨のはナシで。人気が高いから種類も多くてさ、全部頼むとほら、棚に入りきらないんだよね。うち狭いから。定番のやつと、新商品から二 ...
その肌は冷凍マンモスをみた夏に似てた
ちん毛のないぼくを終末のゆりちゃんが連れ去った夏に
氷みたいに眠るための巨大さがあった夏に
強化ガラスを隔ててぼくより未来に置か ...
白い空が
海のように
どこまでも
深く広がっている
月がクラゲのように
浮かんでる
じっとして
まるで魂のように
私を見てる
僕の声が聞えるだろうか
毎日毎日叫んで ...
いかがおすごしでしたか ほんと おひさしぶりですね あなたのことを
得体のしれないエネルギーだという人の話を ほんと何度もききましたよ
人々はあなたに出会うと ほんらいの姿を取り戻すだの心洗われる ...
母なる暖気
父なる寒気
そのはざ間で生まれる
梅雨前線
まるで
僕のようだ
やさしくて
あたたかい母
厳しくて
つめたい父 ...
爪を切る 紙の上に そして
私の指の折れ具合を見る
指を見て
いろいろを忘れる
髪を切る少し前 私は 襟足を
気にした
お前に渡したうす茶色い紙を
忘れた あの 例のペーパー ...
新鮮な珍しい野菜集めた店食べてみたいと思わせる店員
寒い冬ライトアップが魅力的いつもの街がメルヘンチック
駅前の商店街の賑わい減るシャッター通りと言われ始める
金色に輝くススキ丘の上 ...
思い出の匂いに包まれて
僕は今日も仕事に出かける
僕の記憶の野原には
たくさんの思い出が咲いていて
とりどりの匂いを発している
どんなに苦しい思い出もかぐわしく
とりどりの色彩を競って ...
ばしゃあ ばしゃ ばしゃあ
そのシャッターはまるで、曇天の最中行われた花火の爆音に警鐘を鳴らす、鳥のわななきの様であった。さしずめ私を刺すフラッシュは、小鳥が花火を怯え、何者かかと照らす行為に等 ...
はるか空
最近は見上げることを
忘れていた気がする
それは足もとの水溜まりを
下を向いて避けながら歩く日が
続いているからだと思った
はるか空
そこには雨の工場があって
...
死ぬのは怖い
死ぬのは怖い
死ぬのは怖い
なんとしても死ぬのは怖いから
何とか死を回避する方法はないものかと
あれやこれやと思いを巡らしながら
何とか今日まで生きてきた
死ぬのは ...
まるで昨日と同じようなものを
ずっと遠くまで並べて
見事な演劇をしてるような
気分になって笑っている
なんででもどうしてでも
君には幸福を感じてもらわなきゃいけない!
すべての不幸 ...
とてもシュガーレスで甘い日々に乾杯
いつかか叶うかもしれない幸福論にさよなら
すといっくなクラプトンが好きだったな
ちょっぴりうち間違えをしたタイピスト
シドビシャスみたいな素直な凶暴 ...
膕の少し下
要するに
左の膝の後ろ側、ど真ん中の窪んだところの下側に
青痣ができていた
直径二.五センチはあろうかと思われる
ほぼ円形の黒ずんだ痣がそこにあった
薬指の腹で押してみても痛み ...
よみちゃんの従姉妹のみよちゃんの盗撮がはまちん先生の愛のムチを蛇に変えて理科室に追いやった放課後
体育道具をかたづけてるぼくとよみちゃんだけのグラウンドに大人びた喘ぎ声が響き渡って油蝉とツクツク ...
イージスアショア配備に
反対している奴が
よく分からない
うとうとしている役人に
居丈高に怒鳴り散らしている奴とか
ひょっとしたら日本人じゃなくね?
相変わらず
いつ死んでもおかしく ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
バス停 第5話
丘白月
自由詩
3
19/7/3 20:47
身だしなみ
末下りょう
自由詩
0
19/7/3 20:44
肉体の電話
〃
自由詩
0
19/7/3 20:40
ループループ
〃
自由詩
1*
19/7/3 20:37
要らない
花形新次
自由詩
0
19/7/3 19:05
解放
両性具有
自由詩
1
19/7/3 17:13
入浴
八五郎
自由詩
1
19/7/3 11:47
月(2)
新染因循
自由詩
6*
19/7/2 23:52
詩の骨
はるな
自由詩
4
19/7/2 23:13
君は蛍、夜を泳ぐ
中原 那由多
自由詩
1
19/7/2 21:40
バス停 第4話
丘白月
自由詩
1
19/7/2 20:24
詩と死と
ひだかたけし
自由詩
6*
19/7/2 20:17
Luise
墨晶
自由詩
0
19/7/2 19:50
雨宿り
丘白月
自由詩
1
19/7/2 19:47
本と雨のはなし/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
2*
19/7/2 19:21
終末のゆりちゃん
末下りょう
自由詩
0*
19/7/2 19:18
昼の月
丘白月
自由詩
0
19/7/2 18:23
本と雨のはなし
るるりら
自由詩
11
19/7/2 12:54
反抗期
st
自由詩
3
19/7/2 10:25
切ること そして忘れること
オイタル
自由詩
3*
19/7/2 5:19
シャッター通り
夏川ゆう
短歌
1
19/7/2 4:57
思い出
葉leaf
自由詩
1
19/7/2 3:49
胸中・謝罪会見!
ふじりゅう
自由詩
2
19/7/2 1:55
「雨の工場」
ベンジャミン
自由詩
3*
19/7/2 1:31
約束
こたきひろし
自由詩
3
19/7/2 0:47
愉快なランダム
竜門勇気
自由詩
0
19/7/2 0:41
ロッカー
梅昆布茶
自由詩
11
19/7/1 22:39
些細なこと
坂本瞳子
自由詩
1
19/7/1 20:30
ペンペンペチン
末下りょう
自由詩
2*
19/7/1 20:20
♪アショア、アショア、誰のもの
花形新次
自由詩
0
19/7/1 19:45
952
953
954
955
956
957
958
959
960
961
962
963
964
965
966
967
968
969
970
971
972
973
974
975
976
977
978
979
980
981
982
983
984
985
986
987
988
989
990
991
992
3.82sec.