在職中最大のイベントは、クラウディオ・
アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦
楽団の招聘、発売だった。

 世界最高峰のオーケストラの公演は、多く
のクラシックファンから注目を集めるた ...
こんな下らない世界にて、僕のお腹は下ります。
全人類が空へ上った後も、僕のお腹だけは下ります。
風よりも色づく秋となりにけり 少年のやわらかく
細い指先に宿るのは
老獪で強豪な指し手

不釣合いなやさしい眼で
駒を狩る

序盤は研究で速く指し
中盤は一時間余の長考に
沈むこともある長考派

質駒はもちろ ...
広場



初冬の匂いが満ちた森には、サワグルミが直立して生え
草たちの淫靡な吐息はすでに失せている
たとえばそこにリスが俊敏に動き回り、私たちをじっと眺めていたならば
森はかすかに立体 ...
頭上に残る星の足跡は
私がここで咲いてる証を

誰かが踏まないようにするための
クッションを並べた部屋みたいだね

ガラスの窓や扉はないけれど
空があるからみんなに手を振り

首を傾 ...
たとえば自分が書くものが
書いたそばから誰かに読まれている
ハッキングなどされて
と感じていたら
およそいいものなど書けないであろう

集中が、意識が乱れるのだ

ここはスタンドアロー ...
小さな七つの海の星

人間なんて とても

見えない

こころばかりが幾千万

溢れかえっているけれど



小さな七つの海の星

日常なんて 所詮は

刹那

願 ...
「今日はダメだった」ってね

釣りが大好きなおじさんがね

ある時一匹の小さなお魚を

まだ生きてる小さな命を

持って突然現われました



本当に小さなお魚でね

...
風よりも色づく秋のありにけり  トイレの中であれこれと

 考え事などしている時でした

 蜘蛛が目の前にスースルリと

 下降してきたのでした

 名前も解らない小さな おとなしそうな蜘蛛でした

 息を ...
11月7日(木)

 確かな、生きものの音を立ててギフが水を飲んでいる。来た、当日翌日と違い、ちょうど一週間になる今日までの数日は泣きたくなるほど動かなくなってしまっているギフ。
、動いて
動 ...
数年ぶりに姿を現した魚が街を襲い
道路には生臭い空気が漂っている
僕は右手にファブリーズを持ったまま
身動きできずに立っているんだ
もちろん今朝、家を出た瞬間から
自分のズレには気づいていた ...
耳鳴りにそれなりなれて静寂に

渋柿の熟して落ちた井戸の底

手首切る真似しただけさ弱虫が

苦を楽に悲を悦びに変えるなど

場違いも間違いの内句に詠んだ

蝶とまる夜のおんなの肌 ...
静けさ 揺れる
俄な雨、
光の空から
降り注ぎ

宇宙を回遊する言ノ葉たち
凝集しては散開し
思考の流れをこの界へ
屈曲しながら艶やかに
在る物、在る物、造形する

静けさ 奥ま ...
雲が帰って

空には誰もいない

見上げるすべてが

星と月だけのものになる

やがて

聴こえてくる

オーケストラの音が

目の前まで星が降りてくる

月が指揮をす ...
 
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僕は、君が喜ぶような冗談をずっと考えている。
冗談を君と言いあう時間が、冗談みたいに楽しいから。
笑いながら楽しそうに話をする君が冗談みたいに大好きで、
その気持ちは、冗談にしたくないなと思う。
静けさを聴く川蟬や風の音

風の舞う月夜に集う天使達

風一吹き粉雪散らす初冬かな
休み増えても給料歩合 酒は増えても出かけない


端からなにも無かったくせに 失くしたものと想いたい


よどむ曇天どんより映す 病める瞳になにを読む


下手なエレキと下手な詩吟と ...
こころの本当を覗いている
そこに何が存在しているのか

ただ飽和している
そんな感覚
それも定かではない

大切なものは命であり
これからどこまで生きるのか
わからない

何故だ ...
なんねんぶりかに
積もって雪は
街を無音の
影絵に変えた
車は止まって
どこにも着かない
なにもできない
朝から晩まで
追おうとしたけど
届かなかった
それもまたいい
それも ...
しわくちゃの
ハンカチに
包んだまま
洗濯物の中から
出てくる

最後に
拭き取ったものは
汗だったのか
涙だったのか

もはや私の
知るところではない
聡明な月明かりに照らされて
抒情が三番ゲートを離陸します

ホワイトライトの街明かり
滑走路にして飛び立って

神話の住まう星座たち
星図に道を定めたら

たばねた祈りを動力に
さ ...
重ね重ねも雨に濡れ
あらゆる色彩、
交わり合い
響く響く樹幹に響く

)回転し続ける万華鏡

未定形な熱の力の流出から
記憶の底を割り空無に至り
鏡となって貴女を映し出す

透明 ...
人生の射幸性は何割もないこと、知っているから花を育てる。 朝の頭痛が
深海を泳ぐ
今日生まれてきたこと
精一杯謳歌したいのに
重い荷物ばかり背負って
へこたれている

涙の代りの汗が光っても
ちっとも綺麗に見えなかった

私はいつからこの ...
思いでの切れはし集めて並べたよ
ボロボロになった古い写真みたいに

今朝は青い空に白い雲が散らばっていて
実に清々しい気分なんだ

仕事中なんだけどさ
爽やかすぎて
仕事に身が入らない ...
子供と大人の境界線なんて見たことなかったよ
いつの間にか大人になっていたし
この先子供に戻るかもしれないしな

子供って
羽がはえたら空へ飛んでってしまうだろうな
きっと
でもね
大人 ...
進化主義共和国
日本を歩き進むには
進化した目が必要
溢れるメディアから
ポイントに集中できる視力
近視こそ進化主義である

進化主義共和国
日本で生き延びるには
進化した肉体が必要 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自分史(音楽事務所勤務時代10 ー ベルリン・フィル)日比津 開散文(批評...219/11/10 14:58
下りますクーヘン自由詩4*19/11/10 12:28
風よりも色づく秋となりにけりもっぷ俳句019/11/10 10:43
四百年に一人の少年st自由詩219/11/10 10:31
広場山人自由詩1*19/11/10 7:28
綿毛ミナト 螢自由詩219/11/10 6:51
作家の悩みりゅうさん自由詩1*19/11/10 6:11
小さな七つの海の星もっぷ自由詩1*19/11/10 3:24
大きなオーブンの中の小さなお魚の運命自由詩0*19/11/10 3:19
風よりも色づく秋のありにけり俳句019/11/10 3:12
見えない蜘蛛の糸佐白光自由詩2*19/11/10 2:15
ギフと。2019もっぷ散文(批評...119/11/10 1:21
重たい選択にしないで福ちゃん自由詩119/11/10 0:32
17文字に執着こたきひろし俳句019/11/10 0:23
造形流ひだかたけし自由詩4*19/11/9 22:50
星のシンフォニー丘白月自由詩219/11/9 22:02
CLICK !墨晶自由詩3*19/11/9 20:28
冗談水宮うみ自由詩3*19/11/9 19:56
ひだかたけし俳句3*19/11/9 17:54
もう冬でいいでしょう 【都々逸】ただのみきや伝統定型各...6*19/11/9 17:20
何のためにあおいみつる自由詩619/11/9 16:34
雪の日秋葉竹自由詩719/11/9 16:32
沈黙ミナト 螢自由詩119/11/9 15:46
秋月夜トビラ自由詩2*19/11/9 14:27
凝視ノ森ひだかたけし自由詩319/11/9 12:56
偶然きみのてを自由詩319/11/9 11:47
怠惰自由詩319/11/9 11:19
記憶のぼろ切れこたきひろし自由詩619/11/9 11:13
子供と大人の境界線なんて自由詩219/11/9 10:31
進化主義共和国イオン自由詩1*19/11/9 10:09

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加筆訂正:
もう冬でいいでしょう 【都々逸】/ただのみきや[19/11/9 19:22]
一文字修正
4.28sec.