ある冬の
星と月が遠ざかる
そんな夜の街で
ほんとうの
あなたを探している
木枯らしが吹く
ユーフラテス川の
ほとりからこっち
ヒト科でいつわりなく幸せだったものなど
実 ...
大きなバイクで大将は
一人旅を噛みしめる
親方気取ってみたとこで
若いもんには越されてく
かなりの速度で走れても
スタートダッシュで抜かれてく
長く乗りたきゃ無理しない
味で乗るよな生き ...
グレタさんがグレたとして
暴走族には入らないと思う
何故ならCO2を排出してしまうから
そしてタバコもやらないと思う
何故ならCO2を排出してしまうから
ロックを大音量で流さないと思う
何 ...
1
あれっ、お客さんも嘘をお探しですか。うち
は元々まごころ屋なんだけどねえ。ええ、い
いですよ。お代の方は必要な時間だけ、お客
さんの寿命で払っていただきます。
軽い嘘、 ...
旅先で地元の友と会い
焼き鳥屋にて
杯を交わす夜
こうしてサシで話さないと
知らなかったこともある
僕の知らないところで
辛かったね
痛んでいたね
友達なのに気づくの遅くて ...
終わりにひとこと
祝辞をと開いてみたら
伸ばしているだけで
時は過ぎて
栞の花びら一つ掴めず
風にさらわれ
終わりにと
終わりに
ただひとこと
そう思っているうちに
...
仰ぐ
高曇りの冬空を
透き通っていきながら
仰ぐ
人差し指を立て
天から降り立つ冷気をかき混ぜ
)わたしの肉身から
)欲望溢れ零れ落ち
)ふるふる震えて
)大地に帰る
仰ぐ ...
なにもしていないのに疲れている
コンビニに寄る
駐車場が広くて
小学校の校庭くらいはある
大きなトラックが停まっている
十台以上ある
一つナンバープレートを見ると
やはり遠いところから来 ...
もし万が一
立身出世のために
(モノ書きで食って行きたいとか
先生と呼ばれたいとか)
クソ自称詩を書いているとしたら
とんでもない間抜けだと思う
立身出世とは関係なしに
ただ書くことが好 ...
胸のロケットが燃料を探し
手が届かないまま
延長コードの先に明日がある
ような気がしてた
ミルクを入れたばかりの
コーヒーみたいに
白い道で誘う夢がひとつ
寝返りを打つと消え ...
わが家へと歩くみちなか寒昴
ケンタッキーフライドチキン寒すばる
猫の骨父さんの骨かんすばる
毎朝、小さなお守りを一つ握って家を出る。
それは例えば、食パンの留め具だったりとか。
右へ直角に折れると行き止まりで
/引き返してまた右へ折れたら
これは売り物ではないのです。と、
店員さんに断られたよ。
やっぱりお安くなってない、バカはいつも戦車を欲しがるんだ。
トイレ ...
混ざり合ったミルク
舌の上で踊って
僕を連れていく
真っ白い夢へと
あと5分だけ此処に居よう
時間がきたら
時に追われる者として
世間に溶け込むんだ
そうして僕は生きていく
...
深海の音がきこえる夜の風
目をとじて遠くのきみを思い出す
夜の空で無数の宇宙が瞬いた
空の分け目に白い粉がつく
前や後ろに落ちてくるから
オブラートを飲む街の景色が
吐き出す息に口づけを交わし
窓枠に集まる結晶の跡を
なぞるたびに崩れる模様が
未来や希望のように ...
殺してはならない
し
殺されたくもない
なのにさ
ゴキブリは平気で叩き殺せるし
殺さずにはおれない
たぶん神様も咎めないだろう
拍手喝采するかもしれない
戦争では
戦場で ...
死ぬまでに全てを抹消してしまおうと
無駄に生きていても天球は確実に回転して
とても言葉が軽い時に
やっぱり訃報と交換なのだが
Resetすることを恐れてはならないと想う
リセットで救 ...
冬の野のポケットにいま入ります
天井で木魚の音がする耳を持ってる 令和元年しわす
どれくらい線で描いたろう
集まった点のような刻み
今ならわかるから続けられる
灯す前の薪木のように
カーボンは燈る
新しい世界の朝にもその朝焼けにも
どれくらい線で描いたろ ...
ぬえ
しんしんと降りつもる秋の夜に
うぶごえをあげる ぬえがいた
かよわい躰をふるわせて
まぶたをわななかせている ―小さな命
ふかふかしたうぶ毛の先で
無数の夜霧がしずくとな ...
たまには
月を下で眠るんだと
カッコをつけた彼の
見上げて眠った月は
わたしに降りそそぐ白い色の
月と同じ月だったのだろうか
星には
しあわせな自由を願った
月には
彼と ...
たまにガムが地べたにこびりついとる。あれは、俺はガムなんか紙に捨てないんだぜ、地面に、ペッなんだぜ、じゃなしに噛みながら歩きよったら、なにかの加減で口からポロンて、出たんかもわからん。
サーカスとは
ライフル銃の回転もなく
ただ無防備に
悲しみの心が
ただこのサーカスに舞うころ
流されている
こころぼそさが
ふたりの身体をひとつに溶かすけれど
そのと ...
無私の愛が
人の魂の病を癒し
肉の病すら和らげる
冷える夜陰の静謐に
天使たちは降りて来るのだろうか
自愛に充ち病んで倒れる己の許に
あの遠い日の海の夜明け
靄と波の戯れに 無音 ...
狭き門より入れなんて良く言ったものだ。
一昨日の12月8日ジョンレノンの命日に、
ハッピークリスマスの曲を一行目に書いて、
お得意の形式で書こうとした文章は、無い。
ジョンレノンが殺害され ...
明るい空に月が浮かんでいる
それ自体は珍しくないが
今日は月がやけに光っている
普段ははぐれた赤ん坊の雲のように
白く存在感薄く浮かんでいるのに
今日のはどっしりとまんじゅうのように
はっ ...
今日も
ボックスに入り
ボックスの電源を入れ
ボックスを叩くと広がる
ワーク・スクエア
ぬくもりのある
白いスクエアをいくつも広げて眺める
その片隅に
小さな赤い
サークルは ...
野菜の値段を知るということ。
そういう所から生活は生まれるよ。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あなた
立見春香
自由詩
4
19/12/12 3:41
鼻毛の大将放浪記
イオン
自由詩
0
19/12/11 23:33
グレタさんがグレたら
花形新次
自由詩
3
19/12/11 22:58
優しい仕事、冬
AB(なかほ...
自由詩
2*
19/12/11 22:15
女ともだち
服部 剛
自由詩
3
19/12/11 21:38
時間のしわ
丘白月
自由詩
1*
19/12/11 21:25
仰ぐ(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6
19/12/11 21:11
夢の共演
mmnkt
自由詩
3
19/12/11 19:22
立身出世
花形新次
自由詩
1
19/12/11 19:02
夜明けのピクニック
ミナト 螢
自由詩
2
19/12/11 13:35
パピエ・コレ 2019.12.11
もっぷ
俳句
0
19/12/11 13:24
お守り
クーヘン
自由詩
5*
19/12/11 12:34
ハナちゃんに線香飴の季節風~ペロペロキャンディ~
アラガイs
自由詩
2*
19/12/11 12:23
コーヒーブレイク
卯月とわ子
自由詩
6
19/12/11 11:01
夜は星
水宮うみ
川柳
0*
19/12/11 10:44
Powdery Snow
ミナト 螢
自由詩
1*
19/12/11 8:22
ゴキブリ
こたきひろし
自由詩
2
19/12/11 7:08
亡命の星
梅昆布茶
自由詩
11
19/12/11 4:32
冬の野の
もっぷ
俳句
2
19/12/11 4:04
すみれ日記
〃
短歌
1
19/12/11 3:56
_
雨へのダブリ...
自由詩
2
19/12/11 1:18
ぬえ
たこ
自由詩
2
19/12/11 1:05
リセット
立見春香
自由詩
9
19/12/11 0:47
ガム
次代作吾
自由詩
0
19/12/11 0:45
サーカス サーカス
秋葉竹
自由詩
11
19/12/11 0:18
天使たちは(改訂)
ひだかたけし
自由詩
7
19/12/10 23:33
即興ゴルコンダ/けいじ(タイトルは、なかたつさん)
足立らどみ
自由詩
2+*
19/12/10 21:15
明るい空に月
mmnkt
自由詩
1
19/12/10 19:09
仕事
乾 加津也
自由詩
8*
19/12/10 18:05
生活
クーヘン
自由詩
9*
19/12/10 13:05
933
934
935
936
937
938
939
940
941
942
943
944
945
946
947
948
949
950
951
952
953
954
955
956
957
958
959
960
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965
966
967
968
969
970
971
972
973
3.81sec.