何かを失くした
そう思った時
吹き抜ける風は
自由で良いな
押していくだけの
背中を眺めて
明日は休もう
季節の区切りが
心を人にする
穏やかな朝も
荒れ狂う夜も
立 ...
何かが流れ出て
わたしが生まれ
太古のヒカリ
夜の底から
力を貰い
未来のヒカリ
わたしから流れ出る
捧げられ 捧げる 全ては捧げもの
毎日が同じ事の繰り返しだから厭になるね。
と、人に何気なく言ってしまった。
ら、その人は「え?もし毎日が違う事の繰り返しだったら、私なんか一度に磨り減って擦りきれてどうにかなっちゃうよ」と言われた ...
から だった
前進しようと思えば未だできたが
から だった
寝ても覚めても
あんまりカラカラと鳴るばかりで
もう嫌気がさしちまった
(なのに夢の空はまた
淡い淡い紅に染まり
何 ...
閉じた目をあけたとき
私は一個の月となり
孤独な三日月の
寒さに凍えたのでした
ふるふる震える
突き刺さった星の旗は
悲しみから遠く離れて
無関心なあの丘の上で
風に吹かれ ...
彼女のうずたかい透明のアーケードは
封を切られた私を招きいれ
水路にしたがって
川の末端へと導いた
球状の薄い天をたぐり寄せ
私はその中へと侵入し
つかの間遊泳を楽しんだ
やがて「待って ...
今回は皆さんに、安い豆でもおいしくコーヒーを淹れる方法を伝授したい。
私の経験では、薪ストーブで沸かした湯でコーヒーを入れるのが一番おいしい。そこで、次の手順でコーヒーを入れてもらいたい。
...
ガラス窓の表面にはいつからともつかない埃が付着し、それにどこにも逃げていかない湿気が浸透して、古い糊のようになって不愉快なまだら模様を作り出していて、こんな小雨の降る夕刻にはなおのこと気分を暗くさ ...
思い切ってコートを羽織らずに外出したところ
予想以上に風が冷たかった
ウチへ戻ろうかと迷いつつ
足はどんどんと家から遠のいていった
そんな気さえなかったくせに考えているふりをしたかったらしい
...
青空の何処までも透明なその先を考える夜
僕はそこに架かる橋を探していた
君が一人で歩いて行った青空へと続いてゆく道を
僕は今日も探し続けていた
そこは君が笑っていられる眩い光が溢れる場所
...
口笛が足りなくなって
いつもの森へ 懐かしを浴びに行く
二度と来ないって
吐き捨てた唾は 乾ききって久しい
丸っこい姿が愛おしい
ウソ 小さな鳴き声で 哀しさの片鱗を語る
裏っかわも
...
新しい家の
象徴だった
大きなシャンデリアと
集う家族
時は流れて
バブルが弾けると
付けることさえ
躊躇った明かりを
キャンドルに灯し
静かに燃やす
私にとって
残 ...
まばゆさに目をとじれば
暗闇となった世界に浮かんだ
円が燃え上がる
そんな遊びを繰り返していた
あれはぶらっくほーる
宇宙への入り口か出口だった
だれもかれもみんなおとなになってし ...
あこがれてた人があったり、きにいらない賛辞があったり、家までの帰り方を忘れるのなんてずいぶん簡単だった。寝不足のせいで胸がどきどきするの、はじめてのバイトの面接の前みたいだったよね。あなたもずいぶんと ...
彼女は天国に向かう途中だった。そこは生きながらにして昇りつめる事ができる。
健康な肉体には健全な性欲が宿る。そして健全な性欲に道徳は邪魔だ。
第一、男女は共に股間の中心をその人格ではコントロールで ...
ふとした瞬間に、思い出すのはあなたの笑顔だ。
あなたに焦がれるようになったのが、いつだったのかは分からない。
出会ったときからだったような、もう二度と会えなくなってからだったような。
笑って ...
ゆび伸ばし
綺麗な三日月触ってみたら
遠く魚の跳ね跳ぶ湖
月ひとつ
孤独な顔している空は
やさしいくせに哀しい闇色
そんな目で
わたしのな ...
さよなら、が瞬いては消えて
こころに小々波もおきない
からだの輪郭はどこかに消えて
狭い部屋でちいさな湖になって
水源へ染み入ってゆく
くらいくらいばしょ
ひかりしかないばしょ
...
夜の亀裂
深紅の木漏れ日
まといつく闇の交線を解いて
夜の頭部は眠る
微かなる先端の緊張
秘めたる炎の
隠れたる部分
狂おしき夜の深層部に
深紅はほとばしる
おまえの頭に流れ ...
桜並木から運ばれた花びらや砂利が
しみったれた街道を明るく染め上げる
肌寒そうにぶらり スーツが歩く
俺は生きたい そう
空腹が告げている 日中
微かに陽の当たる 路地を抜けていく
「 ...
僕らの未来に、星がありますように。
蕩けた
さくらんぼ
季節外れの台風が
火照った頬を慰めながら
笑う
笑う
笑いながら
咲いて
咲いて
咲き誇る
武者行列が
押し寄せるなら
舞うのを待って
待ちくたび ...
今は詩に浸る
心が固い
消しゴムやスポンジで
擦られて
そのカスや泡で
見えなくなった
とても大切な人が
生まれた
朝を想像する
自分を愛し
何かを分かち合う
歓びの ...
はこびなさいとおそわった。つたえなさいとおそわった。でも、ほんとうにしたかったことではなかった。(いきるためにぎせいにしていいものなど、どこにもありはしない。)そのためについやしたつきひだけが、かなし ...
嫌なことがあった
再入院だ
土日くらいは帰りたい
嫌なことがあった
死ぬことと比べたら
いや、どうせ皆みんな死ぬんだし
比べるまえからつまらない
嫌なことなん ...
宵はカラスの群れと羊たちのサーカス
銀の膜に薄く張り付いた星が剥がれていく
触れなかったあの子と
大事に抱えた僕で
写し描いていたものすべてが大げさにズレていく
夜光虫の森の入口で
た ...
私を綴じる雨の影よ、色褪せないでおくれ
と白衣の数学教諭のお情けの入っていたブリキ缶が匿う
なんという薄っぺらな人生!
そう書き添えたら手拭いで蜂を叩き落とし
生死は確認せずに恭し ...
君の
動物の痕跡が
皮膚の上から見える
総毛立つ君の気配が
君の内側を開かせる
月のベールが剥がれ落ちる夜
痕跡が発芽する
皮膚の上から
それは
動物の浅黒い皮膚なのか
縄文人の紫 ...
我が物顔で 有名人バカにする
街宣車は 顔に
バカと書くようなもんだね
天才がする同情には
生まれつき貰い手が付きそうにもなくって
少しかわいそうかもしれない
巴が回る夜は
...
「君死にたまふことなかれ 」
湯本温泉の瀧で手を洗い
与謝野晶子の歌を読む
山荘へ
玉簾の瀧
流れ入り
客房の灯を
もてあそぶかな
**
脇詩
多くの顔が
言葉を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
風の人
ミナト 螢
自由詩
2
19/4/12 14:00
流出(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5
19/4/12 13:48
惰眠
こたきひろし
自由詩
4
19/4/12 6:32
Walk・on 14 からがら
ひだかたけし
自由詩
5
19/4/12 0:03
ハムエッグの月
秋葉竹
自由詩
10
19/4/11 23:33
球
マサヒロK
自由詩
0
19/4/11 23:23
安い豆でも美味しい!コーヒーの淹れ方
パン☆どら
散文(批評...
1
19/4/11 21:57
棺の部屋
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
19/4/11 21:54
なにがしたいという訳でもないのだけれど
坂本瞳子
自由詩
2*
19/4/11 21:36
青空への道
亜綺梛響
自由詩
0
19/4/11 20:45
懐かしの鷽の森
ふじりゅう
自由詩
4
19/4/11 17:28
電球
ミナト 螢
自由詩
1
19/4/11 10:34
ぶらっくほーる遊び
そらの珊瑚
自由詩
19
19/4/11 10:21
けれども難しいことはない
万願寺
自由詩
2
19/4/11 7:42
健康じゃない肉体に宿る蛇って何よ
こたきひろし
自由詩
1
19/4/11 7:17
あなたがくれたもの
水宮うみ
自由詩
4*
19/4/11 6:31
光のガラクタ
秋葉竹
短歌
5
19/4/11 1:33
ゆきてはかえり
帆場蔵人
自由詩
3
19/4/10 23:55
レッド
マサヒロK
自由詩
2
19/4/10 23:14
「閉店」の張り紙は今日も
ふじりゅう
自由詩
2
19/4/10 22:21
願い
水宮うみ
自由詩
1*
19/4/10 21:05
よろこびのうた
中原 那由多
自由詩
2
19/4/10 19:56
線
ミナト 螢
自由詩
0
19/4/10 19:11
こびない
武下愛
自由詩
2
19/4/10 15:43
ぐだぐだと
ペペロ
自由詩
4
19/4/10 8:26
たどりついたなら
カマキリ
自由詩
5
19/4/10 0:49
終末にはほど遠い平日の
R
自由詩
1
19/4/9 23:26
痕跡
マサヒロK
自由詩
1
19/4/9 23:09
ラビリンスキングドラゴン対けんめいなラヴコール
なけま、たへ...
自由詩
1
19/4/9 23:07
玉簾の瀧に立っていた歌
足立らどみ
自由詩
2
19/4/9 22:31
932
933
934
935
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937
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941
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970
971
972
4.09sec.