フィギュアスケート選手
ジャンプに失敗しました
観衆は痛みを感じました

詩人擬きのオセンチだか、なんだか
目の前を通り過ぎても(実は)、
なんとも感じなかった

アスリートのプレイと ...
冬の高原は優しくて
綺麗な絵を描いて
僕が訪れるのを待っている
ゆるやかな坂と曲がり道
路肩に打ち寄せる白い息
たどり着くまで目頭が熱い
雪で飾られた森を抜けていく
花火が消えるよう ...
電気スタンドの明かりに
積まれた本やらは
箪笥の戸にくっきりと影をつくる
曖昧さのない
算数のような稜線を滑っていく
ジャンパーが着地したのは
真っ白な雪の上でした
ぬくい炉の夢でした
私の体は10年男を知らない。
だからほとんど抜け落ちている。
それに私の知る男との交わりによる快楽なんて、
大したものじゃない。
問題は体ではない。
そこに至るまでのプロセスをどれだけ
労 ...
樹間から
覗く冬晴れの青、
ふるふる震え
落ち葉舞い散るこの夕べ、
時はすっかり透き通り
遠い記憶を辿りいく

)何があったか
)細かいことは忘れちまったが
)ただ喜びと懐かしさだけ ...
いのちある すべてのものに
 主は 食物を 恵まれる

青葉きらめく 昼時に
神の子らは 命の泉の 畔佇む
疲れ癒やす 御言葉の雨に
愛の雨に 浸され潤う
泉の水 くみ取り 湧かした鍋に ...
吐く息は気体になった私です

人間と機械のあいだに吹いた風

未来には、今より多い過去がある

誰もみていないテレビが寂しそう
開店とともに回転するお寿司

コーヒーのホットを飲むとほっとする

カッコいい恰好をして学校へ……
心臓が
風船のようにぱんと弾けて
水の線路が胸からまっすぐ
空へとしずかに延びていった

雲梯のようにそれを伝いながら
たぶん ずっと望んでいたように
わたしはさるとして閉経する

...
スリープ状態の
パソコンの黒い画面が
この部屋にあっては
異世界への入り口のようで
なんだか夢がある
画面に触れてみようとするが
折角の夢が壊れると思い
触れかけた手の
指を鳴らして骨 ...
明日やりますと言い続けて70年
結構なんとかなってきた
比較的、いい子にしていました
最後の願いを聞いてください
Switchください


今年で70回目の良いお年を
クリスマスは私が ...
ひこうき雲の真っ直ぐな心に
傾けた頬が日焼けをする

重さのない林檎を乗せたまま
走ることができるまで

ジグザグに進んだこの道に
打ち水が飛んで来る

ひこうき雲の尻尾を掴まえて
...
 
 
砂漠で椅子を並べている僕の耳元で
佐々木さんがささやく
卒業生たちは丁寧に会釈をしながら
前方から順序良く着席していく
人は生きているとささやきたくなる
だからいつか人は死ぬの
...
自由という字には7つの部屋があります。
どれを選ぶも、どれも選ばないも、君の自由です。
青、
樹間に揺れ
白い巨鳥、
羽ばたいて
僕は行く
天に呑まれ

光の矢、光の矢!

蒼穹は割れ
漆黒の宇宙が唸っている
現代詩を書き上げるのにどれくらい時間をかけますか。
私は頭の中に思いついたものを並べて、言葉を整理したりで
七日間ぐらい考えて書き上げます。

問題があったらすぐに消しますので・・・m(−−) ...
焼け焦げた影がひとかたまりついてくる


  無敵の人


いきがかりの道なりは非論理が連なり
明日まで継がれた暗がりは八方塞がらず
もう疲れた帰ろうかと思いこもうとする
体力をゲー ...
穏やかにただ穏やかに生きてたらそれでしあわせ木枯らしの空

亡き人に語りかけてる人みたい会うたび一人で何か言ってる

売る側と買う側となるコンビニで渡したメモは直ぐゴミ箱に

事務員のニシ ...
窓が入れ替わるように
すれ違ったから

押し花みたいな思い出を
透明なガラスにしまったまま

膨らんだ喉の奥に
私も入れて欲しくなる

あなたの声が側にある
それだけで裏に回るほど ...
自称詩人が自称詩人であり続けるとしたら
絶対に良い年になんかなりませんから!

まず、今年一年相変わらず
世の中にとって
クソの役にも立たない自称詩を
吐き散らしたことを深く反省し
大晦 ...
最近 鳥の鳴き声を聴きましたか
最近 波の打ち寄せる音を聴きましたか
最近 雑踏の喧騒を聴きましたか
最近 話し掛けてくれる人の声を聴きましたか

ぼくはどの音も聴いていません
聴いたのは ...
ネットの海でサーフィンする
ひまさえ有ればしてしまう
その間は会話が減ってしまう
反対に
話しかけられるとウザい

ねぇ
何で今スマホなの?
お話ししようよ
せっかくこうして会って二 ...
一年はあっという間だった
振り返るとそう思う

どんなに忙しくても
楽しんで仕事が出来た
大好きな仕事だから

ストレスを溜め込むことはなく
何でも言い合える環境に感謝

やり甲斐 ...
今頃、どこら辺に居るのだろう?
君が旅立ってまだ一日と経っていないよ
けれど、わたしは君がどこへ行ったかを気にしている
何も手がつかなくて日常が荒れ果てていったとしても
わたしは君の居場所を探 ...
少年
彼はウヨクである筈がない
暴走するバイクの後ろにこの国の旗をバタバタさせたに過ぎない

青年
彼はサヨクである筈がない
ただ単純に労働者の要求として賃金値上げの運動に名前を並べたに過 ...
私の自己実現も終盤を迎えてきた。

最近、知り合いの教授に、私の作品が審査に通ったことを言うと「作曲家への一歩だね。」
といわれた。

私はこの一歩のために100歩の努力をしてきた。

...
カニ食いに
田舎から田舎へ
小さなバスで
田舎と田舎
同じようで同じでない
川の広さ
道の幅
唐突に松の木
車道ギリギリまで
寄せてくる海
(海、久しぶりに見たなあ
雲間から光が ...
夜の入口にて
誰かと誰かが話している 

太陽が無限に没した後
地球という宝石箱はぶちまけられ

夜の入口にて
誰かと誰かが話している

蠢く闇に包まれて
密やかに、密やかに

...
よく気にくわないものがあれば
重いとかウザいとか
軽々しく口にする阿呆がいるが

生きていく上で
大抵のことは
重くてウザいものだ

それを覚えておかないと
いつかバチがあたるよ
...
わたしの愛が過去になる
忘れるつもりがなくても忘れていく
あの声も、温もりも、
あなたが好んで使っていた物たちは
新しく生まれることはない
捨ててしまえば、ただ消えて ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
すべて/ゴルコンダ作品足立らどみ自由詩0*19/12/28 21:47
あなたと見た雪丘白月自由詩019/12/28 21:46
ぬくい炉の夢mmnkt自由詩119/12/28 21:24
私の体杏っ子自由詩119/12/28 20:41
遠い記憶(改訂)ひだかたけし自由詩319/12/28 20:33
エゴ・エリスⅠ いのちある すべてのものに 主は 食物を 恵 ...PAULA0...自由詩1+*19/12/28 18:40
この固体水宮うみ川柳1*19/12/28 18:11
日々の光川柳0*19/12/28 18:09
白書flygan...自由詩219/12/28 17:44
異世界mmnkt自由詩019/12/28 17:43
Switchくださいkawa自由詩3+*19/12/28 16:08
成長期ミナト 螢自由詩019/12/28 15:56
卒業式たもつ自由詩219/12/28 15:39
自由クーヘン自由詩2*19/12/28 12:59
蒼穹ひだかたけし自由詩619/12/28 12:46
現代詩を書くのにどれぐらい時間をかけますか。会議室19/12/28 12:15
無敵の人(初稿)れつら自由詩1*19/12/28 12:09
十二月に十二首こたきひろし短歌119/12/28 11:57
ファルセットミナト 螢自由詩2*19/12/28 11:14
自称詩人には良い年なんか来ない花形新次自由詩1+19/12/28 10:08
最近HAL自由詩3*19/12/28 9:59
鏡に写らない顔で微笑むこたきひろし自由詩219/12/28 7:22
仕事納め夏川ゆう自由詩219/12/28 5:11
今頃、どこら辺に居るのだろう?卯月とわ子自由詩319/12/28 4:14
風が吹けば人の目には涙がこたきひろし自由詩219/12/28 0:17
青い空に移った宇宙的走馬灯viraj自由詩019/12/27 23:21
カニmmnkt自由詩019/12/27 22:04
ある日ひだかたけし自由詩319/12/27 19:08
バチHAL自由詩7*19/12/27 18:00
過去になる中山 マキ自由詩119/12/27 14:59

Home 戻る 最新へ 次へ
924 925 926 927 928 929 930 931 932 933 934 935 936 937 938 939 940 941 942 943 944 945 946 947 948 949 950 951 952 953 954 955 956 957 958 959 960 961 962 963 964 
加筆訂正:
Switchください/kawa[19/12/28 20:27]
少し付け足しました。良いお年を。
5.81sec.