内なる外が押し寄せる
外なる内が押し寄せる
誰もいない、繋がりはない
白い空間奥まる深夜
圧迫され窒息する
深みへ奈落へ落ちてゆく
)揺れ震える肉の魂
)ぬらりと赤い舌に呑み込 ...
簡単に吐ける言葉たちが
ありとあらゆるところに
飛び交っている
いとも簡単に実現されることなんて
知る由もなく、その言葉たちは
屋上にいる彼女の背中を押した
遺書も残さなかった
...
お陽さまの彼方に また
お陽さま
何処かの星のお陽さま
そのまた彼方に
お陽さま
照らしている 何処かの
水の星を
土の星を
岩の星を
ガスの ...
この星に現れた人間
現れて営んでいる今日も
乾いた唇に時々水をくれて
今日もやっと営んで やがて終わる
寒い日には被って
温い(ぬるい)日には剥いで(ぬいで) ...
雲の切れ間から
青が光って覗いている
俺はくたびれ脱力して
道端に腰掛けている
)わけの分からない宣伝カーが
)ゆっくりと通り過ぎて行く
ひんやりとうねる空気
傾きかけた太陽
...
きみたちとぼくが
笑顔でしかつながってないのは
もうわかってるだろ?
握手に置き換えられる何かを
交わし合ってる間だけ
社会が発生する
寝言で使い合うお互いの柔らかさ
すり減るた ...
ジュブナイルジュブナイル
どうにもこうにもわしにもあんたにも
いくらおとなになってもエラでちゃって
サンショウウオにもなれへん
ジュブナイルなロートル
ロートルロートルてじぶんで ...
夜 窓に至る暗がりに
幾つかの鉄柱が立っていて
ここからは月の檻です
と言う
長い長い髪の毛が四本
自分が髪の毛だと知らぬまま
夜に絡み
そよいでいた
...
パクる、パクる
ひたすらパクる
名の知れたもんでも
平気でパクる
どうせ誰も
まともに読んでない
いや、読んでたとしても
自称詩人というバカ相手だから
分かりっこない
半日経てば跡形 ...
掴んだものがぼやけてしまって
咲かないまま枯れた
もうすぐ夜がやってきて
僕らの時を奪っていく
枯れたそれを 握ったまま
世界より大きな夢をもっている
おやすみの後でめちゃめちゃネットする
来世でもしょうゆラーメン食べたいな
干上がりかけた沢の縁
山椒魚は怒るまい
ペンケのダムもパンケの家も
知らずに不幸と泣くだろか
ただ生きるのみの今世に
祖父の語つた魚に逢へずとも
謳歌せよと、
忘れられ、た、 ...
木立の合間から
空の青が覗いている
木立の緑は裏光り
鳥達の群れが過っていく
ああ全くそれなのに
この美しい光の午後、
俺は陰気な郵便脚夫のように
街から街へと急がねばならない
何 ...
少し長めのマフラーを
砂漠の上で
引きずり汚した
誰かの踵だったかも
知れない
何かの予兆なのかも
知れない
ぐるりと見渡す
景色の中に
あなたを置いて
行ってもい ...
プライベートでは、入社5年目の35歳のと
きに結婚した。お相手は、2歳年下の札幌市
の小学校の先生で、結婚相談会社の紹介で
知り合った。当時僕は東京都内に住んでいた
ので、遠距離交際になった ...
朝日がゆっくりと
木々の枝と葉を
一つ一つ
赤く染めて昇る
朝露を浴びて
赤く透き通る光が
野原の宝石箱から
もれて広がる
冬苺の妖精が
雪のような
白い羽根を広げて
...
書き損じた天気図の余白に
僕らは昨夜見た偽物の夢を書き続ける
筆圧があまりに強いものだから
明日見る予定の夢まで記してしまう
つけ放したラジオから聞こえる
ネジが酸化していく音
そ ...
幸福の定義はない
と言うのが一般論でしょうか
人生と言う個人個人の歴史
その
一人一人の幸福のレベルゲージに
相違が生じるからでしょう
生まれた家
育った環境に違いがあるのですか ...
天窓にひとり
夕日に火葬されてひとり
赤とんぼひとり
馬鹿な詩人なら
まるで自分のようだと
同情を誘うような
ありふれた言葉を書くだろう
ただただ
救えない
絶えゆく命を ...
出會い飽く草木
やあ、ターナーの{ルビ霧月=Brumaire}よ
星
光の馬鈴薯
ジャイナの戒め
肉揉まれ 窒素を厭う
校正の{ルビ時化者達= ...
今日も郵便受けによけいなチラシが差し込んであるのだが、あの赤いジャージ姿の少女なんだと思えば許してしまう。
かってに裏庭から入り込んできて、一度文句を言ってやろうと車の座席から飛び出そうとして止 ...
正義は海ではなく
正義は魚ではなく
正義は船ではなく
正義は風のようなものであった
正義は絶命したのではなく
はじめから生きてすらいなかった
風と共になだらかに滑り降りる海鳥の羽を掴ん ...
音楽が聴こえる
それは海のさざめき
貝殻の伝える記憶
次の子らに残すために
仕舞い込んではいけない
次の子らに残すために
貝殻の伝える記憶
それは海のさざ ...
寄せては還す波 ・・・
静かな夜更けに誰にも知られず
営まれている諸々の事象
昇っては沈む陽 ・・・
喧騒に終わりを告げる いや
喧騒の始まりか
...
――隣のベッドの人が「移った」
あの部屋に あの ・・・
そうして二度とは戻っては来なかった笑顔
無理して作っていたあの懐っこさ
苦しい 痛い 怖い に耐えて
無 ...
自称詩人は
アーティスティックであれば
何にでも食いつきがちだ
実は良さなんか
これっぽっちも分からないけれど
取り敢えず口に出せば
自分はアーティスティックな人間であると
みんなが ...
月のかたむき
くまの夢
片方のこったパンの耳
この日差しのあふれた一粒を
こまかく こまかく
もっとこまかく、美しくみがいて
あつめて
天からふりまいたのを
永遠と呼ぶから
きみ ...
この凛とした 、夜の大気に
夕暮れ斜光の余韻 未だ響き
寂寥空洞のその彼方 、遠い畏怖が蘇る
君の豊かな白い乳房に
西陽のなか幾筋も浮いていた、
蒼い血管の生々しさを
善いことばかりしてきたけど
うまくいかない事ばかりで
ワタシ、つまらない
悪いことばかりしてきたけど
うまくいく事ばかりで
オレも、ある意味でつまらない
ワタシ不良になって
人生 ...
ちいさい秋みぃつけた、と
歌う、子らがいなくなって
久しい庭で百歳近い老木が
風にひどく咳をする
また長く延びる影を
煩わしく思った人が
老木を切り倒して
春には明るい庭で
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
悪夢ふたたび(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3*
19/11/7 23:59
見えない凶器
都築あかり
自由詩
1
19/11/7 23:46
星の欠片の願い事
もっぷ
自由詩
0*
19/11/7 23:37
千のララバイ
〃
自由詩
0*
19/11/7 23:30
道草(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
19/11/7 23:00
野良犬たちが今夜、ぼくを迎えに来る
竜門勇気
自由詩
0
19/11/7 22:43
サンショウウオ
AB(なかほ...
自由詩
3
19/11/7 20:22
径と銀河
木立 悟
自由詩
4
19/11/7 20:17
どてだかきよし「自称詩人に怖いもの無し」
花形新次
自由詩
1
19/11/7 19:16
咲かないまま枯れた
きみのてを
自由詩
2
19/11/7 18:44
予定
水宮うみ
川柳
1*
19/11/7 18:18
挽歌
R
自由詩
4*
19/11/7 17:37
光の午後と郵便脚夫(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4*
19/11/7 16:57
panorama
ミナト 螢
自由詩
3
19/11/7 12:59
自分史(音楽事務所勤務時代 7 ー 結婚)
日比津 開
散文(批評...
1
19/11/7 10:12
冬苺の妖精
丘白月
自由詩
1
19/11/7 8:01
余白
たもつ
自由詩
11
19/11/7 7:21
幸福の定義は!
こたきひろし
自由詩
2
19/11/7 7:09
オレンジミュージアム
丘白月
自由詩
3
19/11/7 7:08
屏風
墨晶
自由詩
2*
19/11/7 5:42
碧い鴉の赤い十字架
アラガイs
自由詩
2*
19/11/7 1:52
希望の海
茶殻
自由詩
1*
19/11/7 1:46
海を聴く
もっぷ
自由詩
2*
19/11/6 23:33
コンクリ塀の上のねこ(2007夏)
〃
自由詩
0*
19/11/6 23:31
いつでも ぼく 店に出ていますから
〃
自由詩
1*
19/11/6 23:27
アーティスティック自称詩人
花形新次
自由詩
0
19/11/6 23:27
かわいい
はるな
自由詩
5
19/11/6 22:53
残響
ひだかたけし
自由詩
5
19/11/6 22:50
善悪輪廻
イオン
自由詩
3*
19/11/6 22:47
小さな秋
帆場蔵人
自由詩
4
19/11/6 22:17
924
925
926
927
928
929
930
931
932
933
934
935
936
937
938
939
940
941
942
943
944
945
946
947
948
949
950
951
952
953
954
955
956
957
958
959
960
961
962
963
964
4.6sec.