そのとき
私はゆうに百歳を越えていました
しかし
若い頃に思ってもいなかった長寿は
私に多くの不幸をもたらしました
私の周りは皆死んでしまい
私は見事に一人ぼっちになってしまいました
...
夜中に目を覚ましてしまい
それから朝まで眠れなかった
夜が明けた頃
カラスが鳴き出した
そのぶきみな鳴き声に
何だか不吉なものを感じた
以前
道に放置された猫の轢死体の内蔵を ...
空を見上げれば
何処までも宇宙が広がる
地球に降り注ぐ光
地球に必要な光
地球を輝かせる光
希望の光と感じる
何度も見上げて
身体に溶け込ませる
宇宙が願いを叶えてくれる
...
1. ドアを開ける
2. ドアを通過する
3. ドアを閉める
4. ドアを開ける
5. ドアを通過する
ドアを閉めなければ次のドアを見ることができません
次のドアの前には空間が ...
いいですか、必ずはいかいいえで答えてください。
「はい」
よくできました。あなたは背中にやけどがありますね。
「はい」
やけどの原因はなにかの事故ですか。
「いいえ」
事件?
「はい」
...
「ゴミじゃない?」
「私ゴミじゃない?」
彼女が何故そんなこと言ったか
僕はよくわかってる
彼女は心の砂を
一握放り投げたにすぎない
まだだ
まだ足りない
もがけども
...
夏の空、玄関口
立ち尽くす己
庭木の揺れ、うねる大気、光の庭
ああ世界が広がっていた!
己とは無関係に
何処までも眩しい異郷が
五歳の時のその体験を私は決して忘れない
じぶんとは ...
ジャケットを着ると
黒いフレームに
収めた笑顔が
飛び散らぬように
抱き締めたくて
背筋が伸びる
真っ直ぐにただ
空を目指すのは
鳥だけで良いと
僕は思うんだ
胸のスクリー ...
わからないんだ
青空がなぜあんなに悲しいのか
夕べ見た夢を思い出せない訳も
わからないんだ
故郷においてきた記憶の破片が
なぜ懐かしくないのかも
わからないんだ
テーブルに爽健美茶のボト ...
長閑な昼下がりに私は私を感じている
私という心 いや、魂のからくり
そして色 何層にも重なった記憶
またDNAにより受け継がれた連鎖のストーリー
それらを断ち切ることのできない無力さ
なるべ ...
やきゅうぶに入ろうと思ったら
ぱひゅうむに入ってしまって
僕は…
のっちです。
あーちゃんです。
かしゆかです。
鈴木誠也でございます。
…誰やねん。
チョコレイト・ディス ...
じぶんがひさんだから
というりゆうで
たにんをこうげきしていいの?
じぶんがきらいだから
というりゆうで
たにんをきらってしまっていいの?
じぶんがただしいというのは
ただの ...
一般庶民の一般ってどれくらいなんだろう
お金に換算すると幾らなんだろう
愛情で見積もるとどのくらいの重さよ
何だか的はずれな事を言葉にしてるな
残念ながら
私は一般庶民の域に達してな ...
夢みつつ、ひとつふたつ
昼間から夢ばかり数えて
そんなあなたには猫だって
退屈を噛み殺しているわ
そんな皮肉にもぼくというやつは
こたえもせずに退屈ってのは
どんな味がするんだい、と
...
身に覚えのない傷ばかりが
目についてしょうがない
風呂の中で何度も思う
こんなに傷つくほどのことなんてあったかよ?
きっと寝てる間に
タチの悪い虫に食われて
掻き毟っちまったんだ
...
ながりゆるみじぬあてぃん 流りゆる水ぬ在てぃん
がれちぬあとぅんかい 瓦礫ぬ跡んかい
りんどうぬはなぬさちゅる 竜胆ぬ花ぬ咲ちゅる
ゆちゅぬさちや 行ちゅぬ ...
シーソーがいちばん安定しているのは
ふたりがつま先立ちで並んだときじゃなくて
ひとりが空に足を広げもうひとりを想うとき
ひとりが地に足をつけもうひとりを想うとき
ぼくは空からキミが他人に見 ...
じゃじゃ降りの
化け物じみた
大雨が
すべ ...
新学期から来られた新しい先生を
皆さんに紹介しますと
校長先生が行って
そうして颯爽と
壇上に現れたのだった
...
透明な、空も、地も、花も
そこには、君の心が宿るよ。
君が青く見れば、果てしない。
君が踏み出せば、風を巻く。
...
狂った夏の中に君はいた
汗はとめどなく流れて
叫びは果てしなく溢れた
太陽は執拗なほどの
光と熱を地上に浴びせ続けて
あるものは犯罪者になり
あるものは自殺者になった
...
〜ゆ
私の名前の真ん中には「ゆ」がいる
いつもゆらゆらただよっているから
私の歩き方はすこし変らしい
〜ゆ
何かいいことあったのかなって思う
実 ...
使われていないテニスコートは、吐瀉物と下痢便の様な汚泥とともに、何年もの堆積した落ち葉が敷き詰められ、私たちはそれを撤去するために荒い吐息と、鉛のような腰の痛みと、まとわりつく害虫に悩まされながら肉体 ...
枇杷の実、たわわ、たわわ、と
ふくれた腹をかかえて転がりそうな
夕陽に照らされ景色をゆすって風を
くすぐり、たわわ、たわわ、と
悲しげな
その実に
歯を立て
しごきとる、なぜにこ ...
愛読書を手に
寝床で頁を開く 休日の午後
ゆるゆると…睡魔に襲われ
眠りに落ちる、寸前
――ガンバッテ
の囁きに
はっ と目が覚める
隣室の机上の
日だまりに
昨日、水を ...
{引用=ちいさい音ですね
しってますよ、草むらのなかです
(ひとはいつか 虫になる、のでしょう)
わたしは音に、よびかけます
海に行ったこと、ありますか
...
病む心 ヒストグラムが いきり立つ
はしゃいでも 副音声の 僕がいる
雨笑う もう止みますと からかって
いじめっ子 心は今日も いじめられ
好きなわけ ないからずっと 好きな ...
金八先生でメインを張っていた
あまり注目されないシリーズだったが
すべてのシリーズを通して
私の一番好きなセリフは
金八先生が彼女の両親に向けて放った
「いつまで男と女やってんだ!」だ
...
縮れた葉っぱに青虫が転げて
砂利の中に風格ある化石もどき
静かな空におじいさんのくしゃみ
ドクダミの鼻にキッス
川の流れのようなワンピースを着て
牛糞香る路地をのんびり散歩
無 ...
野暮な言葉を並べたて
花にも 鳥にも
風にも
月にも
女にも
こころ動かされることなく
ああ無感動
無感覚
のっぺらぼうなわたし
真夜中の赤い月を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
不老と不死の薬草
こたきひろし
自由詩
4
19/5/25 6:33
天井と天丼
〃
自由詩
4
19/5/25 6:11
宇宙からの光
夏川ゆう
自由詩
2
19/5/25 4:54
ドアについて
はるな
自由詩
3
19/5/25 2:47
ウソ発見器
ああああ
散文(批評...
1
19/5/24 23:17
底辺
TwoRiv...
自由詩
1
19/5/24 22:31
ある夏の光景(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6
19/5/24 21:42
夏の歌
ミナト 螢
自由詩
2
19/5/24 19:59
わからないんだ
あおいみつる
自由詩
9*
19/5/24 18:36
私というものを感じて
〃
自由詩
4*
19/5/24 16:16
やきゅうぶ
にゃんしー
自由詩
1
19/5/24 9:26
へびよ、さらば
秋葉竹
自由詩
1
19/5/24 7:45
私は一般庶民にもなれなくて
こたきひろし
自由詩
4
19/5/24 6:17
のんべんだらり
帆場蔵人
自由詩
4*
19/5/23 23:29
エンド・オブ・ゼロサムゲーム
竜門勇気
自由詩
1*
19/5/23 23:09
流りゆる / 照らしょうり
AB(なかほ...
自由詩
1*
19/5/23 19:42
並び立つことのないぼくらの歌
山下ヤモリ
自由詩
1
19/5/23 16:48
じゃじゃ降り
TAT
短歌
1
19/5/23 15:26
闇の魔術に対する防衛術の新しい先生
〃
自由詩
1
19/5/23 15:01
【 空即是色 】 (タイトル変更)
豊嶋祐匠
自由詩
4*
19/5/23 13:15
焼身自殺のニュースの記憶とテレビジョンの彼方の洗濯物の状態に ...
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
19/5/23 12:57
およぐ/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
0*
19/5/23 11:16
声
山人
自由詩
5*
19/5/23 5:02
枇杷の実ゆれて
帆場蔵人
自由詩
10
19/5/22 23:13
薔薇ノ声
服部 剛
自由詩
4
19/5/22 22:27
虫
羽衣なつの
自由詩
18*
19/5/22 21:33
ヒントを探す2
TwoRiv...
川柳
1*
19/5/22 21:27
小嶺麗奈
花形新次
自由詩
0
19/5/22 19:07
楽しいね 楽しいや
印あかり
自由詩
10*
19/5/22 18:02
鬼と赤い月
あおいみつる
自由詩
4
19/5/22 14:58
917
918
919
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945
946
947
948
949
950
951
952
953
954
955
956
957
3.7sec.