ビアンキの
クロスバイクと
お前ごと
ガシャガシャ倒し
奪う唇

























...
アンダーカバーオブザナイトで






もう沢山だってのに




2020年にもなってまだ
...
影の自由を伸ばして
私の弓は折れてしまった
占いの結果が判らずじまいだったけれど
私はそれでもいい
弓がかわいらしいから
鏡の前に座り
頭髪のパーマを
光の弓矢で梳かす

光を照ら ...
テーブルをはさみ
仲良く話しながら食べ
じゃぁまたと手を振っても
あなたは見えない

藤の花を愛で
ウイルスを怖がっても
連休はたいくつねと言っても
近くで笑顔を見せたのに
あなたは ...
夜陰に
静けさの
微かに揺れ動く

ベッドを囲む白壁から
白の色 剥がれ漂い出し

微かに振動する
静まり返った
四方空間に

彷徨い落ちゆく白の色の
帰着すべき基体の不在
...
世界は水晶を透過したかのようにどこか輪郭を甘くして、副作用で冷えた俺の身体は冷蔵庫の果物みたいだ、生来的なペインに砕かれた午後の欠片、台所洗剤がバラす油のように居なくなる、ラジオで聞いたコクトー・ ... 今朝、湯沸し器がこわれました。
寒暖差という季節の魔術にかかったようです。
明日、修理にくるそうです。
マスク洗っておこうとおもいます。
湯沸しポット付近のハエは、
あいかわらず元気 ...
お土産もないのに
何故だか安心してしまう
帰るだけの道に
口笛を外れたメロディが
天使の輪っかを逆さまにすると
雨が降り始めて足を止めた
屋根が欲しいなトタンで良いから
ついでに君の家を ...
旅立ちの日
真夜中に起きて
支度を始める

早朝に出る
少しでも充実した
1日にしたいため

同行してくれる妻はおしゃれに余念がない

不要不急のレジャー、されど
心の洗濯に ...


光を食べてよ 
と 海に沈んだ
螢烏賊の僕は
云う

螢烏賊が
水を跨ぐ
海底の螢烏賊は
静かに光りはじめる

光が水で 薄暗くなる
それでも
僕の光は
周りの群へ ...
棚から無くなってしまった45X円のサラダ

他の商品が代わりに入っている

千切りキャベツとブロック状にカットされた豚肉

そこに、ナッツが散りばめられて

噛んだときに、コリッと弾け ...
読書、
ビール、
泣く、
怠ける

何もかもうろ覚え、
なのだけれど、
これは、原節子が好きなこと、だそうで、(だったと思う)。
それで、
僕はとても感動したのだった。

だ ...
2020.3.30.

憂鬱なんかじゃない ただ持て余してる時間があるだけ
砂時計の片方に固まってしまった砂があるだけ
ちょっと気がふれただけさ 憂鬱なんかじゃない

深呼吸をありったけ繰 ...
水曜日の水面に笹舟が浮かんでいるのを見ました。
それは来週の水曜日に僕が折った笹舟なのでした。
ボクの前に道はない
アタシの後にも道はない
進んでいるのか戻ってるのか
分からないから立ちつくしてる

ボクはたまにアタシになり
アタシはボクの悪口を言う
見上げた空へ墜ちていく
合わ ...
乃木大将っていうのは、
秋のもみじのほうが、さくらよりすきだったらしい。

でも9月って台風くるんだよね。
入学式に家ぶっ潰れましたなんてごめんだな。


どさぐさまみれの教育改 ...
ある程度の怒りと、
その程度の発熱と、

あの配布されてこない
マスクへの口唇ハザード

いらだちは決して、
正規分布いたしません。
世界は薬品用小瓶に入っていた。

そんな朝に動物園でキリンが

生まれたよ。



きみは喜び、驚いた胸の地平線から

太陽がのぼり世界を照らす。



ぼくたちの世界 ...
響け
届け
君へ
僕の
心臓

核心
雑音
全て

響け
届け
君へ
僕の
心臓
暗がりの瞼にやきついた 焔は揺らめき
もう遅いのでしょう 手の鳴るほうへ
死した真理(毬)は なにやかな 惹かれゆく
弾みない琴の歩が なして 低い河へ迎えらるる
蜘蛛の子が列を生し 錆びた蔓 ...
涙がこぼれるたびに
光の数珠を繋いでいた
今まで得て来た中でいちばん
幸せな羽根を売った後に
白鳥が踊る湖で
パートナーを探すの
周りの人とは違う姿で
笑われたその悔しさを胸に
エレベ ...
警告「線路は続くよ何処までも」

2020,10,00,0-報告書
ー武漢にあるウィルス研究所から媒体を持ち出したのはどうやらウイグル族に係わりのある研究室の人物らしい。中国の政策に対する反 ...
おまえの
見開いた目の
いたみ

排水口を、すべる
小便の
甘い匂い

午前零時の
渇いた鐘の音が
脳味噌の中で鳴る


今日の臨終


噛み砕いた林檎の酸味
手 ...
首から落ちる花をずうと牡丹だと思ってたのを

どうしよう
 
 {ルビ體育=gymnastique}「 2 」だと、

 {ルビ手=main}もやるせない

 {ルビお面=masque}かぶって

 御禮に( 參上 )

( 幾許かの ){ ...
不動産屋の女の子が
物件案内しているところを刺されて
現金と車を盗まれたって
事件があったけどさ

逮捕された犯人の男が
取り調べで
「コロナで職を失ったから」とか
言ってるんだってよ ...
ひとつ静かに夜を追いかけて
月明かりが映す山並みを眺め
青い風をすっぽりかぶり
キンポウゲの布団で眠る
横を向けば金色の海
ミツバチの足跡に残る
甘い香りが懐かしく
雲が急ぎ足で去り
...
あちこちから流れてくる
夕暮れの赤い空気
低く漂い猫の背が
虹色に光っていた

あちこちから集まってくる
長く細い影が一つになる
誘うのは妖精の色
春と夏の囁きの香り

爪の先に青 ...
ゆらゆらと雲が
水たまりで泳いでる
スズメが空と間違えた
弱いから小さいから
空へ行けないと思う
あの杉の木立
雨を覗く屋根
小さな空の傘
プラネタリウムが開く
弱くて小さな命でも
...
風の強い夕方
私が通り過ぎた後ろ
廃棄物置き場で木材の下敷きになった包装紙が

ばたばた と騒ぐ

振り返っても 日に焼けた紙と木材
それと寂しそうな色をした鉄線があるだけ

物音は ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
日曜日の午にTAT短歌020/4/30 22:25
ゴーストタウン自由詩2*20/4/30 21:53
時の弓船曳秀隆自由詩120/4/30 19:56
おあいこもちはる自由詩120/4/30 19:35
白のイマージュ(改訂)ひだかたけし自由詩420/4/30 19:09
寄生虫の頭を捕まえて喉から引き摺り出すホロウ・シカ...自由詩1*20/4/30 18:14
四月最後の朝ナンモナイデ...自由詩3*20/4/30 13:49
帰り道の詩ミナト 螢自由詩120/4/30 7:40
旅行に行こうよ/即興ゴルコンダ(仮)提出作品足立らどみ自由詩220/4/29 21:29
光を食べてよ と 囁く螢烏賊(ほたるいか)船曳秀隆自由詩220/4/29 19:31
45X円の消失asagoh...自由詩320/4/29 18:43
読書、ビール、泣く、怠けるはだいろ自由詩320/4/29 18:03
憂鬱なんかじゃない余韻自由詩020/4/29 17:01
水曜日クーヘン自由詩4*20/4/29 15:45
衰退クロスロードもとこ自由詩4*20/4/29 13:51
あきれはてなナンモナイデ...自由詩2*20/4/29 13:47
免疫曲線自由詩2*20/4/29 13:05
非常事態宣言が出された日フリーダム自由詩920/4/29 12:44
エコー卯月とわ子自由詩020/4/29 8:55
ヒバチあらい自由詩220/4/29 8:17
SWANミナト 螢自由詩120/4/29 7:44
「歴史」常に終わりから再生へ向かうための架空文書であるためにアラガイs自由詩8*20/4/29 2:04
いつのまにか空っぽの血管ホロウ・シカ...自由詩2*20/4/28 23:57
勘違いかば自由詩020/4/28 21:07
ビニールカーテン墨晶自由詩020/4/28 19:29
コロナのせいで花形新次自由詩220/4/28 19:02
キンポウゲの妖精丘白月自由詩220/4/28 18:56
キャットミントの妖精自由詩020/4/28 18:55
小さなプラネタリウム自由詩020/4/28 18:55
風の強い夕方三月雨自由詩220/4/28 18:04

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