体の中心
へそで立っている

光を集めて
放つ力が
ベルトの奥で
動き出す瞬間

繋がれていた
生命の尻尾を
振るようにして
歩いてきたから

離れていても
感じることの愛 ...
ママの豊満な乳房
そしてかなり敏感な乳首から
申し訳ないけど
ミルクだけ搾取させて頂いてました

右も左も
物事の道理もまったくちんぷんかんぷんな
赤ちゃんだって養分は必要不可欠ですから ...
 リア充は詩が書けない。これは最近強く実感していることだ。正確に言うと、文章を書けなくはないが研ぎ澄まされた詩的表現を思いついている余裕がない。詩を書くために何よりも必要なのが孤独で静かな時間なのであ ... 春が僕を
けだるい空気へ
誘いこむ

失われた夢のように
消えてゆくのは
あおい春

夢を
夢と認識するために
毎日めざめる

夢では現実を
目覚めれば夢を
忘却す ...
戦争で取られたものを
戦争で取り返すと思うのは
至極当然のことだが
一体何が悪いのだろう
政治家だからか
酒を飲んでいたからか
言った奴が明らかにバカそうだからか
それら全部があてはまる ...
{引用=*筆者より――筆者が本フォーラムでの以前のアカウントで投稿した作品はかなりの数になるが、アカウントの抹消に伴ひそれら作品も消去された。細かく言ふと二〇一五年十二月から二〇一七年二月までの間に書 ... はく っ、 りっ

耳を塞ぐと虫の音が耳のなかに響き渡る、鈴虫が皮膚をぞろぞろぞろぞろ這っている。
そも、これは、すずむしか。でも鳴いているだろうが。

り、りりりりっり、りりり
鳴くよ、 ...
胸の中に
何もないとき

思ったよりずっと
あなたを思い出していた

もう愛していると
言いたくなくて

泣いた顔の上に
砂をまいて隠したのに



人はみな
空っぽで
...
温室の中で

枯れてしまう花のように


ただ

日差しに抱かれている



暖かい

それでいい
施設の部屋を訪ねると
縦長の狭い部屋にはベッドが二人分縦に並べられていた
殺風景で閑散としていた部屋の中には
それぞれのベッドの側に簡易の便器が置かれていた

部屋の中に立ち込めた臭気が鼻を ...
心が言葉を作った。心と心が、話し合うため言葉がうまれた。
心は心から話す。時折心にもないことを話しつつ、話したいことを話す。話したことが話したかったことになる。
僕はもう、心にもないことは離そうと ...
ザクザクに切り刻んで 破片なんて残してはだめ

後悔なんて 生きていくほどに 重く苦しくなって行くんだから

誰かのせいにして 喚き散らして グチャグチャに踏みにじってしまいたい

そうや ...
もうそこには居ない貴方の

細くて白い指を想い描いては

泣きながらなぞっているのです

貴方の声を懐かしんでは

脳内で何度も何度も再生して

いつになったら

貴方の代わり ...
無意識かリトルボーイも月を見る じょうじ

脇 ゲシゲシ軋む 歯車のズレ
三句 大小の区別がつかぬ田分けかな
四句 縄張り知らぬ 流浪の民よ
五句 火の影絵 輪になり踊れ 鬼狂え
...
刻んで行く毎日
時として
心に靄がかかる

それを取り除けるのは
あなただけで

高揚とした心は
薔薇に変わる

一輪の薔薇が
あなたを呼び醒ます

私は
あなたを
待っ ...
私の中に光がある
ゆらゆら揺れる

揺りかごに
猫がいる

皆が待ち望んでいる
その日が来るのを、、

あなたが帰って来て
光を撫でる

光は嬉しそうに
揺れる揺れる

...
 丸の内の商業施設KITTEにはインターメディアテク(以下、IMT)というミュージアムが入っていて、東大所蔵の蒐集品を無料で見ることができる。一階から六階まで吹き抜けになっているKITTEの建物。その ...  
引き出し一杯の書かれなかった手紙を捨てる

行かなかった旅を思い出す

遠く

わたしが居なかった広場で

出会いそびれた友たちが手を振っている
 
 
 
枝も撓む薄紅の八重咲を
愛撫する風のように
目を瞑って
髪を 頬を
蒼白い胸元をすべり
いつのまにか
熟した果実の内側
水辺のあずまやで
冷たい肌を絡め合う
二匹の蛇
ずっと昔に滅 ...
Sと二人、町外れの森の前まで自転車で来た。
昼間、遠くで立ち上る煙を見つけたあいつに持ちかけられて、
ここまで来たのだ。
アイツは自転車から降りると
取り憑かれたように煙が浮かぶ方角、
藪の ...
放射状ではないですが 
こちらにも 大きな国道 ありて 

ビュンビュンと 
北国の風を乗せて 進むタイヤは 
きしむことすら 忘れて 
遠吠えを 始める 

夜になれば ラッ ...
小さな言葉を
少しずつ撒いていく
戦うための
ささやかな宙づり
私のペンはすべて詩へと向かう
これからは詩が私の戦場
世間にうずもれながら
うずもれきれずにはみ出る歌のために
検索エンジンの餌食になって一生くさしやがれ
顔みただけで嫌になる為政者に笑顔で挨拶する奴らなんて小学生以下。

オッチャンも今夜はブギーナイトにまたいっちょ吠えてみっかな。死ねこの野郎。笑ってん ...
映画三本立て

離別〜決別〜惜別〜
(1)
「道」
監督フェデリコ、フェリーニ


(2)
タクシードライバー
監督マーティン、スコセッシ


(3)
…マ ...
はるか彼方の遠野のはざまー四月の光差し込む下層の底を、歩むことだけ願ううちに、今年の春は過ぎてしまった。青々とした若葉の恨めしさ。みんな、僕を置いていって、生き生きとした生気を吐いて、季節を前に進めて ... 黒と白と赤と黄色
コップの中で揺れている
最悪の出来事が
たくさん起きたんだ
そんな顔をしてみんな立っている

ただ違うことが不幸の始まりで
同時に終わりを内包している

ここは ...
文明はひた走る
未来へと伝達する
時をドラマにして
空間をひとつにして

進め、近未来
お前が一番近いのだろう
神様がいるところまで、どうか
連れてっておくれ
自閉症をもつ息子の
小さな手を引いて
特別支援学校のバス停まで
いつもの道を歩く

――はやあるきっ、はやあるきっ
かけ声と共に
到着時間まで、あと3分
息子が地べたに這いつくばり
...
二十三のときに出会って
二十四で俺の子を身籠った

翌年生まれた子は自閉症で
俺はあわてふためいて
子供の将来を悲観し
わめき散らしたけれど
おまえはただ
「それでも私の子に変わりない ...
静かな 受死日
赤い 耳鳴り
汚れた 嘴を
愛でたい 衝動

時間の 堰を
鬱と 感付き
黒い 水飴を
一入 味わう

奇妙な 甘味に
体が 弛緩し
疲労と 快楽の
絶頂を ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
太陽ミナト 螢自由詩119/5/17 8:42
神様のよだれかけこたきひろし自由詩019/5/17 6:16
リア充は詩が書けない葉leaf散文(批評...219/5/17 5:36
漂う夢シホ.N自由詩119/5/17 3:19
戦争で取り返す花形新次自由詩119/5/16 19:56
旧作アーカイブ4(二〇一六年三月)石村自由詩21*19/5/16 16:00
虫を飼う田中修子自由詩8*19/5/16 10:03
かげろうガト自由詩2*19/5/16 2:06
それだけでいい自由詩1*19/5/16 2:04
母親は俺の顔も名前も忘れたこたきひろし自由詩519/5/16 0:41
話す水宮うみ自由詩4*19/5/16 0:10
秘密の願望赤椿自由詩219/5/15 23:18
代わり自由詩019/5/15 23:06
ひとり半歌仙/表六句足立らどみ伝統定型各...0*19/5/15 22:43
待っている花林自由詩019/5/15 22:42
自由詩319/5/15 21:57
壁を這うワニ/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外こうだたけみ散文(批評...1*19/5/15 21:10
hologram墨晶自由詩2*19/5/15 20:25
やむにやまれずただのみきや自由詩4*19/5/15 19:38
[:Modern Jesusプテラノドン自由詩019/5/15 18:22
五号藤鈴呼自由詩3*19/5/15 9:04
ブログもツイッターも閉じた日に葉leaf自由詩119/5/15 6:00
キサマぁー。アホチン星人だなぁー。よーかん自由詩019/5/15 4:01
男たちの別れ(恋愛編)アラガイs自由詩3*19/5/15 3:36
『春と修羅を読んで』・憂鬱たこ自由詩319/5/15 1:14
リビン アティク オブ ライブハウス竜門勇気自由詩019/5/14 23:56
未来へ福ちゃん自由詩119/5/14 22:52
石の顔服部 剛自由詩419/5/14 22:39
妻へ花形新次自由詩119/5/14 21:43
暗転ルラ自由詩1*19/5/14 19:58

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加筆訂正:
ひとり半歌仙/表六句/足立らどみ[19/5/17 6:07]
簡単に言ったけど変更するのは難しいということです
ひとり半歌仙/表六句/足立らどみ[19/5/17 6:02]
三句を変更します
4.59sec.