夜の公園で落ち葉が遊んでる
すべり台からジャングルジムへ
ブランコから砂場へ

きっと子供には見えてる
妖精が葉の下に葉の上に

隠れてなんかいない
私には見えないだけ

目で追う ...
裏山の湧き水でできた小さな池に
動物たちの残していった
木の実が沈んでる

私は薬罐に水を汲んで
庭でとれた渋柿を置く

いつか絵が届いたら
匂いをかいでみて

今年もここで枯れ葉 ...
私たちは夜道を歩いてる
月明かりを頼りに

遠い世界から雷雨がやってきて
私の両耳をあなたが両手で塞いでくれる

夜中に目が覚める
部屋の中で風が吹いてる

私の髪はまだ濡れていて
...
Just winter evening and I'm sitting
In empty room. I'm all alone.
It's rushing suddenly with messa ...
この世界は
美しく弾ける

数秒後に
カケラを残すまで

消えない魔法の
笑顔を探した

あの人もこの人も
違うのかな

シャボンの玉が
ストロボみたいに

誰かと目が合 ...
幽霊、前世来世、

なんかはともかくとして

熱水鉱床に巣くう化学栄養細菌塊
ハオリムシ
共喰いし合うミズウオ
アンデス頂上に置き去りの少女のミイラ
一万メートル上空を漂う胞子雲
人 ...
明日のお陽さまが全くあてにならないように

明日のラッキーもあてにはならない

明日の不運の方がとても身近で

明日の雨降りの方がずっとずっと身近な秋

せめて傘だけでもあったらな
...
灰色の町並みが

眠っている真夜の闇の中

ひと筋の閃光が 或る

幼女の部屋を訪れた

囁く 言葉

聞き取れないけれど

確かに それは

いる

目覚めて
...
爪から
ほそい光がでるようになってしまった
愛されすぎですね

医者が言った
でもだれに?
という問いには答えずに

気をつけてください
光のぶんだけ
影がたまっていきますか ...
雪平鍋に鍛金職人の金づちの跡、沢山。
雪平鍋という雪原に彼らの足跡、沢山。
忘れるという草を踏みながら
掻き分けていく貧しかった頃へ

新聞配達のアルバイトで
何日目か分からないセーターを
夜空の色と比べて笑った

同じ青だからまだ大丈夫

空に抱いた憧れや ...
 娘は通院、治療、入院、手術を繰り返して
いたが、だんだん通常に近い生活ができるよ
うになってきた。歩けるようになり、カタコ
トの言葉が話せるようになると、娘とよく遊
んだ。

 一番楽し ...
11月11日(月)

 くったりしているのは新しい環境にまだ不慣れだから。左目の潤みの過剰は、灯りのせいで。そう決めて明日の朝を待つことにした。灯りの向きを変え、位置もずらして必要な明るさを他の照 ...
うっすらと
黄の明るみを帯びた海と空
目を瞑れば
茫洋と広がり続ける

どこか不穏な静けさ発散し

流れ込む部屋の空気は
きりりと冷え
瞑目すればまた
自ずと広がり在るソレはナニ? ...
もし
地球が半分腐っていたとしても
残り半分まともなら
それはそれなりに
バランスは保たれて
朝はやってくるし
日は暮れるだろう

何の根拠もなしに
そう思ってしまう私は
心が千 ...
真夜中の一時過ぎ
巨大な目ん玉のお化け達
天を埋め尽くし
ピカピカピカピカ
青白く黄白くまた赤く
揺らぎ明滅しながら
迫って来る迫って来る、
大雪原に独りぽつねんと立つ私に

小学五 ...
君の人生の文脈を指で辿って胸の鼓動に溜め息が出る。



朝日がノートを照らした間だけ、私が書いた文字が脈を打った。



今日夜が綴る文脈は深海で忘れ物をしたような輝きがある。
...
生きてれば、きっと毎日が誕生日

雨の日に何故かあなたは晴れやかだ

少しずつ冬の私に変わってく
内側に包み
外側へ発す

光のような
明るさと優しさ

こんなに正直で
みんなに好かれ

結婚しない
理由を知りたい

大丈夫

その後に続く
言葉のことだけ

今は ...
煌めく石ころを右のポッケに

大切にしまいこんで

輝くお星さまの残像を左のポッケに

もっと大切にしまいこんで

両の手は空けたまま

どこまでも追いかけていく

それは未知 ...
――雀をね 嫌ったカナリヤがいました

何故ってね 君に値段は無いだろう

僕には 値段があるからね

僕には お金を払ってくれるし

僕には 暖かな部屋もあるし



――雀 ...
小突いても
何も出てこない
すっからかんな子供…

心の
膿も栄養も
きれいさっぱりなくなった

地獄のような劣等感の海から
誰にも会わない天国の浜辺に

ぷくぷくの満月に照らさ ...
秋の山中に巨大なプレーンオムレツあらわる。
黄金のイチョウの木々、楓はケチャップソースなり。
今朝は雨
冷たい雨

空には雨雲

予報では終日降るらしい

晴天あれば
雨天もあるさ
なんて言ってられない

午前八時から十七時まで
屋外作業の俺には
雨風雪の類いは直にこ ...
リボンを結べる
相手がいなくて
透き通るだけの
水は混ざらない

遠くに見えてる
夜景の真ん中は
光をくれたのに
返すものがなく

ホットミルクの
柔らかい湯気で
あなたを丸ご ...
きっと、これが最後のお引っ越し
何を残し、何を捨てるか?
たぶん、捨てるもののほうが多い
引っ越し先では、生きるのに
最低限のものがあれば良い

八千代、柏、流山、松戸(以上千葉県)
練 ...
 結婚した翌年の4月3日に長女が産まれた。
妊娠がわかり、産まれる6ヶ月くらい前から
男の子でも女の子でも、「みなと」と命名す
ることに決めていた。
 自分の子供ができるのがこんなにも嬉しい
...
鹿
という字に
お湯をかけるとあらわれる鹿に
みつめられながらカップヌードルをすすっている

いつまでこうしていられるだろう
これからの時代は
もっとたくさん間違ってしまうことも
ある ...
今日という日に友達のことを
一人で思い出しているのはなぜだろう
長ネギの入った買い物袋を抱えて
また 部屋にまで帰ってきた日の 夕暮れ時に


カーテンを開けて 夜空を見ている
何もして ...
隣り合う人間を
違う色にするには
4色あればいい

これが四色問題と呼ばれ
証明するのが難しいことで知られる
数学の問題だ

何故証明が難しいかというと
白人、黒人、黄人以外の色をし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
妖精のお掃除丘白月自由詩119/11/12 22:19
どうぞのいすmizuno...自由詩16+19/11/12 22:05
距離とベル自由詩1019/11/12 22:04
dream universe自由詩019/11/12 22:03
点滅ミナト 螢自由詩219/11/12 20:14
いまさら、孤高の学者をなぞってみるAB(なかほ...自由詩019/11/12 17:57
・・・もっぷ自由詩1*19/11/12 16:20
脱皮のとき自由詩0*19/11/12 16:10
愛されるはるな自由詩1319/11/12 14:47
雪平鍋クーヘン自由詩3*19/11/12 12:46
群青ミナト 螢自由詩2*19/11/12 6:57
自分史(音楽事務所勤務時代12 ー 幸せなひととき)日比津 開散文(批評...119/11/12 2:34
ギフと。2019もっぷ散文(批評...019/11/12 2:04
無人部屋ひだかたけし自由詩219/11/11 23:19
仮定の連鎖こたきひろし自由詩319/11/11 22:57
現夢〇大雪原ひだかたけし自由詩319/11/11 22:03
”文”は紙(し)に生まれて”脈”を打つのだ。きみのてを自由詩3*19/11/11 21:25
つづき水宮うみ川柳1*19/11/11 18:47
大丈夫ミナト 螢自由詩319/11/11 17:21
同じ夢を見るのもっぷ自由詩3*19/11/11 16:14
カナリヤハレルヤ(翼を忘れたカナリヤ)自由詩0*19/11/11 16:07
すっからかん若乱自由詩419/11/11 16:05
オムレツクーヘン自由詩4*19/11/11 12:34
今朝は雨こたきひろし短歌2+19/11/11 6:55
結界ミナト 螢自由詩119/11/11 6:47
ラストお引っ越し日比津 開自由詩519/11/11 4:52
自分史(音楽事務所勤務時代11 ー 長女誕生)散文(批評...019/11/11 2:12
インスタント・鹿ねむのき自由詩1019/11/11 1:49
SATAーIDE変換アダプター番田 自由詩419/11/11 1:20
四色問題花形新次自由詩119/11/10 23:05

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