詩を読むのは不思議
夜空の星を眺めているようで
僕はね、時々少しだけ君に悪戯をしてるんだよ
だって、そうだろ?君がステキな夢を見ているときに僕はけたたましくベルを鳴らす。君があの男といる夢を見てるなんて、堪らなくなるからね。だから、夢か ...
アルペジオのように付かず離れず
その隙間で不安にしないから
君は歌い続けるのだろう
調子の良い時も悪い時も
可愛い名前があったよな
まるで音楽みたいに響き合う
君の努力をする姿を
後ろか ...
いい加減に書き散らした日記を死ぬまでつけようか
時間と空間が混乱しては想いは惑い腹も減るだろう
冷たい朝の空気が夜に萎えた神経に障るあさは
棄てられた男は塵箱のように
女を浄化できるの ...
無音の夜
また到来し
月はない
月明かりだけある
白々と
辺り、白々と
浮き上がり
寸断された記憶の
恐怖、また襲い来る
私は私の実感を保てず
意識の外郭だけが生き残り
やが ...
針と糸で口を縫い付けては
自分は何も言葉を持たないのだと主張してみる
だから許してねとは言わないけれど
勝手に貴方は許して欲しがっていると断定する
痛々しいね
痛々しいよ
鬼ごっこ ...
どうしようもないことばっかりで
全部放り投げて酒飲んでパチンコがしたくて
煙を吸って吐いて
馬鹿みたいに笑って
かえるが鳴いていたよ
きっと一生懸命膨らましてるんだろうな
あれを針でつつい ...
{引用=ふりしきり
牡丹雪
ふみつぶし
雪のこと
バターや砂
小休止の記号
時計
飛び回る鳥たち
訳について
目盛りの隙間に
蜂鳥の逆巻く
海馬に一つの ...
弟よ
見失うな
一日ずつ進む
不安と愛しいこと
今日という本当のこと
向き合う意味がある
ずっとなくならないと思うことがあるだろう
強い風のなかでは息がしにくかった
心をわだかまらせた ...
オルゴヲルの中で星が廻る
そこで夜空より少し明るい
黄昏を知って優しくなった
街の十字路に消えていく人は
昔の記憶を抱えたままで
お子様ランチの旗は
どこの国のものだったのか
そもそも作 ...
「{ルビ一ノ世=いちのせ}君、今、どこ?」
「三日月橋の下」
「三日月橋か。状況は?」
「そこそこ追い込まれてる」
「了解。すぐに行くね」
「ありがとう。{ルビ榛名=はるな}さん。持ちこたえ ...
鼻から鼈甲飴が垂れてきました
これで蓄膿症が治るかもしれない
と
両手でガンガン引っ張っりましたら
牡丹餅くらいの大きさになりました
(棚から牡丹餅
と
誰かが囁いて教えてくれま ...
色味にトチ狂って
暗がりに吐瀉物
別々の腕時計の
指し示す同じ時刻
グランギニョールのフィギュアと
バラライカのドーナツ盤
ベゼルの割れたディスプレイ
気分の乗らない売春婦
電気自 ...
ゴールデンウィークも終わりだ
今日から気持ちを切り替えて
一日パソコンの前に
座り続けるぞ~!
座り続けてやるぞ~!
オーッ!
と言いつつ
この間死んだ
ヨハン・ヨハンソンの
...
穏やかに時は流れますか
穏やかに時は流れ得るものでしょうか
ふわふわしたものが好きです
きらきらしたものが好きです
それだけの私にも
穏やかに時は流れ得ますか
時の問いかけに
とまどいながらも
特別な大切と
ため息つき
躊躇いつつも
試す尊さを
真っすぐな祈り
今こそ もう一度
祈っても
変わらなくても 祈らずには ...
人と人との関係しか書けなくなりました
人間失格です
神さま、教えてください
何故、私達の見る夢やドラマや映画の大半は
出てくるのは人間ばかりなのですか
何故、私達の見る夢やドラマ ...
ああいたい
忘れたころにやってくるこの痛みを
何と呼べばいいのか
言葉にするとすこし和らぐ
いつか父が日曜大工で建てた日曜日の家。
その小さな家から僕が巣立つ月曜日の朝。
氷上に吐露した朽葉 時に流れる
季節はスライドを重ねる微粒子たち
誰のものにも二度と靡かない睫の艶
声帯を潰した天邪鬼の嫉妬も息が上がる
駆け足で滑り台を駆け どこへ行くか朔風
めくるめ ...
降り積もった雪の中で
世界は沈黙してしまった
雪の白さは
街のネオンを覆い隠し
喧騒を吸い込んだ
世界は終わってしまったと思われた
窓から明かりが煌々と灯された
人々がそれぞ ...
新型コロナウイルスの緊急対策で
一人十万円支給が決まった日
昔、中学生の授業で
もし宝くじで十万円当たったら
何に使うか宿題があった事を思い出した
翌日息子が
お父さん一人十万円はボク ...
新型コロナウイルスの
緊急事態宣言は
人間に向けての発令であり
自分は恐竜だと思っている人は
対象だと思っていない
しかし一律支給の
十万円は貰うつもりらしい
モンスタークレーマーは ...
逆上がりで夕陽を枕にして
今日が終わるのを食い止めていた
また朝が始まるつもりでも
僕が生まれた日を知る人は
もうどこにもいないというのに
明日を恐れた夜に価値がある
この先は次の年まで何 ...
久しぶりに西の空を見上げた
夕日が燃え落ちようとしていた
新鮮だと思った
路の傍らに紫陽の花が
かたい蕾をつけていた
風が心地よかった
夕空が綺麗だった
久しぶりに心が洗われ ...
古傷や矢尻行火を貫きて
在るかないかわからないから書いているのかもしれない。
ここに在ったかもしれない、なかったことになるかもしれない、
この場所を覚えていたくて言葉に変えている。
書くことは願いにすこし似ていた。 ...
降り続ける雨は永遠の化身
わたしたちは閉じ込められている
どこかで花の匂いがするけれど
確かめに行くことはできない
濁った窓の外から聞こえてくる
心を削り取る無数のノイズたち
に耳を傾 ...
子供の頃に母親の財布から小銭を抜いた。
母親はそれを知ってか知らないか何も言われなかった。
勿論、紙幣には絶体手を出さなかった。バレてしまうし、それ以上に私んちが貧乏なのはイヤと言うほどわかってい ...
陸の上で産まれて陸の上で成長し今日も陸の上で生息している。
当然空気と水は欠かせない。
人類とか人間社会とか文明とか文化とか。
に拘って縛られて一体の一個のヒトとして生かされている。果たして ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
メモ
かば
自由詩
0
20/5/11 22:01
目覚まし時計のヒトリゴト。
いのせんと
自由詩
0
20/5/11 21:33
六月のハーモニー
ミナト 螢
自由詩
1
20/5/11 20:47
海にたどりつく
梅昆布茶
自由詩
10
20/5/11 19:14
月夜
ひだかたけし
自由詩
4
20/5/11 19:09
さようならを言いたいだけ
鳴神夭花
自由詩
3
20/5/11 17:05
サイダーストーム
〃
自由詩
3
20/5/11 16:51
在処
津煙保存
自由詩
2*
20/5/11 16:42
弟よ
杉原詠二(黒...
自由詩
3*
20/5/11 13:06
少年の夜
ミナト 螢
自由詩
1
20/5/11 10:17
恋昇り
トビラ
散文(批評...
1*
20/5/11 7:01
鼻から鼈甲飴
足立らどみ
自由詩
2
20/5/11 6:11
だったらrip it up
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
20/5/10 23:33
朝陽を浴びたリビング
花形新次
自由詩
1
20/5/10 21:52
今日の風
もっぷ
自由詩
2
20/5/10 21:41
あの海へ飛ぶ鳥 あの空へ泳ぐ魚 【参考】 LUNA SEA ...
komase...
自由詩
0
20/5/10 21:33
神さま、教えてください
足立らどみ
自由詩
2*
20/5/10 21:22
メモ
かば
自由詩
0
20/5/10 21:09
日曜日
クーヘン
自由詩
5*
20/5/10 20:55
哭き風
あらい
自由詩
0
20/5/10 15:03
雪の白さと炎と
opus
自由詩
0
20/5/10 14:55
十万円宿題
イオン
自由詩
0
20/5/10 13:15
コロナザウルス
〃
自由詩
0
20/5/10 12:21
Birthday
ミナト 螢
自由詩
0
20/5/10 11:49
見上げると
あおいみつる
自由詩
1*
20/5/10 11:16
一句
足立らどみ
俳句
1
20/5/10 10:07
なかったかもしれない
水宮うみ
自由詩
3*
20/5/10 9:13
やわらかい牢獄
もとこ
自由詩
13*
20/5/10 9:05
子供の頃駄菓子屋で
こたきひろし
自由詩
4
20/5/10 8:11
宇宙の片隅で
〃
自由詩
0
20/5/10 6:15
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加筆訂正:
針時計
/
アラガイs
[20/5/11 11:24]
~呼吸(が)をつけ加えました。
流刑者の楽園
/
ただのみきや
[20/5/10 16:15]
文末など何文字か修正しました。
4.26sec.