あなたがいない日々は、まるで余白みたいだ
君と星狩りに行ったことを思い出す
空が星で埋め尽くされて、金や銀の星が嫌というほど輝いていた
肩車して虫かごを渡し、小さな手で星をつかんではかごに入れていた
ときおり龍が飛んできて、尾で夜空をあ ...
牛と豚の合挽き肉に玉葱の微塵切り
塩とブラックペッパーを適量 それにナツメックも適量
トマトケチャップと鶏卵を加えパン粉を入れる
それらの食材を手で混ぜて捏ねる
そのなかにどうやったら
...
引き出しの奥から
財布が出てきた
じゃらりと小銭が
はいっている
一円玉
五円玉が懐かしい
Payの時代に
価値はうつろう
努力は価値を生まない
コイン以外の
生きる道は閉 ...
風がどっとおろし
茶と黒のふとい縞がうねりあがる
「おーい」
影がよぶ
なんだ陽とくらがりとが罵り、奪いあう場に誰もいない
草の実は野をとび またとび つぎつぎととぶのに
純潔な実も 描い ...
地元の植物園で菊花展が開催される頃
入園入口にある車椅子を借りると
母を乗せて湖畔に広がる花々や温室の中を歩き回った
昔、母は祖母を乗せて車椅子を押した
ひと昔前母は 私を乳母車に乗せて
...
自分を大切にして下さいってなんなんよ
大切にしているから、周りが反対しても
自分の気持ちを優先させたのに。
自分を大切にして下さいってなんなんよ
他者を助けもしないあなたに言われたくないよ ...
寒ければ
プラネタリウムがある
星座が喧しい
水鳥が鳴いているのか
かきむしられる尖った声が聴こえる
寒ければ
空を飛ばなくていい
見下ろすと小さな橙の灯り
死の象徴 ...
四国の方へ行って来ると
昔の君は言いました
僕は不安で尋ねました
いつまで行って来るのと尋ねました
すると君は言いました
ずっと行って来ると言いました
僕は淋しくなりました
...
やけどと化膿が同時に起こったような
波打つ赤い雲が道のようになって
遠くあの山まで伸びている
少しの風では
雲の流れを追うことは難しいが
ピントを合わせば
ゆっくりと流れているのが分かる
...
弟に飴をあげたら喜んだ ちなみに私に弟はいない
冒険が好きなあの子は非自明なことに瞳を輝かせている
この家に猫といっしょに住んでいて、ときどき本を買ったりしている
あのすいません
思い通り商店街ってどっちですか?
あの角を右に曲がって
三叉路を左に行ってください
でも、どうしてあんな所に
行きたいんですか?
思い通りに生きてみたいので…
...
みんなごはんよ!
はーい、ママ
うわぁおいしそう
あっそうだ、パパ
うちって三人とも女の子じゃない
パパは電気通信の会社だから
電磁波の影響を受けた三姉妹って言われたよ
本当にそうな ...
熱い湯に溶けだして
全部なくなればいいのに
わたしの抱いた黒いモヤモヤも
石鹸で洗い流せたらいいのに
そうすれば
綺麗な姿で君に会える
綺麗なわたしになれる
それって嘘を吐いたこ ...
見えない星の先を想うほど
遠くなる息は綺麗に積もり
まだ呼んだことのない
あなたの名前を
銀河へ流したビー玉みたいに
探しに行くの
無数に広がる玄関の靴が
夜空で私を待っているか ...
歩こう
歩こう
止まることなど私は知らぬ
歩こう
歩こう
止まれば私は形を失うだろう
歩かねばならぬ
歩かねば
どうすれば私は休める
歩きたくない ...
ある冬夜、僕を布団に残し、俺は家を飛び出した。
持っているなかで最も武骨なジャンパーを羽織って。
四日、私たちは不調の機械をだましだまし使いながら、なんとか山林のノルマ面積を整備した。午前中、少し遅くなったが終わらせたのだった。
軽四のワンボックスのエンジンを掛け、ヒーターを最大にする。防水 ...
餓鬼の頃
俺んちは貧乏で大家族だった
家はあばら家で年中すきま風が入ってきた
破れ障子とぼろぼろの木戸は閉めてもあまり意味がなかった
防犯の役目はしていなかった
もし夜中に何者かに襲われ ...
月だ
月の光がさしている
やがて窓からこぼれるように
羊はいくつ柵を越えただろう
少年は薄目をあけて天井を見る
白いかたまりは柵からあふれて
容赦のない瞳でじっと見つめ返す
人形 ...
窓から入り込む朝陽
明るいリビングルーム
何度も欠伸するあなた
ゆっくりまったり過ごす休日
二人だけの時間を過ごす
朝食をゆっくり食べて
外出はせずに
二人で過ごす時間を大切 ...
フレームだけを残してフロンティアが
朽ちている、錆びたフレームを隠すように
蔦が這い、忘れられた、いろかたち
老人が指差す、そこが境目だと
フロンティアがあったと、かつての
開拓地を指し ...
夜、戦争は静かに始まる
町のいたるところで
戦闘が繰り広げられる
寝ている人を起こさないように
兵士たちは銃を撃つ
戦車は音をたてずに街路を走行し
飛行機は何かを包み込みよ ...
開封できなかった荷物を 第三者のように捨ててしまうこと
日記の続きに 手が止まってしまうこと
着信音に期待するのが 違う名前になること
ここのところ眠れない理由が 贅沢な悩みであること
...
あの頃の僕には星にみえたんだ
ゆっくりと夕陽に染まるユートピア
くらやみに光を描いてくらそうか
至高の愛のフィナーレは死だ。
あの人からは死臭がする。
あの人の立ち振る舞いが、一つ一つ黄泉に属してるとしかいいようがない。
悦楽!
そ ...
六義園を造営した徳川5代将軍・徳川綱吉の側用人・柳沢吉保は、和歌をこよなく愛された方でもあり、
大名庭園で詩作の時間を過ごされてはいかが?
紅葉狩りは、今が一番良いころでした。
http ...
胸に重しする神経の蓋が
外気を変換したエチレンの炎によって
じじじと燃やされて孔を開けられる
胸に溜まっていた喜びは孔から噴き出し
(喜びが在ったことにまず驚いた)
雷のように鋭く光って私を ...
福岡県警が捜査するってさ
NPO法人が福岡にあるからだって
「おまえ、明日からアフガンね」
「えーっ、俺っすか?!嫌だ~!」
「しようがねえだろ
なんかやらねえとクソマスコミが
騒ぐん ...
僕の部屋は、散らかってなんかいない。
たくさんの物で満たされていて、入れないだけ。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩集
水宮うみ
自由詩
0*
19/12/8 8:37
星狩り
山人
自由詩
14+*
19/12/8 8:15
化石のなかで眠る
こたきひろし
自由詩
4
19/12/8 7:44
コイン
uminek...
自由詩
3*
19/12/8 6:36
郷(さと)
「ま」の字
自由詩
4*
19/12/7 22:38
車椅子
為平 澪
自由詩
8
19/12/7 22:16
なんなん
佐和
自由詩
3*
19/12/7 22:04
冬のプラネタリウムを想う
秋葉竹
自由詩
4
19/12/7 21:09
夢寒夜
ひだかたけし
自由詩
6
19/12/7 20:35
雲の住人
mmnkt
自由詩
0
19/12/7 17:42
身近な短いうた
水宮うみ
短歌
0+*
19/12/7 16:52
思い通り商店街
イオン
自由詩
3*
19/12/7 16:46
電磁波娘と呼ばないで
〃
自由詩
0
19/12/7 16:45
シャワールームでひとり
卯月とわ子
自由詩
2
19/12/7 15:51
那由多
ミナト 螢
自由詩
2*
19/12/7 14:54
さんぽ
霧の小灯
自由詩
1
19/12/7 14:31
ジャンパー
クーヘン
自由詩
2*
19/12/7 12:43
二〇一九年初冬
山人
散文(批評...
2*
19/12/7 9:09
自分の存在がやたらうざいと思えても
こたきひろし
自由詩
3
19/12/7 8:14
眠レナイ夜二
石瀬琳々
自由詩
5*
19/12/7 5:21
朝の二人
夏川ゆう
自由詩
2
19/12/7 5:09
寂びる
帆場蔵人
自由詩
2
19/12/7 3:09
夜、戦争は静かに
たもつ
自由詩
3*
19/12/7 2:23
1162日の旅
AquAri...
自由詩
0
19/12/6 22:21
夢ゆき
水宮うみ
川柳
0*
19/12/6 22:02
ニルヴァーナは死である。
viraj
自由詩
2
19/12/6 21:58
六義園の紅葉は、今が見どころ
足立らどみ
おすすめリ...
0+
19/12/6 20:40
喜び
mmnkt
自由詩
0
19/12/6 19:31
おーい、中村くん
花形新次
自由詩
1
19/12/6 19:27
満室
水宮うみ
自由詩
0*
19/12/6 18:28
906
907
908
909
910
911
912
913
914
915
916
917
918
919
920
921
922
923
924
925
926
927
928
929
930
931
932
933
934
935
936
937
938
939
940
941
942
943
944
945
946
3.87sec.