人は変わります
見えるものも
見えないものも変わってしまいます

時間の経過に
歳月に

貴方のお気持ちは嬉しいです
貴方の言葉は心地よくあたしの胸に響きました

貴方が一途にあた ...
止まれ
止まれ
僕の心臓

止まれ 止まれ
愛も 酷薄な告白も

僕の人生は凍結して
秘かに逆流するといい


冬の海に
どこまでも沈んで行く
ガラスの切符 ...
ことばがぜんぶ死んで
人類が残ってしまった
だからぼくはきみを
ただ見つめることにした
白目に走る すこしだけ赤い血管
その茶色いひとみのなかの虹

ぼくたちは退化して
足がなくなって ...
ずっとくらいところにいた
ねむるまぶたの裏がわ 宇宙がはじまるまえの日
永遠に戻り続けるカセットテープみたいに
どこへもゆけずに

夜の底でこなごなにくだけた
だれかの声
僕が指を伸ばし ...
オナモミのように世間にしがみつく奴
落花生のように自分の殻に閉じこもる奴
球根のように地に足つけて生きる奴
綿毛のようにふわふわと漂っている奴

その

遥か遥か上をトンビは飛んで

...
大きなシャボンに頭つっこんだら
足が浮きました
空をとべるかと思ったんだけど
中途半端な高さで止まり
おりてきます

勢いつけて別のシャボンに
頭つっこんでみました
少しだけのぼって
...
固まった雪の中の
アスファルトは、なぜか、あたたかくて

歩道に車を乗りあげ
樹氷を断ち割ったあとの、氷雪を、踏み固め

青空を信じて、いく
白雪を撫でて、いく

世界を変える青 ...
愚痴りたい

愚痴りたい

誰にも言えない独り言

端末の前でカタカタと電気信号に変換して
記号に変えて綴れば日本語という共通認識で分解される


おお

ハラカラよ

同 ...
光溢れる夏の午後
庭の梅の木が微かに揺れて
三才の僕はその瞬間、
〈じぶんは自分なのだ〉と不意に気付いた
なにものにも替えられ得ない〃この私という存在〃
その認識が僕を稲妻のように打ったのだ ...
今日の消印を貰ったら
明日には届くだろうか
この身体はまだ
誰にも運べない荷物のまま
木漏れ日の中でかくれんぼ
瞳がブランコで揺れる前は
寂しい夜だったのかな
どうすれば空の宅急便に
...
バファリンの半分は優しさで出来ている。
やさしさの4分の3はサ行で出来ている。
いつか
私が生命と呼ぶこの感覚は
私を離れてゆく

私の体は腐敗し
大事なものは消え去り
後に残るのは
生きていた時の思いだけだ

死は常に私の周りに潜伏しているが
毎日のリアリテ ...
わたしは
壁にかかる
白いデスマスク
しがらみをすて
見せたくない
600年前の顔を
さらけ出している
ただのオブジェ
けれど
閉じた目でも
辺りが見えます
息はなくても
ふか ...
グルグル僕の中
吐き気が回ってる
いつかこの口から
出て行ったなら
次は誰に寄生するのだろう、と
思わせる程の吐き気

今僕は辛いんだ
それが分かっていながら
まだ進まなければいけな ...
踵の電池が切れて
歩けなくなった
あの人にメールして
コンビニで買ってきてもらう

 乾電池お願い!
 でも君に会いたくないから
 玄関に置いてって

数時間後
ドアにノックの音が ...
赤信号が
りんご飴に見えた
丸くて膨らんだ
頬のように
機嫌が悪いのは
雨のせいかな
青信号は
紫陽花の魂
生まれて死んでを
繰り返しながら
手を離れた
傘が転がる
紙に巻いた夜闇を吸い込むと
久々なので立ちくらみを起こす
街灯もない田舎
そこはもう「世界」ではない

こんな季節では虫も鳴かない
夏に気が滅入るあのざわめきも
今はない
じっとりとし ...
ギターに
弦を張る
鼻をかむ
窓を見る

爪を切りながら
テレビを見る
時々、手を止めて
部屋の中で僕は形
形は、喋らない

仕事は
消えてる
義務が
残った

l ...
ここから先に行ったらあちらで
後ろを振り返ればそちら
今ここに立って
空とあちらが赤く染まるのに気づいている

ただそれだけが嬉しくて寂しい
それだけはそれだけだから

いつもそちらが ...
凍り付いた村
壊された屋根
奪われた言語

文字を持たない人々は
言葉を歌として
空へ放つ
想いを声にして
鳥に預け
子に託す

どんなときも
旅人を暖かくもてなした


...
巨大なロボットの神経をつなぐように
眼下には電車がうごめいている
わたしは忘れてしまいたいことだらけだから
ここにひとりでいるのかもしれない


夕暮れが不平等に影 ...
あけがた
いろづいたそら 
うららかなはるのにおい
えのぐをいってき
おとしたみたいな

からすがないている
きいろいこえで
くるまのおともする
けいたいでんわがなった
「これから ...
飛び込む奴だけが悪いわけじゃねえぞ、JR!
こんだけ頻繁に死んでんのに
何の対策もせずに
放置しているお前らも同罪だ!
しかもホームアナウンスの不細工な女が
「人身事故で大幅に遅れておりまー ...
常識という固形物を刷り込み過ぎて 生きて来たのかもしれない
時代が真っ二つに割れそうで 揺らいでリズムを刻んでいる
流れるものの不動さを額に握りしめて 呟きの馨りを出す
昆虫のように

私の ...
立てた脚立の上に立ち、ひとり、初夏の風を待っている。
廃校舎の屋上にそんな生徒を見かけたら、それは僕の幻です。
誰もいなくて良かった
ひとりで泣けるから
小さな頃に気づいた
涙は理由を聞かれるもの
まるで鬼ごっこみたいに
逃げて閉じこもった
暗い部屋で見るテレビは
最後にドラマがあるのに
どうし ...
最後に泣いたのいつだったかな
思い出せないくらい
泣いてないな

赤ん坊は泣くのが商売
大人はやすやす泣いちゃいけない
男は人前でおろおろ泣いたら笑われる

最後に泣いた日忘れたな
...
野球の国際試合面白い日の丸背負い重そうな選手

スキー場夏は一面花畑客を呼び込むアイデアを練る

スキー場のレストランが有名にどの料理でも何処よりも美味い

歌を聴き耳に残った詞の一部強調 ...
A cat who doesn't submit to anything

is crying in my belly

Having vodka in a dirty glass

th ...
ギター弾きが曲線のボディーを抱きながら
少し酔ったような眼で女を見ている

虚ろな瞳を漂わせて 少し狂ったビートで
弦をかき鳴らして
エロティックに悶え酔っている

それは魅せているだけ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
忘却こたきひろし自由詩120/2/6 6:23
海へと由比良 倖自由詩120/2/6 6:18
すべてのおわりにうみ自由詩7*20/2/6 1:59
青い星の日自由詩020/2/6 1:26
種と空Tsu-Yo自由詩220/2/6 0:02
要検証木葉 揺自由詩2*20/2/5 23:28
ただ風の、吹く秋葉竹自由詩320/2/5 22:11
reかば自由詩120/2/5 21:38
対峙ひだかたけし自由詩320/2/5 17:31
浅い眠りミナト 螢自由詩020/2/5 13:47
サ行クーヘン自由詩1*20/2/5 12:46
嘘の世界美空自由詩020/2/5 12:12
デスマスクもちはる自由詩120/2/5 10:01
晴れない卯月とわ子自由詩020/2/5 10:01
Battery in Your Leg(勇気は踵に宿る)やまうちあつ...自由詩020/2/5 9:53
横断歩行ミナト 螢自由詩1*20/2/5 9:43
夜のけむり和田久也自由詩320/2/5 2:32
かたちと、しゃべらない竜門勇気自由詩1*20/2/5 0:00
個人的な時秋也自由詩0*20/2/4 21:36
寒い国のはなしLucy自由詩0*20/2/4 21:24
STILL YAMABUKIカマキリ自由詩320/2/4 20:49
ただのことばあそびaria28...自由詩120/2/4 20:43
飛び込まれる側の責任花形新次自由詩220/2/4 19:48
宇宙の斧朝焼彩茜色自由詩320/2/4 13:12
クーヘン自由詩2*20/2/4 12:51
百年先の孤独ミナト 螢自由詩120/2/4 8:18
最後に泣いたのいつだっけこたきひろし自由詩220/2/4 7:09
料理夏川ゆう短歌120/2/4 5:11
Dawn Cats墨晶自由詩020/2/4 3:31
ギターがうまく弾けなかったあおいみつる自由詩4*20/2/3 21:20

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