目を閉じれば
まんかいの花


まっくらな公園に
美しく散る
はなびらの音がする

はなびらを
縫うように
さまざまな
桜色の魚たちが
泳いでいて

あれは
どんな海への ...
舌を絡めつつ
アソコをいじくりまわしても
それは性行為とは言えない
(A+B≠C)
という
スウェーデンポルノ学者
グレタ・モコロナの問い
所謂、ABC予想を
日本人AV愛好家の
餅 ...
嫌いな人を
嫌いな物を
嫌いな時を
たくさん思い出して
たくさん考えてみたら
心が汚れた気がした
無理に汚した気がした
心にいるもう一つの
綺麗好きな心が泣いていた
誰にも気づかれず ...
空で風と恋人になるシャボン玉
風に抱かれて弾けるシャボン玉
風が啼きながら飛んで行く
空に溶けた香りを追って

シャボン玉の魂を預かった妖精
陽の匂いを挟んだ花が咲く
風が匂いをかぎなが ...
昔むかし一つの光を
神様が宇宙に落とした
星から星へ跳ねて
幾つも色を置いて
終わりのない果てへ
走っていく光の羽根
無数の星は空に撒かれた種
ひとつまたひとつ
運んでは咲かせている
...
足もとに絡みつく
感染者を蹴って
きんぺいが走る
狂った顔の
指導者にも似た
新型COVID-19
この手のやつに
罹ったものは
すべて死にゆく
さだめなのさ
ブカン凄惨
ブカン ...
山の中腹に
本堂が鎮座する
その床下の
戒壇を
 独り
  降りる

   ひんやりとした
   そこは真っ暗
   右手は壁を伝い
   左手は闇を泳いで
   目を見開いても ...
もうヘルパーは一か月以上キャンセル中です。

スポーツジムが危ないと報道されてから内のがいるためです。

もう20年以上家にばかりいる自分なんですけども。

この6年ぐらい毎年気が滅入 ...
地球は時速1700キロでまわってるんだって


だから何って

言われても

マッハじゃないか

と答えたい


そんな気分
あのひとの声が光になっていた


透明な映画のようにある感情


きみが最後まで語らなかった星


青空へ繋がる羽を持っている
昔 夜の渋谷で
自転車を 必死で走らせていた時に
誰もいない仕事場へと向かっていた時や
クラブにでかけた時のことを思い出す


暗い 人気のない道の
電灯から電灯へと
僕は見えないもの ...
花が咲いていた
透明な花だった
不安げに 宙を見つめて
静かに淡く咲いていた


その花を殺すために
私は今も生き続けている
毎日を 拾い集めて
私は今も生き続けている


音 ...
あの年の十月
酒場で知り合った
ヤギという男と二人で
ミシシッピ・ワンの合図でショットガンをぶっ放した
ホリデイで賑わう
陽の当たる大通りで
男も女も、ポリスも子供も
血を吹いてぶっ飛ん ...
話して 話しつづけて
話しても仕方の無いことを
病院の屋上から見えるもの
遊ぶ犬たちのことや
食べられてしまった飼い兎のこと
売薬の無駄遣いで喧嘩しても すぐにほぐれて
直らない足の痛痺れ ...
やさしい春の結晶が
涙のように
ぽろぽろと散って
日差しを吸いながら
光って舞っている
あなたと歩いた日々は
あの空の向こうに
行ってしまったけど
この香りと温もりは
今も生きている ...
白く白く月が桜を照らす
雪のように花が枝に積もる
星のように小さな光が
風に乗って幾つもあらわれる
今宵は妖精の夜
夜空も見えない桜の下で
桜の国で踊る妖精たち
ピンク色の羽根が
宙を ...
あなたの手紙を
千切って投げた
涙でかすんだ夕暮れに
妖精があらわれて
風の中で大事に集める
やがてウロコ雲のように
空に並べて言った
この手紙は返事を待ってるよ
でもあの人はもういな ...
午前九時
輝度は安定

明るい窓際だから
素直な態度で
見え透いた嘘をつこう

(大丈夫、もう許したから。)

明日は約束の日
恨みを隠して
花はきっと咲かない

雲一つ足り ...
小舟追う魂魄のせて花筏
夜の静寂に艪の音消して


らどみ 2020/04/05 (Sun) 20:41:33 New
そっと隣で気遣いながらも
自由でいさせようと振舞うが
彼女はつまらないと言い
そっぽを向く

あっそうだなと想いながらも
軽いジャブのような葛藤を横目に
これを書くのはどうかしているのか ...
薄暗い
漠然と広がった
空間のなか
台形の
ノッペリとした
大人の背丈半分程の
鉛色の工作機械が
等間隔で何台も
一列に並べられている

大きな金属音があちこちから
互いに呼応す ...
{引用=朝は容赦しない}
朝は砕け散ったガラス
遺言すら打ち明ける{ルビ暇=いとま}もなく
連行される
整列した諦念の倒れ伏した影が
みな時を等しく示す頃
目を閉じて 夜を
再び{ルビ紐 ...
泳ぐ凧空への思い繋いでる

寂しさを映した様な空ひとつ

雨上がり虹の花咲く青い空

優しさを散りばめており春の道

雨上がり白い小象が空駆ける
いつもより早く目覚めた朝にはフレンチトーストで朝食を。
来客用の立派なフォークとナイフ、こっそり使ってみたりして。
心を隠したくなるのに
誰かに解って欲しいだなんて
スカートよりも
長くなりそうな旅だよ
自分の身体や考え方が
人と違うことを知るまでに
凸凹の切符を交換して来た
未来へ行こうと決めたから ...
みぎ と ひだり の辻褄を合わせて

果物のかわ を剥くように

波が砂浜を けずって 行くように

一つ息を吸い込んで
そのまま溜める

あす が来るかは知らない
私ときみと ...
風のつよい朝は
こころの傷が浮かびあがる
神聖な朝日に触れられて
恥ずかしげに
うずうずと傷がうごきだす

傷は
しんぞうから流れる
からだのなかの
赤い悲しみの出口で
...
水たまりに映った
くもり空見ていたら
雲の上を歩いて
いるように思えたのです

独りきりで歩くのは
ちっとも
寂しくなんかないけれど
かじかんでる
この指を
誰かと絡めたいのです
...
人生にもゴミ箱が必要だ
私が自ら落とした塵と
人が落としていった塵とがたまってしまうからだ

眼に止まっても直ぐには拾えないが
いつまでも放置しておけない

その内拾い集めてゴミ箱へ
...
 
A spring in which nobody is.

In the town,

sun rises alone and sets.


When noticing of,
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
桜色立見春香自由詩320/4/7 2:48
ABC予想花形新次自由詩220/4/6 22:39
オンファロデスの妖精丘白月自由詩120/4/6 22:21
アリウムの妖精自由詩220/4/6 22:20
トレニアムーンの妖精自由詩120/4/6 22:20
ブカン凄惨花形新次自由詩020/4/6 22:15
よみがえるもちはる自由詩2*20/4/6 21:25
日々是悪日ナンモナイデ...自由詩1*20/4/6 19:37
消沈かば自由詩020/4/6 19:20
希望水宮うみ川柳020/4/6 14:21
2010年、渋谷で番田 自由詩620/4/6 1:25
水やり自由詩520/4/6 0:43
空瓶ホロウ・シカ...自由詩3*20/4/6 0:35
話しつづけて大村 浩一自由詩14*20/4/5 22:24
桜の国丘白月自由詩020/4/5 22:14
桜の妖精自由詩020/4/5 22:13
愛の翼自由詩020/4/5 22:13
植木鉢TwoRiv...自由詩5*20/4/5 22:12
花筏(川を流れる桜の花びら)/即興ゴルコンダ参加作品(お題は ...足立らどみ短歌020/4/5 21:56
確かにどうかしている二宮和樹自由詩220/4/5 21:53
〈根源悪〉の原体験(改訂3)ひだかたけし自由詩220/4/5 20:57
壊疽した旅行者 三ただのみきや自由詩3*20/4/5 15:59
雨上がり風の化身俳句020/4/5 15:49
フレンチトーストクーヘン自由詩1*20/4/5 12:59
思春期ミナト 螢自由詩120/4/5 12:35
あした三月雨自由詩220/4/5 12:15
風の鳴る未来秋葉竹自由詩1020/4/5 12:13
Daydreamまいこプラズ...自由詩320/4/5 11:38
人生のゴミ箱こたきひろし自由詩420/4/5 7:26
Silencer墨晶自由詩020/4/5 5:54

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加筆訂正:
壊疽した旅行者 三/ただのみきや[20/4/5 21:50]
数文字修正。
壊疽した旅行者 三/ただのみきや[20/4/5 16:20]
誤字修正、その他文末など小修正。
4.15sec.