新型コロナウイルスに
攻め込まれた商店街は
ソーシャルディスタンスで
撃ち抜かれて
隙間がたくさんできたまま
営業を再開した

外出する事で殺し合う事になる
ストリートが戦場になるなん ...
みなさんこんにちは
今日のオンライン授業ですが
第一次ウイルス産業革命について学びましょう
今から丁度50年前の2020年に
新型コロナウイルスが流行しました
その後もウイルスは何度か流行し ...
輝いている人を見ると
真っ黒なスピードで走る
追いつけやしないのに
世界は1秒ごとに笑顔を更新している
自信がなくなるたびに
小さく震えた声を
ハンカチで包む夜に会いたい
夢中になれるも ...
あたたかなあなたのひざを枕にしシャイな笑顔と目があうプリズム


はいっ!という返事が真っ直ぐだったので顔を二度見た。初恋でした。


こらえてる、腰も砕けて座り込むほどの失恋でも ...
剃刀よりも切れるかみそりあれば
この腐った縁も切り裂けるかな
人間よりも人間らしい人間
それは人間じゃないかもしれないけれどさ

家のそばの立ち木に落ちた雷
父親の怒りを買った拳骨
母親 ...
生家の庭の隅で鬼灯の袋が紅く色づいた
その袋を裂くと中の丸い実も紅く熟れていた

季節になると三人の姉妹は競うように
きように丸い実から中身を抜き取ると空になったそれを口に含んで鳴らした

...
ふわふわ綿毛
飛んでいく先で
出会いを求めて
育む命に
明日を見て
 ハンドルを握りながらでも

 想いはあちらこちらに飛び回る

 チョット遅れてる

 心の中で交錯する時間交差点

 信号機が緑から黄色に変わった時

 思わずアクセルを踏ん ...
お付き合いしたい人グループにも

おかしなプライドが邪魔して参加できず

今はいいことかもしれないが

家から一歩も出ることもよくできず

こうしてうん十年過ぎ去り

こうなればあ ...
少しも
優しくないんだよ
私は
優しくなれないって
優しく出来ないって
何なの
優しさって努力なの?
違う
優しい人は
何も考えずに優しいんだよ
どうしようもなく優しいんだよ
腹 ...
お母さん
お腹減った

って

言えなかった子供たち

疲れた母親を見て
お腹減った

って

言わなかった子供たち

大人になっても
その優しさで
心が飢えている
...
洗い立ての髪
しっとりとして艶があり
いつもと違った君がいる

化粧していない素肌
隠し事のない笑顔

濡れた髪に触れる
少し恥ずかしそうに
僕を見つめる

時がゆっくりと流れて ...
死んだじいちゃんの
夢を見たわ

それは優しい世界で

昔の家に
家族がみんないた

ばあちゃんが
じいちゃん全然帰ってこないって
愚痴ってたけど

いつの間にか隣に寝てたじい ...
水色の浴槽に桜の薫りを浮かべて、

、出かけなければならないがべつに焦ることもない

漏だからコロナだからと理由ならいくらでもつくる

磨り硝子の扉には白い染みが瀧に流れ、

、ま ...
 歪んだ廃屋に住まう老婆は元は花売りをしていたという。
 
 摘み取られた花々の売れ残りを悼み此処に種を自生させる。首を刈り取られた花々は枯れてなお見せしめに壁に揺られている。そんな場所であったと ...
無音の現に
頭突っ込む
頭呑まれて
言葉を捨てる
要らないんだ
要らないんだ
伝達言語、要りません
白壁囲う白い部屋に
伝達言語、要りません

 *

壁を叩く
沈黙の壁叩く ...
世間ではまだまだだというのに、
給付金がぶじ口座に入った。
暑いので冷房入れたら、エアコンが壊れた。
 
{ルビDo sit 'em all=全員を着席させなさい}

{ルビWhat a sea !=何と云う海だ!}

{ルビTouch it=それに触りなさい}

{ルビWord &q ...
暗い部屋にひとり布団を被り
お気に入りの音楽で旅をする
誰にも邪魔されたくはない
絶対零度の孤独を抱えた
瞳からこぼれるのは星ですか
強がりなジュビリー
空はいつも枕の隣にある
濡れたら ...
一つの生をたずさえて
一つの死をたずさえて
赤ん坊から老人マデ
寄り道しながら
僕は行く

)今は何もせずぼうとして
)うねる夏の光を夢見ながら
)美しく深まっていく世界を信じ

...
ナタデはドコかとお探しのようですが、そりゃあナタデはココですとも!
ナタデがココではないドコかに存在しているとでも思っていたのですか?
穴の空いたボタンは
どうしても指先が入らない
そこに何を落としたのだろう
そこに何を埋めたのだろう
見えなくても届かなくても
掛け違えたボタンは
シャツの裾を尖らせる
永遠のステップを踏 ...
想いは風に乗って君の住む街へと届く
歓喜を君に届けたくて
今日も詩を書くよ
そりゃあ生きている限り
哀しみと無縁ではいられない
だけど私は詩を書くよ
誰もが望んで言えないことを
私は恐れ ...
微量の電流がひっきりなしに身体中を駆け巡っているような違和感が続いて、痒くもないのに腕の同じところを掻きむしっていた、寝たり起きたりを繰り返した朦朧とした頭では現在時刻を確認することも容易ではない ... 嫌に平べったい闇を
この手で潰したかのような
柘榴を懐いた身がある

明く湿らせ ざまざま
色褪せる朱のひとつの魂が、
天へと昇る翼を
あたかも溶かしていく

もうおしまいかもしれ ...
土手沿いの夕焼け小焼けの帰り道
君の口笛をきいていた




さみしいと死んじゃうウサギに向けて
滅びの笛を吹きつづける夜




初めてきみとキスをした
ゴッドファーザーの ...
そよかぜに
運ばれてゆく
たんぽぽの
小さな種子は
わたしなのです



役目終え
ほんのかすかに
反射する
人工衛星は
わたしです



花の野で
じっと動かず
...
 
{ルビ針=Needle}

{ルビ厚布=Thick cloth}

{ルビ鮭=Salmon}め・・

{ルビ馬鼻=Horse's nose}

{ルビ塀噛む音=Sound of ...
雨を吊るすように右手を出した
傘は流星が冷えたもの
占いよりも確かな感触を
色とりどりの目から奪い去る
雨というだけで暗くなるくらい
近くて遠い帰り道で
目印を付けてくれる傘は
優しさに ...
歩いては振り返る
其処に本当に道があるのか
あったのか
確かめるように
本当はそんなことをしなくても
良いと分かっているのに
それでも遣って来る朝から
目を逸らすように

足跡(そく ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
パンデミックストリートイオン自由詩020/6/6 13:53
第一次ウイルス産業革命自由詩020/6/6 13:53
blindミナト 螢自由詩320/6/6 13:38
三千世界に、春陽かがやけ秋葉竹短歌520/6/6 13:15
比較するとこたきひろし自由詩320/6/6 10:06
鬼灯の袋が紅く色づく頃自由詩320/6/6 8:55
たんぽぽの明日卯月とわ子自由詩120/6/6 8:26
アクセルよりもブレーキを佐白光自由詩1*20/6/6 7:30
ヒキコの述懐りゅうさん自由詩3*20/6/6 6:28
憧憬ガト自由詩10*20/6/6 5:33
おべんとう自由詩3*20/6/6 5:22
濡れた髪夏川ゆう自由詩220/6/6 5:21
護り人ガト自由詩1*20/6/6 5:17
浴槽「くるしまぎれの青」アラガイs自由詩7*20/6/5 23:42
虫篭窓の瞼あらい自由詩120/6/5 22:56
歌降る歌降るひだかたけし自由詩2*20/6/5 21:17
病葉ナンモナイデ...自由詩5*20/6/5 20:43
墨晶自由詩1*20/6/5 20:29
ジュビリーミナト 螢自由詩120/6/5 19:28
一つの生を、一つの詩をひだかたけし自由詩4*20/6/5 12:50
ナタデクーヘン自由詩1*20/6/5 12:13
ボタンミナト 螢自由詩120/6/5 10:52
想いは風に乗って渡辺亘自由詩220/6/5 10:24
感電のさなかには痛みなど感じていないものだホロウ・シカ...自由詩020/6/4 22:37
酩酊あらい自由詩120/6/4 21:13
水蜜桃の夢青色銀河団短歌2*20/6/4 19:43
貝殻のうらの虹短歌020/6/4 19:34
遺影墨晶自由詩0*20/6/4 19:22
流星群ミナト 螢自由詩120/6/4 14:13
うたき鳴神夭花自由詩3*20/6/4 1:23

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加筆訂正:
浴槽「くるしまぎれの青」/アラガイs[20/6/6 10:41]
※薄紫の絵具を宝石に改訂しました。
3.81sec.