やすらかな、静けさと麗しさのかたよりのなかで、
彼はそっと目をしばたいたの。
そうして楽器を叩く。
若い彼は楽器をたたく。
塔のそとでは風がながれ、
落ち葉をはこんでゆく。
湖にしず ...
やわらかな嘘につつまれていても、
ええ。きっと、それがいいと想う。
ひとふさのぶどうは湿り気をもって、
描かれることを待っているように。
ひとふさのぶどうはあたたかな冷たさで、
...
先程戻られました
居られないようですね
事務所に行くとおっしゃってました
そうですね、秋の風はひどい匂いがしますね
こちら休憩室
厚生棟休憩室です。オーバー?
喫煙室を見てきます
...
夜明けの街を自転車が
自転車に乗って走って行く
やっと夢がかなったのだ
自転車にしか経験できないこと
自転車でなくても経験できること
それらすべてを
貧弱な荷台に積んで
やがて世 ...
街散歩興味をそそる店構え揚げたばかりの天ぷらの香り
寒い冬家の中は夏のようアイスクリーム売れてるらしい
正月は何処も行かずに家にいるテレビ番組毎年同じ
お年玉貰ってた頃が懐かしい今で ...
| | - > | | O ´ / 川 ラ ? ⎿ @ 手
藻
雨 季
内 科
納 豆 表
炭 泥 菅
? 2 cutter
野 出
股
...
月の夜にはからすが舞う
かけたままの心には蟋蟀が鳴いている
無垢な地図帳には地番がない
条件は
いつだって
みたされないものだ
要件は大概なおざりにされ
描き続けること
想 ...
目が覚めた
起きた
とりあえず歯をみがいた
水のんだ
今日は仕事かもしれないし
休みかもしれないし
学生かもしれないし
生まれてないかもしれないし
いや
生まれてないことはない
今 ...
適度なストレス
と
過度なストレス
どっちにしても
ストレスは捌け口を探している
病気の原因の六割は
ストレス
ストレスは捌け口を探している
ストレス
と
セッ ...
お互いが同じ快楽共有す
凸と凹男と女の関係は
失敗を何度か重ね性交し
テクはないただがむしゃらにいたすだけ
営みがいとなまれる夜雨も降り
人だって発情期には会うたびに
...
キラキラキラキラと輝く水平線は遥か彼方
あの辺りの海底に
父は沈む
母も沈む
ふたりの姉も沈んでいる
そんな筈はないけれど
遠く海を眺めていたら
そんな幻想に襲われた
...
優しくない私は
救いようがなくて
自分でもほとほと
呆れてしまうくらいで
そのくせ見栄っ張りで
礼節をわきまえてる
ふりをしてみたり
人前では決して
涙を流さずにいたり
取り乱して声 ...
祝日は自称詩人の
クソ投稿が多いな
ん?でもよ
祝日なんて
自称詩人には関係ないだろ
毎日が祝日みたいなもんだから
いや、違うな
祝日じゃない
呪日だな
パッと見
似てるけどさ
...
私は薬じゃない
私は道具じゃない
なのに人が私を求める
私はただの人間なのさ
困っているものに
手を差し伸べてるだけ
そんな私を皆は害と言う
皆が勝手に依存してるだけ
苦しそうだから楽 ...
あなたの庭に
花を咲かせる
空の色をした花を
あなたにあげるよ
摘んでごらんよ
空色のハーブを
あなたは風の心
水のように隙間なく
満たしてくれる
あなたの苦い葉を
...
秋の北天に
仲良くならんでいる
三つの星座たち
ケフェウスは夫
カシオペヤは妻
娘はアンドロメダ
手を伸ばし
じっと見つめ会い
悲しい物語を消し去るため
神話のページをめくる
...
こっちへおいで
私に触れてごらん
魔法の言葉をあげる
あしたになれば妖精が
真っ赤な落ち葉に
変えてしまうかもしれない
心配しないでいいよ
温かくて優しい国だから
女心と秋の空
というじゃないか
とかく気候も移り気だ
お堅い面の学者諸君よ
思い出そうぜ女心を
つかもうと必死になった
あの日のことを
あの娘のどんな些細な仕草でも
目を見開いて逃すま ...
自殺を図った午前四時
私はいよいよとうとう死ぬのである
遠のいていく意識の中
私は私の叫びを聞く
私は必死に呼吸を続けていた
脈は、心臓の鼓動は、
確かに続いていた
私はなお ...
自転車置き場に
届く光は
生まれたばかりで
まだ短くて
それを轢かない
ように押してゆく
何も語らずに
誰も愛さずに
ハンドルを曲げる
道でつまづいた
同じ傷だけど ...
ありがとう。
むきだしになって。
きみはだれかをまもっている。
ありがとう。
こころにかわって。
きみがかわりにうけてくれている。
紅葉は、紅くなるんじゃない ...
松川の
駅に到着した方の
きらめく白刃陽光を受け
変わらない
昔を思い出す癖は
スプーンを使って流し込むだけ
次の人
捜す力も気もなくて
悪人だと知るただれる月夜 ...
ああ、窓ガラス越し
物凄い空の青が広がって
自分が何処に居るのか
わからなくなる
地球、いや宇宙
そうだ、此処は地球という
宇宙に浮かぶ場所なんだ
まぁるく回る星なんだ
それにして ...
天空を白雲が流れていく
非常な速度で陽を受けて
地上では彼岸花が鮮やかに
赤く揺れて咲いている
一輪、二輪、三輪と
用水路沿いに咲いている
人々は歩いていく
いつもと変わらず ...
今月はじめ、10年前からピック病(初老認知症)の義母(72歳)の面倒をみながら二人暮らしていた義父(77歳)が、腰痛で苦しんでいるので様子見の電話をしたら、昼間家で転んで頭を打ったと言っていて、しかも ...
タネ・ホカホカの空のした、
キーウィ・バードの本屋さん。
カウリの{ルビ洞=うろ}にお店をひらいて、
なにを売るの? なにを売るの?
売りきれのない、森の本。
木の葉でできたページをめ ...
頑張って冗談を言うから笑ってよ。
右上5番の銀歯、僕に見つかっちゃいなよ。
お供えの花を供えても、
同じことです。
強い風の日には。
同じ時間という、
事象はありません。
自分が周っていなくても、
地球は周っている。
白い塩をまきましょう。
...
いつか消える
いつか消える
そのいつかが果てしなく
遠いと思われて
早く消えたい
と うたってみた
月日は流れ
そのいつかが
もうすぐそこにまで
迫っていると感じる時
...
窓ガラスを伝う雨
樹木は滲み油絵のよう
秘密を漏らすまいと
ずぶ濡れで走り続けた
若き日のあなた
尖った顎
靴の中の砂粒を取る間も惜しみ
聞えない声を聴くために
人々から遠ざかり
た ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
塔
la_fem...
自由詩
2*
19/9/24 10:35
ぶどうのつかいかた
〃
自由詩
2*
19/9/24 10:34
こちら厚生棟休憩室です。オーバー?
竜門勇気
自由詩
1*
19/9/24 10:28
魔法
たもつ
自由詩
2
19/9/24 7:05
テレビ番組
夏川ゆう
短歌
3
19/9/24 5:11
風景
墨晶
自由詩
2*
19/9/24 2:50
月夜には
梅昆布茶
自由詩
14+
19/9/24 0:42
ミラクル
次代作吾
自由詩
0
19/9/23 23:53
ストレスの捌け口
こたきひろし
自由詩
1
19/9/23 23:52
自由律
〃
俳句
1
19/9/23 23:31
海を見下ろす空は高く
〃
自由詩
1
19/9/23 23:07
乱調、音程は保ちつも
坂本瞳子
自由詩
3*
19/9/23 22:09
呪われた日々
花形新次
自由詩
2
19/9/23 21:41
イネイブラー
リィ
自由詩
0
19/9/23 21:23
チコリーの妖精
丘白月
自由詩
0
19/9/23 20:32
北星の家族
〃
自由詩
0
19/9/23 20:32
赤とんぼ
〃
自由詩
0
19/9/23 20:31
気候問題はセクシーに
紀ノ川つかさ
自由詩
2
19/9/23 20:19
尊厳死
TwoRiv...
自由詩
1*
19/9/23 19:41
青の方角
ミナト 螢
自由詩
2
19/9/23 17:32
秋の痛み
函館ドラゴン
自由詩
4
19/9/23 17:29
ただれる月夜
秋葉竹
短歌
4
19/9/23 17:05
地球に座る
ひだかたけし
自由詩
12
19/9/23 17:00
光景
〃
自由詩
4
19/9/23 14:56
義父が急に認知症?に
ふるる
散文(批評...
2*
19/9/23 13:44
本のお店
la_fem...
自由詩
3*
19/9/23 13:14
銀歯
クーヘン
自由詩
2*
19/9/23 12:27
彼岸でもまた台風
ナンモナイデ...
自由詩
14*
19/9/23 11:59
いつか消える
Lucy
自由詩
7*
19/9/23 11:54
感傷――観賞のための
ただのみきや
自由詩
5*
19/9/23 10:54
909
910
911
912
913
914
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916
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3.62sec.