季節がみんなを わたしを
いつものように喜ばせ始めているときに
こんなに
この空気が みんなをわたしを
脅かしにきているなんて
春の匂いを嗅ぐ度
どうにも
こうにも
わからなく ...
何を書けばいいのかわからなくなった後に
語り出すのはどんなことだろう
わたしは 自分に素直になる
YouTubeの検索履歴
いつもならスワイプしてしまう Twitterのタイムライン
い ...
空が騒がしい午後
肌で感じる空気が重い
空だって泣きたい時はある
道路に水滴の跡が見えた時
頭のてっぺんで感じる空の悲しみ
この世の悲しみをすべて感じられ ...
休日なので買い物に出かけると
あちこちで春の賑わいと花が咲いている
なんだか笑ってしまうけど
日差しは暖かく風はまだ少し冷たい
東京は雪だという
テレビをつければコロナウ ...
帰り道
キラキラと
きれいな
灯りに
誘われて
扉を開けたら
おねえちゃん
「ヨクキタアルネ」と
おねえちゃん
ニコニコ笑顔の
おにいちゃん
コロ、コロ、コロ、コロ
コロコロナ ...
ミミズさんがね
僕をくすぐって
もう起きてもいいよって
暖かくて優しい
お母さんのような
土に抱かれていたんだ
ほら並んだ僕達を見てよ
向こうの一番背が高いのは
早起きの妖精さ ...
いつからだろう
勿忘草が庭に溢れて
目を閉じれば
目蓋に咲く
いつからだろう
冬と春のあいだに
優しい感謝が
よこたわる
忘れないで
忘れないよ
白い息が刺繍糸のように
...
陽は西の国へ帰る
月が別れを惜しんで
黄昏に手を振る
静かな夜の夢が
凍ったように綺麗な
妖精の池に
浮かんでは消えて
遠い日の高い空を
二人で指さした
あの笑い声が
水面を揺らし ...
無理して
硬いものから
尖ったものまで
皿にあるすべてを
のみこんでいた
ある時
喉を通らなくなった
我慢をやめよう
選ぶこと忘れている
いったい何を欲しいのか
勇気を奮い立た ...
外へ 外へと
言葉が拡散してゆくとき
内へ 内へと
深く問うものがある
あの日の歌が回遊してくる
おなじ言葉に
あらたな意味を帯びて
今はただ
あらゆる方向を指し示す
矢印た ...
目を覚ますと同時に
空気にふたつの穴を開ける
昨日の続きとはまた違う
宝物を見つけた気分で
世界を僕の顔に引き寄せる
例えようもないものほど
簡単なマフラーで巻いて
たまに落ちて来る煩 ...
笑顔をば 意識出来ぬと言うけれど
コロナに煽られ 人の愛知る
行く末を 案じてみても 日々そうろう
成りゆく任せ 日々に生くのみ
力ため 歩いてゆこう 刹那でも
何が糧な ...
街の音街が生きてる音がする人工的に作られた音
木の家の木の温もりが心地良い自然の中にいると錯覚
山の上団地が出来て三十年陸の孤島のようなイメージ
羽があり大空を飛ぶ夢を観た風の音が心 ...
いい加減迷信が疎ましくなった当たりからか、お腹に切り傷が開いてあって、両端のないミミズが絶え間なくこぼれていくのがわかった。このしようのない破れ目の為に僕は縫い針か、全く反対によく切れるナイフさえ手中 ...
音楽をどのように例えようか
この素晴らしいものを
讃えよう
唯一である自分を自分で愛そうと思う
そう思えてしまえるのである 音楽とやらは
あばらにつっかえた 受 ...
それは
囚われの魂が
ひび割れた玻璃の裡から放つ
灼熱の産声
永遠という名の陽だまりに
生まれ咲いた花よ
太陽の娘よ
姿なきそなたの
姿を描き出すのは
静寂という名の繭を ...
繰り返し
欠伸と不安のうねり、
繰り返し
安定剤と躁鬱のうねり、
あるモノあるモノ
切迫し
また夜が来て夜深まり
私の宇宙を横切って
闇夜の混沌流入し
指揮系統は不在
...
志村が死んだので
この歌を思い出した
若者はいつだってバカで
生に無頓着だから
部屋に閉じ籠れって言えば
外をぶらつくし
閉じ籠るなと言えば
いつまでも閉じ籠る
誰にも迷惑を掛けないで ...
夕暮れが来て
昼間高曇りの空の下
白っぽかった街並みが
闇に呑まれていき出すと
高く豆腐売りのラッパの音、
響いて意識は
遥か彼方に飛んでいく
遠い過去と遠い未來、
今此処で円環し ...
黒ヒョウが出没したという
知らせが町を駆け巡った
獰猛な肉食動物であるから
外出は自粛するよう要請がある
学校は休校
大抵の企業も在宅勤務
スーパーマーケットには
当面の引きこもりに備え ...
最初はグー
いかりや長介あたまはパー
じゃんけんぽい
20分休みの教室
みんな元気に笑って遊んでいた
昨日の夜はTVの前で家族と笑った
風呂あがりの林檎ジュース吹き出しそうになった ...
詩病を患って久しい
いったい誰の詩を読んで伝染してしまったのか
今となってはわからない
いくどか再発と自殺未遂をループするが
扁形動物のように死なない
書かれた詩はそれを ...
空の注釈が剥がれ落ちる
滴の軌跡
硝子の筒
光が降るよ光が降るよ
そうふれまわる見えない子らが
誰かの虹に染まりゆく
報いを受ける時が来たのかもしれない
...
誰でも鈴を持っている
笑顔の波間や涙の余剰に
顔を見つけて幸せになろう
時を超えても場所を変えても
首輪をつけた人は丸くなり
何かを招くようなお手つきで
言の葉に包む鈴を流した
リンリ ...
まってどこへ行くの
私も連れて行って
風のしっぽをつまんで
ついていくどこまでも
金魚草が泳いでいる
風の水槽の中で
私は浮草になって見ている
いつまでも漂いながら
金魚の ...
流星が導火線のように
片想いを焦がして
やがて綺麗に輝く
宇宙に花火が咲いて
見上げるわたしに
小さな火花が落ちる
心に深く沈んだ灯火
恋の予感は
火薬の匂いがした
日曜の朝
いや
もうお昼過ぎ
庭の椿が
妖精のように
障子戸に
影絵になる
コーヒーカップが
日時計のように
テーブルに
影を伸ばして
どこへ行くのと
僕に問いかける
コーヒ ...
工具箱に銃弾を一つ忍ばせている男になるべし。
大量のボルトやナットに上手く紛れ込ませるべし。
魔法をかけたのはあなた
とかないのはわたし
記憶が胸を確かめるんだ
いなくなった後から
思い出すのは何故だろう
ありがとうとさよならを
並べてゼロにしたくはなかった
電子レンジの音が主張する
寂しさを幸せに変えられず
ガムシロップ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
兆し
かの
自由詩
0
20/4/1 4:57
流行り病
〃
自由詩
1
20/4/1 4:49
通り雨
佐白光
自由詩
1*
20/4/1 1:09
メモ
かば
自由詩
1
20/3/31 20:09
童謡「コロナの唄」
花形新次
自由詩
0
20/3/31 18:29
つくしの妖精
丘白月
自由詩
0
20/3/31 17:45
勿忘草の妖精
〃
自由詩
0
20/3/31 17:44
春の月夜
〃
自由詩
0
20/3/31 17:44
ろ過
もちはる
自由詩
2*
20/3/31 15:35
銀 化
塔野夏子
自由詩
2*
20/3/31 14:56
白い朝
ミナト 螢
自由詩
0
20/3/31 8:53
この世界から何をば ~私なり人なりに~
二宮和樹
短歌
0
20/3/31 6:50
大空
夏川ゆう
短歌
0
20/3/31 5:06
駆除の正当性が再発見される前段
なけま、たへ...
自由詩
1
20/3/31 4:52
音楽は人の形
朝焼彩茜色
自由詩
2
20/3/31 1:40
永遠
両性具有
自由詩
0
20/3/31 0:23
闇〇夜
ひだかたけし
自由詩
1
20/3/30 23:09
若者のすべて
花形新次
自由詩
1
20/3/30 20:43
残響
ひだかたけし
自由詩
3*
20/3/30 20:27
黒ヒョウ事件
やまうちあつ...
自由詩
0
20/3/30 19:51
少年の頃 教室にて
秋也
自由詩
1*
20/3/30 14:10
病者詩覚書
ナンモナイデ...
自由詩
3*
20/3/30 13:33
午後と水紋
木立 悟
自由詩
1
20/3/30 10:46
音
ミナト 螢
自由詩
0
20/3/30 7:18
金魚草
丘白月
自由詩
0
20/3/30 6:25
宇宙の花火
〃
自由詩
0
20/3/30 6:25
日時計
〃
自由詩
0
20/3/30 6:24
銃弾
クーヘン
自由詩
2*
20/3/29 23:06
十七夜月
もっぷ
自由詩
1
20/3/29 21:48
ヘヴン
ミナト 螢
自由詩
1
20/3/29 21:36
907
908
909
910
911
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936
937
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940
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942
943
944
945
946
947
加筆訂正:
少年の頃 教室にて
/
秋也
[20/3/30 14:12]
家族の団欒の温かさをTVを通していつの間にか教わっていた。ありがとう志村ケンさん。故人のご冥福を祈ります。
壊疽した旅行者 ニ
/
ただのみきや
[20/3/29 23:50]
誤字修正しました。
3.3sec.