爆発した車輪を
くつわむしに食べさせる
ポケットには小さな輪ゴムがあるので
わたくしはそれを頂く
合掌と共に山茶花の歌
ちくびが取れた時のまなざし
斜陽と夕暮れの木漏れ日
今あな ...
僕は空気を見つめ
無ってものはこういうことだと思った
あぁ僕は分かってしまったよ
僕は無を見つめる
それも昔のようにそこに無という何か有形があるとも思わない
それこそ空気のように
見えやし ...
もっともっと早くにあんたと出会えていれば良かったのに
そうすればあたしはあんたの最初の女になれたかもしれないんだ
そうすればあんたはあたしの最初の男だったかもしれないんだ
最初って大切だもの ...
写真は嫌いだった
カメラを向けられてシャッターをきられるのは嫌いだった
私は顔や姿に自信がない
そればかりではない
衣服では誤魔化しきれない内面の貧弱さ
独り身の時代
異性は私を避けて ...
山奥の水が綺麗な川に
蛍が集まる場所がある
此処に来れば見られる
最近は見られる場所が
減って寂しい
魅力的な光
強い光ではなくて
柔らかく個性的な光
蛍が集まる場所で静か ...
あなた変わったわね
いつからかしら
どこかに変わった原因があるのよ
それは今も続けてて
足元にあって
変えようと思えばすぐに変えれるかもしれないの
あなた変よ
...
子供を産んでしまってから
私の悲しみも羊水と流れていってしまったようで
鏡の中の自分に呪いをかけられている日々から
いつの間にか救われてしまっていた
陽光の、
緑の丘に置き忘れた腐った右 ...
潜在意識は太陽
潜在意識と太陽
潜在意識は太陽のようだ
潜在意識と太陽は似ている
非物質の中の微かな物質の世界にふわふわと過ごしている
毎日車を走らせると どこかの星に着 ...
紙巻いた磁石砂鉄の山アラシ
君の名を知らなければよかったな。
社会的地位差し置いて好き。
踊れ
踊れ
誰も皆{ルビ仮面=マスク}をつけて
踊れ
踊れ
とめどなく流体化する世界の中で
踊れ
踊れ
どのリズムで
どのメロディーで
それは好きに選べばいい
踊れ
...
冷気が肌刺す深夜だな
まだこんなに冷えるのだな
窓の外では月と火星が
煌々とランデブーし
窓の内では初老の男が
悶々と起きている
この不思議な惑星に生まれて
この不思議な惑星に居 ...
君を呼び鈴にしていたのに
僕は何故、鳴らせなかったの
嫌われたくないから
難しい話を簡単にする
光のように心が出会うまで
時間は無限にある気がしていた
賢くはないけど馬鹿にもなれずに
中 ...
自粛するの限界ピープル
触れない無限のファンブル
誰でもない場所へ
向かう先の情動
わお、限界判断向上
下がる下がる閾値
顔、交換前提の活動
下がる、下がるジキル値
考え煮込み ...
ねこの手にして、ねこの背を撫でている
二度と返ってはこなかった、ブーメラン
雨ふって日暈みたいに傘ひかる
紙はさみ磁石砂鉄の山アラシ
夕方、六時。
連座の部屋に集まる。
菜良雲はもう来ている。
部屋の中を見回す。
山藍さんはまだ来てないみたいだ。
「山藍さんは、先に休んでもらったよ」
ベッドに座った連座が、椅子に座るよう ...
かたちだけ人なんて
腐るくらいにいる
もしかしたら
もしかしなくても
人のたましいには
汚れきった血液と
清みきった空があるんだろ
かたちだけ人だけど
どうすればいい
...
緑の{ルビ扉口=とぐち}で世界がはじまる
アナザーバード
ありふれた季節に
誰でもない名前を探していた
初めて逢うひとのような
遠い
横顔を
朝露に濡れた
葉裏がひるがえる
...
海風にさらされた長い髪を何かを伝える為にバッサリと切り捨てたお前。
錆びついた時計が時を刻むことをやめた。
煙草の煙が塊となって宙に飛んだ。
僕は無表情で心が死んでいるようだ。
...
GCG(別号)のパンダは
大きなタイヤさんが
居なくなってロストだから
アイミスユー
だから
一人で歌い続けます
**
「ココから歌う、君へ届けと」
***
...
マスクした磁石砂鉄の山アラシ
王様は裸だと言う人たちがいて
王様は裸ではないと言う人たちがいて
王様自身
自分は裸ではない
立派な衣装を着ていると
言い続けている場合
王様は裸だと言う人たちは
高いリスクを負う
...
嫁入り道具の鏡は夫婦の寝室の隅で埃を被っている。
女がもっぱら使うのは手鏡
手鏡に写すのは何も首から上ばかりじゃなかった
時には股間の様子も鏡に写して見た
それは大概夫婦の営みの後だっ ...
緩い傾斜は右へ左へと度々方向を変えながらその頂点へと続いている、俺の脳裏ではマーチング・バンドの隊列が知らない曲を演奏しながら練り歩いていた、演奏はあまりにも楽譜通りで―大病院の会計で知らない誰か ...
つくりあげた虚栄が
交差する連鎖
反応
捉えようなく
涙する波が
一人の部屋に隠れて
窓の外は雨
照明を落としても
流れてくる昼の明かり
薄暗い
とても不在
嫌になるほど会いたい ...
その背中には羽
曇天模様の空の下
ツバメのように飛ぶんだと
低く、ひくく
腰をかがめてそうっと進む
ずしりと重いのは
右か左か誰の足
...
あの場所に この感情がのこっている
この日々に あの傷口がのこっている
震えて
朝日が昇るのを見る
吐く息に
混じって漏れる
夢のかけらをかき集める
カラオケから眠そうな学生たちが吐き出され
言葉少なく
あなたの影は薄くなる
霜が降りた葉をちぎる
氷がは ...
なんで?
と言いたい思いを飲み込む。
「大丈夫かな?」
少し言い方を和らげる。
「まあ、賭けだね。因果列行は休憩室も兼ねてるから、居心地が悪いわけじゃない。いざという時の拠点として申し分ない。 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
キリギリス
カッラー
自由詩
2*
20/5/16 9:49
有頂天
〃
自由詩
0
20/5/16 9:41
もっともっと早くに
こたきひろし
自由詩
0
20/5/16 8:57
古い写真は
〃
自由詩
3
20/5/16 8:24
蛍が集まる場所
夏川ゆう
自由詩
3
20/5/16 5:07
変わった原因
カッラー
自由詩
4+*
20/5/16 0:28
産ち落とす
ゆるこ
自由詩
2
20/5/16 0:21
潜在意識と太陽
朝焼彩茜色
自由詩
3
20/5/15 23:35
COCOで一句
足立らどみ
俳句
1*
20/5/15 20:51
君の地位?
杏っ子
短歌
2
20/5/15 18:53
マスカレイド・デスパレイト
塔野夏子
自由詩
5*
20/5/15 17:47
月と火星と初老の男と(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5
20/5/15 16:49
呼び鈴
ミナト 螢
自由詩
0
20/5/15 14:15
自我もどき
竜門勇気
自由詩
0
20/5/15 11:22
日々の微々たる火
水宮うみ
川柳
0
20/5/15 9:36
ココで一句
足立らどみ
俳句
0*
20/5/15 7:07
恋昇り5「心配と信頼とシュークリーム」
トビラ
散文(批評...
0
20/5/15 6:23
人のかたち
こたきひろし
自由詩
3
20/5/15 5:23
アナザーバード
石瀬琳々
自由詩
9*
20/5/15 5:11
サーカス
メープルコー...
自由詩
2*
20/5/15 4:21
CGCグループへ捧ぐ
足立らどみ
自由詩
2
20/5/15 3:52
ここで一句
〃
俳句
0*
20/5/15 3:02
結末はまだ見えないけれど
眠り羊
自由詩
0
20/5/15 0:45
鏡
こたきひろし
自由詩
3
20/5/14 23:36
ぽっかりと空いた穴みたいな時間
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
20/5/14 21:44
恋昇り 挿し詩1「306号室の窓辺から」
トビラ
自由詩
1
20/5/14 20:00
デュカットは静かだ/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
2*
20/5/14 16:42
あのこの
水宮うみ
川柳
1*
20/5/14 10:55
死ねオレンジ幸福の前に
這 いずる
自由詩
0
20/5/14 6:27
恋昇り 4「通知」
トビラ
散文(批評...
0
20/5/14 6:03
853
854
855
856
857
858
859
860
861
862
863
864
865
866
867
868
869
870
871
872
873
874
875
876
877
878
879
880
881
882
883
884
885
886
887
888
889
890
891
892
893
8.59sec.