風のつよい朝は
こころの傷が浮かびあがる
神聖な朝日に触れられて
恥ずかしげに
うずうずと傷がうごきだす
傷は
しんぞうから流れる
からだのなかの
赤い悲しみの出口で
...
水たまりに映った
くもり空見ていたら
雲の上を歩いて
いるように思えたのです
独りきりで歩くのは
ちっとも
寂しくなんかないけれど
かじかんでる
この指を
誰かと絡めたいのです
...
人生にもゴミ箱が必要だ
私が自ら落とした塵と
人が落としていった塵とがたまってしまうからだ
眼に止まっても直ぐには拾えないが
いつまでも放置しておけない
その内拾い集めてゴミ箱へ
...
A spring in which nobody is.
In the town,
sun rises alone and sets.
When noticing of,
...
鳥がさえずっている
朝の息吹を感じる
そう言えば車も一台ばかり
今日は何をするかな
カタカタと打つこのパソコンの音も
読みさしの本も
私の手でその意味を読み解いていく
ただ、想い ...
私なり 書いてはみたが なかなかで
わかろうとして 難しいと知る
有り難い 心を込めて 諭されて
伝える言葉を 私なりにする
ひとり打つ パソコン前でひねっては
素直に心 ...
少しばかりいい気になったので
ちょいとばかし言葉を放ってみる
蝙蝠の羽はあくまでも灰色
カモノハシのくちばしはあくまでもやくたたず
うん そういう問題はさておいて
モノクロの映像のフラス ...
つよくなでて
もういわないで
そらがわれたみたいです
わたしもそうおもいます
はやくなでて
もういかなくちゃ
つくりかけのこころです
わたしもしっています
まどがらすをふいて
...
気持ちいいことの
代償に死んじまった
真っ赤な蛇たちが
僕んちの前に並んでる
朝、目を覚まして
そんなもん見ちまったら
やあ、どうする?
僕は走った列の最後尾にいる
間抜け野郎 ...
しだれ桜が
暗闇からあらわれて
燃えるように
足元に落ちて来る
春の夜に思い出すのは
秋の夜のこと
月夜の丘で見上げた
獅子座流星群
宇宙の季節も
私と一緒に巡って
春の獅 ...
雨上がりの公園に
ボンボリが灯され
水たまりにも花が咲く
噴水は花吹雪のよう
屋台の明かりが
お堀の水面に並び
人影が楽しそうに揺れる
人混みを歩いて
孤独を理解する
似た人の背中を ...
風の夜と雨の夜
一人の寂しい夜に
二人が窓を叩いてくれる
歌う風と踊る雨
僕が眠るまで
二人は庭で宴を彩る
ありがとう
寂しくないよ
今は音が欲しいんだ
ありがとう
おやすみ
変なおじさんは変なおじさんの
同一性をなくさないでいてほしい
公共放送でアーカイブ化されるより
押入れのなかのビデオライブラリとなれ
殻光る
殻光る
アブラナの
葉の裏で
すっくと
立った
米粒が
濡れている
光っている
きらめいている
殻光る
殻光る
陽の光の
裏側で
...
またの名を泥船という
WHOの人間を
全員入れ替えた場合
果たしてその組織は
WHOと言えるのか?
この問い掛けに
ギリシャの哲人
パパイエニイルポスは
「誰に入れ替わっても
中 ...
静けさのなかで光を浮かべている
風景がぼくの気持ちを描いていた
四拍子なのにワルツのような唄
寝るときは瞼が守ってくれた夢
横断歩道を渡れなくて
無理に渡ろうとしたら
クルマは反対車線に膨らんで
おばちゃんが僕を
にらみながら通過した
後部座席では
子どもが飛び跳ねていた
いつからか
横断歩道は処刑台と ...
新年度って事で新しい粘土をこねこねしてみる。
冬の間に凝り固まった心身を解きほぐすみたいに。
心臓は一個しかないから
片目を交換したら
いつも左側に君がいる
見守るような水晶に映り
悪いことができなくなって
煙草で曇らせた夜を抜け出す
何をするだろう何もしないだろう
音楽を聴いて ...
暮れてゆく黄昏の風に舞い上がる落ち葉一枚はクリエイティブなワンカットそれぞれがアートのようなメモリー老人の顔の皺が年輪の断層のバームクーヘンそれともロールケーキの味わいの重なった記憶の走馬灯まるでエン ...
さよなら、あなたに会えたこと、わたしの運命ができる限りの速さで、あなたに会わせてくれたこと 憶えてる、のこってる わたしはどうしたらいいのかな それでも何かを表現しようとし続けることが、ほかの誰でもな ...
散る花の向こう側
あなたの背中
幻みたいに
儚くて
美しくて
ただ
見つめていたかった
それだけだった
だって、だって、だってさ
あんたがた、どこさ、都市さ
都市どこさ、東京さ
東京どこさ、蒲田さ
まきた院にはウィルスおってさ
其れをお医者が注射で撃ってさ
観てさ、漬けてさ、解ってさ
其れ ...
明日がなくなるのが怖くて
今日を必死に生きている
明日がなくなるなんて
到底受け入れられないけど
いつか突然目の前の世界が全てなくなって
消えて仕舞うまで
呼吸はし続ける
私 ...
詩を棄てて街に出られなくなった
花が満開の季節なのに
見えないものに怯えてばかりいても
神経を病むばかりなのに
詩を忘れて夜に出られなくなった
欲望の渦巻くこの体には
ブレーキが軋 ...
スーパーが近くにはない
病院が近くにはない
過疎地ではないけれど
将来的にはそうなりそう
でもそうはさせない
畑や田んぼばかり
目に優しい風景
心は安らぐばかり
近所との付 ...
話し合いをしたいけれど 眠ってしまったリス
明日の入園式の準備をと 慣れないパンプスにティッシュを詰め
デジタルにならない書類をトントン鳴らし 一呼吸
肌寒いリビングに月明かりを想像しカー ...
夕焼けに砂時計を傾けて
世界の鼓動を聞くんだ
どんな音がする
人工呼吸器の音
今にも終わりそうな命
それともこれから息を吹き返すのか
大量の酸素を吸入しろ
こんなにエアは溢れ ...
料紙に書いた歌
千切って月に浮かべてみる
水面でたっぷり涙を吸って
縮んで沈みかける心
ツツジの花のように
薄紅色の月が咲く
妖精は和歌を拾い天で詠む
おはよう
そう言って
一つ一つ
蜜蜂が筒を覗いてる
眠そうな妖精が
おはようと返事をする
花によく似た紫のパジャマ
丸めた羽根はオーロラのよう
鼻の頭に金の花粉付けて
満月は ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
風の鳴る未来
秋葉竹
自由詩
10
20/4/5 12:13
Daydream
まいこプラズ...
自由詩
3
20/4/5 11:38
人生のゴミ箱
こたきひろし
自由詩
4
20/4/5 7:26
Silencer
墨晶
自由詩
0
20/4/5 5:54
求めたくても飾りは多く
二宮和樹
自由詩
6
20/4/5 5:17
気持ちを込めて、この朝に
〃
短歌
1
20/4/5 4:57
鉈を振り下ろす
佐々宝砂
自由詩
4
20/4/5 0:23
はながちる
カマキリ
自由詩
6
20/4/4 23:38
オウト!
竜門勇気
自由詩
2*
20/4/4 23:03
獅子座
丘白月
自由詩
0
20/4/4 21:59
夜桜
〃
自由詩
1
20/4/4 21:58
風の夜と雨の夜
〃
自由詩
3
20/4/4 21:58
ビデオライブラリ
ナンモナイデ...
自由詩
8*
20/4/4 21:25
アオムシ
北村 守通
自由詩
2
20/4/4 19:34
テドロスの船
花形新次
自由詩
2
20/4/4 19:23
きみがみていた、たくさんの花
水宮うみ
川柳
3*
20/4/4 16:32
横断歩道処刑台
イオン
自由詩
0
20/4/4 15:38
粘土
クーヘン
自由詩
3*
20/4/4 12:40
mystery eyes
ミナト 螢
自由詩
0
20/4/4 12:05
アート作品の私でしょう
あおいみつる
自由詩
1
20/4/4 11:59
夢が醒めても
星染
自由詩
1
20/4/4 11:22
花散
卯月とわ子
自由詩
0
20/4/4 10:59
子ども達の替え歌
足立らどみ
自由詩
0*
20/4/4 10:34
明日がなくなるのが怖くて
こたきひろし
自由詩
5
20/4/4 8:48
自分の身には
〃
自由詩
0
20/4/4 6:32
田舎の日常
夏川ゆう
自由詩
2
20/4/4 5:35
天井から見たトラとリスの茶番
朝焼彩茜色
自由詩
4
20/4/4 0:14
砂時計に閉じ込められた砂
秋也
自由詩
0
20/4/4 0:03
ツツジの妖精
丘白月
自由詩
0
20/4/3 21:28
イオクロマの妖精
〃
自由詩
0
20/4/3 21:28
845
846
847
848
849
850
851
852
853
854
855
856
857
858
859
860
861
862
863
864
865
866
867
868
869
870
871
872
873
874
875
876
877
878
879
880
881
882
883
884
885
4.02sec.