学生時代も社会人になっても
一貫して
私は権力と呼ばれるチカラを持った事が有りません
ずっと誰かの下になって
誰かの指示や命令に従ってきました
時には誰かの思惑に振り回されて
自分 ...
書きたいことが山程あるのか
書きたいことなど全く無いのか
どっちなのかが分からない
どっちだっていいんだと思う
今こうして生きている自分を
少なくとも受け止めて
死 ...
自分て
自分が関わった誰かが悲しんだり泣いたりするのがとても耐えられないてだけの
そういう人間なんだ
だからこうなったんだし
現にこんな生き方しかできなくて
やむなく
詩も書くんだ ...
灰色の街道沿いの
深く暗い井戸の底、
白く円かな女の顔が
微細に揺れ動きながら
切れ長の目を閉じ浮かんでいる
死んでしまった死んでしまった!
わたしは戦慄のうちそう悟り
隣で無表情に ...
オンアが死んだ様に歩いている
両手を下げたまま足を半分ずつをずらして
雨の降る日の埃のにおいの中を
もうじきに秋になる今日の中を
曇り空のロシアの様な風の中で
白いワンピースを着て
だめな ...
携帯に
ほぼ真円の
満月が
不意に映って
光を垂らす
薔薇の花が言葉を喋り、彼女の喚く下らない自分本位な痴話話をいなしながら、俺はヘルメットのバックルに紐を通す。俺は郵便配達の飛行機乗りだ。俺は砂漠を飛ぶ。俺は砂漠の広大な原野に、砂漠の民たちが読む、一日 ...
いのちがありすぎる
言葉はひしめきあい
ぼくは
茎のねじ曲がった花になる
おぞましい受粉をして
土を黒く染める
あなたへ
あなたへ
いま
あなたへ
寄りつけるなら
まだ見ぬ地平へ ...
今の子供たちは
やらないのでしょうが
成熟した男女が
ベッドの上で
あや取りするって
ちょっとぞくぞくしませんか?
糸と指が
くんずほぐれつ
絡みあって
やがてそれは
指と指に ...
とてつもなく深い闇がやってきそうな夜
私たちはたがいに嘆き悔やみ
とりもどせない時間を語った
テレビはあいかわらず五月蠅い番組だらけで
MCの甲高い声だけが鼻についた
声帯をナイフで ...
秘密の夜
混ぜもののなにか
混ぜ物の中身
渦を巻きながらヘッドライトを横切る残像
残像!それはただの残像!
叶わなかった願いを
喚く男が隣りにいる
いや、女だったか?誰だこいつ
隣 ...
{引用=幼恋歌}
暑さ和らぐ夕暮れの
淡くたなびく雲の下
坂道下る二人連れ
手も繋がずに肩寄せて
見交わすこともあまりせず
なにを語るか楽しげに
時折ふっと俯いて
風に匂わす花首か
...
娘に渡すものがあって
部屋のドアが空いたら歌が流れていた
「リッケンバッカーが響く
リッケンバッカーも泣く
おんがくも人をころす」
「これ、ギターの歌なの?」と聞いたら
リーガルリ ...
実は今に始まったことではないのだけど
大切なことは今を生きているということ
そろそろ強風に耐え抜くことは飽きたから
これからは気持ち良く受け止めよう
頭が良いとか悪いとかの概念すら有史以前 ...
許されるならば
喜怒哀楽の頁にはさみこんだ
しおりをほどき
薔薇のトゲのように
愛は血まみれの行為であったと
旅立つひとに告げたい
愛は規範をもたない
むくんだ背すじに頬をあてて ...
天使たちは陰口が大好き
馴れ合いだらけの花園で
互いに褒め合う仲良しごっこ
そして気が向けば誰かを貶める
あの人は私を傷つけたの
私は可哀想な被害者なの
だからみんなで取り囲み
羽根 ...
夜
近くの家で赤子が大泣きしている
苛立って母親の叱りつける声が重なる
空には紅い満月
まるで血にずぶ濡れたボロ船みたいに浮かんでいる
この地球は
この世界は
いつ粉々に砕けるん ...
屋根の下の終わらないうた星月夜
昨日来た手紙は捨てる十三夜
この星の果てをめざした秋の蝶
時の河の流れに浮かぶ木の実たち
「さよなら」と書いたお札でりんご買う
...
明けきらぬ午前四時半の空に星がきれいだからと行ってみれば、確かに、星は潤んだ涙。
昨晩降った豪雨は大気間に微細な汚れ一つ残さず空と雲とを清めた。あのかすみ雲を指さして「はやいら!」という ...
人に聞いただけではわからない
実際に行ってみたくなり
車を走らせる
知らない場所だからこそ
知ることが出来感動に浸れる
どんなに遠くても行きたい
着くまでの時間も楽しい
渋滞して ...
今日は落ち込んだことがあった。
職業訓練の筆記問題の算数の問題が半分ぐらい出来なかったのだ。事前に例題で連立方程式の解き方を思い出しておいたのに、小数点が混ざった乗除の計算をする際、約分の時に必 ...
狂句も 滅茶苦茶も 飽きたや
またいつか 旅の空で 明日かも
瞼の裏の薊の咎といつまでも追いかけっこする
流されたリボンの行方を探す道すがらの
どくだみを踏みつけては馨る、脳の芯がひたひたに擽るもの
甚振(いたぶ)られる頭上の笑みにすら透過光が酔ってふらふ ...
部屋があたたかいと何も書けなくなった、つま先も踵も地表にはつかず、ふっとうしたひかりになった、七月生まれの人がかに座になって、星座は煮えたぎったあぶくのようだ、部屋があたたかいと何も書けなくな ...
日々の中の身近で短い悲しみは
遠くまで続く長い日々と繋がっていて
見方を変えると、味方になってくれたりする
さしまねく何かにしたがいながらも{ルビ風車=かざぐるま}
炎天に自己愛もやしつくしきり雲の流れる
ロクデナシともなれず秋刀魚と菜箸
秒針ばかりが動き昼の爆撃
白雲が折り目無く{ ...
どうせ狂ってるなら詩人ぐらいが適当だ
アメリカは暫くは大変な様子だろうけど
妻は何時も歳時記をかたてに句をひねり
僕は使いっぱで夜金を稼ぎ汗をかくんだ
でも良いこともいっぱいあって内緒 ...
彼女の詩を読んで
しばらくしてから
背筋が冷たくなった
詩のせいなのか
ほかの理由なのか
わからないでいる
感動とか
反射的なもの
じゃないのか?
詩のせいじゃないのか
...
イチメン真っ青でなくていいよ 空
雲一つない空の下にいると
何だか無慈悲に
剃刀で切り裂かれる様な痛みが襲って来るんだ
子供の日には帰れない
あの日
いとこ同士で籠もった押入れの中 ...
六畳の部屋いっぱいに
写真を並べて
二人で黙って整理した
思い出は語らない
海の写真を 見せて
と言ったら
あなたがどの海?
と聞いた
今じゃなくて
私が死ぬとき
二人 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
私と言う存在感のない人間
こたきひろし
自由詩
3
20/9/13 4:45
単純なこと
道草次郎
自由詩
4*
20/9/13 0:41
詩
〃
自由詩
2*
20/9/12 23:54
古井戸(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
20/9/12 23:00
オンア
プル式
自由詩
1
20/9/12 22:44
携帯に
TAT
短歌
0*
20/9/12 21:53
サン=テグジュペリ
〃
自由詩
1*
20/9/12 21:36
カサブタ
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
20/9/12 21:24
糸
花形新次
自由詩
0
20/9/12 21:23
夜を抱きしめて
山人
自由詩
7*
20/9/12 20:38
四則演算概念ドライブ
竜門勇気
自由詩
1*
20/9/12 17:34
夭折
ただのみきや
自由詩
10*
20/9/12 16:06
ロックンロール治療薬
イオン
自由詩
1*
20/9/12 13:58
8、即興ゴル参加9月12日、お題は0さん
足立らどみ
自由詩
2*
20/9/12 9:54
栞
白島真
自由詩
18
20/9/12 9:11
陰口の花園
もとこ
自由詩
6
20/9/12 8:33
紅い満月
こたきひろし
自由詩
3
20/9/12 6:26
屋根のしたの宇宙2
もっぷ
俳句
3
20/9/12 5:41
幻影に
道草次郎
自由詩
1*
20/9/12 5:34
知らない場所
夏川ゆう
自由詩
2
20/9/12 5:08
9月11日の付箋
道草次郎
散文(批評...
5*
20/9/12 0:31
飽きた
あい うえお
川柳
0
20/9/11 22:45
オラトリオ暗渠
あらい
自由詩
0
20/9/11 22:43
うそ
よんじゅう
自由詩
4*
20/9/11 20:47
みじかなかなしみ
水宮うみ
自由詩
2*
20/9/11 19:43
秋刀魚うまし(自由律無季)
道草次郎
俳句
1*
20/9/11 12:31
トリフィドの日
梅昆布茶
自由詩
6
20/9/11 11:33
遅れて来た戦慄
ゴデル
自由詩
1
20/9/11 11:08
真っ青な空の彼方へと
こたきひろし
自由詩
4
20/9/11 6:29
写真
ガト
自由詩
2*
20/9/11 4:19
834
835
836
837
838
839
840
841
842
843
844
845
846
847
848
849
850
851
852
853
854
855
856
857
858
859
860
861
862
863
864
865
866
867
868
869
870
871
872
873
874
加筆訂正:
夭折
/
ただのみきや
[20/9/12 20:00]
修正しました。
3.51sec.