The empire of purple air

Grains of lights are flying there

Sparkles of the dusk

Everyth ...
 網戸の向こうには、山岳の稜線と薄明るい空がはざかいを浮きだたせている。草むらではコオロギなどの虫の音が、凌ぎやすい朝のうちにと盛んに音を紡いでいる。朝の涼風が頬にあたり、ひさびさのインスタントコーヒ ... 山向こうには宝物があるんだ
輝きだけが漏れいでて
空まで照らすようだ
私は地図を
どこでなくしたっけ

届きやしない言い訳を心の内に叫んでいる本当は

刻々と陽は翳っていき
ついには ...
ぼくは自分のもつ暴力に
気付かないふりをする
ぼくの良心はか細いので
気付かないふりをしても
折れない
折れてしまう人のことは本当はしらない
残酷が
ぼくの初期条件だ
それを罪と呼ぶほ ...
世界はやさしい
世界はぼくが
{引用=ウィトゲンシュタイン}でなくとも
無関心でいてくれる
夜毎
カタバミの実を
弾けさせては
北極星を
指でつまみ
あますところなく犇めきさせては
...
産まれる以前の自分に会いたい
死んで以後の自分にも

産まれた直後の世界に戻りたい
死ぬ直前には勃起していたい

産声
そして遺言

不覚にもSNSに嵌まってしまった自分
その音楽 ...
産まれる以前の自分に会いたい
死んで以後の自分にも

産まれた直後の世界に戻りたい
死ぬ直前には勃起していたい

産声
そして遺言

不覚にもSNSに嵌まってしまった自分
その音楽 ...
産まれる以前の自分に会いたい
死んで以後の自分にも

産まれた直後の世界に戻りたい
死ぬ直前には勃起していたい

産声
そして遺言

不覚にもSNSに嵌まってしまった自分
その音楽 ...
必ず
病院の近くには
薬屋がコバンザメのように
張り付いている

だから
薬屋がコバンザメで
病院が人食いザメだと
思っていたが
どうやらそれは
勘違いだった

薬屋こそが
...
うみのような体ですから波打って別れ際にもずっと濡れてる 夏風にそよぐ
無数の葉のなかで
蝉時雨を浴びながら
自らに問う

――今日
  ひと時の
  今を
  生きたか 
僕は今日 
仰向けに横たわる 
蝉のうつくしさを、知った
御弾きのぶつかりあうたび秋の虹


水澄みてメトロノームの影ゆれて


手でにぎりつぶすむらさき式部の実
 何かがゆっくりと近づいて来ている。それはやや静かに、それほど大きな音ではなく、それでも耳をすませば確実に聞き分けられるほどの大きさの足音を立てて、僕たちのそばに忍び寄ってきている。人々は早くも悲しみ ... エコバッグが
大量生産され
エコバッグによる
環境破壊が問題視されると
エコバッグに
高い税金が掛けられるようになり
結局、手で持って帰ることが
一番ということになって
サケの切身やシ ...
国道で
風上に向かって泳ぐトンボをみた
光の隙間を
上流に向かうメダカのように


少し斜めに傾いて揃って空を見上げる街路樹

一斉に翻る木の葉
光を透かして揺れるエノコログサの長い ...
日本国憲法は
完璧なものであり
ただの一言も変える必要はない
憲法改正には激しく反対する……ってね

日本国憲法第二十五条
「すべての国民は健康で文化的な
 最低限度の生活を営む権利を有 ...
子供:「わあ大変だ!海がやって来る海がやって来る」
母親:「あれは、海ではなく、波が打ち寄せてくるのよ」
ー小学生時の国語教科書より

  ▼

或る物がある
が、
在る=モノ
とし ...

だからって
古いって
発想自体が古い古い



だからって
新しいって
感覚自体が荒い荒い


捨てに捨てて
身軽になって自覚


削り削り
気軽に慣れて実 ...
赤ん坊は冷感シーツが敷かれた座布団で寝ていた ... なみせんを もがき ふけることは
およげない たましいの あぶくたちの
うまれたら いいのだろうと きりのない
もやのなか で あって しまったことです。

えらく傷ついた古鯨の少しの命を垣 ...
真面目に仕事してても文句ばっかり言われるし
客だけじゃなくて同僚からも恨まれるし
何のために仕事しとるんか、よく分からんわ
自分のためとか家族のためとか金のためとかさ
いろいろ自分自身に言い訳 ...
詩がとなりに座っているとき、
目的地なんていらないと思う。
浮かんだ言葉がとても綺麗で、
うれしい気持ちで書き始めていた。
昨日の大雨で生き返った緑

庭の一輪車にはたっぷり雨水が溜まっている

そこには逆さまにブナの梢が映っている

青空は青く

雲はわずかに漂い

オオキンケイギクの花は黄色い

...
インディ500で人生を可視化、レースしなくても生き急ぐべきでもないけれどおおむねあんな感じ。ルール遵守を心掛けても起こる事故、進路妨害のペナルティは列の最後に並び直し、あのひとと並びたくても見えない壁 ... あーだこーだ言ったって月の最後に10何万かの

金が通帳に落ちてくると来ないでは違う

朝起きてする髭剃りの感触も

朝食で食べるたくあんの味も

どこかでなってる耕運機の音も

...
予定などない休日はゆっくりと時間は過ぎて自然の流れ

梅雨は雨梅雨は湿気で溢れてる傘が集まり一つの模様

社会人二年目となり慣れてきた最初の気持ち胸に残して

テレビでは議員の話題で持ち切 ...
肉屋のコロッケ
ラードが踊るパチパチと
手書きのメニューと
いいカメラでとらえた自然に生きる
魚や鳥たちが額に入れられている
それとは別にスナップドアップ孫が
二列に並んでおじいちゃんって ...
虫どもが敷き詰められた海で俺は溺れている、もがくたびに軽いやつらが水しぶきのように中空に跳ね上がる、全身に、特に、目の端と口のあたりに、耐えがたい恐怖と不快感がある、溺れそうなのに口を開けることが ... 生まれ落ちて
老いてゆきつつ
病むこともあり
死に臨む

愛から離され
怨みと会わされ
求めを得られず
五感の盛り

世界中の苦を
文字の列にして
あらわす意味

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Diary of August墨晶自由詩1*20/8/27 19:41
稜線山人散文(批評...6*20/8/27 18:04
山の端よしおかさく...自由詩120/8/27 15:34
吐露とねがい道草次郎自由詩1*20/8/27 13:14
対話へ自由詩1*20/8/27 10:01
不覚にもこたきひろし自由詩120/8/27 6:38
自由詩120/8/27 6:38
自由詩020/8/27 6:38
サメのサメたメ美空自由詩120/8/27 1:22
ずっと濡れてるはるな短歌220/8/27 0:13
夏の歌服部 剛自由詩120/8/27 0:07
晩夏の空自由詩120/8/27 0:05
みむらさきもっぷ俳句0*20/8/26 22:56
予兆 ―プロフェシー―岡部淳太郎散文(批評...2*20/8/26 20:55
エコバッグで溢れかえる世界花形新次自由詩020/8/26 19:23
ポプラ並木の上の空Lucy自由詩7*20/8/26 15:57
日本国憲法改正要求紀ノ川つかさ自由詩2*20/8/25 23:11
体験としての一元ロン/素描ひだかたけし自由詩3*20/8/25 21:45
渇き咲き 叫び裂くkomase...自由詩1*20/8/25 21:33
父親道草次郎散文(批評...2*20/8/25 20:43
中空蘭鋳あらい自由詩120/8/25 19:22
よく分からんわがん自由詩320/8/25 19:04
うれしい水宮うみ自由詩3*20/8/25 16:38
雨のあとに道草次郎自由詩120/8/25 9:11
インディ500よしおかさく...自由詩120/8/25 9:02
拝金主義道草次郎自由詩020/8/25 8:19
議員夏川ゆう短歌320/8/25 4:57
バンザイ人間灰泥軽茶自由詩220/8/24 23:41
BURNホロウ・シカ...自由詩1*20/8/24 22:30
四苦八苦シホ.N自由詩120/8/24 20:22

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加筆訂正:
フロントガラスにちいさな蝶が止まった/ただのみきや[20/8/27 6:36]
さらに一行修正
4.02sec.