雲
曇り
水滴
雨粒
駆け足
…雨
……
虹
また…
詩を書けなくて困ってる
詩を書けなくて焦ってる
なのに
頭の中の宇宙には
相変わらず詩の埃が立ち上り
降り積もっていく
詩はけして無毒じゃない
毒を持っている
詩人はその毒 ...
「明日は少し遠出する」と漁師さん釣れる秘訣は愛だと話す
富士に似た町で一番高い山町になくてはならない象徴
言い訳をしても前には進まない泣いても事態は変化しない
野球見てどっちが勝つか ...
昔からの知り合いに
手紙をだすように詩を書こう
でもぼくには
昔からの知り合いなんて
じつは一人もいない
だから
かなしいから
遠い外国の誰かにあてて
詩を書こうかな
その人が一 ...
クレーター
手塚治虫の
短編が
僕を作った
このガラクタを
夜、寝る前になって
やっと止まる原因不明の嘔吐感
医者はばんばん薬を処方し
私はばんばんそれを飲み
そうして実は気付いている
吐き出したいのはこの魂だ
上手く吐き出せない現状に
吐き ...
Speaking of which,
そういえば
There's something I haven't told you.
君に伝えてないことがある
Should I tell you a ...
生への執着
生きることが喜びになる日が来るとは思わなかった
死こそ救いと思い込み
河川敷を彷徨ったあの日
オーバードーズで朦朧とした頭で
ふらふら、ふらふら
知らない人の呼びかけに答えるこ ...
なきゃいけないものは
一つもないが
うしないたくないものは
無数にある
どうすればいいんだろう
誰かが
はなをすするたびに
昔から不安になる
自分らしく
というけれど
...
汚された問いたちが
土に染み込んでいく
痛みは深く沈み やがて
冷たい地下水へ触れ
泉となり湧き出す
目を閉じ沈黙の小川が流れる
恰もきらきらと明るい
朝露の中で
岸辺に小さな花が眠る ...
紙飛行機じゃ重そうだから、かみひこーきを飛ばそう。
ひらがなを覚えた頃の、あの、とてつもなく軽い心で。
山寺の宵
庭と向き合い
和尚とふたり並んで
座禅を組む
拍子木が鳴る
鎮まり返った境内
前方の山が霞んでいき
ひっそりと夜の帳が下りる
庭風がなで
蚊が飛んでくる
一匹目 ...
『大成功』
一章「ファースト・コンタクト」
観測者は一つの装置を螺一本なしに頭の中に組み立てあげた。千の昼と千の夜のあいだ遥か頭上では銀漢は廻った。惑星は星座の間隙を七曲に裁縫した。観測者 ...
部屋
職場
部屋
職場
部屋
職場
部屋
職場
部屋
職場
部屋
買い出し
部屋
職場
部屋
…
終わったテレビが砂嵐になっても
続いている物語
今日ごはんを噛みました
敗北者の味がしました
必要なのは
それでいいと言ってくれるひと
それとも
それ ...
ひょっ
ひょっと
くいっくいっ
ひょっ
ひょっと
くいっくいっ
縁を歩いている
縁と言っても樽の縁であり
樽と言ってもただの樽ではない
縁の幅は一尺ほどもあろうか
それ ...
十月の夜の空
星が見えない
昼間なら何の拘りなく空を見上げられるのに
夜になるとそれが出来ない
怖くなってしまうのだ
未確認飛行物体の放つ強烈な光にうたれ
そのまま自分の存在が ...
{引用=古いパソコンのハードディスクを整理していたらおよそ9年前のこんな文章が出て来た。当時ぼくはホームヘルパー2級の資格を取るため、地元にある「やすらぎの園」という特別養護老人ホームで実習に行って ...
僕たちはどこまでもすれ違い憎みあう存在さ。
秋桜があんなに純粋なのは、きみのせいかい?
難しい学問やあらゆる教養が退屈を紛らわせるもの似すぎないのはしってる。
...
薄暗い
漠然と広がった
空間のなか
台形の
ノッペリとした
大人の背丈半分程の
鉛色の工作機械が
等間隔で何台も
一列に並べられている
大きな金属音があちこちから
互いに呼応す ...
今の私はネガティブで
未来のことなど描けない
ポケットにナイフを忍ばせて
自分の喉をかき切る覚悟
骨を拾って欲しいとも思わない
この世にさよならしたいだけ
命あるもの生きようとする
...
怒鳴られるくらいなら
死んだ方がマシだと
余裕のない思考が支配する
恐ろしくて足がすくむほど
彼のことが怖い
死んでしまえば
もう怒鳴られない
もう怒られない
極端な思考が支配する ...
長い旅路を運転するとき
車内でハードロックを鳴らす
音楽が傷を負うその瞬間に
ハンドルの中心がわずかにぶれる
音楽が上昇を始めるその速度で
車輪は倦むことなく道路を蹴り続ける
ハードロック ...
電話の音がしている
誰にも取られない電話の音が
留守電にもならないで
コードも抜かれないで
ただ伝播するものを拾っては鳴いて
何処かのくじらのように
きっと君はいつだって化石になれたん ...
「地面にぽっかりと」
地面にぽっかり穴が空く
空がおちてきて穴に吸い込まれてしまう
緑色のなだらかな傾斜を目で歩く
すると 山麓は蒸発してしまう
自由と自分と詩魂と
それは
...
互いに響き合う言霊が
空洞に満ち
虚空へ光を放つ
生きていることで
続いていくのだ
終わらないループ
終わらない物語たち
こころが言葉を昇華する
そして言葉がこころへ昇華する
そのな ...
長い夢を見ていたようだ
白い陽が
ハイウェイの彼方へ落ちてゆく
言葉がひとつ ふたつ
淡く発されては消えてゆく
別離の色彩が
こんなにも静かでやさしいことに
少しとまどいながら
...
言葉は溶けて風の中
吹き荒れる嵐にかき消され
誰の元にも届かない
溶けた言葉を拾い集めて
意味ある言葉にしようとしても
それは、無駄な努力というもので
時間だけが無慈悲に過ぎる
何も伝わ ...
私には
過去の記録と記憶を自由に塗り変えて
新たなストリーを嵌め込み
捏造してしまう癖がある
私は1955年2月17日に生年月日が設定されていた
これについて私は納得していない
なぜな ...
スナックねね。
その店名から彼は豊臣秀吉の正妻の名前を連想した。それは特別な歴史認識じゃなくて普通だった。
千葉に近くて東京のはずれにあった街。だったが地方出身で山間の土地から上京し就職して一年余 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
逡巡
ヨロシク
自由詩
0
20/10/13 8:07
詩を書けなくて
こたきひろし
自由詩
4
20/10/13 6:44
野球
夏川ゆう
短歌
0
20/10/13 5:52
詩手紙
道草次郎
自由詩
1*
20/10/12 23:23
クレーター手塚治虫
TAT
短歌
0
20/10/12 23:00
詩の言葉で魂を
ひだかたけし
自由詩
10
20/10/12 21:51
ずっと伝えてないことがある
月夜乃海花
自由詩
1
20/10/12 21:16
生きていたい
無限上昇のカ...
自由詩
2
20/10/12 20:47
旅
道草次郎
自由詩
3*
20/10/12 18:03
花の朝
につき
自由詩
5*
20/10/12 12:35
かみひこーき
クーヘン
自由詩
7*
20/10/12 12:01
問答
もちはる
自由詩
2*
20/10/12 11:11
『大成功』
道草次郎
散文(批評...
0
20/10/12 8:30
一週間
ヨロシク
自由詩
0
20/10/12 8:04
シグナル
七
自由詩
6*
20/10/12 0:43
縁を歩く
六九郎
自由詩
2*
20/10/12 0:21
泣き歌は書けなくて
こたきひろし
自由詩
3
20/10/12 0:11
9年前の嫉妬
道草次郎
散文(批評...
1
20/10/11 23:16
悲しき秋
viraj
自由詩
1
20/10/11 22:48
〈根源悪〉の原体験(改訂4)
ひだかたけし
自由詩
3
20/10/11 20:37
ネガティブ
無限上昇のカ...
自由詩
3
20/10/11 20:36
詰み
〃
自由詩
1
20/10/11 18:44
ハードロック
葉leaf
自由詩
2
20/10/11 17:11
だれもいない
鳴神夭花
自由詩
3
20/10/11 16:01
地面にぽっかりと/お菓子のポリ袋 他
道草次郎
自由詩
1
20/10/11 12:27
言葉とこころはいつも繋がっている
につき
自由詩
1*
20/10/11 12:11
長い夢
塔野夏子
自由詩
2*
20/10/11 11:49
言葉が私を苦しめる
無限上昇のカ...
自由詩
1
20/10/11 11:17
鉄棒と希望と絶望を振り分ける
こたきひろし
自由詩
1
20/10/11 10:05
不完全に燃焼する罠
〃
散文(批評...
2
20/10/11 8:56
843
844
845
846
847
848
849
850
851
852
853
854
855
856
857
858
859
860
861
862
863
864
865
866
867
868
869
870
871
872
873
874
875
876
877
878
879
880
881
882
883
加筆訂正:
人体実験
/
ただのみきや
[20/10/12 15:35]
修正
人体実験
/
ただのみきや
[20/10/12 6:42]
修正
人体実験
/
ただのみきや
[20/10/11 16:15]
誤字修正
人体実験
/
ただのみきや
[20/10/11 16:13]
二文字削除
4.28sec.