全てのモノやコトは
当たり前じゃない
当たり前じゃないんだ
生命の顕れ
歓喜の顕れなんだ
だから私は感謝する
私たちは「縁」に因って成り立つコトに
この町には地球より大きい時計がある。住人たちは各自思い思いに長針や秒針や歯車のアスレチックで遊んでいる。12時の方向に朝日が昇り、6時の方向に夕陽が沈む。一日一度鳴る鐘の音は祈祷の時間。メッカはど ...
十字路
逡巡
決断
不安
再度
三叉路
分かれ道
繰り返し
羽をなくした蝶が
枯葉舞う
公園の片隅で
死んでいた
寂しくて
切なくて
思い出す
風のなかに消えた初恋
春の
さわやかな風のなかで
出逢い
夏の熱い風 ...
白雲が流れていき
青い青い空が広がった
異国は遠いけれど
宇宙は此処だ
僕はそう思った
チエちゃんが
テツをしばいて
銀バケツ
あしたのぶんの
おひさんひとつ
胸のいちばん平らな場所に
風が吹いていた
髪の毛を斜めに分けるような優しさで
朝を迎えたのに
格好つけて整えるから
人はそれぞれの姿になる
過ぎていく時の中で
忘れないでと願っても
僕 ...
一番甘えられる人をよんでくれないか
ここには裏山などないのに
萱野を食む狒がぽつりと云う
その人にはなんでも言えるらしく
糸を引くように罵れるそう
随分と煽て撫でられもするよう
言いが ...
瓦が白く光っている
烏が一羽とまっている
広がる秋の光の中を
烏と瓦が交わっている
互いの輪郭守りながら
光の海を泳いでいる
)この蒼穹は何処まても高く
)光 ...
歩きながら
いなくなった人を想う時
金木犀の匂いが
引き金になった
違う場所にいるのに
同じ記憶を持てるとしたら
僕等は甘くて眠い
昼間に出会えるね
こっちの意識が
向こうへと溶け出 ...
一つの表情を分解することをしないように
ひとつの言葉は分解できない
とあなたは知っていて
世界はあまりに公平だと思うでしょうか
そらは晴れ渡りたいだけ
晴れわたり
わがままな子供のよう ...
職業訓練に向かう車中
手嶌葵の『明日への手紙』を聴きていると
ふっと秋の童が降りてきた
きゃっきゃと笑いながら
ダッシュボードをはしゃいで走っていた
ぼくは
しずかに考えながら
考え ...
台風の進度予想は難しい自由自在に進度を決める
新しく出来た温泉施設行くサービスも良い心をほぐす
夏らしい色に染まった浮輪買う砂浜はカラフルな模様
暇あれば海に出かけてぼんやりと広い世 ...
時給900円
一日八時間
週五日
一日当たり150円のガソリン代
その他に何もなし
あるのは
半年ごとの契約更新
以上から年金健康保険等など引かれる
私の年収は幾ら何だろう ...
望んだのは平凡で退屈な人生
波乱万丈な日常はいらない
つまらない毎日と嘲笑されようとも
何も変わらない日々が1番の幸せ
食べるものに困らない
布団で眠れる
それだけで十分満ち足りている
...
なんの纏いもなくうつくしかったことの経験を内奥へうかがえば経験とは即ち記憶だから
記憶はぼんやりとしているばかりで思い出そうにも思い出されないのです
記憶とはなにですか
どこにあるですか
...
いつ寝入ったのだろう…
インフルエンザの注射をうけに行った、
うちの者が帰宅している、ことに気が付かなかった。
いったい自分の自我は、持続していたのであろうか。
一時間半の奥域は無我であっ ...
神は死んだ
もうとっくに
世界は空っぽ
空っぽのまま
秋は進んで
やがて冬が
寒い冬がやって来る
世界が私が在ることの
謎は謎のまま浮き上がり
時は静かに過ぎ去って
でろんとあ ...
たくさんの、色んな名前で呼び合った
シャボン玉はじけるように始まった
きみの明るさが羨ましかった日
とても遠い場所で優しく日が落ちる
言ってはいけないことはないけれど
言えないことはある
言えないことなんて無いというのは暴論です
われわれに与えられた自由は
無限の宇宙の中でこのように制限されていて
しかし制限というのも言葉 ...
そうあるように
あるものが
あるだけなのに
なにかの切り屑のせいで首までが埋まってしまっている
上昇が原理ならよかったのに
鱗のはがれたものだけが天へゆけるのならよかったのに
人の望み ...
映画館
ドキドキ
手と手
私達は幸せになります
の
しあわせ
嘘みたいに
こうの鳥が運んで来てくれた
しあわせは
まるで額縁に嵌め込まれた絵だったかも知れません
が
それは
ほんの束の間
いつ ...
紫の
ジョジョの背表紙
手を伸ばす
ハムとワインと
ベリーとナッツ
フリッパーズ・ギターは
『全ての言葉はさよなら』のなかで
{引用=分かりあえやしないってことだけを分かりあうのさ}
と歌い、
若い頃は、本当にその通りだと思ったし、その歌詞が身に沁 ...
互いにスパークする宇宙で起きた出来事があり
誰も入り込めない花園の君がいていつか僕は叙情になる
面倒くさい真実ばかりがまかり通って
優しい嘘はにぎりつぶされて疑問ばかりが生き残る
レノ ...
山あいのさみしい川べりの
物置小屋の青いトタン屋根の上に
紅葉したもみじが
五六枚かかっていた
大町の山間部の秋は
ダム湖の水面に近い方から色付く
楓が黄色く
イロハモミジはわずかに ...
また夜が来た
今日もまた
蠢く闇が迫り来て
私の意識を剥奪する
恐怖の時、広がって
ざわめく空間の鼓動は荒く
不動の尖塔は時を串刺す
徘徊する黄色い犬達の
赤い舌がぬらぬら波打ち
...
土間に転がる
わたしはじゃが芋
眠っているようにも
死んでいるようにも見えても
頃合いを待っている
話し声が通り過ぎていく
ある朝
蓄えた力で
にょっきっと
芽を出す
やが ...
不安という重荷をおろせば
溢れてくるのは感謝
恐怖という重荷をおろせば
溢れてくるのは喜び
危機は去り
つかの間の平安の中で
天使たちの声を聞いている
新たな火種がすぐに来る
死神 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
縁
渡辺亘
自由詩
1
20/10/21 13:46
ある町の情景
道草次郎
自由詩
0*
20/10/21 9:11
迫
ヨロシク
自由詩
0
20/10/21 7:52
コスモスの咲く頃
st
自由詩
2
20/10/21 4:00
想念
ひだかたけし
自由詩
4
20/10/20 21:51
チエちゃん
TAT
短歌
1*
20/10/20 21:28
エデン
ミナト 螢
自由詩
3
20/10/20 21:10
しびと(詩人)
道草次郎
自由詩
0
20/10/20 21:09
秋の光景
ひだかたけし
自由詩
5
20/10/20 15:22
道
ミナト 螢
自由詩
2*
20/10/20 14:16
メッセージ・イン・ア・ボトル
道草次郎
自由詩
1
20/10/20 12:35
秋の童
〃
自由詩
3
20/10/20 9:05
砂浜
夏川ゆう
短歌
1
20/10/20 5:26
キスも抱擁もない歴史
こたきひろし
自由詩
6
20/10/20 5:22
私の欲望
無限上昇のカ...
自由詩
2
20/10/20 0:16
なんの纏いもなく
道草次郎
自由詩
0
20/10/19 21:07
純粋無我
ナンモナイデ...
自由詩
1*
20/10/19 21:03
空っぽ
ひだかたけし
自由詩
5
20/10/19 18:16
たくさんの名前が世界にあって
水宮うみ
川柳
2*
20/10/19 14:35
紙っぺらに殴り書き
道草次郎
自由詩
3*
20/10/19 12:32
ほんの紙片
〃
自由詩
5*
20/10/19 8:54
青春
ヨロシク
自由詩
1
20/10/19 7:55
ありきたりな幸せの構図
こたきひろし
自由詩
4
20/10/19 6:37
紫のジョジョ
TAT
短歌
0
20/10/18 23:25
フリッパーズ・ギターは
佐和
自由詩
1
20/10/18 22:37
スパーク
梅昆布茶
自由詩
13
20/10/18 22:15
チェーン脱着所にて
道草次郎
自由詩
8*
20/10/18 20:49
恐怖の輪郭
ひだかたけし
自由詩
4
20/10/18 20:05
刻々と
もちはる
自由詩
3*
20/10/18 19:59
平安の中で
無限上昇のカ...
自由詩
6
20/10/18 19:04
842
843
844
845
846
847
848
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850
851
852
853
854
855
856
857
858
859
860
861
862
863
864
865
866
867
868
869
870
871
872
873
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876
877
878
879
880
881
882
6.72sec.