はじめに言葉が
なんて教えを
疑い始めることがある
口で話せることなど
いかほどのものだろう
同じ絵は二度ない
それが世界の敬虔さだと
せめて
一◆憲法が五月の季語と歳時記にあり

二◆初蝶に問う風流よそれで良いのか

三◆マロニエの花っていうけど割と普通

四◆ツバメもなァどうでもいいと思い居り

五◆どうしてかくっ付いてく ...
 
根生姜を購入した

なかなかたくましい少年であるが

根生姜ゆえに 品行方正とは云い難い

連れて帰り早速 全身を湯で洗ってやり

{ルビ笊=ざる}の上にキッチンペーパーを二枚を ...
眠っている君は川として流れている
川底に愛を沈めたまま
川面では色とりどりの情をきらめかす
やがて海へと至る水量に夢を浸し
無限に湧き出る水源で僕を待っている

眠っている君は電燈として照 ...
火曜日を素因数分解していくと沢山の小さな火種が残るとのこと。
そんな可愛い奴らが、かつて、地球を氷河期から救ったとのこと。
暇なぼくは
柔らかな土を掘る
面白くなって
掘りまくる

やがて
土深くから微風が
もっと下には青空が
頭を突っ込むと
引っ張られるように
落っこちた

草の上に転がる
ぼく ...
目覚める様に

青い蕚を打ち破り
その帆を揚げろ
綿毛の帆船

種子達は
決して掴めはしないが
その手に
手繰り寄せる
その無軌道な「運命」を

さぁ、時間だ

お互いがバ ...
誰もが一度はあるだろう
口笛で空を天と地に分けたこと
リリィ、お前の名前が落ちないように
今日は晴天の上を行こう
そして誰にも届かない
高気圧の帯で抱きしめるよ
緩やかにたおやかに光が溶け ...
星、滲む
つまり空には愛があり
あたたかい風、吹いてしあわせ



爪を切る
切って尖らせその頰を
血の滲むまで愛してみたい



夢をみた
天使のような顔をして
わた ...
ちいさくてとってもちいさな貝殻があった

優しくてとってもやさしい友達がいた時もあった

幼いころ姉がひらがなの練習をしていた
たぶん卓袱台で宿題でもしていたのでしょうか

対面でそれを ...
国道を南へ走らせ目的地疲労取り去る休暇村

近道の県道今も工事中狭いし暗い峠を越える

古い街道が入り組み迷いそう行ったり来たりまた同じ道

枝分かれ高速道路何本も地方を元気づける道のり
クソマスコミは一切報じないが
一番知りたいのは
死人の数が
例年に比べて多いのかどうか
ということだ
そこでちょこっと調べると
季節性インフルエンザで
死んだ人は
一昨年も昨年も
3 ...
かなしみの色は 何色だろうな
僕の体を流れる 血のような赤だろうか
はたまた それとも
底も知れぬような 深い海の群青だろうか

きっと十人十色
同じ色など無い
感情もそれぞれ
まるで ...
それはそれはしあわせな
夢で逢えたから
月の光で遮られて、
僕らを祝福するように
切っ先で黒く染められ、
満開の徒花の底でも
静粛に執り行う夜の柩

縹色のサークレットを夢に被せて
...
週に3回か4回、自転車を15分こいで通っている花屋は大型マーケットのすみにあって、だからか、こういう時期でも営業を停止しない。でも場所はあんまり重要じゃないのかもしれない、街のなかにある花屋をみる ... 問:ブルーマンデーの正しい訳を次の中から選べ。
a:青き月曜日、b:蒼き月曜日、c:碧き月曜日。
ちぎれ花びら
ひらり
揺れ落ちて
世の川の瀬に
流れ漂う
目を凝らす
空の果て
悲しさ滲み
なみだ
零れる
愚かさの
只中で
葦は折れ
萎れ行く
されど
祈る
遠く
...
一人のつかれた様子の人間がスーパーマーケットの一角に立ちつくしている。棚に陳列されたあるチーズを眺めている。もう長いことそうしている。それはアルミ箔で六等分に個包装され赤黄色の円盤型の紙箱に収納され ...  
 山が二つあり こちらの山に対面するのもう一つの山のふもとの一軒の平屋の屋根の上で独り 舞踏を行っているのがわたしである
 それをこちら側で見ているのが一卵性双生児の兄妹である
 わたしから ...
手の中にあるものは見せずに
血の流れだけで育てていく
熱くて冷たい汗が引くまで
ギュッと握ればどうだ感じるか
夢は手相の上でジタバタしている
応援歌みたいに騒ぎ出すよ
運命線を背負ったまま ...
オレはさ
まだ自分のことが
よくわからないんだよね

間違ったものを信じてきて
それを人にすすめて
よかれと思ったんだけど
大枠で言えば
何も間違ったものはないんだけどさ
それって遠 ...
天変でも地異でもなかった
なのに
突然変異の如くあらわれて
人間の社会を襲ってきた

闇雲に
人身に侵入して
その組織を壊すから
人心を恐怖と不安に陥れた

テレビをつけたら
感 ...
とてもつらいことがあったとき

暖かいご飯を一口食べて

涙が止まらなくなったことがあったな



生きるって

そういうことだな
私は魚ではなく
人だから

海は
陸とつながってる部分が
好きだ

見渡す限り海だけの映像は
空恐ろしい

そこに岸があるからこそ
安心して美しいと思える

そして
岸から ...
海沿いに住む人は幸せだ

時には

ただ海を見ているだけで

変わるものがある

あなたが悩み迷ったとき

海は何も答えない

だけど

答えが必要じゃないことを教えてくれ ...
遠い? いや 遠くない
近い? いや 近くない
届く? いや 届かない
わかる? いや わからない

わたしが放るこの球をきみは捕ろうとしなくていい

球はただ転がっていく
 元気ないね どうかした

 顔色悪いよ

 ちょっと休憩しない

 着信鳴ってたよ

 気にかけてもらってありがたい

 でも 嬉しくない

 喜べない 

 この気 ...
悪戦苦闘中なので無理

限られた自由


俺の心をぶち抜いた

キャベツを切り刻み
ニンニクを微塵切り

詰め込んでしまった
7つの銃弾は多すぎ

ロシアンルーレットに
...
おかされた罪とおかれたその場所でおかれたままに朽ちてゆく肉

午前二時濡れる鏡に映る肉千切っては投げ千切っては投げ

わたくしを忘れろと言うわたくしを思い出させる肉に歯の痕
夜が壊れていくから
窓に包帯を巻いた
朝は舌なめずりして
地平線の先で出番を窺っていた

幼子の泣声、いや
盛りのついた猫だろうか
街路はあらゆる音を
まっすぐに伝えてはくれない
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
せめてやまうちあつ...自由詩020/5/5 17:43
猫蜘蛛とその他の五月アニュリタ俳句0*20/5/5 14:20
Ginger and I墨晶自由詩3*20/5/5 13:54
眠り葉leaf自由詩220/5/5 13:32
火曜日クーヘン自由詩8*20/5/5 12:13
もぐらもちはる自由詩0*20/5/5 10:23
ウテナasagoh...自由詩020/5/5 9:12
ハミングバードミナト 螢自由詩4*20/5/5 7:57
春の風秋葉竹短歌720/5/5 7:25
五月の歌梅昆布茶自由詩1020/5/5 7:15
高速道路夏川ゆう短歌420/5/5 5:56
毎年冬場は自粛しろ花形新次自由詩220/5/4 19:48
かなしみの色たいら自由詩020/5/4 19:44
unhappy weddingあらい自由詩120/5/4 18:54
メモはるな散文(批評...520/5/4 17:37
月曜日クーヘン自由詩2*20/5/4 12:29
祈りあおいみつる自由詩3*20/5/4 11:18
チーズの箱ブッポウソウ散文(批評...020/5/4 9:50
d'or墨晶自由詩2*20/5/4 9:21
スカーレットミナト 螢自由詩120/5/4 7:45
王霊トビラ自由詩1*20/5/4 6:57
砂の嵐こたきひろし自由詩220/5/4 6:32
茶碗ガト自由詩6*20/5/4 5:57
堤防自由詩7*20/5/4 5:54
うみねこ自由詩1*20/5/4 5:51
ブッポウソウ自由詩020/5/4 5:18
ほっといて佐白光自由詩0*20/5/4 2:06
いつも情報を無駄にしている足立らどみ自由詩020/5/4 0:21
畜肉ブッポウソウ短歌020/5/4 0:16
ステラホロウ・シカ...自由詩3*20/5/3 23:47

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