あのとき本屋の話をしたよね
思い出話の途中で
君はクイズを出す
同じ記憶を共有しているかどうか
僕はクイズに半分しか答えられない
君はしょうがないわね、と言う
新聞にクレープ屋の紹介が載っ ...
ふつふつと怒り満つつ
ぶつぶつと詩を書き
鬱々と時をやり過ごし
生きているそれでも
かりそめのように
理想的なヒキコが
頑丈な心で
密を避けろと
罪な首領が言う
でないとdeathですと
すわ驚き、戸惑い
いわれなきことでもないので
我々は
冷静に距離を取った
夜が来たからありありと
欠けていたこと
わかるのです
歌がうるおい湛えます
夜が明けるまで
聞き入りながら
僕は川辺で
砂を踏みながら歩いた 心は
日が暮れることで 遠ざかる
歩いていく 深まる夜を
コウモリが空を飛んでいた そして
街は 夜の中
でも 僕は 明日を思う
朝はいつも窓に ...
久しぶりに詩を書きました
こんなに明るい空を見ながら 家に帰るなんて
久しぶりだなって 独り言を噛みしめて歩く
目が回るように 忙しいあの日々を思い出すと
何だか懐かしくて どこかばつが悪 ...
小雨が 都を望めぬ悲しみに暮れながら
私の五感に吸い込まれゆく
そろそろと偲び歩くような
タバコの煙に抱かれている
私は命を啜るように
一口、コーヒーを・・・・
誰が云ったか、ここは「 ...
またたきを
拾いあげては
また、
ひかりの鳴く方へ
皮膚がやわいままの
いきものが
のくのくと陸へ
あがる
裸足の、うらを
ざりざりと
砂がけずってゆく
こまかな細胞が
分 ...
砕ける言葉
落ちる言葉
水踏む言葉
青 青
一度かぎりの拳
海を叩き
波を創り
島の背を見る
子の群れが
原を越える
草の失い 円い地に ...
集めた希望を花束に
流した涙を水瓶に
心踊る日々に清冽を
あらゆる悪業を踏み台に
星に立つ人は
あらゆる光を通し
その身をもって
御旗になる
ここは一つの通過点
宿命逆転の
...
憂鬱な空は
まだ残っているけど
雨は慎ましく止んだ
枝先からぽとんとひとつ雫が落ちた
顔に当たると弾けて飛んだ
ちょっと冷たいけど気持ちがいい
見上げると
沢山の雫の子供たちが
...
大勢の見知らぬ人々の中にいた
右も左も定かではない
私と同期することのない人々の中で
求めるものを待ちつづけていた
この見知らぬ運命たちの巣窟に
誰一人として私の運命に関わってこない場所 ...
しかし、ゼンマイじかけの閉めった途上にて
奥底を知る者は死に絶えたのだ。
ようよう立て続けに崩れ行く餓者髑髏の岩窟
掘っ建て小屋にてわらわらと這いまわるも終い崩れる桃源郷が催す
魂の姿見は ...
悪ガキども、武器を手に取れ、思考の虐殺を開始しよう、俺たちは衝動に従う、自分を突き動かすものを信じる、思考は時により、心を縛り付ける鎖になる、そんなものはもう捨てちまおう、俺たちは思考を乗り越えた ...
風になる
風は
見えないけれど在る
風は
わたしのほほをなぜる
無言の声だ
その声は
いつか
だれかのほほをなぜる
風
それは
雲を運び
山を越える
それは
木の葉をゆらし ...
だあってろこの金玉野郎
と
その助平野郎は言った
棚からぼた餅
一瞬耳が聞こえなくなったかと思ったが気のせいだった
砂漠に行った
時が来た
俺は未熟児
側から見ると出世 ...
東京湾を一望できる
マンションの一室で
ハワイアンミュージックをバックに
パンケーキとハーブティーの
朝食を味わいつつ
新聞記事を読んで聞かせる
「自粛で家にいる夫から
酷いことを言 ...
君がこの地獄から抜け出るには
あの番犬の目を欺かねばならない
番犬ケルベロスには三つの首があり
どれに噛まれてもおしまいだ
君は地獄の一員となり
周囲に恐怖を撒き散らす
一つ目の首は
...
あなたは
手のひらに触れて溶ける
初雪のような匂いがする
あなたは
手に触れるだけで染まる
初恋のような色が似合う
あなたと
手を握ったら温かくなる
心が一人じゃないと思う
...
夏が少し遅れて
影を踏んでついて来る
僕が一番好きなのは
春だと知って
遠慮しているのなら
シャクヤクの花をあげるよ
どんなに花びらを重ねても
足りない愛を
この花は知っているから
...
虹の女神イリスが
一人ぼっちの妖精に
虹の刺繍糸で編んだ
ドレスを着せて笑った
地上に降りた妖精は
刺繍糸を一本だけ
すっーと抜いて
オタマジャクシが集まる
楽しい池の畔に挿した
...
何か切りたいものはあるのかい
何か磨きたいものはあるのかい
こんな言葉じゃ通用はしない
夜の三日月が真面目だから
荒れ果てた芸術家のように
手首を切り落として忘れなさい
ナイフは平凡な朝の ...
胸が重く、水圧に慣れない深海魚のように苦しい
4月の人事異動で本社勤務になった
思い知ったのは自分の無能さだ
若い総合職の有能ぶりにさらされると、
優しくされるだけ骨身にしみる
ああ苦し ...
この世界に生まれた日
産声をあげた時に
空模様が晴れだったか雨だったかなんて
知らない
その時
何処かの誰かが私のへその緒を切ってくれた
その何処かの誰かの今の所在なんて知りようがない ...
狂った腐ったゴミ
少年の人生は始まりもせず終わった
なのに少年は生きている
陽の光を知る事もなく
穴ぐらでたった一人
隅っこでまるくなる栄養失調の体は
過去の変えようのない罪で汚れ ...
星空の光のなかに一つだけ あなたがいるという言い伝え
水面にまぶしい色を描いている ひかりのように季節はわらう
カラスよけに吊るされたCDが月みたいに光っている 朝の空
世界には ...
恋に落ちて、眠りに落ちて、夢を見る
砂時計 時間を忘れて眠ってる
見てやるぜ。俺オリジナルの夢をなあ!!
障子の向こうに何かいる
警戒
刀を握り締め
ぎゅっと体が固まる
怖い
恐い
障子の向こうに
殺人鬼
障子の向こうに
遺体
障子の向こうに
鬼嫁
障子の向こうに
ゴキブ ...
もう、書くけどッ!
(ちょっと、自称でも三流でも、私じしん詩人なんだから実は悔しいんだけど)
いつぶりかなぁ、他人の詩を読んでジェラシー感じたのは。
基本、このフォーラム(?)で、い ...
毛羽立つ絵筆の雑木林を越えて
厚い雲が寄せて来る
足元に暗い犬を従えて
息のしかたを忘れた大気
鳥たちは問う
振り返り母の顔を仰ぐ幼子のように
時の切れ端に速写した
景色に映り込む影 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
クイズ
葉leaf
自由詩
1
20/4/27 5:55
つつつ
りゅうさん
自由詩
0
20/4/27 4:00
距離
〃
自由詩
0
20/4/27 4:00
この夜に
〃
自由詩
0
20/4/27 3:59
日曜日の夜に
番田
自由詩
1
20/4/27 1:16
久しぶりに詩を書きました
itukam...
自由詩
0
20/4/27 0:10
ゆうべの喫茶店
ふじりゅう
自由詩
0
20/4/26 23:37
ひかりの鳴声
むぎのようこ
自由詩
5*
20/4/26 22:52
青 青
木立 悟
自由詩
4
20/4/26 21:10
白旗
トビラ
自由詩
1*
20/4/26 17:37
しずく
風の化身
自由詩
1
20/4/26 16:59
求めるものは
岡部淳太郎
自由詩
2
20/4/26 16:50
蜿蜿縷縷
あらい
自由詩
1
20/4/26 15:47
ボロボロに転がれ詩人症の骸
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
20/4/26 15:14
風になる
こしごえ
自由詩
3*
20/4/26 12:50
20200426
Naúl
自由詩
1
20/4/26 12:47
ゆとりの時間
花形新次
自由詩
0
20/4/26 10:00
ケルベロス
紀ノ川つかさ
自由詩
1
20/4/26 9:45
かすみ草の妖精
丘白月
自由詩
0
20/4/26 8:43
しゃくやくの妖精
〃
自由詩
0
20/4/26 8:43
アイリスの妖精
〃
自由詩
1
20/4/26 8:42
ナイフ
ミナト 螢
自由詩
1*
20/4/26 8:08
どうしようもないから
はだいろ
自由詩
0
20/4/26 7:37
この世界に生まれた日に
こたきひろし
自由詩
1
20/4/26 7:00
きたないしょうねん
◇レキ
自由詩
2*
20/4/26 4:02
近くにある星
水宮うみ
短歌
3*
20/4/26 0:31
明るい夢
〃
川柳
0
20/4/25 22:29
高鼾ホラー <たかいびきほらー>
秋也
自由詩
3*
20/4/25 21:55
もう、書くけどッ!
秋葉竹
散文(批評...
2
20/4/25 21:06
痺れながら
ただのみきや
自由詩
4*
20/4/25 19:54
833
834
835
836
837
838
839
840
841
842
843
844
845
846
847
848
849
850
851
852
853
854
855
856
857
858
859
860
861
862
863
864
865
866
867
868
869
870
871
872
873
加筆訂正:
痺れながら
/
ただのみきや
[20/4/25 23:06]
数文字修正
痺れながら
/
ただのみきや
[20/4/25 22:53]
一文字削除
4.35sec.