かたことと音を立てて、
工具を扱う。
わたしの友人は機械たち、
だから直してあげなければ。
かたことと音を立てて、
工具を扱う。
彼らは眠らずに、
ただ働き続ける。
そ ...
古着の青いネルシャツ、兄に黙って借りた記憶。
もちろん僕に兄はいないし、だけれど必ず返さなきゃ。
分裂していく
シャボンのように
ストローの先で
すくいあげられる
言葉が刺さり
心臓を増やして
数える間もなく
百個になった
ありがとうという
声を返したから
ひとつ減った ...
お酒の怖さしってます
賭け事の怖さしってしまいました
女の人の怖さ
それはお互いさまでしょう
住み慣れた土地です
住み慣れた家屋です
吸いなれた空気でした
慣れた水でした
...
子供の頃は同じ詩を何回も読んで、他人の感性に触れては不思議な気持ちになっていた。なのになぜか最近は人の詩をじっくり読めなくなっている。感性とか彩って、こうやって失われていくのだろうか。
...
私のメールボックスに詩編をくださった方がいらっしゃいます。今年は災害の多い年でしたが、いつも通っておられる教会も被害をうけておしまいになった方から、一遍の詩が私のメールボックスにとどきました。
...
「おはじき」
はだかのおっさんが街で
しばかれちゃったよ魬で
仲間なっても恩知らず
仕方がないから後始末
でも
しろうとは高けえと嘘ついて
行くあてない ...
夕焼けを朝焼けと錯覚して
午後五時を午前五時と錯覚して
頭の中がぐるぐるになった
薄青い空の山あいはオレンジで
夜明けすぐに父と車で
温泉に行ったことを思い出す
あのまま騙されていた ...
誰より上手く騙したつもり 早くひとりになりたそう
ハンドルネーム手ぬぐい一つ 前を隠さず顔隠す
恥ずかしいのは行為じゃなくて 自分と特定されること
猶予と往くか余裕と往く ...
亀泳ぐ池
そこはパラダイス
亀はただよう
あてどなくただよう
花は季節を待ち
カラスが寂しいと鳴く
亀は変化と進歩の
本当の意味を知っている
亀はただよう
あてどなく ...
おまんこがあるほうが人生強いに決まってる。
神は女を完璧な悪魔に作った。
おっさんはおまんこがないから誰も助けてくれない。
おまんこはつよい。
おまんこがないから男は知力や能力を鍛えた。
お ...
風とゆく雲になりたいゆけるならどこでもいいと思う日もある
誰が作ったのか
何のため作ったのか
何故 贋物と判ったのか
と
話はつきないのだけれど
人形は人形
そんなに贋物よばわりされても
と照れ笑いをしているようで
僕らの本物 ...
あの人が体をすりよせる
その度心は摩耗していく
だけど体は擦り減らない
胸も口も無くならないから
求めを拒めない
あの職場で仕事をする
その度心は摩耗していく
だけど体は擦り減らない ...
ポンコツをつくらないためには
4M管理が重要です
マン、マシン、マテリアル、メソッド、
製品は4M変更点が重要です
マメ、マジメ、マネー、メンタル
成人は4M変化点が重要です
鼻がピーピーとうるさいので息を止めて一回死んでみた。
今度は心の声が生き返りたいとうるさいので仕方なく蘇った。
私の話だ、私は当時、常に空腹で、色のない箱のような街と、その箱の外縁をかじり、
ここから周囲何メートルの、そうした環境で暮らして、暮らした、
ビニールの保護膜、ノートに名前が書けな ...
最近、腰が痛い。
国民の最も多い病気は腰関係だそうだ。
この世界の人たちはみんな悪人だ。
しかし、刹那にこぼれる愛がある。
神経痛が発狂しそうな精神を逆なでする。
できる ...
ペダルを漕ぐのはいつも空の上
丸い寝顔を追い越してゆく
安心を舐めた両足の裏に
広がる明日が水を溢すなら
吐く息の白さを堪える前に
黒い地面に叩きつけられる
アスファルトに擦っ ...
ザザザザザァ
心に降る雨はそんな風に哭いている
ザラザラに渇いてしまった
私の心だったから
恵みの雨
湿っていく
塗れていく
恥ずかしいくらい
ヒリヒリ痛んでいた
私の体 ...
折れた傘が
螺旋に落ちる
胸元の開いた
洋服を刺して
踊ってる
わけじゃない
狂ってる
だけの足音
何度目だろう
近づく冬に
抗えないから
マフラーの先で
...
日々が明けては暮れる
おそらく
日々が明けて暮れなくなる
その日までの間
出生から今日まで
自分に良くしてくれた人
自分に普通にしてくれた人
自分になにかと辛く当たってきた人
...
朝日の中にきらきら
見つけた星たち
貴方へ届ける為に
いま、手のひらの中に集めたわ
少しだけ待っていて
走って行くから
あなたと一緒に過ごせば
二人だけの空気になる
誰も入り込めない空気
愛が溢れる空間
午後の陽射しが二人を際立たせる
流行の映画よりも
あまり知られていない
ひっそりとした映画を楽 ...
送信できないメール
かけられない電話
送れない手紙
伝えようのない言葉
操れない文字を綴るのと
白紙のまま沈黙するのと
どちらを選ぼうか
自分を通すしかない迷い
現実か、非現実 ...
今夜はとっても
気持ちがいいね
と夜が星たちに話しかける
あの憎たらしい満月が
うすい三日月になってから
僕たちがいっそう
きれいに見えるね
と星たちが夜に
相づちを打つ
...
気をつけ、反逆
マズルフラッシュ
頭の数数える
蹴倒す日陰
目の奥でも
木陰でも
共有だけ出来ない
もう一度だけと
いつも君は言う
うんざりしながら
爪の間を見てみ ...
目に見えない何かに襲われたら
どうしたらいいだろう?
暴漢や通り魔等は目に見えるから
逃げたり抵抗は出来る
目に見えて襲いかかってくるものは
敵と判断していいだろう
逆に目に見えないものは ...
世界中の笑顔の全てが、威嚇を起源にしているとは感じられない。
あの子のけらけら笑う姿に、敵がいるとは思えない。
すすきが夜になっても
合唱するのは
自分たちのためだから
発見されるのを
望んでいるわけではない
風吹けば歌う
歌うのは風まかせ
「人間はいいね」
「人間はいいよ」
すすきは歌う
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
部屋と雨降り人形
朧月夜
自由詩
7*
19/12/1 17:19
ネルシャツ
クーヘン
自由詩
4*
19/12/1 12:25
99個目の心臓
ミナト 螢
自由詩
1
19/12/1 9:02
PRIDEなんて持ってねぇよ
こたきひろし
自由詩
3
19/12/1 7:44
おっさんメモ
短角牛
自由詩
1
19/12/1 0:16
たいふう
るるりら
自由詩
7*
19/11/30 23:54
20191130
Naúl
自由詩
0
19/11/30 21:09
美しすぎる夕焼け
mmnkt
自由詩
1
19/11/30 19:39
なにが良いやら悪いやら 【都々逸】
ただのみきや
伝統定型各...
3*
19/11/30 19:20
庭園にて
TwoRiv...
自由詩
1*
19/11/30 19:07
男は弱いよ 全能のおまんこ
viraj
自由詩
1
19/11/30 19:05
すみれ日記
もっぷ
短歌
0
19/11/30 16:05
ミシガン・レリックス 3
AB(なかほ...
自由詩
10*
19/11/30 14:52
摩耗心
イオン
自由詩
3*
19/11/30 14:47
4M管理
〃
自由詩
0
19/11/30 14:46
うるさいので
クーヘン
自由詩
6*
19/11/30 12:32
消去された世界のこと、あるいはすべてイメージの産物
ねことら
自由詩
2
19/11/30 11:47
疑いの苦しみ
viraj
自由詩
0
19/11/30 11:33
パンク
ミナト 螢
自由詩
2*
19/11/30 10:09
女の雨の音は擬音で
こたきひろし
自由詩
3
19/11/30 8:55
北風
ミナト 螢
自由詩
1
19/11/30 8:13
出生から今日までの日々を
こたきひろし
自由詩
1
19/11/30 8:03
朝日の星
卯月とわ子
自由詩
1
19/11/30 7:48
空気
夏川ゆう
自由詩
2
19/11/30 5:00
有り余るもの
まみ
自由詩
0
19/11/30 4:12
三日月のベッド
st
自由詩
3*
19/11/30 3:52
誰も気づかないように打つ光のような一撃
竜門勇気
自由詩
1*
19/11/30 2:12
裏切り
リィ
自由詩
1*
19/11/30 1:02
無敵
水宮うみ
自由詩
1*
19/11/29 22:54
すすき
mmnkt
自由詩
3
19/11/29 20:12
814
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833
834
835
836
837
838
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840
841
842
843
844
845
846
847
848
849
850
851
852
853
854
加筆訂正:
なにが良いやら悪いやら 【都々逸】
/
ただのみきや
[19/11/30 23:08]
修正しました。
3.96sec.