黒猫のシロが案内してくれた私の道が廃校につながってしまってシロはもう帰ってこなかった。猫の鳴き声がする。よくする。私の耳が拾う鳴き声がシロの声だと思う。夜道の真ん中で白い体を光らせて目を光らせてこっち ... 簡単に作れて美味い鍋料理家族みんなの心ポカポカ

近所から頂きものが多くある無農薬の美味しい野菜

何年かぶりに大雪降っている真っ白な雪にネガティブはない

知り合いに誘われ釣りに初挑戦会 ...
 夜の延長線上にある朝に聴くコルトレーン。
 時間をさかのぼると見事に夜へとつながっている。
 今この時までの道程に私は立ち尽くしていた。
 時計だけは正確に過ぎ行く時間を刻んでいる。
...
とうめいな折り紙で
紙飛行機を
折ろうかと
おもった

夜あけまぢかの
ひがしの空へ
飛ばそうかと
おもった

けれどあまりにも
なにもかも乗せているので
てばなすことがこわい ...
私に訪れたものは感覚の無為の実感であって、いかなるそれ以外の異観では無くて
実感として得られた私の感覚の消失が齎した空間を感じる気持ちでありました
高い窓などに顔を覗かせて不愉快な気分を空気に ...
心になにか一つ棘が
はえていたとして
匂いのする街角が
無力になったりする日がある

今日はその日だってことにする
朝の四時過ぎに
駐車場で目をつぶって
何かを待ってた
明日は誰にも ...
いたずら好きな妖精
売れ残りのケーキ
苺をラディッシュに
美味しいねとねずみ達
口にクリームたっぷり
サンタクロースになる
白いあしあと朝には雪に
ラディッシュは火星に
あなたの指紋が点いた物
一緒に選んだ物
すべて捨てたけれど
生まれ変わるまでは
保管されるのだろう
歩道の波打ち際に
落ち葉のお墓が並ぶ

街路樹の岸辺に
越冬と書かれた列車が着く

妖精のペンキ屋は
一晩で全て赤く塗りつぶす
おにぎり、アイス、髭剃り、雑誌
主張する商品を
棚やクーラーボックスに戦略的に
導線を確保しつつ陳列すれば
商品は全て没個性的になる
並べられることでツヤ消しされる
様々な商品が一つの場所 ...
いつのまにか十月は過ぎて、ぼんやりした十一月、年の瀬をつま先に感じて葱を刻んでいる。
ねーままはさ。はなのどこがそんなに可愛いの?って質問、いちいち真剣に考えて、ほっぺなところだよ。とかどんどん ...
デイサービスをやめて
寒くなってきて身体が硬くなってキツいから
寝る時に貼らない簡易カイロを左肩に敷いて寝た。

低温火傷していたなんて気づかなかった
次の日の夜背中が痒くて孫の手で掻いたら ...
冬の入口で
RENの骨を拾った
十六年のいのちだった
夏毛のまま
逝ってしまったRENの
体温が残るこの手が淋しくて
白い子犬を抱いた

DANSKE、と名付けた

も吉と歩いたあ ...
足りないものがある気がした
こんなに背が高くなったのに

歩いても走っても届かないほど
夢はひとつの砂漠に眠る

宝物みたいな安い飴を
オブラートに包むような指先で

地球の裏側にマ ...
そのドアは自動じゃなくて手動かもよ?
開かないドアは、実は簡単に開くかもよ?
冬の夜










澄みきった空




雪の山


...
ゴムホースの中を夜が通るなら
瞳が導く星の世界に

強い力が泳がせる先端を
ロケットみたいにゆらゆらさせて

空を飛ぶより早く見せてくれた
あの光はまだ帰らないけれど

瞳の周りを腫 ...
骨の回りに肉が付いて、肉の内部に張り巡らせた管を血が巡る
それらを皮膚が袋になって包む

Jr線の駅の構内
自動券売機の上の路線図

見上げる度に私は連想してしまう

地下に埋まる水 ...
首長流の頸椎の隙間から零れ落ちたアナコンダが、寝床でのた打ち回る俺を飲み込もうと目を黄色くしている、集中しているやつの口から小さな呼吸音が漏れているのが聞こえる、最期の瞬間に人は何を思うのだろうと ... いつまでも、眠っていたい
冬の朝のことです


じぶんから逃げ出した
ふりつもる悲しみから、

追いつめられた仔犬でさえ
それでも牙を剥き
過去と戦おうとしますが、

...
む おん
移動していくモノの影

独り在る茫漠の床で
眠りの底から掻き分け掻き分け

異界の異様な感触を
意識の触手、体に刻む

ム オン
夜陰にひっそり回帰し




...
彼女とは幼馴染みで
産院のベッドまで隣り合っていた
あなたが産まれて その一秒後にわたし
、そんな感じの 二人はとても仲良しで
家庭の諸々もが似通っていたし
それがいまでは点の上にあなた ...
居酒屋やカラオケ屋
ラーメン屋に無料案内所
ゲームセンターもある
賑やかな商店街を
たくさんの人が歩いている
欲望の遊園地
大量のゴキブリが潜んでいそうな
そんな淀んだ眩しさがある
大 ...
 *

終りのないものの終わりを決める
生きることは括り閉じることの繰り返し

言葉に置き換えられた
かたちのないものが夜うっすらと発光する
夏の夢の欠片が螢なら

抗うことを止めた ...
 
 
とてもとても遠いところから
君の訃報が届いた
時刻表を確認することもなく
僕は一番最初にやってきた列車に乗る

いったいどれだけ乗り継げば
君の場所に行けるんだろう
君の生き ...
がんばりモーメントな君は
ドゥーバップなトリュフで
すけーとりんくにピートイン

一方、ボニーピンクは
どこへ行ったとググってみては
黒髪コースの肩こりん

なんでおとーさんのかみは
...
本名も知らない男に胸を揉まれてる間
スタバの新作フラペチーノのことを考えていた

チョコレート味の氷に
粉々のクッキーがまぶしてあって
ホイップクリームがたっぷり絞ってある
とても美味しそ ...
自転車置き場に届く光が
まだ短くて生まれたばかりで

跳ねた髪の毛を撫でる時だけ
僕の顔を見つめるように

寝返りを打ったその体は
宙に浮くほど細かい指先で

カゴの中を編んでいるけ ...
羊を起こさないように羊羮を切り分ける。
息を殺し、ゆゅぅっっくぅり、刃を入れる。
今ここにまっさらな鍋があって

例えばそこに水を入れて野菜を入れて

カレーのルーや

顆粒ダシを入れて

洒落た器に盛って

チャイブを散らして

これが私の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
絵本這 いずる自由詩019/12/10 6:44
知り合い夏川ゆう短歌119/12/10 5:27
グッドバイメープルコー...自由詩6*19/12/10 4:45
とうめい立見春香自由詩519/12/10 4:01
いのIDIOTmethodうのいほう竜門勇気自由詩1*19/12/10 0:23
892,800秒自由詩1*19/12/9 23:48
ラディッシュの妖精丘白月自由詩019/12/9 21:34
捨てきれない自由詩019/12/9 21:29
小春日和に自由詩019/12/9 21:23
コンビニmmnkt自由詩119/12/9 19:07
答えのことはるな散文(批評...519/12/9 18:34
低温火傷鵜飼千代子自由詩7*19/12/9 15:54
光を嗅ぐたま自由詩819/12/9 15:30
universeミナト 螢自由詩119/12/9 14:49
かもよクーヘン自由詩6*19/12/9 12:27
無題TAT短歌019/12/9 8:11
流れ星ミナト 螢自由詩019/12/9 8:02
路線図こたきひろし短歌319/12/9 7:29
妙に冷めた口をきくやつらばかりだホロウ・シカ...自由詩2*19/12/8 22:20
粉雪のように秋葉竹自由詩919/12/8 21:23
回帰ひだかたけし自由詩619/12/8 20:18
もっぷ自由詩219/12/8 19:42
商店街mmnkt自由詩219/12/8 19:00
201912第一週詩編ただのみきや自由詩11*19/12/8 18:06
せかいたもつ自由詩7*19/12/8 18:04
シワスルWasabi...自由詩1*19/12/8 16:55
スタバの新作フラペチーノ印あかり自由詩8*19/12/8 14:12
青の方角ミナト 螢自由詩219/12/8 13:21
羊羮クーヘン自由詩4*19/12/8 12:27
みんな どうぶつえんの なかにいるTAT自由詩219/12/8 11:48

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加筆訂正:
201912第一週詩編/ただのみきや[19/12/8 21:37]
誤字修正しました。
201912第一週詩編/ただのみきや[19/12/8 18:20]
誤字脱字修正
3.57sec.