僕等の間にあるものは
手を繋ぐとひとつになる
君の優しさと同じくらい
寂しさが泳いで来る血管に
種を撒いてスイカを割ろう
僕が寄り添って杖になるから
君の目隠しは雲に流して
立ちくらみす ...
The golden door
うちの猫はキーボードを踏んで歩き
スリープ状態のパソコンを呼び覚ます名人である
ぼくの彼女は何時も地雷を踏んで歩き
その意味ではとても有能な詩人でもある ...
ちょっかい出すわよ
あなたが気づいてくれるまで
お尻ツンツン
脇腹ツンツン
背中に猫パンチ
やること成すこと小学生から成長してない
でもね恋心に
...
海沿いを歩き潮風心地良い子供はいない今も独身
昨日から降ったり止んだり繰り返す傘手放せず荷物が増える
世の中の良い所ばかり見つけたい悪い所ばかり強調される
山ばかり映されている写真集 ...
東京は夜の1時
隣のモンステラが生き生きと天井に向かっている
このまま大きくしなやかに自由に育ってくれ
ある人のモノサシはこれくらいで
ある人のモノサシはこんなくらいで
長さが違 ...
嘔吐、のようになまぬるい夜を落ちていくそれに、名前をつける気などあるものか、おれはとうの昔におれ自身ではなくなってしまった、いや、忘れてしまっただけかもしれない、けれど、それはいま語るのに必要な言 ...
おわりかけの日々に
柔らかい泥を塗り
火をくべる
似たようなことが
何度もあったはずだけど
何度も
感傷しかない
空気ひとつぶにもいちいち動じてる
吸い込むたびに途方にくれ ...
五行山(ごんごいさん)、という言葉を聞いたことはありますか?
また新たに回り始めた方には耳触りない不思議な文言に思えるでしょうし、もはや独りでに爪が減るような方にとっては回るものすら今やいな ...
梅雨を経て
伸びに伸びきった芝生
さすがにそろそろ刈らなければと
精を出した
真夏手前の土曜日
芝刈り機を
買うほどでもないスペースに身を屈め
剪定バサミで
チョキチョキ、こつ ...
圓筒は機關車である
接着劑は不落の白椿
問いは 朽ちた月への渡航
催眠と賢智の循環は{ルビ關係=liaison}だった
七日閒 眼中に金環の罠
この{ルビ音=響} ...
沈黙の騒音に満たされて
ストロベリームーンは
両目で
きみに触れる
手に握った温かさと
歩きつづける足音の重みに
地上の嘘と真実を知るために
誰かが亡くなったのだろうか、教会の鐘が鳴り響いていた。
その何かを喰らう黒い鴉があなたの肩に止まった時に、ガタガタガタガタと鳴る黒い穀潰しの木々にぶら下がる嘗ての遺体が、果たして誰のものだったか ...
べろべろに
まっさかさまに
堕ちて後
未だ生きてる
自分に気付く
「吉良の仁吉」のことも知らんのに、
なんでひとりきりになったら、
うたいよんねんやろうなぁ…
たましい、
もっとるんやな、
こんな自分でもな。
人の世はいつ ...
第一印象は背表紙である
ズラッと最終巻まで揃っていたり
グダグダでだ ...
ポップティーンより、Olieveを眺めていた
ジャニーズより、尾崎豊を聴いていた
『島唄』も良いけど『そばにいたい』も良いのにと思っていた
Jリーグより、 ...
思い込み 長年漬けると 美味いのか
自律した 万華鏡似の 自立だ
禿頭 気遣いなど 毛頭無い
愛煙家 吸わせて欲しい お姫様
考え過ぎ 身体に毒だ お気の毒
うっかりと 自己死亡 ...
荷物があれば夢の置き場がなくなる
心が生きる場所は
それほど広くなくて良いから
4畳半に全てを押し込んだ
鉛筆削りを回すと
切り刻んだ景色が朝の真似をして
水色に染まるのを待っている
い ...
浴室
日記は{ルビ馬鹿氣ている=s i l l y}
{ルビ臺地=plateaux}
眠りは輪廻
{ルビ地上=on the earth}
現實か?
醉う賭博師の 「 ...
右の側頭部に寝癖がつくのが僕の癖でして。
その寝癖を優しく撫でるのが君の癖でして。
締め切ったカーテンの端が発光する朝。
カーテンを開けてみると、思ったより暗い、曇り空。
昨日の夜、一ノ世君から託された番号を見ていて気づく。
1、3、5、6、8、0この数字を並び変えたのが、 ...
三ヵ月前に母に送ったてがみをゴミ箱に捨てた
いま、どれほどの痛みに横たわったのか
いくつかの記憶にいくつかの窓、いくらかの空といきばのない言葉
ぽっかりと浮かぶ月からあふれ出した涙と
「助けて ...
未来から
遠い遠い過去の木霊
確かに響いてくるのなら
私たちはもはや何処にも属さず
あらゆるものに優しく開かれ
柔らかに終わりを待てばよい
)あまたの感傷を一つの確信に変え
ふる ...
バイオリンは4次元以上からの贈り物
テレパシーのイメージを深める響き
感嘆しかない殺風景の脳味噌から視覚に送られる 映像
それこそ共有したいワンネス
こう感じているんだ
そう感じているん ...
なにひとつ考えられなくて
どこまでも砂浜を歩いていた
大空を飛ぶ海鳥が
風に乗って自由な午後にたゆたっていた。
そしてなにより、
照り返しが眩しくて
水平線へと続く青い空と海が揺ら ...
共感というのは自己拡張に過ぎず、ある種の欺瞞だ。
私は、独特の嗅覚があって、人の偽善などを鋭く嗅ぎ取ってしまう。
寂しさや適当な穴埋めのために君を求めてるんじゃない。
...
いろいろと変わってしまった
僕の性質からして
それは当然の帰結なのだろうけど
それでも
あの時君が怒っていた事をうれしく思うよ
わかってはいたのだけど
...
バンドやグループの名前は
頭にザを付けて
おしりに複数形 ...
{引用=どうぞお先に}
誰も持って生まれてこなかった
それはなにかを表す記号
中は虚空で面は鏡張り
金より重くて空気よりも軽い
地球で一番重いものは何かと問われ
ある子供は「それは地球 ...
骨董市 IT夫 売りに出す
血糖値 上がり下がりで いじらしい
独壇場 ウルトラマンの 3分間
逃げたかみさん 勘鋭く 賢かった
歳とれば 赤児に還る おいらだよ
自販機で 人命 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ハッピーエンド
ミナト 螢
自由詩
1
20/6/23 17:51
The golden door
梅昆布茶
自由詩
12
20/6/23 10:53
チョッカイ
佐白光
自由詩
0*
20/6/23 9:58
写真集
夏川ゆう
短歌
4
20/6/23 5:36
東京は赤色。
ラムネ
自由詩
1
20/6/23 1:17
独白は灯りの真下を避けて
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
20/6/22 22:04
おわりかけ2
はるな
自由詩
4
20/6/22 20:38
agreewaxv
竜門勇気
散文(批評...
1*
20/6/22 19:10
土曜日の虹
komase...
自由詩
0*
20/6/22 14:37
小胖弟
墨晶
自由詩
0*
20/6/22 14:08
ストロベリームーン
フリーダム
自由詩
0
20/6/22 5:13
詼
あらい
自由詩
0
20/6/21 23:30
べろべろに まっさかさまに 堕ちて後 未だ生きてる 自分に気 ...
TAT
短歌
1
20/6/21 21:10
知らん間に
ナンモナイデ...
自由詩
2*
20/6/21 21:06
本棚と掛けて女性と解く
TAT
自由詩
0*
20/6/21 20:40
お気に
佐和
自由詩
1
20/6/21 18:53
狂句⑤
あい うえお
川柳
0
20/6/21 15:30
監獄の朝
ミナト 螢
自由詩
2
20/6/21 15:23
月下
墨晶
自由詩
0
20/6/21 14:03
寝癖
クーヘン
自由詩
1*
20/6/21 12:16
恋昇り13「意味のない会話、意図のない話し」
トビラ
散文(批評...
0
20/6/21 6:40
ソファで夢みるように三月のわたしは鍵をあけた
かんな
自由詩
3
20/6/21 6:35
贈り物
ひだかたけし
自由詩
4
20/6/20 22:12
バイオリンという贈り物
朝焼彩茜色
自由詩
3
20/6/20 21:42
ねぇ?終わりかたがわからないんだよ。
秋葉竹
自由詩
5
20/6/20 21:21
僕たちに罪はないよね
viraj
自由詩
1
20/6/20 20:46
メモ
かば
自由詩
1
20/6/20 20:14
考えてから跳べ
TAT
自由詩
3*
20/6/20 19:43
一晩中娘道成寺を見ていた
ただのみきや
自由詩
2*
20/6/20 16:32
狂句④
あい うえお
川柳
0
20/6/20 14:51
809
810
811
812
813
814
815
816
817
818
819
820
821
822
823
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826
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828
829
830
831
832
833
834
835
836
837
838
839
840
841
842
843
844
845
846
847
848
849
加筆訂正:
一晩中娘道成寺を見ていた
/
ただのみきや
[20/6/21 12:32]
指摘を受けて引用箇所の作者作品名を付記
一晩中娘道成寺を見ていた
/
ただのみきや
[20/6/20 21:45]
誤字脱字修正
3.36sec.