今日も
ボックスに入り
ボックスの電源を入れ
ボックスを叩くと広がる
ワーク・スクエア
ぬくもりのある
白いスクエアをいくつも広げて眺める
その片隅に
小さな赤い
サークルは ...
野菜の値段を知るということ。
そういう所から生活は生まれるよ。
極彩色の街で振り返ると
逆光の中に落とした土曜日が
スニーカーの底で温められる
見つめ返してくれたのは
あなたなのか光なのか
もうずっと分からないまま
誰かの洋服の袖を掻き分け
...
今朝 坂道を下ると
空が見えた
美しい空があった
いつもどこでも 美しかったであろう
久々に愛してる人が見せてくれる
優しさを胸いっぱいに感じた
私は橋をわたる その優し ...
銀河の扉を開ける鍵があれば
天秤に乗った髪の毛を買って
美しい女性になりたかった
ふたごのブランコで孤独を揺らし
鏡の前で惑星が泣いて
北斗七星の柄杓が汲んだ
...
黒猫のシロが案内してくれた私の道が廃校につながってしまってシロはもう帰ってこなかった。猫の鳴き声がする。よくする。私の耳が拾う鳴き声がシロの声だと思う。夜道の真ん中で白い体を光らせて目を光らせてこっち ...
簡単に作れて美味い鍋料理家族みんなの心ポカポカ
近所から頂きものが多くある無農薬の美味しい野菜
何年かぶりに大雪降っている真っ白な雪にネガティブはない
知り合いに誘われ釣りに初挑戦会 ...
夜の延長線上にある朝に聴くコルトレーン。
時間をさかのぼると見事に夜へとつながっている。
今この時までの道程に私は立ち尽くしていた。
時計だけは正確に過ぎ行く時間を刻んでいる。
...
とうめいな折り紙で
紙飛行機を
折ろうかと
おもった
夜あけまぢかの
ひがしの空へ
飛ばそうかと
おもった
けれどあまりにも
なにもかも乗せているので
てばなすことがこわい ...
私に訪れたものは感覚の無為の実感であって、いかなるそれ以外の異観では無くて
実感として得られた私の感覚の消失が齎した空間を感じる気持ちでありました
高い窓などに顔を覗かせて不愉快な気分を空気に ...
心になにか一つ棘が
はえていたとして
匂いのする街角が
無力になったりする日がある
今日はその日だってことにする
朝の四時過ぎに
駐車場で目をつぶって
何かを待ってた
明日は誰にも ...
いたずら好きな妖精
売れ残りのケーキ
苺をラディッシュに
美味しいねとねずみ達
口にクリームたっぷり
サンタクロースになる
白いあしあと朝には雪に
ラディッシュは火星に
あなたの指紋が点いた物
一緒に選んだ物
すべて捨てたけれど
生まれ変わるまでは
保管されるのだろう
歩道の波打ち際に
落ち葉のお墓が並ぶ
街路樹の岸辺に
越冬と書かれた列車が着く
妖精のペンキ屋は
一晩で全て赤く塗りつぶす
おにぎり、アイス、髭剃り、雑誌
主張する商品を
棚やクーラーボックスに戦略的に
導線を確保しつつ陳列すれば
商品は全て没個性的になる
並べられることでツヤ消しされる
様々な商品が一つの場所 ...
いつのまにか十月は過ぎて、ぼんやりした十一月、年の瀬をつま先に感じて葱を刻んでいる。
ねーままはさ。はなのどこがそんなに可愛いの?って質問、いちいち真剣に考えて、ほっぺなところだよ。とかどんどん ...
デイサービスをやめて
寒くなってきて身体が硬くなってキツいから
寝る時に貼らない簡易カイロを左肩に敷いて寝た。
低温火傷していたなんて気づかなかった
次の日の夜背中が痒くて孫の手で掻いたら ...
冬の入口で
RENの骨を拾った
十六年のいのちだった
夏毛のまま
逝ってしまったRENの
体温が残るこの手が淋しくて
白い子犬を抱いた
DANSKE、と名付けた
も吉と歩いたあ ...
足りないものがある気がした
こんなに背が高くなったのに
歩いても走っても届かないほど
夢はひとつの砂漠に眠る
宝物みたいな安い飴を
オブラートに包むような指先で
地球の裏側にマ ...
そのドアは自動じゃなくて手動かもよ?
開かないドアは、実は簡単に開くかもよ?
冬の夜
澄みきった空
雪の山
...
ゴムホースの中を夜が通るなら
瞳が導く星の世界に
強い力が泳がせる先端を
ロケットみたいにゆらゆらさせて
空を飛ぶより早く見せてくれた
あの光はまだ帰らないけれど
瞳の周りを腫 ...
骨の回りに肉が付いて、肉の内部に張り巡らせた管を血が巡る
それらを皮膚が袋になって包む
Jr線の駅の構内
自動券売機の上の路線図
を
見上げる度に私は連想してしまう
地下に埋まる水 ...
首長流の頸椎の隙間から零れ落ちたアナコンダが、寝床でのた打ち回る俺を飲み込もうと目を黄色くしている、集中しているやつの口から小さな呼吸音が漏れているのが聞こえる、最期の瞬間に人は何を思うのだろうと ...
いつまでも、眠っていたい
冬の朝のことです
じぶんから逃げ出した
ふりつもる悲しみから、
追いつめられた仔犬でさえ
それでも牙を剥き
過去と戦おうとしますが、
...
む おん
移動していくモノの影
独り在る茫漠の床で
眠りの底から掻き分け掻き分け
異界の異様な感触を
意識の触手、体に刻む
ム オン
夜陰にひっそり回帰し
...
彼女とは幼馴染みで
産院のベッドまで隣り合っていた
あなたが産まれて その一秒後にわたし
、そんな感じの 二人はとても仲良しで
家庭の諸々もが似通っていたし
それがいまでは点の上にあなた ...
居酒屋やカラオケ屋
ラーメン屋に無料案内所
ゲームセンターもある
賑やかな商店街を
たくさんの人が歩いている
欲望の遊園地
大量のゴキブリが潜んでいそうな
そんな淀んだ眩しさがある
大 ...
*
終りのないものの終わりを決める
生きることは括り閉じることの繰り返し
言葉に置き換えられた
かたちのないものが夜うっすらと発光する
夏の夢の欠片が螢なら
抗うことを止めた ...
とてもとても遠いところから
君の訃報が届いた
時刻表を確認することもなく
僕は一番最初にやってきた列車に乗る
いったいどれだけ乗り継げば
君の場所に行けるんだろう
君の生き ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
仕事
乾 加津也
自由詩
8*
19/12/10 18:05
生活
クーヘン
自由詩
9*
19/12/10 13:05
光
ミナト 螢
自由詩
0
19/12/10 12:11
招かれた空に
朝焼彩茜色
自由詩
6
19/12/10 10:42
回転銀河
ミナト 螢
自由詩
1
19/12/10 8:11
絵本
這 いずる
自由詩
0
19/12/10 6:44
知り合い
夏川ゆう
短歌
1
19/12/10 5:27
グッドバイ
メープルコー...
自由詩
6*
19/12/10 4:45
とうめい
立見春香
自由詩
5
19/12/10 4:01
いのIDIOTmethodうのいほう
竜門勇気
自由詩
1*
19/12/10 0:23
892,800秒
〃
自由詩
1*
19/12/9 23:48
ラディッシュの妖精
丘白月
自由詩
0
19/12/9 21:34
捨てきれない
〃
自由詩
0
19/12/9 21:29
小春日和に
〃
自由詩
0
19/12/9 21:23
コンビニ
mmnkt
自由詩
1
19/12/9 19:07
答えのこと
はるな
散文(批評...
5
19/12/9 18:34
低温火傷
鵜飼千代子
自由詩
7*
19/12/9 15:54
光を嗅ぐ
たま
自由詩
8
19/12/9 15:30
universe
ミナト 螢
自由詩
1
19/12/9 14:49
かもよ
クーヘン
自由詩
6*
19/12/9 12:27
無題
TAT
短歌
0
19/12/9 8:11
流れ星
ミナト 螢
自由詩
0
19/12/9 8:02
路線図
こたきひろし
短歌
3
19/12/9 7:29
妙に冷めた口をきくやつらばかりだ
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
19/12/8 22:20
粉雪のように
秋葉竹
自由詩
9
19/12/8 21:23
回帰
ひだかたけし
自由詩
6
19/12/8 20:18
風
もっぷ
自由詩
2
19/12/8 19:42
商店街
mmnkt
自由詩
2
19/12/8 19:00
201912第一週詩編
ただのみきや
自由詩
11*
19/12/8 18:06
せかい
たもつ
自由詩
7*
19/12/8 18:04
811
812
813
814
815
816
817
818
819
820
821
822
823
824
825
826
827
828
829
830
831
832
833
834
835
836
837
838
839
840
841
842
843
844
845
846
847
848
849
850
851
加筆訂正:
201912第一週詩編
/
ただのみきや
[19/12/8 21:37]
誤字修正しました。
201912第一週詩編
/
ただのみきや
[19/12/8 18:20]
誤字脱字修正
3.7sec.