{引用=「わたしたち、どうしてこんな話してるんだろうね」}

そう言って君は口を噤んだ
僕も何も言わなかった
言えなかった

沈黙がしばらく続いた

久しぶりに一緒に吸った沈黙
それ ...
僕も覚えがあります
素行が悪いとそこここで
辛く当たられるのです

この監視社会
おてんとうさまは見ているのだ
故の言霊なのだ

悪いことは言えない
自分がオタクだからモテないって
...
 
・・まあ、そんな訳で、昔は虎を使っていたんだけれども、キミも想像つくだろう、強いて虎三匹に樹の周囲を円環を描くように疾走させると云うその製造方法の是非なんて、いまは自明だよね? そう、やっちゃい ...
1945‥あ、変更シティ‥ これから珍問答をするから少しの間我慢してくれ‥‥と男は言った。   卍

(B)なんできみは空ばかり見つめてるんだ?
 (A)僕は空を見つめてはいるが空は意識して ...
とぎれとぎれの信号も
詰まってあふれだした声も
獣道で見つけた風景も
しましま模様の高い空も

右手に光るガラス片も
左手にふるえる小さなカエルも
晩御飯のにおいのする街角も
...
救いの手、
ここがホントにありがとう
と言える部屋だし、空気が好きだし



憧れる
あおぞら見上げ眩しくて
まじめに翼が欲しいぞ神さま


いえないよ
ずっとまえ ...
すっと
鞘から出し
慣れた剣をきりりと見て
「この歳になると
 斬りたい人の
 一人や二人はいる」
いつもは穏やかな
友の眼が光る

真新しい剣をじっと見る
ぼやっと浮かぶ影
さ ...
右手を差し出す
空間に
グラスは掴めず
ゆらゆらと
さ迷い
宙に静止する
行き場を失い
伸びたまま

  *

探し物は
見つからず
宙空でくてんと
伸びた手が
在らぬ方 ...
過去からの光が夜空に座ってる

音速を超えて心にとどく歌

最高の景色が見れる高い場所

晴れた日に、いろんな色が降ってくる
人間性をどう回復するか
それだけが問題であって
あとは些末なことだ
やはり人間と人間のふれあい
切磋琢磨の打ち合い
それが大事だろう
全部あきらめた
と嘯きながら
いくつものことを忘れてきた
(つもり)
甘いのか、苦いのか



{引用=即興ゴルコンダ より、お題は たばすこ氏}
友達が突然、電話してきた
地元の大学でイザベラに
英語の教師の資格を取ってもらって
日本のこの町に来てもらって
この町で英語の教師の
仕事をしてもらえばいいんだと
そうすれば二人、一緒にい ...
 湖面に広がる波紋の数をそっとなぞると朝が来る。
 ぼんやりした空模様に湖岸の紫陽花は沈黙を守る。
 ほんのり青味がかった空気を吸うとまた一つ思い出が増えた。
 野鳥の声の鳴り止まない切ない ...
小市民である人々が規律を破るのは致し方ないことである。全体に及ぼす規律の影響よりも、あくまでも個人の利得を優先させたいのである。そのような過ちを繰り返すことによって処罰もまた厳格化されるのであろう ... 「きょうのあなた」





昨日は 自動販売機
今日は ミルクせんべい


毎日変わる お気に入りを
クリームパンのような手で
かかえながら


まんまるくなっ ...
ぼくは頭がわるい

悪いなりきにむかし本を少し読んだ

宮沢賢治の永訣の朝という詩が

好きで何度も読んだ

それから

長い小説を読む根気がないから

短編をいくつか読んだ
...
仮面を外し 新しい一歩を踏み出す為には
涙を流す必要がある
人からは強いと言われる僕だけど
肝心なところをいつも誰にも見せていないだけ

尊敬という言葉を口実に
誰かの言葉を真似し
誰か ...
細かな砂利と一緒に寄せ
滑り落ちてゆく
向こう側へ
くるぶしまで濡らしては
かえすゆらぎ

見上げれば
三角形の
それぞれの頂点が
数万年の誤差で
瞬いている
(・ウ・)




(ーパー)




(゜ル゜)




(ーパー)
テレワークを続けたら
人間はダメになる

確かに通勤は面倒だ
鬱陶しい上司の目もない
こんなに楽なことはない

が、しかし
日がな1日
パソコンに向かって
カチャカチャやるだけで
...
土塊を捏ねる
指先に気を集め
煮え立つ熱を流し込み
ゆっくりしっかり力入れ
未定形の粘る分厚い土塊を
思い思いのまま捏ねくり回す

捏ねくるうちに不思議なこと
土塊と指先は拮抗しながら ...
 四面楚歌 反面教師の 味がする
 ひまわりや 今日は暑いと 熱中症
 通貨ちゃん 通過速いよ シャイかな
 一貫性 たまにはずす 面白さ
 野花の色 摘んでしまったら 死んだ色
 手伝うよ ...
 海鳥の鳴く午後、羽を広げた大海はその背に輝く日差しを浴びている。
 やがて訪れる闇から逃れようと必死でもがく人々が街路樹の影に潜む。
 闇を好む人々が公園通りに群れをなす時、
 しもべのカ ...
梅雨入りと聞いてはいるが晴れ続き降りすぎも降らないのも困る

何もない今日を過ごす全身を休ませる日だと思えばいい

バスの事故ここ最近は多い気が長距離移動眠気を誘う

古い店いつの間にか消 ...
セブンイレブンに置いてある森の戦士ボノロン6月号読まれた方おりますか。私は隔月刊のこのシリーズが好きで必ず読んでいます。今回は、千年カヤの願いの巻でした。続いている豪雨のせいで、岐阜の御神木が倒れまし ... ‥今日は久しぶりにオーディナリー*な気分よ。 それにしては一丁まえにオメカシして‥彼女は軽く微笑みながら真向かいに腰を掛けた。1メートルと少しくらいかな。ズレかけたマスクを鼻先まで戻して僕が言うと ... 星屑のそれこそ屑だらけの海を泳いで
ようやく海から這い出たような
じんわり、と、重い。
私を裏返してでてきたものを
両手でかき集めて
ひとつひとつ灯の光に透かして見てみると
とてもきれいで ...
つま先から
ふくらはぎ、ふとももの
静脈をとおり

心臓にかえってゆく血を
凍らせ
解凍して
通わせたい

最後に触れた頬


書いたとき
ペンをもつ人差し指の
指先の冷 ...
いつか街を出ていく
それはいつかわからない


いつか街を出ていく
この街を出ていく

遠いむかし
産まれ
育った
故郷を離れた日みたいに

いつか部屋を出ていく
この部屋を ...
 
          掌編

 夜、蚊取り線香の匂いがする路地を歩き、近所のスーパーマーケットまで焼酎を買いに出かけた。
 店内の豆腐売り場で、五年前死んだ友人のコバヤシが身を屈め、神妙な横 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夜の底で道草次郎自由詩120/7/16 11:03
言霊メモりゅうさん自由詩1*20/7/16 4:08
burro e limone墨晶自由詩3*20/7/16 3:41
火星トイレアラガイs自由詩2*20/7/16 3:17
日々の緒カマキリ自由詩320/7/15 22:19
翼が欲しいぞ、神さま秋葉竹短歌420/7/15 22:14
もちはる自由詩1*20/7/15 22:04
探し物ひだかたけし自由詩220/7/15 19:57
どきどきがとどく水宮うみ川柳2*20/7/15 17:36
断片渡辺亘自由詩020/7/15 11:08
ネガティブショコラAB(なかほ...自由詩3*20/7/15 11:07
二人、一緒にジム・プリマ...自由詩3*20/7/15 11:05
波紋メープルコー...自由詩1*20/7/15 8:30
「美道具」醜い器アラガイs自由詩5*20/7/15 1:21
あさゆるこ自由詩11*20/7/15 0:54
自己紹介のうた道草次郎自由詩320/7/14 23:45
日陰者に美男美女なんて居るわけない、だからNeutra...自由詩220/7/14 23:36
wc自由詩1920/7/14 23:33
ウーパールーパー水宮うみ自由詩020/7/14 22:01
ダメになる花形新次自由詩120/7/14 20:07
造形未知ひだかたけし自由詩3*20/7/14 19:55
狂句⑮あい うえお川柳020/7/14 19:25
夕暮れどきメープルコー...自由詩3*20/7/14 9:54
眠気夏川ゆう短歌120/7/14 4:46
絵本と私とあなた足立らどみ散文(批評...020/7/14 4:45
除湿礼賛アラガイs散文(批評...2*20/7/14 1:49
遠泳ねこ(ki)自由詩12+20/7/13 23:49
人差し指wc自由詩520/7/13 22:19
いつかこの街をこたきひろし自由詩220/7/13 21:41
湯豆腐墨晶散文(批評...3*20/7/13 21:24

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加筆訂正:
「美道具」醜い器/アラガイs[20/7/15 11:38]
少し修正しました。
3.76sec.