がんばりモーメントな君は
ドゥーバップなトリュフで
すけーとりんくにピートイン

一方、ボニーピンクは
どこへ行ったとググってみては
黒髪コースの肩こりん

なんでおとーさんのかみは
...
本名も知らない男に胸を揉まれてる間
スタバの新作フラペチーノのことを考えていた

チョコレート味の氷に
粉々のクッキーがまぶしてあって
ホイップクリームがたっぷり絞ってある
とても美味しそ ...
自転車置き場に届く光が
まだ短くて生まれたばかりで

跳ねた髪の毛を撫でる時だけ
僕の顔を見つめるように

寝返りを打ったその体は
宙に浮くほど細かい指先で

カゴの中を編んでいるけ ...
羊を起こさないように羊羮を切り分ける。
息を殺し、ゆゅぅっっくぅり、刃を入れる。
今ここにまっさらな鍋があって

例えばそこに水を入れて野菜を入れて

カレーのルーや

顆粒ダシを入れて

洒落た器に盛って

チャイブを散らして

これが私の ...
市営公園の駐車場に停めた車の中、運転席で仮眠までにも至ってもいなかった。意識が散らかってまとまりがついていない。が、疲労感は限界に近づいていて体は熟睡を求めているに違いなかったが、さすがに車の中では眠 ... 打ち上げ花火で自転車を探す
大きな車輪を転がす間に
舞い上がる心を乗せて行くよ

見えないはずのレールを繋げて
後ろ姿だけ確かめられた
あなたの光と混ざろうとしたら

私の身体が燃やし ...
ひんやりする土と足が何度も
手も唇もあたたかな風と一緒に
気の合う子石を胸に持ち
一本のゴールテープを切る
夏の太陽が照らすクレヨン画のように
君たちは土の上に原色で描かれる
彼はアナログの世界に産まれた
自我に目覚めて初めて眠りから冷めた朝のこと

家のなかはがらんとして静まりかえっていた
人は誰もいなくて 気配さえ感じられなかった

まだ幼い彼は泣き出した
...
あなたがいない日々は、まるで余白みたいだ 君と星狩りに行ったことを思い出す
空が星で埋め尽くされて、金や銀の星が嫌というほど輝いていた
肩車して虫かごを渡し、小さな手で星をつかんではかごに入れていた
ときおり龍が飛んできて、尾で夜空をあ ...
牛と豚の合挽き肉に玉葱の微塵切り
塩とブラックペッパーを適量 それにナツメックも適量
トマトケチャップと鶏卵を加えパン粉を入れる
それらの食材を手で混ぜて捏ねる

そのなかにどうやったら
...
引き出しの奥から
財布が出てきた
じゃらりと小銭が
はいっている

一円玉
五円玉が懐かしい
Payの時代に

価値はうつろう
努力は価値を生まない
コイン以外の
生きる道は閉 ...
風がどっとおろし
茶と黒のふとい縞がうねりあがる
「おーい」
影がよぶ
なんだ陽とくらがりとが罵り、奪いあう場に誰もいない
草の実は野をとび またとび つぎつぎととぶのに
純潔な実も 描い ...
地元の植物園で菊花展が開催される頃
入園入口にある車椅子を借りると
母を乗せて湖畔に広がる花々や温室の中を歩き回った

昔、母は祖母を乗せて車椅子を押した
ひと昔前母は 私を乳母車に乗せて
...
自分を大切にして下さいってなんなんよ
大切にしているから、周りが反対しても
自分の気持ちを優先させたのに。

自分を大切にして下さいってなんなんよ
他者を助けもしないあなたに言われたくないよ ...
寒ければ
プラネタリウムがある

星座が喧しい
水鳥が鳴いているのか
かきむしられる尖った声が聴こえる

寒ければ
空を飛ばなくていい

見下ろすと小さな橙の灯り
死の象徴 ...
四国の方へ行って来ると
昔の君は言いました

僕は不安で尋ねました
いつまで行って来るのと尋ねました

すると君は言いました
ずっと行って来ると言いました

僕は淋しくなりました
...
やけどと化膿が同時に起こったような
波打つ赤い雲が道のようになって
遠くあの山まで伸びている
少しの風では
雲の流れを追うことは難しいが
ピントを合わせば
ゆっくりと流れているのが分かる
...
弟に飴をあげたら喜んだ ちなみに私に弟はいない

冒険が好きなあの子は非自明なことに瞳を輝かせている

この家に猫といっしょに住んでいて、ときどき本を買ったりしている
あのすいません
思い通り商店街ってどっちですか?

あの角を右に曲がって
三叉路を左に行ってください
でも、どうしてあんな所に
行きたいんですか?

思い通りに生きてみたいので…

...
みんなごはんよ!
はーい、ママ

うわぁおいしそう
あっそうだ、パパ
うちって三人とも女の子じゃない
パパは電気通信の会社だから
電磁波の影響を受けた三姉妹って言われたよ
本当にそうな ...
熱い湯に溶けだして
全部なくなればいいのに
わたしの抱いた黒いモヤモヤも
石鹸で洗い流せたらいいのに

そうすれば
綺麗な姿で君に会える
綺麗なわたしになれる

それって嘘を吐いたこ ...
見えない星の先を想うほど
遠くなる息は綺麗に積もり

まだ呼んだことのない
あなたの名前を
銀河へ流したビー玉みたいに
探しに行くの

無数に広がる玄関の靴が
夜空で私を待っているか ...
歩こう

歩こう

止まることなど私は知らぬ

歩こう

歩こう

止まれば私は形を失うだろう

歩かねばならぬ

歩かねば

どうすれば私は休める

歩きたくない ...
ある冬夜、僕を布団に残し、俺は家を飛び出した。
持っているなかで最も武骨なジャンパーを羽織って。
 四日、私たちは不調の機械をだましだまし使いながら、なんとか山林のノルマ面積を整備した。午前中、少し遅くなったが終わらせたのだった。
 軽四のワンボックスのエンジンを掛け、ヒーターを最大にする。防水 ...
餓鬼の頃
俺んちは貧乏で大家族だった

家はあばら家で年中すきま風が入ってきた
破れ障子とぼろぼろの木戸は閉めてもあまり意味がなかった
防犯の役目はしていなかった
もし夜中に何者かに襲われ ...
月だ
月の光がさしている
やがて窓からこぼれるように


羊はいくつ柵を越えただろう
少年は薄目をあけて天井を見る
白いかたまりは柵からあふれて
容赦のない瞳でじっと見つめ返す
人形 ...
窓から入り込む朝陽

明るいリビングルーム
何度も欠伸するあなた

ゆっくりまったり過ごす休日
二人だけの時間を過ごす

朝食をゆっくり食べて
外出はせずに
二人で過ごす時間を大切 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
シワスルWasabi...自由詩1*19/12/8 16:55
スタバの新作フラペチーノ印あかり自由詩8*19/12/8 14:12
青の方角ミナト 螢自由詩219/12/8 13:21
羊羮クーヘン自由詩4*19/12/8 12:27
みんな どうぶつえんの なかにいるTAT自由詩219/12/8 11:48
思椎の森で化石になってしまった 散文編こたきひろし散文(批評...319/12/8 10:30
ロマンチックミナト 螢自由詩119/12/8 9:48
運動会フリーダム自由詩319/12/8 9:43
脳内の積み木が崩れていく過程にはこたきひろし自由詩619/12/8 9:05
詩集水宮うみ自由詩0*19/12/8 8:37
星狩り山人自由詩14+*19/12/8 8:15
化石のなかで眠るこたきひろし自由詩419/12/8 7:44
コインuminek...自由詩3*19/12/8 6:36
郷(さと)「ま」の字自由詩4*19/12/7 22:38
車椅子為平 澪自由詩819/12/7 22:16
なんなんWasabi...自由詩3*19/12/7 22:04
冬のプラネタリウムを想う秋葉竹自由詩519/12/7 21:09
夢寒夜ひだかたけし自由詩719/12/7 20:35
雲の住人mmnkt自由詩119/12/7 17:42
身近な短いうた水宮うみ短歌0+*19/12/7 16:52
思い通り商店街イオン自由詩3*19/12/7 16:46
電磁波娘と呼ばないで自由詩019/12/7 16:45
シャワールームでひとり卯月とわ子自由詩219/12/7 15:51
那由多ミナト 螢自由詩2*19/12/7 14:54
さんぽ霧の小灯自由詩119/12/7 14:31
ジャンパークーヘン自由詩2*19/12/7 12:43
二〇一九年初冬山人散文(批評...2*19/12/7 9:09
自分の存在がやたらうざいと思えてもこたきひろし自由詩319/12/7 8:14
眠レナイ夜二石瀬琳々自由詩5*19/12/7 5:21
朝の二人夏川ゆう自由詩219/12/7 5:09

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