神なき時代、
しかしもう嫌だって云わない
人は明るい明日へ向かって
向かって、行くものだ
私なんかいらない、
痛む内臓が嘘をつくよ?
忘れたころに昔に戻り、
言葉がまだ生きてい ...
紅の波打つ
ツツジの原に
揚羽舞い舞い
光の海
広がり流れて
透き通り
両手を大きく
広げてみれば
遠く花野が
開けていく
*
鈍色空は私の心
鈍色 ...
金属探知機を両手に、僕は金曜日を探している。
只今23:53(THU)、数分後、金曜日は僕に見つかる。
あたりは春
野にいちめんの花も散るのに
舞いおどっては降る
日射しのまにまに
わきあがる水の記憶
たおやかに鎮められた
あぶくが
とどまっている
硝子細工みたくしんとして
萌ゆる ...
ビアンキの
クロスバイクと
お前ごと
ガシャガシャ倒し
奪う唇
...
アンダーカバーオブザナイトで
もう沢山だってのに
2020年にもなってまだ
...
影の自由を伸ばして
私の弓は折れてしまった
占いの結果が判らずじまいだったけれど
私はそれでもいい
弓がかわいらしいから
鏡の前に座り
頭髪のパーマを
光の弓矢で梳かす
光を照ら ...
テーブルをはさみ
仲良く話しながら食べ
じゃぁまたと手を振っても
あなたは見えない
藤の花を愛で
ウイルスを怖がっても
連休はたいくつねと言っても
近くで笑顔を見せたのに
あなたは ...
夜陰に
静けさの
微かに揺れ動く
ベッドを囲む白壁から
白の色 剥がれ漂い出し
微かに振動する
静まり返った
四方空間に
彷徨い落ちゆく白の色の
帰着すべき基体の不在
...
世界は水晶を透過したかのようにどこか輪郭を甘くして、副作用で冷えた俺の身体は冷蔵庫の果物みたいだ、生来的なペインに砕かれた午後の欠片、台所洗剤がバラす油のように居なくなる、ラジオで聞いたコクトー・ ...
今朝、湯沸し器がこわれました。
寒暖差という季節の魔術にかかったようです。
明日、修理にくるそうです。
マスク洗っておこうとおもいます。
湯沸しポット付近のハエは、
あいかわらず元気 ...
お土産もないのに
何故だか安心してしまう
帰るだけの道に
口笛を外れたメロディが
天使の輪っかを逆さまにすると
雨が降り始めて足を止めた
屋根が欲しいなトタンで良いから
ついでに君の家を ...
旅立ちの日
真夜中に起きて
支度を始める
早朝に出る
少しでも充実した
1日にしたいため
同行してくれる妻はおしゃれに余念がない
不要不急のレジャー、されど
心の洗濯に ...
一
光を食べてよ
と 海に沈んだ
螢烏賊の僕は
云う
螢烏賊が
水を跨ぐ
海底の螢烏賊は
静かに光りはじめる
光が水で 薄暗くなる
それでも
僕の光は
周りの群へ ...
棚から無くなってしまった45X円のサラダ
他の商品が代わりに入っている
千切りキャベツとブロック状にカットされた豚肉
そこに、ナッツが散りばめられて
噛んだときに、コリッと弾け ...
読書、
ビール、
泣く、
怠ける
何もかもうろ覚え、
なのだけれど、
これは、原節子が好きなこと、だそうで、(だったと思う)。
それで、
僕はとても感動したのだった。
だ ...
2020.3.30.
憂鬱なんかじゃない ただ持て余してる時間があるだけ
砂時計の片方に固まってしまった砂があるだけ
ちょっと気がふれただけさ 憂鬱なんかじゃない
深呼吸をありったけ繰 ...
水曜日の水面に笹舟が浮かんでいるのを見ました。
それは来週の水曜日に僕が折った笹舟なのでした。
ボクの前に道はない
アタシの後にも道はない
進んでいるのか戻ってるのか
分からないから立ちつくしてる
ボクはたまにアタシになり
アタシはボクの悪口を言う
見上げた空へ墜ちていく
合わ ...
乃木大将っていうのは、
秋のもみじのほうが、さくらよりすきだったらしい。
でも9月って台風くるんだよね。
入学式に家ぶっ潰れましたなんてごめんだな。
どさぐさまみれの教育改 ...
ある程度の怒りと、
その程度の発熱と、
あの配布されてこない
マスクへの口唇ハザード
いらだちは決して、
正規分布いたしません。
世界は薬品用小瓶に入っていた。
そんな朝に動物園でキリンが
生まれたよ。
きみは喜び、驚いた胸の地平線から
太陽がのぼり世界を照らす。
ぼくたちの世界 ...
響け
届け
君へ
僕の
心臓
核心
雑音
全て
響け
届け
君へ
僕の
心臓
暗がりの瞼にやきついた 焔は揺らめき
もう遅いのでしょう 手の鳴るほうへ
死した真理(毬)は なにやかな 惹かれゆく
弾みない琴の歩が なして 低い河へ迎えらるる
蜘蛛の子が列を生し 錆びた蔓 ...
涙がこぼれるたびに
光の数珠を繋いでいた
今まで得て来た中でいちばん
幸せな羽根を売った後に
白鳥が踊る湖で
パートナーを探すの
周りの人とは違う姿で
笑われたその悔しさを胸に
エレベ ...
警告「線路は続くよ何処までも」
2020,10,00,0-報告書
ー武漢にあるウィルス研究所から媒体を持ち出したのはどうやらウイグル族に係わりのある研究室の人物らしい。中国の政策に対する反 ...
おまえの
見開いた目の
いたみ
排水口を、すべる
小便の
甘い匂い
午前零時の
渇いた鐘の音が
脳味噌の中で鳴る
今日の臨終
噛み砕いた林檎の酸味
手 ...
首から落ちる花をずうと牡丹だと思ってたのを
どうしよう
{ルビ體育=gymnastique}「 2 」だと、
{ルビ手=main}もやるせない
{ルビお面=masque}かぶって
御禮に( 參上 )
( 幾許かの ){ ...
不動産屋の女の子が
物件案内しているところを刺されて
現金と車を盗まれたって
事件があったけどさ
逮捕された犯人の男が
取り調べで
「コロナで職を失ったから」とか
言ってるんだってよ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
たそがれの神なき時代でも
秋葉竹
自由詩
7
20/5/1 3:42
呆(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5
20/5/1 3:14
金曜日
クーヘン
自由詩
4*
20/4/30 23:53
花環
むぎのようこ
自由詩
1
20/4/30 22:49
日曜日の午に
TAT
短歌
0
20/4/30 22:25
ゴーストタウン
〃
自由詩
2*
20/4/30 21:53
時の弓
船曳秀隆
自由詩
1
20/4/30 19:56
おあいこ
もちはる
自由詩
1
20/4/30 19:35
白のイマージュ(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
20/4/30 19:09
寄生虫の頭を捕まえて喉から引き摺り出す
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
20/4/30 18:14
四月最後の朝
ナンモナイデ...
自由詩
3*
20/4/30 13:49
帰り道の詩
ミナト 螢
自由詩
1
20/4/30 7:40
旅行に行こうよ/即興ゴルコンダ(仮)提出作品
足立らどみ
自由詩
2
20/4/29 21:29
光を食べてよ と 囁く螢烏賊(ほたるいか)
船曳秀隆
自由詩
2
20/4/29 19:31
45X円の消失
asagoh...
自由詩
3
20/4/29 18:43
読書、ビール、泣く、怠ける
はだいろ
自由詩
3
20/4/29 18:03
憂鬱なんかじゃない
余韻
自由詩
0
20/4/29 17:01
水曜日
クーヘン
自由詩
4*
20/4/29 15:45
衰退クロスロード
もとこ
自由詩
4*
20/4/29 13:51
あきれはてな
ナンモナイデ...
自由詩
2*
20/4/29 13:47
免疫曲線
〃
自由詩
2*
20/4/29 13:05
非常事態宣言が出された日
フリーダム
自由詩
9
20/4/29 12:44
エコー
卯月とわ子
自由詩
0
20/4/29 8:55
ヒバチ
あらい
自由詩
2
20/4/29 8:17
SWAN
ミナト 螢
自由詩
1
20/4/29 7:44
「歴史」常に終わりから再生へ向かうための架空文書であるために
アラガイs
自由詩
8*
20/4/29 2:04
いつのまにか空っぽの血管
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
20/4/28 23:57
勘違い
かば
自由詩
0
20/4/28 21:07
ビニールカーテン
墨晶
自由詩
0
20/4/28 19:29
コロナのせいで
花形新次
自由詩
2
20/4/28 19:02
831
832
833
834
835
836
837
838
839
840
841
842
843
844
845
846
847
848
849
850
851
852
853
854
855
856
857
858
859
860
861
862
863
864
865
866
867
868
869
870
871
3.87sec.