駅
早朝
辺りはまだ暗い
耳たぶが凍りついてしまうくらい寒い
ホームで電車を待っていた
十九歳
半年振りに帰郷する
一人だった
彼は落ち着かない
気分が高揚している
昨 ...
ほしかった果実や花
手にした人を見ては
ほしがって、苦しんで
理想郷は遠く、悪態をつく間もなく
暇もなく隙きもなく埋めた感情
苦しみは、声にできない叫び上げて
誰にも知られないよう焼けただ ...
純水とは何も生み出さず何も破壊しない。 by 多児眞晴
含有量0,1パーセントしか含まれてはいない精液のことを精子と呼べるのだろうか。 みんな死んでいる。
これを愛の力強さで甦らせてみ ...
久々に浅草の
{ルビ老舗=しにせ}の喫茶店「アンジェラス」に行ったら
すでに閉店していた
「アンジェラスの鐘」は「お告げの鐘」
もう鳴らない、その鐘は
やがて記憶の風景に響くでしょ ...
ゆめ
ゆき
くも
いつも僕らは分かり合えなかったね
まるで、水と油のようで
どちらかが泣いて
どちらかが怒って
涙と怒りは混ざることはなく
ただ何度も繰り返して
周りの人を困らせていたね
「似たも ...
他に何の症状もないが
ただただハゲ散らかすという
新型コロナの変異したもの
chovit-19が正式名称だが
ちょびっとどころではなく
前から後ろまで両サイドを残して
きれいにハゲ上がる
...
民間製ロケットが無事、
宇宙ステーションにドッキングできたらしい。
ついてみたら定員がひとりオーバーしていたらしい。
地上はコロナ渦で目まぐるしく回っている。
宇宙飛行士たちは大丈夫だろう ...
あんたのことが全然、分からない
これだけコロナが蔓延しているのに
まだGO-TO、止めないのか
まだ緊急事態宣言、出さないのか
まだ特別給付金、出さないのか
地方のほうが ...
お経が唱え続けられている
畳の広間に敷き詰められた純白の布団に寝ている人達
は皆、死んでいる
お経が唱え続けられている
畳の広間に敷き詰められた純白の布団に起きているのは
私独りだ
...
敢えて逆境の中に
身を投じて自己を高める
或いは
切迫している
医療現場をサポートして
人の役に立つ
そんな意味を込めまして
ぶらぶらしている自称詩人に
対して訴えかけたいと思います
...
真っ直ぐなんて歩けやしない
平らなところで つまずいて
ぬかるみで ぐっちゃりなんて いつものことだし
おいしくない水だって 飲んでしまうし
...
色んなものへと
いきとどかぬ途中では
一人のできることなんて
川沿いに歩く
ことに似ている
タンポポは地面が好き
ごめん
しか知らない
訳せない生姜紅茶の味
掘り起こし
川 ...
二〇一四年七月一日 「マクドナルド」
けさ、近所の西大路五条のマクドナルドのカウンター席で、かわいいなと思った男の子に、ぼくの名前と携帯の電話番号を書いた紙を手渡したら、大きく目を見開かれてし ...
「このままどこかに行っちゃおうか?」
夏の海は
あやうく後ろめたく
手を引いて
僕を連れだす
雲が
戦艦みたいな雲が
君と僕を運んで
こたえて
耐えて
絶えて
泣いて
...
さてもさても
今宵も意味のないものを書いたか
と自問してみると
どこかから
そんなことはないよ
と聞こえてくる
耳鳴りだろうか
そうかそうか
捨て置け捨て置け
思いながらも
...
その奥に
何をしのばせている
そこにいて
どこにいて
なにをして
どんなかんがえ
ぼくが笑えば
きみはどうする
君も笑うか
かなしいね
そして君は君 ...
漂泊
擦過
流血
頭の荊
嗚咽
十字架
ゴルゴタ
使い古した鍵盤が捨てられなくて
もう新学期は始まるのに
流れていく雲の端につかまろうとして
つかめない
はなやかに はれやかに
開いた手からこぼれる花びら
いつか見た夢みたいにあふ ...
Oct. 29th, 2020
Wanna be the air
Just like the happiness is there
Wanna be ...
鼻が詰まる季節にはガソリンに気をつけなさい
「こ、この腕、ぃ一本、ぉおいくらでしょうか」?
宣伝(CM)の前には障害のある子にそう言わせている
これが世間的には欲望の話題の対象に ...
日向の中を歩いていても人は多かれ少なかれ誰でも闇をかかえている
んだと思います
表面と内面の食い違いから起こり得る軋轢に人は苦しみ悩むに違いないでしょう
普段から親切でやさしい人
でも ...
金色の蜘蛛が光の絲で部屋を寸斷していく幽かな音を録つた
あしおとをきいてみよう
どすどす おこってるのか
ばたばた あわててるのか
とたとた かわいいあしか
ちりとてちん らくごかさんかな
ちどりあしの よっぱらい
ずんずんずん つま ...
出会える事の全ては必ずしも良い方ではないけれど。それでも。ありがとうって伝えたい事もあって、直接言えない事もあるけれど。良いんだよって開いている世界だった。自分という性が不確かな存在にとってとても有意 ...
{引用= 産んだの? と
教室できみが言った
かえらなかった}
嗚呼これはあの日々の事だ
あの寒かった秋の海での出来事だ
曙光がその大理石の青白い肌を照らして
それは水の音 羽音 荘厳が立ち現れる気配
一切の神々は沈黙を遠のけておらず
...
何千回、何万回
「死にたい、死にたい」
と私はずっと想い続けた
初めて母に「死にたい」と言った小二の春
「じゃあ、一緒に死のうか」
あまりに簡単な返答だった
人の命は鳥の羽よりも軽いの ...
ちょっと寝ていたら一世紀遅刻してしまった
お詫びにキラリと星を掴む 光になる
星々は銀で出来ていて
地味だけど価値のあるものを燻銀なんて言うけど
地味だけど価値のない私は何にな ...
六時起床
夕焼けのような朝日を浴びる
オレンジ色の卵
ニュースキャスターがヒステリーを起こす頃
目玉焼きかオムレツの分岐を右に曲がる
エネルギー収支で釣り合う選択を
自由と呼んでいる。 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
人混みのざわめき
こたきひろし
自由詩
3
20/11/19 7:08
太陽が地の果てから昇る
トビラ
自由詩
4*
20/11/19 6:32
純水メタル
アラガイs
自由詩
6*
20/11/19 2:30
お告げの鐘
服部 剛
自由詩
4
20/11/18 23:59
11月18日(水)
みじんこ
自由詩
1
20/11/18 23:54
エマルジョン
月夜乃海花
自由詩
1
20/11/18 21:45
ハゲコロナ
花形新次
自由詩
1
20/11/18 21:37
民間製
ナンモナイデ...
自由詩
2*
20/11/18 21:14
菅総理へ2
ジム・プリマ...
自由詩
2*
20/11/18 20:14
解離
ひだかたけし
自由詩
5
20/11/18 20:06
GO TO コロナ
花形新次
自由詩
0
20/11/18 19:04
わらしべ長者
鵜飼千代子
自由詩
15*
20/11/18 18:55
帰り路
道草次郎
自由詩
3
20/11/18 16:47
詩の日めくり 二〇一四年七月一日─三十一日
田中宏輔
自由詩
13*
20/11/18 15:22
季節をわたる
トビラ
自由詩
0*
20/11/18 12:39
あいわず 1
AB(なかほ...
自由詩
3
20/11/18 11:33
この何にもならない思い
道草次郎
自由詩
2
20/11/18 8:31
宗家
ヨロシク
自由詩
0
20/11/18 8:09
朝へと
トビラ
自由詩
0*
20/11/18 8:00
untitled
墨晶
自由詩
1*
20/11/18 5:21
ザッツ*ユーチューバー
アラガイs
自由詩
5*
20/11/18 5:20
日向の中にいても
こたきひろし
自由詩
3
20/11/18 4:49
room, alone
墨晶
自由詩
1*
20/11/18 4:46
足音のひとつひとつ
帆場蔵人
自由詩
3
20/11/18 1:43
笑えなかった世界だけどそれなりに幸せ
武下愛
自由詩
0
20/11/18 1:40
卵
津煙保存
自由詩
3*
20/11/18 1:19
沈む寺
おろはげめが...
自由詩
2*
20/11/18 1:18
私だけじゃなくて
月夜乃海花
自由詩
4
20/11/17 23:19
アルミニウム
おろはげめが...
自由詩
2*
20/11/17 22:46
エンドレス無関心
asagoh...
自由詩
1
20/11/17 22:12
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861
862
863
864
865
866
7.23sec.