凍えるのような冬は
ことさら人の温もりが
恋しくなる
世間の冷たい風
懸命に命のバケツリレーを
する毎日
弱音は吐かないようにしている
生ぬるくいきる生活のなかで ...
いまでは
図鑑の中でさえ
誰も見たことがない
まっかな空だよ。
太古の昔の
大きな空だよ。
空をすっぽり覆う
まっかっか。
ねえ
愛してるって
野原のまんなかで
誓える?
...
ふぬおおおおお!!!!!
あなどれりんだか、あどりなりんだか知らんが
俺は、
童話作家になってやる!!!!
今日、救急車で、
○×こ運ばれ300年
美味いの安いの
ばーちゃん ...
ガジラを囓りに
北千住に行く
初めて降りた駅なので
北も南も分からない
聖徳太子
黄金虫
クチボソ
釣れない日のお呪いのように
ブツブツ呟いて気持ちを落ち着かせようとしたら
道行 ...
猫のミーが
窓から初雪を見ている
たんぽぽの綿毛よりも
静かで美しいそれは
いつか別れた母親の
しっぽの色だった
ミー
君の耳も
同じ色をしているよ
のばしても
とどかない
叫んでも
聞きとれない
たりない
みじかい
寝れない
わたし
手堅い 仕打ち
しどろい 魚
ばかな あなた
いいえ ...
それでも朝は来るので
わたしはまた生まれてしまう
約束されていないことなので
途方に暮れている
わたしは手を持たないので
仕方なく
眺めている
ふりをしてみる
鳥の不思議な動きを少 ...
オレンジからあふれる香気。
呼吸するように光る朝。
満ちる朝の空気のなかで
わたしは
透明な部分となって小石のように転げ落ちる。
覚醒するとき
海はともだちだ。
水色の水平線に遠く浮かぶ ...
幼き頃の純粋が
そのまま残っていればいいのに
年を重ねるたびに
いろんなしがらみがまとわり付き
人々にあたりだす
幼き頃は純粋が
輝いて見える
年を重ねるたびに
純粋がイタイ、
...
あなたのことを
いつまでもこうして
ちかくにいてほしいと
てをつなぎながらおもう
いまからそのまちに
るーるなんてむしして
よりそいにいきたいの
「冗談です。」
僕の喉がごぼりと鳴ったあと。
飛び交うは。
レクイエム(モーツァルト)と、NANA。
幾日か後
妹の手を引いて
池まで降りていった
石畳は少し先の
見えないところまで続いていた
水面には遺影に良く似た温もりがあり
生き物たちの息継ぎまでもが
今ならわかる気がした
...
つるつると
つるつると
言葉が
見ている端から
頭上を滑り
相手は
張り付いた笑顔のまま
透明な
大きな
風船の中で
飛散した唾の天井
語る言葉はひとつも
届か ...
ポストの小窓に手をかけるたびに
世界が凍り付きそうだ
その瞬間 世界中の時計が止まって
僕の胸の奥だけが
熱く熱くとても熱く膨らんでいって
ふぅーーー
空気が抜けていく 時計は動き ...
きみはきみんちの猫が
病気なので
結婚式には来られないと
朝メールしてきた
安物のハンガーみたく
燕尾服を着たぼくは
そうかいそりゃ大変だ
いいよケッコンなんてまたにしようって
ニコニ ...
セブンティーンアイスのチョコミントを
初めて食べたとき、吐き出しそうになった。
けれど好きな子がおいしそうに食べてたので
僕は無理して食べた。
そのうちセブンティーンアイスは
チョコ ...
秋は不思議
木々は なんだかにぎやかで
どんぐり坊やは 力強く歌っておどるし
風はやたら はやく はやくって。
僕はどうしたらいいのかな?
って くまがいうから
僕は おなかを洗ってもうね ...
冬空をかき消す、
光る街に男と女は集まる。
単調なクリスマス・ソングが、
公園通りに響き渡る。
今夜、
何十人もの、
サンタクロースを見た。
トナカ ...
我、神に対する信仰無きが故に、これを祝わず。
我、神に対する冒瀆のみを備えるが故に、これを攻撃す。
神よ、汝は罪なりや?
現世界、神によって造られしも、余りに不完全が故に、我幻滅す。
...
ここは
いつも広くて
息が白くて
冷えてて
がらんとしていて
音は全て霞んだ帳の向こうから
聞こえて
私は
怒っていたし
恨んでいたし
頑張り過ぎてたし
叫びたかったのに ...
考え直しても
考え直しても
土は崩れ
不意の後悔
ぼくのからだは
安定を失いながら
考えないことにたどりつけないまま
うごめいている
まるで
イルミネイションを顔に受 ...
カルピスは初恋の味
どんな想い{ルビ込=い}れも
知ってる味に結びつかない
カルピスは初根の情
私の愛で味わい深い
濃密な私の想い込れ
初夏の想い込れ
また会えるよね、と
交わした約束
君は まだ覚えてるかな
あい様の教育係として
私はこのお屋敷に雇われた
あい様はまだ遊びたい盛りなのに
朝から晩まで お勉強にお稽古
この子は将来立派なレディになるんだ
甘やかしたりしたら承知せんぞ
...
まじわらない
君の棲みか
街より遠く隔たって
より強く
遍在する耳は
広がって
集まって
鼓動のように
生きて
月の夢いちめんに辰砂のさばく
そぞろ歌くちびるにカステラの月
眠りの木ヘビの毒ふたつめの夢
月の下ひづめ鳴く声をきかせて
ふわりと舞う雪が
街の灯りを反射して
今夜は蛍祭りだ
初夏の焦燥をも凍らせて
激しく雷光を放ちながら
吹雪いても、唸っても
季節が渡っていくというのに
冬の丸底フラス ...
貴方と逢えて
嬉しいはずの私は
何故か俯く
溢れ出しそうな
笑顔隠すため
ストンって
貴方の隣に腰下ろして
この幸せ噛み締める
寄りかかる事は出来ないけれど
貴方の歌が聴けて
...
サファリパークで踊ろう
さぁ裸になって
踊ろう踊ろう
こんな寒い日には
ジョンとヨーコみたいに
一日中ベッドの中にいられたらいいのに
俺に出来る事といえば
お前をジュースの空き瓶に閉じ込めて
その瓶を灰皿代わりにしない事くらいさ
さぁ
一緒 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
尊き命
炭本 樹宏
自由詩
1
05/12/15 2:12
空。
青色銀河団
未詩・独白
1
05/12/15 1:32
童話作家
奥津 強
自由詩
5
05/12/15 1:14
ガジラを囓りに
あおば
未詩・独白
1*
05/12/15 0:48
「白雪」 冬の童話より
茶釜
自由詩
11*
05/12/15 0:14
ゆめみち
かなひめ
自由詩
0
05/12/14 23:49
わたしの終わりのわたしの
いとう
自由詩
16
05/12/14 23:32
オレンジ。朝。
青色銀河団
自由詩
5
05/12/14 23:32
純粋に笑う
ポンテク
自由詩
0
05/12/14 23:26
左側が好き
とびまる。
自由詩
1*
05/12/14 22:51
そしたら嫌な顔
第二次テーブ...
携帯写真+...
0
05/12/14 22:45
池
たもつ
自由詩
10
05/12/14 22:24
共有
岡村明子
自由詩
3*
05/12/14 22:12
手紙を待つ人
和泉 誠
自由詩
1*
05/12/14 21:46
愛の不毛(鯖の味噌煮)
ZUZU
自由詩
3
05/12/14 21:34
緊張をほぐすための小話。
和泉 誠
散文(批評...
1*
05/12/14 21:31
反省
日朗歩野
自由詩
4
05/12/14 21:14
聖夜
手嶋純
自由詩
1
05/12/14 20:49
ファッキンクリスマス
es
未詩・独白
0
05/12/14 18:43
ゆきしろ
とうどうせい...
自由詩
17*
05/12/14 18:34
イルミネイション
石川和広
自由詩
4*
05/12/14 18:23
初夏の想い込れ
麗魅
自由詩
0
05/12/14 18:18
夕陽のなか
smorza...
携帯写真+...
2*
05/12/14 16:19
ある貴婦人の肖像
和泉 誠
自由詩
0*
05/12/14 16:06
耳
太郎冠者
自由詩
0
05/12/14 14:49
辰砂の月
ヤギ
川柳
3*
05/12/14 14:41
雪・蛍祭り
たりぽん(大...
自由詩
9
05/12/14 12:11
俯く私
水無月 綾
自由詩
3*
05/12/14 11:11
だがしかしそのような愛など長続きする筈など無かったのだ
虹村 凌
自由詩
3*
05/12/14 10:03
瓶の中の君の指
〃
自由詩
0
05/12/14 9:59
6466
6467
6468
6469
6470
6471
6472
6473
6474
6475
6476
6477
6478
6479
6480
6481
6482
6483
6484
6485
6486
6487
6488
6489
6490
6491
6492
6493
6494
6495
6496
6497
6498
6499
6500
6501
6502
6503
6504
6505
6506
加筆訂正:
雪・蛍祭り
/
たりぽん(大理 奔)
[05/12/14 21:26]
たどりつけない→とどかない に変更
ある貴婦人の肖像
/
和泉 誠
[05/12/14 20:40]
I様→あい様 結局分かってもらえなかったのでw
雪・冬の天井
/
たりぽん(大理 奔)
[05/12/14 12:13]
改題、「雪・」を頭につけました
7.51sec.